2020年02月12日

【お気楽自然育児Vol.3】強い子になる「外遊び」

つくば自然育児の会の会報で連載してきた原稿を、こちらでもアップしておきます。
1ヶ月ほどで執筆した時期に日付を移動しようと思っています。
(今回も2018年の原稿で、内容は1年半ほど前のものです。)

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(2018/09/22執筆 会報no.243 10月分)

【お気楽自然育児Vol.3】強い子になる「外遊び」


miya :9歳・4歳・2歳の母
田畑と裏山のある移住先を全力で探しているところ


 こんにちは。千葉県いすみ市でのワイルドな半屋外研修生活も夏で終わり、近くのアパートに仮住まい中の後藤です。春夏とフルチンで育てた長男は昼間のおむつが取れて2歳を迎え、子育てもずいぶん楽になったので、今がチャンスとばかり、パート仕事も始めました。
 アパートでも引き続き冷蔵庫も洗濯機もない暮らしを実験中なんですが、なかなか工夫のし甲斐があります♪ただ、狭い&コンクリで囲まれた初のアパート暮らしは、掃除洗濯は楽だけど野山と田畑が恋しくなり…。ゆるゆると移住先を探し始めたところです。いったいどこへ流れ着くやら!?

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 過ごしやすくなった秋は、「外遊び」をテーマに書いてみます。自然育児における強い子の秘訣と言えば、 風やお日様、暑さ寒さにあたって過ごす、土や水にまみれて遊ぶ!という感じでしょうか。でもそこまで外で遊ばせてないかも〜という方、ゴンタには億劫でまだ行ってないなぁという方。私の体験談をお聞き下さい〜。


●ゴンタの衝撃

 潔癖症の母に育てられ、一人目(長女)が産まれた後は、やはり潔癖・超インドアな子育てをしてきた私。二人目(次女)が産まれてから入会したつくば自然育児の会でも、ゴンタなんて絶対論外!ハードル高すぎやろ!と思っていたのですが、春のバザーのお手伝いか何かで、ついにゴンタの丘(※)にドキドキの初参加。
※ゴンタの丘 …つくば市の外遊びor自然派の子育て団体が複数で使用している、自然豊かな遊び場の名称。


 そこには・・・土の上をハイハイしまくる赤ちゃんが!!
 ええぇぇー!なんて度胸のあるお母さんなんだ!なんでこの赤ちゃんは土に汚れても泣かないんだ!?

 とにかく衝撃の光景でした。そりゃお砂場遊び用のつなぎは着せていたものの、赤ちゃんを土の上でハイハイさせるなんて考えたこともなかった私は、ベルリンの壁崩壊と同じくらいの激しさで、何かがガラガラと崩れていくのを感じたのでした。

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●「ケガをさせない」から「ケガから学ぶ」へ

 恐る恐るゴンタデビューをしていき、外で子どもと過ごすのも悪くないなぁと思うようになると、庭や畑でもだんだん赤ちゃん連れで行くことが増え、子ども達の泥汚れにもうまく対処できるようになっていきました。

 私は、子どもがケガをしたら大変!!と先回りしてあれこれ心配するタイプ。畑や林のトゲ、イバラ、切り株、肌が切れるカヤの葉、畑に挿した棒切れなどなど、危険に見えるものは無限にありました。しかし、いざ子ども達と過ごしてみると、何度か転んだりぶつけたりしてケガをして泣くものの、次第に慎重に遊べるように成長していき、当初「乳幼児のためにあれもこれも整備して安全にしなきゃ」と思っていたことはほぼ杞憂に終わったのでした。思えば、ケガをさせないための先回りよりも、実際にケガをして学んだほうが、子ども自身で危険を回避する能力が備わって良いのでした。過干渉で心配性の私こそが、子どもの成長を阻んでいたのです。

 煮炊きを楽しめるゴンタの丘なら、火起こしの楽しさ危なさも伝えることができます。お母さんも、北海道の停電みたいな非常時に火起こしができると助かるかも!?まずはお母さんが火起こし・煮炊きを楽しんでみてください。枝拾いは子どもも大得意。一緒に火や熱の危険と煮炊きの楽しさ、覚えていけるといいですね。
※映画『サバイバルファミリー』、おすすめですよ♪


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●お母さんが楽になるには

 ゴンタの丘のような場所は、たくさんのお母さんとの集団子育てで、大らかさ加減を学べます。
 草の種や落ち葉がくっつかない素材の服とか、お砂場用のつなぎとか、いっそ水着でとか、教わること参考になることはたくさん!!さらに(今もあるかな?)木曜の常総生協さんの集まりや、コロボックル(※)のあちこちの集まりにも少し顔を出すと、育児の会とはまた違うアウトドアな子育てに出会えてこれも勉強になります。
※コロボックル …つくば市の外遊びメインの自主保育の団体さん。通称コロ。


 例えば尊敬する自然派&家庭保育の先輩ママとの会話。
「泥んこの洗濯はどこまで頑張ればいいんですかね?毎日ウンザリで…」→先輩「コロの子たちなんて、みんな全身なんだか薄茶色じゃない♪ある程度でいいのよー!どうせまた汚すんだし♪」これ、目からウロコでした。
 つくばで、汚れが落ちきっていない服を着せて長女を保育園に行かせたら、「洋服ぐらいちゃんとお母さんが綺麗にしてあげてください、ちーちゃんが可哀想です」と先生(思えば潔癖症だった)に何度かお叱りを受けたことがあり、『汚れ=誰かに批判されるかも…』と思い込んでいたのです。でも先輩ママとの会話から泥汚れへの抵抗が減り、外遊びがぐっと気楽になりました。

 もちろん、ママ付き合いが苦手な人は、子どもを外で遊ばせて煮炊きも楽しむ場として割り切って出かければOKだと思います。お喋りをほとんどせずに参加するお母さんだっていますし、人それぞれ!私は人の輪やグループに過敏で、ゴンタに行くのが憂鬱な時期もあったのですが、色んなお母さんを見ているうちに、お喋りの輪に入れず独り黙々と煙にまみれて火をおこすだけで終わった…、そんな日でも子どもが楽しんでいる様子を眺め「ま、いっか、よくやった私」と思えるようになりました。これもまた、母が楽になるひとつの手かな?

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●遊具がなくても遊べる子=「縄文の子」!?

 ゴンタの丘が貴重な場所なのはもちろんですが、な〜んにもない芝生の公園や空き地でも楽しめる子だと、子育てがもっともっと、ぐーっと楽になります。だって、お出かけのたびにお気に入りのおもちゃを荷物に入れる必要がないのですから!(うちはどこに行くにも、子どもには着替え以外なにも持たずに出かけます)
 そのためには、おもちゃを持参せず、遊具も砂場もない場所で外遊びする機会を意識的に増やすのがオススメ。頑張って野山に行かずとも、例えばただの散歩で延々石ころを拾う、葉っぱをちぎるなどもすごく意義があることです。見守るお母さんは「ホラッ、早く公園に行こうよ」ではなく、その時間を最大限尊重するだけ。
 今回の会報特集にも寄稿しましたが、電子機器や刺激の強いおもちゃなどから距離を取るようにすると、目の前の自然にワクワクする芽、何もないところから空想遊びを広げる力が、もっと育ちやすくなると感じます。

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 お世話になっている古山明男先生(オルタナティブ教育の権威)によると、『子ども達は縄文時代に必要な能力、すなわち、狩猟採集のための能力を獲得することに夢中になる』そうです。動くものを観察する、味見(毒見)する、並べる集める区分する、こねくり回して裂いてバラす、走る追いかける逃げる、隠す隠れる、物の名前を覚える、道具を考え作って使う、模倣する、シュミレーション(ごっこ遊び)する、仲間と意思疎通し、協力する・・・。モンテッソーリにもシュタイナーにも共通していますが、生きること暮らすことに必要な動作や能力から順に、積み上げるように獲得すべく、子ども達は夢中になって遊ぶのだとか。

 特に男子を見ていると、石と棒があればいいのかキミ?と思っちゃうことありますよね。ついつい遊具がいっぱいある公園、おもちゃ満載の児童館で過ごさせてあげたくなるのが親心ですが、今はそういった原始の芽を伸ばしてるんだなぁと思えば、何もない原っぱや森林で過ごす時間も、違って見えてきませんか〜。

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※私は今でも海辺でずっと石や貝を拾っています。謎の大きな背骨や行き倒れたウミガメ、白鳥も見つけて家族にびっくりされましたが。つくばの博物館でその背骨がイルカだと判明したときの興奮は忘れません!


●自然と上手なお付き合い

 虫を害とせず共存の知恵をぜひ。蜂やアリをむやみに駆除せず、本当に危険なもの、危険にさせる人間の行動、安全な共存の仕方を大人が学ぶほうが、持続可能で建設的ですよね。敵意は虫にも伝わりますので、落ち着いて尊重する気持ちでやり過ごすことも大切です。外遊びの場所に駆除剤撒き散らす!なんて本末転倒ですが、実際あちこちで起きています。虫それぞれの生態をちゃんと学ぶほうがよいと思っています(つくばの一軒家でスズメバチが大量に出たときも、調べまくって駆除せず共存できました)。

 例えば「草むらは蛇がいるかも!入っちゃだめ!」よりは、蛇を追い払う方法を教えてあげる(例:声を出しながら長い棒で地面を叩きながらゆっくり進む)、大人が草刈りをして気持ちよく遊ばせてあげるなど、うまい折り合いのつけ方を教えていくほうが、大人も子どもも上手に自然と共存できるようになります。
 なので、カンタンな草刈りくらいはお母さんができるといいかも?私は車に軍手と鎌を載せてあるので、困ったときはザッザと草刈りしちゃいます。何かいたらどうしよう…と思う方は、まず鎌の先でガザガザと掻き分けてから刈る、を繰り返すと大丈夫ですよ〜。水を入れたペットボトルもあれば、後で手も洗えるし準備万端!
 毒草や毒キノコを心配するなら、大人が覚えて教えてあげましょう。私の場合、お外のキノコは毒もあるから、お店で売ってるキノコ以外はとりあえずお口に入れないでね、とか、ポケット野草図鑑をしばらく持ち歩いて野草(特に毒草)を覚えるとかして、そこそこの安心を得ました。

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 遊ばせるなら綺麗なトイレがある公園じゃないと…って私も思いますが、そもそも野山や畑だと、トイレも何もない。そこで、野ぐそ野しっこの出番です。屋外での楽な方法はVol.1(4月会報)に詳しく書きましたが、生態系におけるウンチの素晴らしさ、屋外でもすぐ拭ける葉っぱ知識などのご参考に、茨城が生んだ偉人・伊沢正名さんの『お尻で見る葉っぱ図鑑』、お子さんには絵本『ウンコはごちそう』をおすすめします。世界観が変わりますよ〜。家庭の災害対策にもなりますので、タイトルにドン引きせずにぜひご一読を!


●外遊びに関して言えば、保育園は必須ではない

 ここ数年、育児や食事の方針、外遊びやおむつのことなど、保育園選びで悩むお母さんから相談を受けることが多くなりました。特につくばでは外遊びを重視した保育園は少ないですし、実際に入園してからじゃないとわからないことも多いですよね。
 長女は高知では、毎日泥まみれ!夏の2ヶ月毎日プール!の屋外天国な保育園でした。が、越してきたつくばでは(二つの保育園を経験)私の見る目がなかったのか、年齢別に使える遊具が限定、水泳は月2回だけ、外で遊んだら全身着替え必須(潔癖)、ひどい園では、月に1回しか外遊びがない…と、非常に残念な結果に。

 結局4歳の頃に保育園をやめさせ、以降3人を家庭保育で育てた結論は、「家庭保育で充分!」でした。
至れり尽くせりのお歌も踊りもお遊戯会も色鮮やかなお給食も遠足も運動会も山のようなおもちゃも教具の数々も、なくても全然構わないのです。子どもは素晴らしい成長の種を持って生まれていて、分刻みのスケジュールで管理しなくても、めくるめくイベントを片っ端から体験させなくても、自然の中で暮らしの中で、見事に育ってくれるのだなと、実感しています。

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 そうそう、「退屈」ってすごく大切なんですって!退屈の果てに、何かしたくなるから動く。大人が楽しませて差し上げる必要はなく、退屈を放っておいてあげ、遊びや楽しみへの渇望から動き出す、それがいいんだそうです(これも古山先生曰く)。つまんなーい、公園に行こうよー児童館にしようよーが何ヶ月か続くかもしれませんが(笑)、やり過ごしつつ、大人が自然を満喫できるといいですね〜。

 ちなみに、大げさな声かけで子どもの発見や感動を煽ったりしなくて大丈夫。そっと見守るだけのほうが、子どものペースで着実に楽しんでいけるようです。最初は外遊び好きな子を誘って、楽しそうな様子を子ども同士見せたり、外遊びのコツを伝授してもらうのもいいですね。
 せっかくの育児の会ですから、おすすめの遊び場を教えあったり、誘い合って出かけたりして、季節折々の自然をゆっくり感じてみてください〜♪

※暮らしのトライ&エラーを時々、blog『雑草屋の嫁日記』に綴っています。「家庭保育」のタグをつけた記事に、余白たっぷりの子育てのこと、畑や外遊びの日々などを記録しているので、何かご参考になれば嬉しいです。

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関連記事:ケガの少ない子に育てたい 余白と英才教育 誰のための漂白か 家庭保育と社会性

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2018年06月19日

【お気楽自然育児Vol.2】気軽に試そう「布おむつ」

つくば自然育児の会の会報で連載してきた原稿を、こちらでもアップしておきます。

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(2018/06/19執筆 会報no.242 7月分)

【お気楽自然育児Vol.2】気軽に試そう「布おむつ」


miya: 8歳・4歳・1歳の母
千葉県いすみ市で自然暮らし中


 千葉県いすみ市での共同生活も早や3ヶ月。「自然」は得意だけど「育児」は苦手なわたくし、今日は屁理屈全開の長女と大喧嘩してしまい、カフェにこもって原稿を書いております。あぁ、1人目って、何もかもが初めてで難しい〜(泣)。そして2人目3人目、赤ちゃんのお世話だけは何度も経験しているのでまだ気楽〜(笑)。
 長女への対応は、木村先生(※)の過去会報を読み漁って自己反省会をしつつ(育児の会ありがとう!)、今回は大好きな『布おむつ』のお話を書かせていただきます。

※木村先生 …東関東子育てサポートセンターを主催。保育園運営と並行して関東各地で親子の心身を育てる父子遊び講座を開催。つくば自然育児の会も大変お世話になっている先生です。

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 布おむつと私のつきあいは、11年前にさかのぼります。甥っ子が産まれ、姉を手伝って布おむつを交換し、2人目の甥っ子も布おむつでお世話して、2年間ほど布おむつに親しんでからの長女出産でした。おちんちんがない分、噴水のハラハラも少なく、楽に感じましたが、復職と保育園の都合で、布から紙にトホホ逆戻り〜。
 紙おむつは確かに便利で、初めての子育てや働きながらの子育てを大いにサポートしてくれる存在でした。ただ、おむつが外れるまで4〜5年分のおむつ代がかかること、実は紙じゃなくて石油製であること、お母さんがつい長時間放置したくなること、ずっとゴミになることなどから、少しずつお別れできたらいいなぁ〜とも。

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●まずは数枚から試してみよう

 去年や一昨年の育児の会で『布おむつ座談会』をやったときは、「家にいるときで、気持ちに余裕のあるとき、手持ちの布おむつがなくなったらおしまい!」という気負わないスタイルの人がいて、素敵だなぁ!と思いました。可愛いアニマル柄のおむつカバーで「気分をアゲて楽しんでます^^」とか、いらないマイバッグとおまけでもらった膝掛け毛布を組み合わせて手縫いのカバーを作った人、100均のヘアバンドでふんどし育児をしている人などなど、みんなそれぞれのペースで楽しみを見出しながら布おむつを実践していて、情報交換したり見せっこしたり、いい時間でした〜。

 布おむつ、わざわざ買うのもねぇ?というアナタ。自然育児の会でもらう。地域の母親クラブで聞いてみる。買わなくたって、古いクタクタのタオルでも、着なくなった綿のTシャツ(お腹の部分)でもいいんです。おむつカバーはサイズがどんどん変わるから、布おむつ派のお母さんに相談して、4〜5枚だけ、今必要なサイズを借りたらいいし、手作り布おむつカバーを分科会で作ったりもしてましたね。『ふんどし育児』という方法では、カバーすらいらない(!)。「これってどうしてました?」って、育児の会のメーリングリストで相談したらいいですよ。

 汚れたおむつが溜まるのがイヤ、ニオイも気になるって人は、おむつを替えるたびにササッと洗面所で洗って干しちゃうのも手。私もよくやります。乾いたおしめからすぐ使えば、畳む&しまう手間も減って一石二鳥!

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●2人目にして初の「布おむつ外出」

 次女が生後1ヶ月でおむつかぶれになって以来、こまめに布おむつの交換をするようになり、本人も、おむつが濡れるとすぐに教えてくれるようになりました。「普段は布おむつ、外出時は紙おむつ」で、普段のおしりはいつもサラサラ。
 しかし生後2ヶ月の頃、外出が続いたら紙おむつの部分だけあせもになってしまいました。紙おむつは、長時間吸収できるとはいえ、尿を保水するので蒸れやすいそう。真夏日だったからか、私も同じ日に母乳パッドであせもになってしまいました。
 紙おむつも、母乳パッドも、長時間つけっぱなしは考えものだなぁ。せめて畑には、布おむつで行けないものか。…そこで、秋田のおばあちゃんに電話で相談しました。

 家族の食べるものをほぼ自給自足してきたおばあちゃん。戦後、国鉄の鉄道員だったおじいちゃんの単身赴任が続くなか、おばあちゃんは娘二人を育てながら、ずっと田畑で働いてきたのです。当時は当然、布おむつ(おしめ)しかありません。
「赤ちゃんのおむつはどうしてた?」
「背中にいっっぱい、おむつ背負って田んぼさ行くのよ」
「汚れたおむつはどうするの?」
「じゃーんじゃん取り替えて汚れものの袋に入れるの。
うちさ帰ってからぜーんぶ洗うの、それしかないもの」

 丸一日分の布おむつを、二種類の袋(うんち用とおしっこ用)と共に。実際にやってきたおばあちゃんの話を聞くと、そんなに難しいことではなさそうに思えてきました。

 おばあちゃんとの電話の翌日、つくばから我孫子のお宅にお呼ばれしていたので、思い切って布おむつで外出することにしました。次女は布おむつの上から、万一の横モレ防止に紙おむつを装着。まだ生後2カ月なので便が緩く、紙おむつの立体ギャザーは結構助かるのです。ここはちゃっかり活用。手荷物は以下のものを。

布おむつ、おむつカバーをありったけ全部
   ←心配性だったので…
コットン&水(ドレッシング入れに入れてある)
   ←今ならペットボトルの水と、薄手の雑巾や手拭いかな〜
・厚手のチラシ15枚くらいとゴミ用ビニール袋(うんちおむつ交換時に活躍)
   ←出先でおむつのうんちを拭うのに。固形ウンチだといらなくなる
・大き目のビニール袋2枚(うんち用とおしっこ用で、色の違うもの)
   ←夫に頼むときも、色で言えるから間違えない!
・おむつ替え用の防水シート
   ←語りかけながらおむつ替えしていればいらなくなる
   ←ホーローおまるを使えばますますいらなくなる
・紙おむつ2枚(予備)
   ←度胸がつくといらなくなる

 外出先では頻繁におむつを替え、どんどんビニール袋へ入れていきました。一度だけうんちをしたのですが、そのまま持ち帰るとえらいことになりそうで、使用済みのティッシュやら、持参したチラシやらでざぁっと拭きました。おむつの汚れ箇所にチラシをあてて、さらにチラシでくるんで汚れの拡大防止。それから別のビニール袋に入れました。これがすごく良くて!移動中にチラシがウンチ成分をたっぷり吸着してくれるので、帰宅後におむつを洗う時、普段よりずっと楽だったのです〜。以来、外出の布おむつ率が少しずつあがっていきました。

 そうそう、おばあちゃんが田んぼ仕事の最中に、赤ちゃん(私の母)をどうしていたかというと。「親戚の5歳の女の子が一人で手伝いにきてねぇ。ずーっとおんぶして待ってたよ」 おおおぉぉぉ!えらいー!
※暑い時の母乳パット問題は、ハンドタオルに切り替えて解決しました。布って素晴らしい♪


●紙おむつとの別れ

 さて、次女が一歳二ヶ月の頃。離乳食をしない方針で、まだ母乳100%で育てており、当然べっちょりウンチ。秋田へ車で旅立った時点で、紙おむつの予備はゼロでした。ある程度の布おむつは携えていたものの、旅先では紙おむつという発想だった私たち夫婦は、「道中で買えばいいよね」と気楽に出発しました。
10時間後、秋田の祖母宅に到着。夜中の高速を走り、田んぼの中を抜け、気づけば紙おむつを買いそびれてしまったのです。そして秋田での滞在中も、秋田からの帰りも、結局、布おむつだけで過ごせてしまいました。
あの旅以来、紙おむつは必需品ではなくなりました。買いそびれがきっかけとなった、紙おむつとの別れでしたが、なければ案外いらないもので、ビックリ。「布さえあれば、なんとかなる!」って、心強いです。

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●洗い方はさまざま

 次女が赤ちゃんの頃、まず、漂白剤を使わなくなりました。お日様にあてればよかろう、と思えるようになり、それから洗剤(洗濯せっけん)も卒業。試しにせっけんなしで洗濯して干したところ、お日様の香りは変わりなかったし、何より、洗濯槽のカビ(きくらげ状の黒いアレ!)がなくなったのです!カビは、洗剤などを栄養にして増えていたんですねぇー。

 ここで、布おむつをどう洗うか?ですが、つくば自然育児の会では、「バケツの水につけておいて、そのまま洗濯機で洗っちゃう♪」「ダンナの汗よりも、可愛い赤ちゃんのオシッコのほうが抵抗ないわ〜(笑)」なんて人が多かったように思います。しゃかりき下洗いしてきた私は何だったの〜!?と目からウロコでした。

 お風呂場ではある程度まで布おむつを溜める。もちろん、うんち汚れは即座に下洗いで汚れを落とす。で、もうバケツから溢れるーって頃に、一気に下洗いをして、お洗濯。…そう、かつて潔癖症だった私は、お風呂場で何ラウンドか手洗いをしないと、洗濯機に入れることができなかったんです。
 次女はハイハイできるようになってから、お母さんのいるお風呂場に来たがって大泣きで、大変でした。大人が二人いるときしか洗いたくない、って時期も。思えば洗剤なしとはいえ、下洗いに真面目すぎました。

 三人目からは、おしっこオムツは水を張ったバケツにためていき、水を捨ててから洗濯機におむつを入れ、脱水。そこから下洗い(すすぎ&脱水)をして、本洗い(フルコース)。全部洗濯機におまかせです。洗剤や重曹を使う人なら、シンプルに洗濯機にまるっとお任せでも大丈夫と思います。


●うんちの簡単な洗い方

 布おむつも3人目、うんちのおむつもドンと来い!…とは言え、放っておいたり数枚たまったりするとゲンナリするし、夫が「後でやるから」と丸一日ためた日にはブチ切れ(笑)。ウンチおむつ、すぐ洗えば気楽です!

★べっちょりウンチ★
固形食をまだ食べないAll母乳ベビーの場合、ねっちょりべっちょりウンチですよね。おむつなし育児(前回記事参照)をするのが一番おすすめですが、布おむつにウンチをしたって大丈夫。

(1)洗面所に移動し、衣服が垂れないようロンパースは首元で固定(洗濯ばさみでとめても)。おむつをそっと外し(ウンチおむつは踏まない場所へ)、洗面所やお風呂場でお尻を優しく洗います。お尻拭き不要!ゴミなし! あまり熱いお湯よりも、ぬるま湯のほうが母子ともに皮膚ダメージが少なくておすすめ。春夏は水でOK。

(2)赤ちゃんに新しいおむつ(洗面所にも常備してると楽)を装着、リリース。泣くようなら洗面所付近に。

(3)さぁ本丸のウンチおむつ!蛇口から一定の水流で滑らかに水を出しておき、打たせ湯のイメージでべっちょりウンチの上端を水に当てます(布おむつは汚れ範囲が拡大しないよう、なるべく汚れの面だけが水を受けるように持ちます)。ぺろりんちょ〜とはがれる楽しさ!洗面器でウンチを受けつつ、お水でぺろんぺろんと大まかに剥がしてもらいます。急いでるときや、どうしてもはがれないときは古歯ブラシで上部から剥がすとうまくいきやすいです。洗面器の水をそっと排水口に流し、ウンチはトイレやコンポスト等へ。洗面所に薄手の雑巾があると、洗面器の底をさっと拭えて便利です。   ※洋式トイレの水につっこんで洗っちゃう!って人も。すご〜い。

(4)まだウンチ色に染まってる布おむつ。流水の下、古歯ブラシで上から下にこすったり、両手でもみ洗いしたりして、ウンチ成分をほとんど落とします。最後に石鹸をこすりつけ、ウンチ面を下にして洗面器に入れ、ひたひたの水に浸け置き(色がよく落ちます)。洗濯の前にザブっと手ですすぎ、おしっこオムツと共に洗濯機へ。


★固形ウンチ★
固形食をあげる比率が高くなると、ウンチも固形になって、母乳育児もほっとひと息。

(1)・(2)同上。ウンチはトイレやコンポスト等へ。

(3)布おむつにまだついてる汚れは上記(4)のとおり洗い、落ちきらなければ浸け置き。おしまい♪

※下半身スッポンポンでお庭で過ごすと「立ちウン」するので、おむつ洗いの負担が減ってすごく楽になりました〜


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●帰省でも旅行でも

 三人目の長男を自宅出産してからは、紙おむつもおしり拭きも全く買わず使わず、お尻も布おむつもジャブジャブつるーん!と洗って育ててきました。おむつなし育児(前号参照)もしているおかげでおしめが汚れることは少なく、とりあえず布と水さえあれば大丈夫。車内や旅館に広げておけば、カラッカラに乾いて大助かりです。

おむつ愛がありすぎてなんだか収拾つきませんが、そろそろ終了。
布さえあれば始められる布おむつ生活、よければお試しください〜。


※暮らしのトライ&エラーを時々、blog『雑草屋の嫁日記』に綴っています。「布おむつ」のタグをつけた記事に、おむつかぶれのこと、布おむつの日々などを記録しているので、何かご参考になれば嬉しいです。

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関連記事:布おむつ
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2018年05月12日

【お気楽自然育児Vol.1】春夏に楽しむ「おむつなし育児」

つくば自然育児の会の会報で連載してきた原稿を、こちらでもアップしておきます。

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(2018/05/12執筆 会報no.241 5月分)

【お気楽自然育児Vol.1】春夏に楽しむ「おむつなし育児」
miya
 

 我が家は4月から、一家5人とヤギ2頭で千葉県いすみ市に移動し、学びつつ暮らしつつの共同生活に突入しました!毎日火を起こし、火吹き竹でフゥーッとやりながら料理。薪割りはヘタだけど洗濯物の手洗いは格段にレベルアップ。慣れないうちは四苦八苦したけれど、ガチの自然暮らし、冷蔵庫も洗濯機もガスコンロも、なけりゃないで案外暮らせるものだなと、腹が据わってきた今日この頃です。早く住みか(小屋)を作らなきゃという親の焦りとは関係なく、子ども達は炭や煤、泥や砂にまみれて逞しく遊んでいます。

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 さて。1歳9ヶ月の息子が日中ほぼフルチン、裸足orサンダルの金太郎スタイルで過ごすようになってから、布おむつの洗濯枚数が激減!!出し切る感覚が身についたのか、車での移動中はもちろん、最近は夜8時の就寝から翌朝7時の起床までの間も、あまりオシッコしなくなりました。パチパチ!
 そこで今回のテーマ、「おむつなし育児」。会の貸出し資料や過去会報の特集にもあるので詳しくはそれを読んでいただく事にして、ここでは私なりの目線で、おすすめポイントをまとめたいと思います〜。

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●いくつかの方法(おまる、トイレ、ささげる、すっぽんぽん)

 おむつなし育児は「ときどき赤ちゃんのおむつを外して、おむつの外に排泄させてあげましょう」という考え方で、「排泄コミュニケーション」とも言われるほど、母子の感覚的なつながり・やりとりが深まる育児法。決して「おむつを履かせない育児」ではないので、ご安心を。
「あ、今かな?」というタイミング(ソワソワしてる、寄ってきた、動きが止まった、起床時や食前・食後、授乳前後、外出前や帰宅後、就寝前…など)で、ササッとおむつを脱がし、おまるに座らせたり、トイレやお風呂場やお庭にささげたり。出た・出ない(成功・失敗)に執着せず、どこに出したにしても、わが子の排泄を「ちっち出たねぇ〜」「いいうんちだねぇ!」と喜んで共感することが、母子共に長く楽しく続ける秘訣です。

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 息子は産まれたその日におまるで気持ちよく初オシッコを出し切り、生後8ヶ月位までは順調に楽しいホーローおまるライフを楽しんできました。育児の会でも、ホーローおまるにすっぽりと座っている息子の姿を懐かしく語ってくれる人がちらほら(笑)。外出には布おむつとホーローおまる、少しのトイレットペーパーが必携で、車でもトイレ休憩の運転席でねっちょりウンチをおまるにゲット、トイレットペーパーできゅっと拭いておまるにポン、中身をトイレに流す…が遠出の際のお決まりでした。まぁ、おまるだけでなくトイレ(便座に向けてささげる、親が座って足の間に座らせる)やアウトドア(草むらなどに向けてささげる)を月齢の低いころからトライしていれば、外出がもっともっと身軽だったかな〜、と思います。
 しかし、自我がはっきりしてくると日中のおまるを拒否!夜中のオシッコだけは授乳中のおまるでゲットしたのも数ヶ月、いつしか全くおまるに座ってくれなくなり、1歳半を過ぎた頃からフルチンをご所望。家の床や畳でジャーッ、時々プリリッ。忙しいときは布おむつを履いてもらいロンパースで固定(ごめん!)、余裕のあるときのみ、フルチンにお付き合いしてました。

●薄着の季節に気軽にトライ

 春夏は、おむつなし育児を試すのにぴったり。洗濯物が気持ちよく乾く、晴れ続きのときはぜひ。
 下半身だけスッポンポンにして、ねんねの赤ちゃんならレジャーシートにタオルやおしめを敷いて、歩ける子はお外やベランダなどで、しばらく過ごしてみませんか。人目が気になるという女の子のお母さんは、裾が広がったワンピースや少し大きめのシャツを着せたり、股割れズボンを試してみてもいいかも。

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 オシッコやうんちが出たとき、赤ちゃんは「身体から何かが出た!」という驚きや、「すっきりした〜」という快感を少なからず感じています。お母さんがお子さんに代わって「やったね〜おしっこ出たねぇ!」「うーん、って頑張ったら、いーいうんちが出たね♪」と、言祝(ことほ)いであげてください。いかにも汚いものが出たという反応(キャー!ばっちいよ、くっさ〜い等)は、「排泄=お母さんが嫌がる=出ても教えない」につながるのでご注意を〜。

 冒頭でご紹介したとおり、今の息子は起きたら屋外で遊び、フルチン&サンダル(や裸足)でふと立ち止まってオシッコ、たまに砂山のてっぺんに登って誇らしげにうんち(うんちは必ず申告してくれます)。まず足元とお尻をチェックしてサッと洗い、リリース後に現場のお片づけ。土をまぶせば板切れやスコップで楽々運べます。

 お庭にスコップ1本あればもう無敵。オシッコはささっと土をかけ、うんちは人の歩かないような場所にガッと掘ってヒョイと放り込んで埋め、目印に棒3本をテント型に立てておしまい。慣れれば靴のかかとでもできます。土に埋めるのと、毎回埋める場所をずらすのがポイントで、無数の微生物や虫たちがあっという間に分解を開始。暖かい時期なら3週間で、見事な腐葉土に変身します。小さなペットボトルに水を入れ、手拭いやハンドタオルと共に持ち歩けば、足元やおしりをチャパチャパッと洗って拭くだけで子どももすっきり。うちは、足にフィットするクロックス的なサンダル(爪先も安心)を西松屋のベビーコーナーで見つけ、庭には水を入れたペットボトルも置いてあり、どちらも重宝しています。

 お風呂場やお外以外の場所、例えば床や畳などで排泄した場合、薄い古タオルや布おむつ1枚でササッと拭き、さっと洗面所で洗ってもう一度拭き、すすいで干せばすぐ乾きます。雑巾より乾きやすくていいんです。市販のおしりふき(ウェットティッシュ状の)はどんなに安全を謳っていても薬品どっさりなので、使わなくなると色々と楽になれると思います(おしりのかぶれが減る、排泄物への意識が変わる、布1枚で何でも対応できる、等)。

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●最初の夏が汗腺の数を決める

 いつも伊東先生(※)が仰っている通り、赤ちゃんは最初の夏にどれだけたくさんの汗をかけたかで汗腺の数が決まり、ひいては一生の体温調節能力が決まります。最近の子が熱中症で倒れやすいのは、快適なエアコン育ち(汗腺が少なすぎ)も一因でしょう。ある程度のあせもはデトックスと割り切って。それに、甘いものや熟成させていない大豆製品、ウリ科の食べ物を、母が食べなければ&子にあげなければ、あせもはずっと軽く済みます。

※伊東先生 …小山母乳育児相談所所長、つくば自然育児の会の顧問助産師。他にも北関東で複数の育児の会の顧問をされています。

 …話が逸れましたが、空調のきいた快適な自宅や車、お店や児童館ばかりで過ごさないことは、おむつなし育児の実践という意味でも一石二鳥。お庭はもちろん、ゴンタの丘(※)やゆかりの森(アスレチック広場のほう)、人のまばらな野山などにどんどんお出かけして、下半身スッポンポンの、楽チンおむつなし育児を楽しんでみてくださいね。その際、お母さん同士で片付けのマナー(先述)も共有しておけば、気持ちよく過ごせます。

※ゴンタの丘 …つくば市の子育て団体が複数で使用している、自然豊かな遊び場の名称。

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●おむつの枚数が減り、おむつ外しがぐっと楽に

 おむつなし育児は、布おむつでも紙おむつでも、働いていても保育園に通っていても、月齢や年齢がいくつからでも、誰でも気軽に始められます。おうちにいるとき、お母さんが余裕のあるとき、気負いなく、試してみるだけで大丈夫。詳しくは『おむつなし育児研究所』のHPを読んでみてください。

 布おむつを使っているお母さんは、おむつなし育児を始めると、特に日中だけでも下半身スッポンポンにすると、いっきに洗濯枚数が減って楽になります。息子は今では時々、ごはんも外遊びの延長にして、フルチンで切り株に腰掛けて食べています。食べこぼしも平気になってますます楽に(笑)。

 布おむつは赤ちゃんにじっとりと不快感を与えてくれるので、おむつが外れるのが早く(昼間のおむつは2才になる前に取れることも)、精神的自立も早くなり、子育てがしやすくなります。まずは一日数枚だけでもいいし、おむつカバーだけ誰かに借りて、中のおしめは大人の古Tシャツの胸から下を切ったもの(=輪おむつの形状!)で始めたっていいんです。赤ちゃんの排泄を紙おむつの中に閉じ込めるのではなく、布おむつに出させてあげてこまめに取り替えることは、親子で培う排泄コミュニケーションの、確かな一歩だと思います。

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●お母さんが大らかになると、子育ても楽!

 「裸で過ごさせてみたら、娘がウンチをコネコネしていて撃沈!もう無理!」というお話、育児の会でありましたね〜(笑)。ウンチ=汚いもの、触ってはいけないもの、という固定概念があるとストレスになりますが、「洗えばいっか〜」と大笑いできるようになると、この先の子育て全般がとっても楽になります。

 潔癖症を治すには、まずはゴンタの丘で、泥まみれ砂まみれからスタートしてみては。鼻水を吸い取るスポイトなんか売っていますが、お母さんが片方の穴ずつ、チュッと吸ってあげればいいだけ。伊東先生おすすめの本に『赤ちゃんはスリッパの裏をなめても平気』なんて衝撃的なタイトルの本がありますが、3人目にして私もついに、「あはは、まーた土食べてるよ〜」「海行ったらずーっと砂食べてるわー」「うわー!ホコリを味わっているのねぇ…」の境地に達することができました。

 1人目(長女8才)が赤ちゃんの頃は、他の赤ちゃんのヨダレがついたオモチャなんて絶対イヤ!で、児童館なんか近寄らなかったし、どこで遊んでも抗菌(を謳った)ウエットティッシュを持って追い掛け回し、遊具を拭き、買い物カートを拭き、絵本を拭き…今思えば狂ったように「除菌・抗菌・滅菌・殺菌」に徹していました。大事に育てた長女は、病気のオンパレード。あれダメこれダメで監視して言いまくった結果、何かをやる前にお母さんの様子を伺うような幼児になってしまいました。いや〜、一人目あるあるですよね(汗)。

 2人目、3人目と増えてきた結果、子どもに手が回らなくなり、ほぼ放っておいた息子の腸内細菌は3人の中で最強、次女と一緒に日々冒険を繰り広げています。生きる力って、程よく遠くから見守ることで育つのかなぁと思います。親という字は、木に立って見守ると書きますし。

 孤独な密室子育てから、みんなでお外でワイワイ子育てへ。私はつくば自然育児の会のおかげで、2人目3人目はとっても楽に育てられました。みなさん、本当に恵まれたつながりですので、ぜひ活かして、自然な楽チン子育てを探求していってくださいね〜。

※暮らしのトライ&エラーを時々、blog『雑草屋の嫁日記』に綴っています。「おむつなし育児」のタグをつけた記事に、子ども達の月齢ごとの変化やおむつ外しまでの様子を記録しているので、何かご参考になれば…。

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おむつなし育児 おまる おむつ外し

おむつなし育児研究所公式サイト:詳しいので、ここを見るだけでも実践できます♪
posted by miya at 00:35| Comment(0) | 自然育児の会連載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする