2017年01月08日

夫のおせち作り

なかなかパソコンを触る時間がないうちに、
すっかり松の内も明けました。
本年も雑草屋をよろしくお願いいたします。

今年のおせちは、深い訳がありまして
夫がメインで作ってくれました。
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庭の樹木を豪快にあしらって。

事情は後ほどお話するとして、恒例のおせちメモです。

一の重: 自然農さつまいもの茶巾、自然農黒豆、田作り
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さつまいもは大収穫のあと、極寒の我が家で傷まないうちにと
蒸かして潰し、冷凍しておいたものを使いました。
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みりんと塩を足してトロ火で加熱しながら練り上げています。
子どもたちの食べっぷりを思うと、裏ごししても虚しいので
今年から裏ごしはしないことにしました〜。

黒豆はみりんたっぷり、醤油ちょろっと、塩ちょっと。
甘さがクドくない黒豆に仕上げました。

田作りは夫作で、お醤油とみりんだったかな。
折れもせず、綺麗に作ってくれていました。


二の重: 昆布巻き(ブリ)、紅白なます(大根×柿×ゆず)
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夫が一人で作ってくれた昆布巻きは、
味しみしみ、口どけ柔らか。
鉄鍋で数時間かけてじっくり煮てくれたそうです。

早目に作って冷蔵してあった紅白なますは、
近江屋商店さんで買った自然農大根に
自分ちと友人知人からもらった柿、お向かいさんの干し柿、
友達にもらったゆずで作りました。
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大根1本を塩もみしてしぼり、
柿3個、干し柿4個、ゆず4個。それだけです。
ゆずは搾り汁のほか、皮の黄色いところも刻んで入れました。

ゆずの香り高さ、干し柿&柿の甘さだけで美味しくできました!
秋の終わりの柿は、おせち用に冷蔵庫でとっておこう。


三の重: おでん
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夫があえてダシを取らず、野菜とさつまあげの旨みで作ったおでん!
自然農里芋は、煮崩れしにくい親芋を使ってくれました。
自然農のカブもゴローンと入ってて、甘かったなぁ。

去年のお正月は一家で病み上がりだったので、
おでんをお正月に食べようって話になったんです。
毎年恒例でおせち&おでん、が我が家の味になるでしょう。


汁物: 自然農菊芋といろいろ野菜のお味噌汁(自家製味噌)
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大変なときでも、きちんと汁物まで用意してくれるのが夫。
菊芋は甘いしコクがあるし、何にでも使える万能食材です。


さて。
私は今回、紅白なますと茶巾、の簡単2品しか作っていません。

おせちの大半を夫が作ってくれた、
その経緯はですね・・・


我が家では、大人は
「寝込みたいときに風邪をひく」ことにしていて、

今年はクリスマス時期に夫が2日ほど
風邪の名目で寝込みまして。(実際に風邪なんですが。)

風邪をひけるってことは、体がオフを欲しているとき。
そして、心が自分にオフを許したときなんです。

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うらやましい・・・なんて思いながら家事育児をしていたら
年末30日になって、私が発熱の予兆。

「やったー、私も堂々と寝ていられる♪」
と思って丸一日、布団で過ごしたものの、

別室から聞こえてくる小さい子チームの泣き声と
それに対応する大きい子大きい人チームの苛立ち声とで
自分が恨まれてないだろうかと、ハラハラして疲れてきて。


さらには、

 このまま大晦日まで寝込むのは困る!
 大好きなおせち作りができなくなってしまう!
 おでんも手がかかるのに!

なーんて葛藤がはじまり、
熱が高くなるでもなく、ぼやーんと回復して
なんだか中途半端、不完全燃焼のまま大晦日に突入しました。


心と体のデトックス機能として風邪を活用したかったのに
今回はそれもできないまま、
くすぶった思いで年越しそばを食べ。
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(次女のそば反応を確認するまではうどんそうめん系で)

子どもたちを寝かしつけたら、一気におせちを作ろうね!
と固く誓い合った夫が、寝かしつけでまさかの寝落ち。

気持ちがシャンとしていない私は、
おせちも作らずうじうじと夫の登場を待ち、
しつこく夫を起こしに行き・・・


反射で「お、起きる、ダイジョブ」と呟いてはまたまどろむ夫に
一人で子どもみたいに、ぷんすか腹を立てていました。

 おせち、楽しみにしてたのに。
 おせち、作りたかったのに。
 もうなんにも作りたくない。
 悲しいし寂しい。

公私ともに慌ただしかった年末の疲れやストレスが重なって、
休みたかったのに休みきれなかった未練がズシンと乗っかって、
絶望的に不幸な気持ちに自分を追い込んでしまい・・・

年越し直前の23時、もう寝てしまおう!と決めました。


寝る間際に起きてきた夫には
「もう何も作らん。正月は餅焼いて食べるがよろし」
と言い放ち、なだめる夫をふりきって、ふて寝を決行。

 なんて悲しい正月なんだ。
 朝起きた子どもたちはがっかりするだろうな。
 毎年のおせち、長女は楽しみにしてたのにな。

理想が高すぎて自分を追い込むいつものパターンが
とびきり楽しみにしていたおせち作りに直撃し、
暗く重く気疲れして、泥のように眠りました。


明けて、お正月。

台所には、夫がひと晩じゅう作ったおせち料理とおでんが
あちらの鍋、こちらの鍋に出来上がっていました。

「昨日の不幸さを埋めるためならこれくらい♪」

そう笑ってくれる夫のありがたさ。

急ピッチで煮てくれた黒豆の仕上げをやりながら
重箱を出して洗い、おせちを詰めていきました。

娘たちの嬉しそうな顔!!
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品数は多くはないけれど
私のふくれっ面と、夫の包容力が詰まった
忘れられないおせちになりました。

いやはや、主婦業放棄してごめんなさい。
大きな愛と理性でおせちを作ってくれた夫、ありがとう。

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長い、極めて私的な話題を読んでくださった方々、
どうもありがとうございました。

器の小さい私なりに、ちょこちょこときちんと休みつつ、
今年を楽しんでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。



* * * お知らせ * * *

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2016年12月23日

霜月祭と七五三

長女は7歳。
「七五三のお祝い、どうするの?」と聞かれたのは9月だったか。

父親として、初の七五三に直面した夫。

出した答えは
「霜月祭のついでに祝う」でした。
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着物も買って、盛大に写真館で、外食も・・・
といった義実家の期待を見事にかわし、

あくまでも「霜月祭」の延長線上としての「七五三」だよ、
と繰り返し電話で説明していたっけな。

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時期は旧暦の霜月(=新暦12月)。
着物は私が昔着ていたのを実母から送ってもらって。

食事はすべて、収穫に感謝して
自然農の田畑でとれたものだけで献立をそろえました。


正直、普段の家事に加えての来客準備だけでも大変で、
おまけに自家野菜でひたすら料理をして、その合間に着物の支度・・・
というのがどう考えても無謀すぎて
前夜にはヤケ酒飲んでしまいそうな気分だったのだけど。

いざ当日になってみれば、夫が猛烈な勢いで
調理・掃除・片付け・セッティング等々をこなしてくれ、
なんとも晴れがましい霜月祭&七五三を迎えることができたのでした。
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この光景に至るまで、田畑の何年もの積み重ねがあって・・・
夫の思いがぎゅっと詰まったお供えは、どこか神々しさも感じます。


脱穀・精米したばかりの新米を小豆と炊いた、お赤飯。
自家製味噌と間引き菜やネギで作ったお味噌汁。

里芋は唐揚げにして、さつまいもは出汁と醤油でコクのある煮物に。
シンプルに蒸し炒めしたカブに、夫お得意のジャーマン菊芋。

黒豆は少し黒砂糖で甘く煮て、義父母にも食べやすく。
慣れない新車でいわきから駆けつけてくれた義父母と
賑やかに食卓を囲みました。
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自然農について、面白いくらい見事に関心がない義父母とは
畑が豊かになってきたことなどを噛みしめて振り返るわけでもなく(笑)。

食後はああでもない、こうでもないと記憶を探りながら、
みんなと一緒に長女に着物を着付けて、近所の神社へと出発しました。
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はにかんで歩く長女を、お姉さんになったなぁと眺めます。

3歳の頃の七五三では、山奥すぎて誰にも会わなかったけど、
ここでは近所のお友達(おじいさんおばあさん)がたくさんいるから
「会ったらどうしよう〜〜」とモジモジしながら歩いていきました。

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12月になると白いおヒゲを長く伸ばし始めるお義父さん。
家族の誰が尋ねても理由は言いません。(・・・極秘ミッション?)

義父は赤ちゃんを眠りに誘うゴッドハンドの持ち主で、
神社につく頃には、息子はすっかり熟睡していました。

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着たいって大泣きしたら可哀想やし、と、実母からは
次女の分の着物一式も送られてきていたけど、
「来年ね」と話すと2歳なりに納得してくれたので、助かった〜。

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私とお義母さんのどちらもが着物に熱心でないタイプ(笑)のため、
大いに着崩れたまま写真を撮ってしまったことに後で気付きました・・・。

そういえば私の実母は、着物を着ないのに
娘たち(姉や私)の着付けだけは完璧なのも不思議です。
わからないなりに、たくさん経験を重ねてきたのかな。

成人式の着物だって母が着せてくれたのに、
私ときたら、それまでに上達できるかかなり不安。

着物姿の長女を見ながら、二十歳の長女まで思いを巡らすと、
既に、大人になるまでの三分の一が過ぎてしまっていて、びっくり。


以前は、病院に行くのが当たり前、
薬を飲むのが当たり前だった私と長女。

でも、こうして夫のもとに来て、
自然に寄り添った生き方へと切り替わって以来、
大病とは無縁になったし、
普通の人より丈夫になったと思います。
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自然のおかげで、家族みんなのおかげで、みなさんのおかげで。

長女が健やかに七歳まで育ちました。
ありがとうございます。



* * * お知らせ * * *

お味噌作りの季節がやってきました!
来年はぜひ、畑から育ててみて〜
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こぐま塾アグリコース 〜2017年度 味噌の部〜



麦踏み、年内に一度はやりまーす。
2月までなら途中参加OKです^^
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アグリコース小麦の部 〜ひと粒の麦がパンになるまで〜 募集開始!




* * * まかない日記 * * *

スーパーの茹でダコは添加物がすごいので・・・
タコの入っていないたこ焼き〜。
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角切りにした大根をウォーターソテーして、
じゅわっと甘くジューシーな具として使いました。

あとは近江屋商店さんで買った、自然農長ネギの葉のところをどっさり。じっくり火が通ると甘くて香ばしくて、なかなか美味しかったです。

蒸したじゃがいも、切ったお餅なんかもメインの具にいいかも。
また試してみまーす。


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2016年06月28日

梅仕事2016

庭には梅の木が2本ある。

私と長女がこの家に越してきた3年前、
まるで歓迎してくれるかのように大豊作となった。


夫は「二人の生命エネルギーが伝わるのかなぁ」
なんて納得して頷いていたけど、

その年以降、こまめに剪定などの手入れをし始めたら
今度はパッタリと実がつかなくなってしまった。


春、枝にびっしりと毛虫がつくのがあまりいい眺めじゃなくて
一般的な園芸の手引きを参考に剪定してきたのだけど、

そもそも毛虫がつくのも理由があったのかもしれないし、
施肥も農薬散布もしない自然農の我が家が
剪定だけ施したのがいけなかったかもしれない。


今年もほとんど諦めて春を過ごし、初夏を迎え、
ふと庭で梅の木を見あげてみると、1つ見つけた。
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よくよく見れば、あちこちの枝に、わずかに実がついている。

家族で庭に出て、梅の実を集めてみることにした。


剪定といえば、これまた少ししか咲かなかったアジサイ。
ごめんね。来年はもっと気をつけてあげなくてはね。
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梅の木の下で、大きなマイマイを見つけた。
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次女は座り込んでこわごわ観察。
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夫婦で梅を見つけ、夫が脚立にあがって収穫し、
運び屋さんの次女が大事そうに運んでくれた、我が家の梅。
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実は、もともと収穫を期待していなかったので、
自然農の浅野与五右衛門さんから少しだけ梅を購入してあり、
両者を合わせての梅仕事となった。


傷みのあった梅は、夫が悪いところを切り落として
梅、有機純米酢、洗双糖を4:4:3の割合で合わせ
梅の果実酢を仕込んでくれた。

夏の出産後、授乳が2年くらい続くから
梅酒を作っても飲めないでしょ、という気遣い。ありがとう。


青い梅は、瀬戸のおろし器で1個1個丁寧にすりおろして
土鍋でゆっくりじっくり4〜5時間、トロ火で煮詰め、
我が家に欠かせない常備薬「梅肉エキス」に。
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前に梅肉エキスを作ったときは、
果肉の絞りかすがもったいなくて梅ジャムにしたんだけど、
ジャムをあまり食べない我が家では持て余してしまった。

なので、今回はさらしで果肉を絞る、という工程を踏まずに
おろした果肉ごと煮詰めて煮詰めて、全部を保存してみた。
どうなっていくかなぁ。


わずかに残った黄色い梅は、梅干しに。

7月下旬の天日干しのタイミングで私が出産だから
作業する夫の負担にならないよう、今年の梅干しはほんの少し。

赤じそだけは、梅の木の下ですくすく育ってくれているので
自家製のものでまかなえそう。

梅酢が今年はほとんど見込めないから
昨年のものを大事に使わないとなぁ。


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* * * お知らせ * * *

雨の少ない梅雨となり、
田植えは6月中になんとか終えたいところ。

手伝ってくれたLONOFerのみなさん、ありがとうございます!
今日も孤軍奮闘する夫に、レスキュー!!
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自然農の農作業体験 「LONOF(ロノフ)」やってます。日帰りも歓迎!




* * * まかない日記 * * *

フライパンひとつで、ゴーヤのパスタ。
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パスタが浸る程度の水をフライパンで沸かし、パスタを入れ、
野菜だしを入れ、茹で時間が残り4分くらいになったらゴーヤを投入。

フタをして6割くらいまで火を通したら、フタをあけて水分を飛ばします。
滅多に使わないツナ缶を入れてみたら大ヒット。
(でも後日、ツナなしで作っても変わらずおいしかったです^^)
ごちそうさまでした〜♪


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