2016年12月23日

霜月祭と七五三

長女は7歳。
「七五三のお祝い、どうするの?」と聞かれたのは9月だったか。

父親として、初の七五三に直面した夫。

出した答えは
「霜月祭のついでに祝う」でした。
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着物も買って、盛大に写真館で、外食も・・・
といった義実家の期待を見事にかわし、

あくまでも「霜月祭」の延長線上としての「七五三」だよ、
と繰り返し電話で説明していたっけな。

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時期は旧暦の霜月(=新暦12月)。
着物は私が昔着ていたのを実母から送ってもらって。

食事はすべて、収穫に感謝して
自然農の田畑でとれたものだけで献立をそろえました。


正直、普段の家事に加えての来客準備だけでも大変で、
おまけに自家野菜でひたすら料理をして、その合間に着物の支度・・・
というのがどう考えても無謀すぎて
前夜にはヤケ酒飲んでしまいそうな気分だったのだけど。

いざ当日になってみれば、夫が猛烈な勢いで
調理・掃除・片付け・セッティング等々をこなしてくれ、
なんとも晴れがましい霜月祭&七五三を迎えることができたのでした。
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この光景に至るまで、田畑の何年もの積み重ねがあって・・・
夫の思いがぎゅっと詰まったお供えは、どこか神々しさも感じます。


脱穀・精米したばかりの新米を小豆と炊いた、お赤飯。
自家製味噌と間引き菜やネギで作ったお味噌汁。

里芋は唐揚げにして、さつまいもは出汁と醤油でコクのある煮物に。
シンプルに蒸し炒めしたカブに、夫お得意のジャーマン菊芋。

黒豆は少し黒砂糖で甘く煮て、義父母にも食べやすく。
慣れない新車でいわきから駆けつけてくれた義父母と
賑やかに食卓を囲みました。
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自然農について、面白いくらい見事に関心がない義父母とは
畑が豊かになってきたことなどを噛みしめて振り返るわけでもなく(笑)。

食後はああでもない、こうでもないと記憶を探りながら、
みんなと一緒に長女に着物を着付けて、近所の神社へと出発しました。
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はにかんで歩く長女を、お姉さんになったなぁと眺めます。

3歳の頃の七五三では、山奥すぎて誰にも会わなかったけど、
ここでは近所のお友達(おじいさんおばあさん)がたくさんいるから
「会ったらどうしよう〜〜」とモジモジしながら歩いていきました。

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12月になると白いおヒゲを長く伸ばし始めるお義父さん。
家族の誰が尋ねても理由は言いません。(・・・極秘ミッション?)

義父は赤ちゃんを眠りに誘うゴッドハンドの持ち主で、
神社につく頃には、息子はすっかり熟睡していました。

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着たいって大泣きしたら可哀想やし、と、実母からは
次女の分の着物一式も送られてきていたけど、
「来年ね」と話すと2歳なりに納得してくれたので、助かった〜。

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私とお義母さんのどちらもが着物に熱心でないタイプ(笑)のため、
大いに着崩れたまま写真を撮ってしまったことに後で気付きました・・・。

そういえば私の実母は、着物を着ないのに
娘たち(姉や私)の着付けだけは完璧なのも不思議です。
わからないなりに、たくさん経験を重ねてきたのかな。

成人式の着物だって母が着せてくれたのに、
私ときたら、それまでに上達できるかかなり不安。

着物姿の長女を見ながら、二十歳の長女まで思いを巡らすと、
既に、大人になるまでの三分の一が過ぎてしまっていて、びっくり。


以前は、病院に行くのが当たり前、
薬を飲むのが当たり前だった私と長女。

でも、こうして夫のもとに来て、
自然に寄り添った生き方へと切り替わって以来、
大病とは無縁になったし、
普通の人より丈夫になったと思います。
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自然のおかげで、家族みんなのおかげで、みなさんのおかげで。

長女が健やかに七歳まで育ちました。
ありがとうございます。



* * * お知らせ * * *

お味噌作りの季節がやってきました!
来年はぜひ、畑から育ててみて〜
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こぐま塾アグリコース 〜2017年度 味噌の部〜



麦踏み、年内に一度はやりまーす。
2月までなら途中参加OKです^^
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アグリコース小麦の部 〜ひと粒の麦がパンになるまで〜 募集開始!




* * * まかない日記 * * *

スーパーの茹でダコは添加物がすごいので・・・
タコの入っていないたこ焼き〜。
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角切りにした大根をウォーターソテーして、
じゅわっと甘くジューシーな具として使いました。

あとは近江屋商店さんで買った、自然農長ネギの葉のところをどっさり。じっくり火が通ると甘くて香ばしくて、なかなか美味しかったです。

蒸したじゃがいも、切ったお餅なんかもメインの具にいいかも。
また試してみまーす。


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2016年06月28日

梅仕事2016

庭には梅の木が2本ある。

私と長女がこの家に越してきた3年前、
まるで歓迎してくれるかのように大豊作となった。


夫は「二人の生命エネルギーが伝わるのかなぁ」
なんて納得して頷いていたけど、

その年以降、こまめに剪定などの手入れをし始めたら
今度はパッタリと実がつかなくなってしまった。


春、枝にびっしりと毛虫がつくのがあまりいい眺めじゃなくて
一般的な園芸の手引きを参考に剪定してきたのだけど、

そもそも毛虫がつくのも理由があったのかもしれないし、
施肥も農薬散布もしない自然農の我が家が
剪定だけ施したのがいけなかったかもしれない。


今年もほとんど諦めて春を過ごし、初夏を迎え、
ふと庭で梅の木を見あげてみると、1つ見つけた。
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よくよく見れば、あちこちの枝に、わずかに実がついている。

家族で庭に出て、梅の実を集めてみることにした。


剪定といえば、これまた少ししか咲かなかったアジサイ。
ごめんね。来年はもっと気をつけてあげなくてはね。
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梅の木の下で、大きなマイマイを見つけた。
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次女は座り込んでこわごわ観察。
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夫婦で梅を見つけ、夫が脚立にあがって収穫し、
運び屋さんの次女が大事そうに運んでくれた、我が家の梅。
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実は、もともと収穫を期待していなかったので、
自然農の浅野与五右衛門さんから少しだけ梅を購入してあり、
両者を合わせての梅仕事となった。


傷みのあった梅は、夫が悪いところを切り落として
梅、有機純米酢、洗双糖を4:4:3の割合で合わせ
梅の果実酢を仕込んでくれた。

夏の出産後、授乳が2年くらい続くから
梅酒を作っても飲めないでしょ、という気遣い。ありがとう。


青い梅は、瀬戸のおろし器で1個1個丁寧にすりおろして
土鍋でゆっくりじっくり4〜5時間、トロ火で煮詰め、
我が家に欠かせない常備薬「梅肉エキス」に。
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前に梅肉エキスを作ったときは、
果肉の絞りかすがもったいなくて梅ジャムにしたんだけど、
ジャムをあまり食べない我が家では持て余してしまった。

なので、今回はさらしで果肉を絞る、という工程を踏まずに
おろした果肉ごと煮詰めて煮詰めて、全部を保存してみた。
どうなっていくかなぁ。


わずかに残った黄色い梅は、梅干しに。

7月下旬の天日干しのタイミングで私が出産だから
作業する夫の負担にならないよう、今年の梅干しはほんの少し。

赤じそだけは、梅の木の下ですくすく育ってくれているので
自家製のものでまかなえそう。

梅酢が今年はほとんど見込めないから
昨年のものを大事に使わないとなぁ。


関連記事: 「梅」タグ記事一覧



* * * お知らせ * * *

雨の少ない梅雨となり、
田植えは6月中になんとか終えたいところ。

手伝ってくれたLONOFerのみなさん、ありがとうございます!
今日も孤軍奮闘する夫に、レスキュー!!
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自然農の農作業体験 「LONOF(ロノフ)」やってます。日帰りも歓迎!




* * * まかない日記 * * *

フライパンひとつで、ゴーヤのパスタ。
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パスタが浸る程度の水をフライパンで沸かし、パスタを入れ、
野菜だしを入れ、茹で時間が残り4分くらいになったらゴーヤを投入。

フタをして6割くらいまで火を通したら、フタをあけて水分を飛ばします。
滅多に使わないツナ缶を入れてみたら大ヒット。
(でも後日、ツナなしで作っても変わらずおいしかったです^^)
ごちそうさまでした〜♪


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2016年04月07日

自家製アンチョビ(1)

前世でイタリア人だったんじゃないかと思うくらい
子どもの頃から私は、イタリア料理が大好きでした。

大学生になって、アンチョビ缶を買ったときの衝撃といったら。
なんちゅう旨み!存在感!


ピザにパスタに、サラダに煮物におつまみに。
その八面六臂の活躍っぷりも素晴らしい。

買うといいお値段するので、たまーに買うくらいだけど
家にアンチョビがあると思うと、うきうきするのでした。


大好きなアンチョビ。2年前からは自分で仕込むことにしました。
アンチョビのついでにナンプラーもできて一石二鳥なんです。


冬、カタクチイワシの出回る時期に作ろう作ろうと思っていたのに。

あっという間に2月が終わり、3月が終わりかけて
大慌てでアンチョビ作りに取りかかった3月末。

夫に「小振りのイワシが安かったら大量買いしてきて」と頼むと
小さめの丸干しイワシを買い込んできてくれました。
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9匹入りで100円ってお安い!
それを7パック買ってきてくれました。


しかし、んー。生じゃないってかー。

ま〜、丸干しだからまぁまぁフレッシュ感あるし、
うむ、いっちょやってみるか!
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(魚ばっかりじゃあアレですので、シェフに登場していただきましょう)


9匹×7パック=63匹ですが、
ヒゲのお方が晩酌で3匹食べていたようで、
アンチョビ作りに使ったのは60匹のイワシたち。

キッチンバサミを手に、片っ端から頭と内臓を取っていきます。
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後で何かに使おうと、内臓と頭、それぞれ分けて集めます。
イワシ本体はここで流水で軽く洗っておきます。


イワシのお腹から、背骨に沿って親指を立てるようにして入れ、
背骨から尻尾までをずい〜っと外します。
薄く身のついた背骨、素揚げにしたら美味しそうなのでとっておきます。

そして、骨なしの開き状態になったイワシの皮をむく。
ここが一番大変。
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頭側からちょいちょいっと皮をむき始め、
親指を平たく使って身を掴み、優しく皮からはがします。
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身と皮の間は脂が一番あるので、指先がねっとりしてきます。
大量に仕込む場合、水で指先を洗いながら作業します。

相変わらず旨みがもったいないので、
鍋に水を入れてその中で洗っていました。
(この水は魚ベースのスープと、麺のだし汁に使いました)

この皮をむく工程で、1匹が片身ずつ、2つに分かれてしまうので
作業量が倍増したような印象なのです。

ええ、60匹のイワシが120切れのフィレに。

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(落としちゃった・・・「あーぁっ」)


今回は丸干しイワシを使ったもんだから、
皮と身の密着感が生より強くて、いつも以上に難儀しました。
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むいた皮も炒め物の旨みづけに使えるかな〜と、
これまたとっておきます(↓の写真左奥)。
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とっておいた内臓、頭、皮、背骨の行方はというと、
内臓は夫がにんにく・しょうが・長ねぎと調味料で炒めておつまみに。
頭と皮と背骨は、それぞれ分けて包んで冷凍しました。
いつか魚が食べたいときに取り出して使うのです〜^^

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(「カチッ!」 ガス点火する次女)

ひたすら、どんどん皮をむき続け・・・
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積み上がったイワシ60匹。というか、120切れ。

保存容器に塩を敷きつめ、イワシを敷きつめ、塩をまんべんなく振って、
を繰り返して、全てのイワシを塩で漬けていきます。
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最後に一番上にもたっぷり塩を敷きつめて、仕込み終了!

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(できた!「どーじょー♪」 シェフ、お疲れ様でした〜)


あとは1ヶ月冷蔵庫で寝かして、それから次の工程に移ります。

丸干しイワシできちんと水分があがってくるかがちょっと心配ですが
また経過をご報告したいと思います。


イワシといえば、オイルサーディンも作りたいなぁ〜。
まだ丸干しイワシが安いうちに、作るかもしれません♪



* * * お知らせ * * *

4月10日(日)、牛久市女化町にある
ONABAKE97さん主催のイベントに出店します。
4/10(日)卯月祭&森ノ音にて

こぐま塾は、いよいよアグリコースの開幕ですよ〜♪
4月16日(土)集合日のご案内(苗代作り・お米の種まき)

つくし農園も、夏野菜の種まきラッシュがやってきました!
4月共同作業日【清明】のご案内



* * * まかない日記 * * *

ごはんを炊くついでに、子どもが喜ぶ&おかず・おやつになる
さつまいもを蒸かすことが多いです。
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さつまいもの半分は取り出して、忙しいときのおかずに保存。
残り半分は崩すようにごはんと混ぜて、おいもごはん。

実家から届いたさつまいも、これで全部食べきってしまった〜。
これからは何を蒸かそうかなぁ。
posted by miya at 23:53| Comment(0) | 丁寧に暮らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする