2022年11月13日

暮らしの密度

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粘土をしっかりこね続けることで
密度の高い、丈夫な焼き物を作るように。

毎日畑や庭に出てこまごまと動き、
焚き木を集めて煮炊きする日々を重ねてきました。

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(今回の写真はどれも10月のもの。ソバは、今では脱穀まで完了している)


私はご近所の、高齢のおばあちゃんに憧れています。

夜明けから起きてやりたいことをやり、
朝に夕に畑へ向かい、くるくると立ち働いて
夜は早々と寝てしまう、くっきりとした暮らし。

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スマホは持ちたくないから、
パソコンでブログを書いてきた私ですが、
以前、買い替えに失敗してしまいまして。

極端に調子の悪いNewパソコンをまた買い替えるのが億劫で、
むしろパソコンからかなり距離を置いて過ごしています。

デジカメやパソコンに期待できないので
この夏から秋にかけては過去一番、
目の前のこと(主に畑のこと)に集中できました。

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発信しない。

発信することを念頭に置かない。


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最初、代わりに色々と発信を担ってくれることになる夫や
お仕事つながりの方にはちょっと申し訳なかったのですが

夫は私には関係なく自分のペースでパソコンを触っているし、
意外とこのままでもいいのかもしれません。


前は、SNSやブログなど、
今ここにいない大勢の誰かに伝えることを
常に意識して過ごしていたんだなぁ。


何のために、誰のために、を
一度ぎゅうっと狭くすることで、
暮らしの密度が高まったように感じます。

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もちろん、相変わらず手際が悪いので
あれこれやりたいことだらけで、
わぁ〜!終わらん!って騒いでいますけれど。

お庭が気持ちよくなったり、畑が可愛らしくなったりと、
お外の嬉しい風景が増えました。

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私は、私を幸せにすることができる。


そんな実感を積み重ねながら、
小さく「よしよし」と呟きながら、暮らしています。

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関連記事:無心、夢中 1日1ワクワク ゆっくりと耳を澄ます



* * * お知らせ * * *

夫がBlogを更新しています。

持続可能性を塗る ※Blog 毎日が「自然農」 に飛びます

私が完全ノータッチを決め込んだ「土壁塗り」と
その周囲に広がる深淵な自然界、そして探究。ほぉぉぉぉ。


あとイベントあれこれのご案内も。
どちらも茨城県北、大子町(だいごまち)での開催となります。

・11/23 古武術百姓を目指す会#04
・11/24-25 さとやま新月カフェ <古民家居場所&お泊り&自然リトリートの二日間>



* * * まかない日記 * * *

今年、自家用としては過去最大の量を育てたじゃがいも。

子どもたちが洗って、私がまとめて蒸かしておいて、
あれこれと料理に使っています。

子どもだけでも、すぐにおかずが作れるから便利。
(自分で作っている間は腹ペコの声がおさまるのも便利…)
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細長くて、レタスより扱いやすいチマサンチュ。
8歳の次女が1枚1枚洗ってくれたのを食卓に出すと
マッシュポテトを包んで食べるブームが生まれました。
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3歳の次男もお気に入りで、チマサンチュ好きになりましたよ。


草刈りをしているとヨモギが常に更新されて、
秋だというのに春先のような柔らかいヨモギを摘むことができます。

茹でて刻んだものを餅米と炊いて、混ぜてぺんぺんっと盛り付けて。
夫が作ってくれた、甘酒あんこを塗りました。
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…よもぎ団子?おはぎ?

不思議な食卓に沸き立つ子どもたち(笑)。
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だってよもぎ団子が食べたかったんだもん。
ごちそうさまでした♪
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2020年10月17日

焚き火パンケーキ&さつまいもバター

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書きかけの記事があっという間に半月経過!

秋は時間がびゅんびゅんと流れてゆきます・・・。


夏が終わって、いっきに風がひんやりしてきたら、焚き火遊び。
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(フタ見て笑う人は笑ってください、引越し続きでフライパンのフタがないの〜)


おやつと晩ご飯に、大量の(!)パンケーキを焼きました。
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ふるった地粉に小麦ふすまを加え、
ベーキングパウダー(アルミフリー)、塩も入れて
泡だて器で混ぜ混ぜ。

水や豆乳を適当に加え、
ゴムべらでさっくりもったり、粉気がなくなるまで混ぜます。

粉だけでも一人100g計算で600gは使うので、お鍋に作りました。
(大きいボウルなんか持ってない!お鍋でえーやん!
 と言っていたつくばの子沢山Tちゃんを思い出して。)


そして・・・

最近かなり気に入ってるのが「さつまいもバター」!
白崎裕子さんのパンの本に載っていて、ずっと気になっていたレシピです。
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さつまいもを少しの水で茹でてよく練り、
菜種油、オーガニックショートニング、塩を加えてしっかり混ぜるだけ!

乳製品アレルギー気味の次女も安心の、100%植物性バターです。
味はまるきり有塩バター!
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むしろ、たっぷり塗っても気持ち悪くならないから
さつまいもバターのほうが好きなくらい。白崎さんは天才だなぁ〜。


焼いては食べ、食べては焼き・・・
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(1歳半の次男はさつまいもバターの代わりに、ふかし芋)


途中で長女を学童に迎えに行って、
まだ日が沈む前に夜の分を焼きまくり、食べまくり。
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おやつから連続、焚き火パンケーキ&さつまいもバターで、大満足の晩ご飯。

とっぷりと暮れてからは家に入り、
補足でお味噌汁とおかずもちょこっとずつ食べましたとさ。


6歳次女と4歳長男のペアは連日、裏山の栗を拾っていて
10月初旬はかなりの量を収穫していました。
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焚き火パンケーキの合間に、
切れ目を入れた栗を灰の中に放り込んで、焼き栗!
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割ってみて生だったのは再び灰の中へ^^;
母は食べてませんがね、とっても美味しかったそうですよ!

これ以降、庭で、山で、
焚き火をしては焼き栗を食べるブームに。
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ただし、秋雨前線と台風で山に行かない日が続いたら
すっかりイノシシたちの餌場と化してしまい、今では毎日、収穫ゼロ。

焼き栗、茹で栗、シュー栗ームに栗ームパスタまで作って
最後には生の栗を食べて「おいしいー!」と夢中になっていた次女&長男だけど。

うんうん、もう存分に満喫したよね。
あとはイノシシにバトンタッチで、いいよね。

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手拭い、草履、地下足袋。渋いぜ我が子たち。

家庭保育の日々は、自由で穏やかで、発見と喜びに満ちています。
また焚き火しよう〜。


「焚き火」関連記事:焚き火食堂 焚き火の味 山遊びと焚き火ケーキ
 あぁ、そろそろ焚き火の柿ケーキ、焼こうっと。



* * * お知らせ * * *

憂鬱な慢性症状も急激なギックリ腰さえも、
脳の仕組みを知れば改善できるよーっという勉強会。

久しぶりのリアル開催です。

10月31日(土)
第36回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)in つくば
〜腰痛、頭痛、風邪症状、身体の不調をまとめて体質改善!〜


また、生き辛さを抱える人限定の居場所「新月カフェ」も
今月来月の予定が決まったそうです。

10月31日(土)新月カフェVol.40 in つくば
11月18日(水)新月カフェVol.41 in 水戸


農作業から戻った夫の後ろ姿に、ちっちゃなスマイル発見。
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口角をあげて笑顔を作ると、気持ちが明るく上向きになる・・・
という脳の仕組みを、本で読みまして。

ここ数日、ふとしたときにスマイルを試しています。

なんだか鼻歌が増えました。
人生を楽しもう!が口癖になってきました。

いいかも。
posted by miya at 22:01| Comment(0) | ゆっくり生きる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月03日

気分が落ち込んでつらいときは

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ここ数ヶ月、緊迫した社会の流れとはまた別に
私たち夫婦もそれなりに気分の浮き沈みを(いつも通り)経てきました。

気分が塞いでいるとき、落ちきっているときは
室内でじーっとしたり、ウロウロしたり、パソコンいじったり、
布団を頭からかぶってみたり、ジメジメと過ごします。

でも、その状態が決して嬉しいわけではなく、苦しいのです。

自分で自分を許し、盛大に休息を謳歌するというのならまだしも、
何かから逃げよう避けようとする心持ちでいると、ジメジメがしんどい。

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気持ちは振り子のように数日のスパンで揺れるのですが、
家の中が停滞した空気で淀んでくると
他の家族もしんどく、ギスギスしてくるので、
気持ちいい日々が増えるといいなぁと、いろいろ試行錯誤しています。


例えば私は、朝日を浴びると元気に一日を過ごせるようです。

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うまいこと次男を起こさずに布団から抜け出せて、朝一番に外に出て、
ついでにささっと、野菜が埋もれている場所だけ草刈りをして、
野菜の育ち具合にウキウキして家に戻る、という日なんか、とても調子がいい。

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結局は動物なので、人間だって
「光」や「草木」、「土」や「風」に触れることが大事なようです。

家にいて、パソコンばかりしていると
ついつい指先で思い通りの情報やものが手に入ると錯覚してしまうんですが、
外に出たとき、無数の生き物に囲まれると、
固まった芯がほぐれていくような感覚になるのです。

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東京で死ぬほど働いていた頃は、
通勤路も含めて目にする植物は駅前の低い植え込みだけで、
食事はほぼコンビニおにぎり、
それもデスクでキーボードを叩きながら詰め込んでいました。

たまにマンションの狭い台所で野菜を洗うと
野菜という生き物に触れただけで、
萎びていた心がじゅわっと潤ったことに驚いたものでした。

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それは窓から緑ばかり眺める田舎暮らしをしていても同じことで、
室内にずっといると、何もしたくない率が高くなるような気がします。

やはり動物としてお日様にあたり、風に吹かれ、草木に触れ、土を踏んで過ごす時間は
生き物としての生命力がみなぎるようなのです。

とはいえ、夫が外に出ると、見るもの全てがタスクの山に見えて
リフレッシュにならないみたいで、それは気の毒なんだけども・・・(涙)

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苦しいときは、
「人と人」や「お金」の世界だけを意識していることが多い。

そこからひょいと連れ出してくれるのが、
動植物や微生物など、あまたの生命たち。

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「たくさんの存在のなかの私」が、「自然のなかの私」が、
草や木や虫と同じように生きているんだなぁ、と感じる時間があると、

それまで息苦しさ、生きづらさにフォーカスしていたのが
ひゅぅーん、とズームアウトできるように感じます。

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満ちたり欠けたり、揺れ動いたり、心は波打つものですが。
ニュートラルな時期、凪の時間が増えると、楽なことも多い。

もしも、ずっと心が苦しいままで辛かったら、
自然に自分を丸ごと預けて、抜け出せばいい。

そう思うのです。

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後日追記:
 夫も思いを綴っています ⇒ 完全なる自由

関連記事:
 何もしなくてもいいんだよ ゆるゆる期 がんばらない たまには寝っ転がって
 十全(じゅうぜん) 〜まるごと認められる安心感〜


5月は小学校が週2日、午前登校になって
それでもまだ楽しく遊び暮らしていた長女10歳も、6月からいよいよ毎日登校。
宿題宿題とイライラしておりまーす><; あー気の毒!
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白崎さんのお菓子の本のうち、材料が少ないものを選んで繰り返し練習しています。
「なぜそうするのか」の解説が極めて明確で、私も娘も大満足の一冊。


今日は半日ずっと泥団子を磨いておりました次女5歳。
ワンピースを片っ端から着て舞踏会をしてみたり、お花屋さんをしてみたり。
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秩序期の傾向が著しい長男3歳は、
急な予定変更や見通しの立たないことに泣き崩れる日々。
お父さんみたいに甚平メインで過ごしていくらしいです。
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「こんなかわいい赤ちゃん、ほかにいないよねっ♪」と次女が絶賛する、笑顔全開の次男1歳。
お母さんにべったりで大変なときも、外に出してあげるとお互い開放的な気分になれます。
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男が産まれたら厳しく育てるんだ、甘やかさないんだと豪語していた夫ですが
長男、次男とまるで孫のように溺愛しています(笑)。

家庭保育と次女のホームスクールを充実させるべく
おうち周辺ワンダーランド計画、始動しました。

また少しずつご報告していきますね〜。



* * * お知らせ * * *

ひきこもり当事者および、元当事者、
人間関係など悩みを持つ方限定の「ただ居るだけでいい場所」、新月カフェ。
4ヶ月ぶりの開催です^^

6月14日 新月カフェVol.37 in つくば

これから少しずつ、各地でまた企画していけますように!



* * * まかない日記 * * *

雑草屋が例年以上に雑草を食べております(笑)。
春は最も雑草率が高いです。
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雑草定食!ごはんの上には常備菜の「つくしとよもぎの佃煮」。

「タンポポの葉っぱの炒め物」。
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濃い目にオイスターソースやナンプラーで味付けしてみました。

同じくタンポポの葉っぱで、ゴマ和え。
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自家製めんつゆに練りゴマを混ぜて、下茹でしたタンポポの葉を和えて出来上がり。

大量に自生するセリは刻んで卵とじに。
これまた大量に自生するミツバはお味噌汁に。
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お米も玉ねぎも、卵ももらいもの。
調味料と海藻しかお金のかかっていない、驚きの晩ご飯でした〜。ごちそうさま!
posted by miya at 23:41| Comment(0) | ゆっくり生きる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする