2019年05月11日

プライベート出産記(1)自宅出産難民

3月半ば。
出産予定日の前日に、我が家に4人目の子どもが誕生しました。

今回は初めて、家族だけで赤ちゃんを迎える
いわゆる「プライベート出産」というものを体験することができました。

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と言っても最初からその決意があったわけではなく。

どこで誰と産むか、
出産スタイルはギリギリまで揺れ動き続けておりました。


引越し予定が二転三転し、
お産の場所も出張助産師さんも、
茨城県の守谷から栃木県の那須、千葉県まですべて、
検討したり相談に行ったりとバタバタ続き。

自宅出産難民からプライベート出産に踏み切るまでと、
お産のあれこれを振り返ります。

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■仲良しの先生が引退

流産しやすい私は、妊娠3ヶ月頃に
初めて妊娠検査薬を使います(自己責任です)。

夏からつわり全開で、陽性なのは当然でしたが
9月半ばに検査薬で陽性を確認後、
さて行くか〜と9月下旬に守谷助産院で診察してもらいました。

元気な胎児を確認できたのは良かったけれど、
もう80歳になられる白井先生、
なんと守谷助産院を別の先生に引き継ぐとのこと。ガーン。

産婆さんそのものの見識と大らかさ、
何よりも命への絶大な信頼が
私たちを安心させてくれる白井先生。
⇒先生の名言はこちら(記事後半です)


白井先生のもとで産みたかった…と落ち込む暇もなく、
二人の先生との妊婦健診が始まりました。

健診や分娩に向けての主導は新しい先生で、
白井先生は引退した立場として、サポートに徹している感じに。

(ですので、自宅出産したいつくば市&周辺市町村の方、
 守谷助産院は引き続き出張分娩に対応されています♪
 ぜひご相談を〜)

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(長男出産でお世話になった白井先生)


■引き継ぎ先の出張助産師さんに断わられる

予定日は3月13日。

期間限定のサバイバルバケーションと銘打って
千葉県のいすみ市に一年暮らしていた私たちですが、
2月には茨城の最北、大子町に移住を予定していました。

なので出産は当然、大子町の新居で迎えることになるはず。

しかし、守谷から2時間かかる大子町はちょっと・・・と言われ、
県北の出張助産師さんを3名教えていただきました。

白井先生にお会いできなくなるのは寂しいけれど、仕方ありません。

妊娠中期までは守谷で診てもらい、
後期は県北のどなたかの出張助産師さんと進める予定でした。

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(出産のひと月前、いわきの義実家のみなさんと南房総の観光旅行へ)


私は2人目以降、数十分のスピード産で(⇒次女のとき 長男のとき)、
助産師さんが到着に間に合わないのが大前提、それでOKなのですが、
白井先生が連絡してくださった県北の先生に電話で相談したところ

「大子町なんて雪が降ったら辿り着けない」
「責任取れない」

などなど、かなり及び腰なお返事。
実は、この先生もそれなりに高齢にさしかかっていて
3月の分娩をもって助産所の看板をおろすつもりだったのです。

そんなタイミングでの飛び込みオファー、
しかも超スピード出産傾向のある妊婦なんて。

穏便にクローズしたい時期、確かに、慎重になるでしょう・・・

しかも大子町で住む予定の家は、空き家バンクを利用したのですが
「今はまだ住んでいる人がいるので」と住所をはっきり教えてもらえません。

それがちょうどいい口実となったのかはわかりませんが、

「地区名も番地もわからないんじゃ、お受けできません」
「ご自身でお近くの産院などを探してください」

とお断りの連絡があり、
出張助産師さん探しは振り出しに戻りました。

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(いすみの穴場スポットでお馬さんに乗ったよ〜)


■移住先最寄りの助産院さん、ナイスな提案

茨城県の大子町から一番近い出張助産師さんは、
県境を越えて那須方面、
栃木県大田原で開業したばかりの、こうのとり助産院。

経緯をお伝えするとかなり面食らった様子でしたが、
警戒も否定もないフラットな対応をしてくださり
分娩の仮予約を入れさせてもらえました。

ただし3月は、たまたま入院してのお産が立て込んでいて
先生も出張ができず、私も入院して産むなら対応可能、とのこと。


でも、陣痛が来てから移動しても、絶対間に合わない!


夫と助産師さんと相談した結果、

「車で40分の距離でしたら
 赤ちゃんは家で産んでからしっかり母子で保温して車に乗せてもらって、
 なるべく胎盤が出る前に着くのが出血の心配がないでしょう」

なんて具体的な提案をしてもらい、ひと安心。

次女と長男を夫が一人で取り上げてきたこともあって、
先生も大胆なプランに思い至ったようでした。

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(夫が取り上げたキッズ。すくすく大きく育っています)


■出産前に引っ越すはずが・・・

しかし今度は、千葉から大子町への移住予定が二転三転。

ほぼ決まっていた物件の家主さんが条件を変えてしまい、
次に決まりかけた別物件では先住の方の退去時期が遅れて
2月に入居できなくなって・・・

出産前の引越しが怪しくなってしまいました。


守谷助産院は隣に滞在できる一軒家があるから、
一家で守谷に泊り込んで産もうか?との話も出ました。

しかし飼いヤギの世話を考えると無理そう。


このまま千葉で産むか?

調べると、出張助産師さんはいすみ市から
近くても1〜2時間かかる距離の方ばかり。

自然育児の方針で玄米菜食、母乳育児に力を入れている先生を見つけ
できればここに相談しよう!と決めました。

でもすでに妊娠後期。

その助産院のHPには
「お産は体作りが大事、妊娠初期から受診してください」と明記してあるので

 また断わられたらどうしよう・・・
 お叱りを受けるのでは・・・

と、ついつい電話をかけるのを後回しにしてしまいます。

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(大人も不安定だったこの頃、ちびっこのお世話は大変でもあり癒しでもあった)


■出張助産師の少なさ

茨城県の出張助産師は5名前後。
栃木県、千葉県も似たり寄ったり。

とにかく分娩を扱う助産所、また出張助産師の
数が少ないことに愕然とします。

なぜ分娩助産院(正確には助産所)の数が少ないかというと
それは昨今の産科医療が訴訟ばやりだから、でしょう。

リスクの少ない母乳指導や骨盤ケア、
ベビーマッサージなどで開業する助産師さんばかりなのも仕方ありません。

救急医療の有名な先生でも、助けられない命はあります。

「医療者がいれば必ず助かる」という私たち患者側の幻想が、
人間本来のお産をどんどん困難にしているのです。


■信頼できる人とお産を迎えたい

実は出張助産師さんにも色々あって、
自然派の我が家と意気投合する場合もあれば、

「何かあれば
 助産師界全体の評判を落とすから
 勝手なことしないで下さい」

という先生と方針が合わない場合もあり、
新たに信頼関係を築くのも憂鬱に。


スピード産なのを伝えると、同じ出張助産師さんでも
「責任とりたくない派」と「大丈夫派」に分かれます。

もちろん、私たちは自己責任でお産に臨むのですが
医療者側がはじめから「自分を訴えるかもしれない患者」として接してくると
「絶対に訴えません」みたいな書面を文書で書かないと証明できない、
みたいな変なことになってしまい、そもそもの信頼関係が築けません。

どうしても自宅出産になりやすい私にとって、また、
色々と自然派で生きてゆきたい私たち夫婦にとって、
「誰にお産を委ねるか」「信頼できる人とお産を迎える」というのは
すごく大事なことだったのです。

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■近所のお医者さんに「絶対安産」と言われて

まだ引越しが産前になるか産後になるか、
関係各所と丁々発止の段階で、
後期の検査を受けに千葉で近所の個人病院(M医院)を受診。

M先生は見た目、夫と同年代の男性なのに
発言は産婆さんみたいな方で

「足が冷たいよ、こんなんじゃまだ冷えてる。
 もっともっと足をポッカポカにしてね」

「実はお腹張るでしょ、尿モレも。
 ちゃんと腹帯かトコちゃんベルト巻いて!
 赤ちゃんを上に戻したら張らないよ」

「陣痛きたらお産早いタイプじゃない?」

なんて言うので感心してしまいました。

これまでに出会った数々のお医者さんに、
まともなアドバイスをもらったことはなかったですから。

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さらに引越しの不安もやんわり伝えると

「引越し前に生まれたら
 救急車呼ばずにうちに来てね、カルテあるんだから。

(個人病院だから)
 正産期じゃないと受け入れできないけどね」

なんてありがたいお言葉。


しかも、検査の結果、まだ予定日の一ヶ月前なのに
すでに子宮頚管が1cmということがわかり、
さすがにそんなに早く短くなるのは初めてなのでうろたえていると

「あなたは絶対に安産だね、
 まず早産にはならないから安心していいよ」

えー!

産婦人科なんて、子宮頚管が3cmでさえ
自宅にも帰らせずにその場で車椅子で搬送、
24時間点滴の入院生活をさせられることが多いのに!!

訴訟が怖いからって、ひたすら安静指示を出すのが普通なのに!!

そんな太鼓判、いいんですかー!?

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(ご利益ありそうな賢い白馬だったので、臨月間近でお馬さんに乗るという冒険をしてみた)



■産科医療のエアポケット・・・これはチャンスかも!?

もしかしたらこのままどこにも頼めずに、自宅で家族だけで、
いわゆる「プライベート出産」というものになるかも、
と夫婦で話していた時期。

アパートから目と鼻の先のM医院に心強い言葉をもらい、
引越し先や時期がはっきりしなかったら、家族で産もうかな、
との思いが強くなっていきました。


しかも「栃木の助産院に持っていってね」と
丁寧に封をされた検査結果を預かった直後に、産前の引越しを断念。

そうなると栃木のこうのとり助産院もキャンセル。
そして千葉では分娩予約を特に取っていない。


 誰からも次回の妊婦健診を促されない、
 誰のかかりつけでもない、どこの分娩予約もない。

そう、偶然にも
産科医療のエアポケットに入っていることに気がついたのです。

「今なら、スムーズに自宅出産できちゃうんじゃない?」
「プライベート出産、やってみようよ。」

夫婦でそんな会話が増えたのは、臨月に入ってからだったのでした。

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とはいえ、お産の不安は山盛りだったので
お医者さんや助産師さん、自宅出産・プライベート出産体験者のみなさんに
どんどん話を聞きに行き、疑問点を解決していきました。

お産当日の様子、蓄積したお産Q&Aなど、また書いていきますね〜。



* * * お知らせ * * *

地域おこし協力隊として勤務が始まった夫ですが
久しぶりにいろいろと開催するようですー^^

・5月19日(日)マインドボディヒーリング@つくばみらい
・5月26日(日)新月カフェ@取手



* * * まかない日記 * * *

今回は妊娠中の食の好みが激しく変化して、理想的な玄米菜食とは程遠く
肉食してみたりジャンクフードに手を出して撃沈したりと、自分でも呆れるほど荒れていました。

その反動で、滋養のあるお米とお味噌汁をじっくり味わいたくなり
よくごはんのお供に出していたのがこの2つ。
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どちらも自然農で育てた生姜とにんにく、それぞれの醤油漬けです。
特ににんにくの醤油漬けは3年もので、コクが深くて本当に美味しい〜〜

引っ越したばかりの今年は、にんにくは植えるだけ、収穫は来年とのことなので
大切に食べていこうと思います。ごちそうさまでした!
ラベル:自宅出産 生死
posted by miya at 23:40| Comment(0) | 妊娠・出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月01日

タンポポを食べる

あっという間に4月が、平成が終わり、
5月から令和の時代のスタート。

毎日の小さな発見や感動が
暮らしの慌しさに紛れがちなので、

近況報告を織り交ぜながら、
ちょこちょこ小ネタを書いていこうと思います。
(ボリュームある出産話は別途、書き溜めてから・・・)


新居は賃貸の一軒家。
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(夫は竹炭を作っているところ)


家から外を眺めると、電線や県道はあるものの、
その向こうには風情ある眺めが広がります。
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大子町の桜も、そろそろ終盤。
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大型連休は、慣行農の田植えがピーク。
水面に移る桜もまた美しいのです(家からのアングルだと写らないけど)。
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こんなに自然豊かな場所で、さらに幸運なことに
「除草剤を使わない物件」に住めた私たち。

敷地の中も外も、雑草天国!!
野草が最も美味しい春は、食べ放題です♪


毎朝、その可愛さになごませてもらっているタンポポ。
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以前、お花を天ぷらにして食べてみたのですが
細かい花弁が油をたくさん抱え込んで、べっちょりしてしまい・・・(涙)
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お料理の仕方が良くなかったのでしょうか。

野草といえば天ぷら!が多いですが
そんなに頻繁に揚げ物ばかり食べられません〜

そこでこの春、はじめてトライしたのがこちら。
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タンポポの若葉です!
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若葉はクセがなく食べやすい、と何かで読んだので
なるべく中央に近い、小さめの葉を摘みました。


まずは数枚を食べやすく刻んでお味噌汁に散らし、
くったりするまで加熱。

ほかの具やお味噌の味と程よく調和して
ちょっとの苦味も気にならない。
ふむ、お味噌汁の具としては成功です。


お次は酢味噌和え。
葉っぱの味をしっかり味わってみましょう。

しっかり茹でて水にさらし、絞って刻んで、
酢味噌で和えたところ、うひゃ〜、断然苦ーい!! うーん。

昔、ハルジオンを調理したときと同じクセの強さ。

・・・ということは、
ごまに助けてもらえばきっと何とかなる!

練りごまをたーっぷり追加し、さらにお醤油もちょろり。
やっと、なんとか食べられる程度の苦さに落ち着きました〜。
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苦いことは苦いんですが、美味しいんですよ。
フキやヨモギが好きな人ならきっと喜ばれるはず!

練りごまが調理器具にくっつくともったいないので
深鉢の中で直接混ぜて、食卓に出しました^^;
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コンロで同時に作ったのは、エリンギのホタテ風ソテー。
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オリーブオイルで焼き、みりん(またはドブロク)、醤油を加えて煮絡めました。

あと、タンポポの葉っぱ収穫のときにカラスノエンドウを見かけたので
お花を少しだけ摘ませてもらって・・・
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サラダ菜・夏みかん・カブのサラダに散らしました。うん、なかなか華やか〜。
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カブは塩もみしてあって、味付けはオリーブオイル、塩、ゆず果汁、醤油。
柑橘の実を使ったサラダは私の定番メニューなのです。

野草のおかげで春らしい献立となりました♪


タンポポはなかなか手ごわい苦味でしたが
練りゴマとの相性抜群で、子ども達も「また作って!」と言うので
春の間に何度か食べていこうと思います。


後日追記:苦くない葉っぱを発見!タンポポを食べる2 生で食べました♪

文中リンク以外の「野草を食べる」関連記事:
よもぎ つくし つくし&ハルジオン ハルジオン ハルジオン&つくし&ワケギ ハコベ カラスノエンドウ 花編 葉っぱ編 莢・豆編 カキドオシ 野草天ぷらのレシピ



* * * お知らせ * * *

花粉症、頭痛、腰痛、肩こり、ギックリ腰や湿疹などなど
困った症状にお悩みの方へ・・・

久しぶりに「マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座」再開です。
夫の用事のついでに、開催できますよーのお知らせ。

千葉県の柏付近、または
柏方面へのアクセスが良い場所なら、都内でも♪

開催可能な日程はこちら。

・5月18日(土)10時〜15時のうち3〜4時間
・5月19日(日)14時〜18時のうち3〜4時間
・5月25日(土)10時〜15時のうち3〜4時間
・5月26日(日)14時〜18時のうち3〜4時間

ご希望の方はkomatsu★zassouya.comまで(★を半角@マークに変えて)ご連絡ください^^

マインドボディヒーリングとは
(身体と心の自然体研究所HPに飛びます)


* * * まかない日記 * * *

六畳二間のアパートより、つくばの一軒家より、さらに広い今のおうち。
食卓もなんだか広い気がします。
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(テーブルはこの家に置いてありました)

食事内容は相変わらずの粗食。
大抵は一汁一菜で、こんな量です。
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生のよもぎを洗って刻んで、そのままお米と一緒に炊くのが気に入っています♪
少しのお塩を加えて炊くんですが、よもぎ餅の風味になって贅沢気分!

下茹でがいらない、簡単よもぎ料理を探求しようかな〜。
では、また!

ラベル:自然の恵み 野草
posted by miya at 20:25| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

洗濯機なし生活の記録

大子町の空き家に入居して
20日ほどが経過しました。

生後1ヶ月と10日の次男坊のお世話にかかりきりな上に、
屋内外の汚れを落としたり
残されたままの荷物と格闘したりで、
落ち着くまではまだちょっとかかりそうです。

家の周りは夫が猛烈な勢いで整えてくれていて、
庭・畑・裏山に至るまで
放置されていた藪を切り開き、
風と光が気持ちよく流れるようになってきました。
⇒夫も書いてます スタートダッシュ


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さて、前の住人や
もっと前の代々の住人たちが残したらしき荷物の数々。

なんと冷蔵庫と洗濯機も、そのまんま置いてありました。


冷蔵庫はまだ全然使う気がしないのですが
洗濯機は、入居後1週間ほど経ったころに
そろりそろりと使い始めました。

逆に言うと、
『洗濯機なし生活』で1年も過ごしてきたため
洗濯機も最初は使う気がしなかったんです。

あーハイハイ、
電気と水をやたら使うわりに汚れが落ちないアレね、
みたいな白い目で見てしまって(笑)。

しかし、住まいの掃除や片付けを
いくらやっても荷物が片付かず。

だんだん時間が足りなくなって、
こりゃ洗濯の時間だけでも短縮するか〜、となりました。


とはいえ、
せっかく1年間も楽しんだ
『洗濯機なし生活』。

忘れないうちに、
そしていつでも誰でもチャレンジできるように、
覚えていることをまとめようと思います。

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(今回の写真は、アパート工事のときの疎開先、Cちゃんちでの日々より。ここも洗濯機なし)


● 手洗いの方法

・基本の水洗い

夏場は、洗面器や大きなタライを使って
お風呂場でがっしょんがっしょん、
足裏で踏んでは混ぜ返し、水を変えては足で踏み絞り・・・
というのを、涼しく楽しくやっていました。

洗う量は、容器の大きさに応じて、数枚ずつ。

バケツだと容量が多いため
大人の衣類でも洗いやすかったです。

今ならお風呂場でぬるま湯でやるか、
(洗面所がないので)台所のシンクをピカピカに洗って
洗面器で数枚ずつ手洗いをして、干しています。

ほぼ毎日シンクを磨き上げる結果になって
ちょっとラッキーでした^^

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・汚れが気になるときの「石鹸部分洗い」「お湯洗い」

洗剤なし方針の我が家ですが、
泥んこの服、2歳児のお食事用エプロンや、
布おむつの特にニオイが気になるものだけは
固形の無添加石鹸を使って下洗いしています。

あと、石鹸をそんなに使いたくないときや
部分的な汚れでなく全体が気になるときは
お湯を使った下洗いをしていました。

対象の洗濯物を入れた洗面器やバケツに
熱めのお湯(40〜60℃、給湯の設定次第でOK)を入れ
数分置いておくと・・・

案外、汚れが溶け出してくるんです。
お湯を減らして両手でもみこすりすると、
お湯が汚れで濁って一目瞭然。

そのあと何度か
水(汚れ度合いによってはお湯)を替えながら
もみ洗いをして、おしまい。
⇒湯洗いの関連記事:半纏(はんてん)を家で洗う方法


バケツでも洗面器でも、色が白に近いほど
汚れがはっきり見えて洗いやすかったです。

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● 手洗いのジレンマ

でも、手絞りって
力いっぱいやっちゃうと服が傷むんですよね。

お日様と相談しながら、
デリケートものや古い衣類は
気をつけて手絞りしていました。

その一方で、手絞りを弱くすると
生乾き臭との板ばさみにもなります。

 朝イチで干せるように
 前夜から洗って水に浸けておき、
 朝あらためて絞って干したり。

 頻繁に洗うものや薄いものは
 前夜から干しておいたり
(夜風と朝日で乾いていることが多かった)。

色々と工夫してみるのも
案外楽しかったです。

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● コインランドリーの使い方

雨が続いたときやイベント続きのときは
すごい量が溜まってしまって
全然洗えない・乾かないを経験したので、

なるべくストイックになりすぎず、割り切って
近くのコインランドリーのお世話になっていました。

秋によく使い、冬は使わない月のほうが多かったから、
秋冬を平均して月に1〜2回ほどでしょうか。


洗剤なし生活を数年続けてきたため、
洗剤が自動投入されてしまうのが嫌だったのですが。

ひいきにしていたコインランドリーでは
そこまで香りの特徴的な洗剤は使わないらしく、
月に数回だし、割り切って使おうと決めました。


洗濯で400円、乾燥で大抵300円以上。

両方やるとなかなか痛い出費ですので
雨でない限りはなるべく
アパートの駐車スペースで干していました。


コインランドリーの印象としては

 洗濯機
 :脱水がかなり甘い(乾燥機で儲かるから?)

 乾燥機
 :きっかり乾くまでやると、生地が傷む
  まあまあの乾き具合でやめると、家で追加干しが必要

 規模の経済が働くので、いっぱいためてから持っていくのが良い
 コインランドリーへの往復のガソリンのことも意識が必要


洗濯物がたくさん溜まってしまったときの
コインランドリー利用の落としどころは

 確実にカラリと晴れの日 ⇒ 早朝から洗濯機だけお世話になって家で干す
 (脱水が甘いのでなるべく早くコインランドリーに行くのが大事でした)

 確実に雨の日々 ⇒ 家で手洗いしまくったものを乾燥機だけかける

でした〜。

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● 洗濯機なし生活をはじめてわかったこと

前は、なんでも洗濯機にお任せして
きれいになったつもりでいましたが。

 汚れって案外、落ちてない!!

 そりゃ、
 化学物質盛りだくさんの合成洗剤が必要になるわけだ!


汚れの落ち具合をしっかり、
目と手で確かめながら洗う「手洗い」は
汚れを落とすという点では一番だなと納得しました。

逆に、そこまで汚れてないものは
まだ洗わなくていいんじゃない?
と、大らかにもなれましたし、

洗濯機のある家に越してきた今では、
ひどい汚れじゃないから洗濯機でいっか〜
という意味での大らかさも出てきました。

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● 洗濯機のある生活を再開してみて

・いろいろ洗いたくなる問題発生?

現在、洗濯機にお願いしておいて
その間に別の家事をできる点は
とっても助かっています。

その反面、洗うハードルが下がって
そこまで汚れてないものも
じゃんじゃん洗いたくなり・・・

もともとは潔癖で神経質なので
(そして特に今は産後なので)
洗濯機があると思うと
やたら洗いたくなってしまうのです。

結果として、もしかしたら
水と電気の無駄遣いをしているかもしれません。

でも、洗濯籠に山盛りの洗濯物がある、
という光景が私にはストレスなので
カゴがいつも空っぽになるのは
精神衛生上、とても良いなと感じています。


・うまい使い分けをしたい

手洗いを1年やり続けたおかげで、
ほんの数枚のおしめや衣類は、
ちゃちゃっと洗面所で洗って
さっさと干すようになりました。

手洗いのハードルが下がって、
手洗いのレベルが上がったみたいです。

洗濯機は、あればありがたく使うけれど
なくても大丈夫!と言えます。


時間や余裕がないときは、洗濯機で。

時間があるときや、汚れ物が多いときは、
手洗いして、脱水だけを洗濯機にお願いする、
というのも便利な使い方だと思います。


・もっと理想を言えば・・・

できれば電力を使わない方法で
シンプルな道具があれば一番いいんですが。

いくら大学を出ていても、残念無念、
モーター系の工作はからっきし。

自転車を漕いで回す自作洗濯機とか
足踏み脱穀機を改良して作る足踏み脱水機とか、
イメージはあるんですが、作れるのかは怪しいもんです。

どうやら手動式の洗濯機が日本に上陸したらしいので
いつか試してみるかもしれません〜。

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産前に書き溜めてあったものに加筆修正していたら
長くなってしまいました。

読んで下さりありがとうございました!
お産の話も、ちょっとずつ書いていきたいです。


関連記事:冷蔵庫なし&洗濯機なし生活の電気代



* * * まかない日記 * * *

いすみでの疎開先、Cちゃんちの周りは商店街でした。

産後の養生に専念する私と赤ちゃんを残して、
夫と子ども達でお散歩に出た日、4歳の次女からのお土産がこちら。
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「お母さんが好きなむらさき色のお花だよー♪」
ちゃんと毎日お水を替えて、お花のことを気にかけて飾り続けてくれました。
(そういえば冒頭のオオイヌノフグリも、次女が摘んできてくれたものでした)

で、そんな日々の晩ごはん。
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大豆ミートとパプリカ、戻した干しタケノコで、酢豚風。
玄米ごはんと、茹でブロッコリー、お味噌汁の献立でした。

産後は三度の食事に掃除洗濯に子育てにと、夫がフル稼働で頑張ってくれました。
ありがとう!ごちそうさまでした!
posted by miya at 22:13| Comment(0) | 暮らしの工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする