2019年03月06日

長く使えるものを選ぶ -アナログの体重計-

IMG_1228analog_taijuukei.JPG

第4子の出産を目前にして、体重計を買いました。

つくば時代は持ってたんですよ。
ボロボロでサビサビだけどきちんと使える、アナログの体重計。
(昔、夫のおばあちゃんが使っていた、とかだっけな?)


でも引越しで一軒家分の荷物を福島に預ける際、
体重計もどこかにしまってしまったのが、いまだ発掘できず。。。

実際、子ども達が乗るのを嫌がって(錆びがザラザラするから)
そろそろ農作業専用にしようかなーと思っていたので
今回はちょうどいい機会だったんです。

IMG_1200A_oekaki.JPG
(2歳7ヶ月の息子は、最近よく「お父さんの顔」を描くようになった)


こういう買い物のとき、夫婦共通の判断基準として
「電気のいらないもの」「アナログなもの」が挙げられます。

アナログなほうが壊れにくいし直しやすいし、電池も要らない。
ずっと消費が発生するというのは、なるべく避けたいなぁと思っています。

そもそも、必要なのか?の根本的な問いも大前提ですし、
リサイクル品で買えないか?も検討しました(でもアナログ体重計は店頭になかった・・・)。


体重を必死で知りたいわけではないんだけど
自宅出産だと、家にも一台あると助かるのです。


そして、アナログ体重計は売り手も持て余しているのか?
送料込みで激安だったのを夫が見つけ、注文してくれました。

IMG_1227analog_taijuukei.JPG

ピッカピカ!!
おじいちゃんおばあちゃんになっても使っている予感(笑)!!


これはほんの一例ですが、日常の消費って本当に減らせないのか、
全てに立ち止まってはいられないけれど、
少しでもいい選択をすると、気持ちいいのは確か。


最終的にゴミになるもの、土に還らないものに囲まれている私たち。

もっと、気持ちいい暮らしの選択を増やしたいなぁー!!
と思って、この本を借りました。

zero_waste_home.jpg
ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし
ベア・ジョンソン (著)

今まさに読んでいるところです!

すぐに出そうになる言い訳(日本だとなかなか・・・等)をぐっとこらえて
本気で実現するには?を考えながら読むと、ぐいぐい引き込まれていきます。

全部をやろうとしなくても、できる範囲で取り入れられるアイデアが満載。
いつもの「当たり前」がくるっと裏返る、そんな本のようです。



恐らく、もともとのゴミ排出量は少なめの我が家。

ごみ収集所に出すことは毎週1回ほどでもなく、
まぁ月に2回くらいでしょうか。

お産の前後はワーワーしてて
それどころじゃないかもしれないですが^^;

今振り返れば掃除機なしも、洗剤なしも、洗濯機&冷蔵庫なしもやってこれたので
ごみをもっと減らすことも、いずれは楽しみながらご報告できればな〜と思います♪


「小さな変革」関連記事:こちらから〜


ちょっと妊婦の近況も記録します。

私は背が低いからか、妊娠中も後ろから見たらわりと普通の人。
IMG_0773ninpu.JPG
(2月中旬、いわきの義実家と一緒に南房総で観光旅行したときの宿にて)

なのでホームセンターなどでお腹が痛くなって立ち止まっていると
後ろの苛立った人にカートでガーン!とぶつけられることも、、、あります(涙)

で、横から見るとちゃんと妊婦です。スイカより大きいよ〜
IMG_0759ninpu.JPG
今はもっともっと大きなお腹です。どこまで大きくなるんだろう・・・



* * * お知らせ * * *

「花粉症」はすでに巨大マーケットなので
メーカーは笑いが止まらないはず・・・

花粉症が解決してしまったら、経済的損失が大きすぎるかなぁ?

どこに出かけても、マスクをしている人がたくさんいますが、
早く花粉症の “ 呪縛 ” から社会が脱出できたらいいのになー!

ということで、身体と心の自然体研究所より。

花粉症になんか、させられるんじゃない!

研究所メンバーのまとちゃん記事を転載させてもらっています。
とってもわかりやすく、花粉症的な症状からの脱出方法を説明してくれています。

くしゃみの瞬間、自分の中の2歳児が泣き喚いていると思うと
「泣かせてあげる」気持ちで、へっくしょーい!ってできそうですね。

そうできると、心も「聞いてくれた!」と感じて、早く症状が治まる。
まだ症状が出ちゃう方は、ぜひご一読ください♪



* * * まかない日記 * * *

アパートでちんまりと、お雛様。
IMG_1192ohinasama.JPG
数年前、実家の母が贈ってくれた手拭いです。なんて実用的!!
旧暦のひなまつりが訪れるまで、飾っていてもいいかな〜。

春めいてきて、菜の花が食卓を賑わせるようになってきました。
IMG_0506haru_pasta.JPG
にんにくの香りを移したオリーブオイルで、
レタスと菜の花をしゃっきり炒めてパスタに絡めました。

あと1週間で出産予定日、でもあと10日くらい産まれないような気もするし・・・うーん。
ひとつずつ、用事を済ませながら、体を動かしていこうと思います。
posted by miya at 12:40| Comment(2) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

これからの世界

たくさんのコンビニが潰れているのを見かける。
日本中の、あちこちで、そこかしこで。

IMG_1283store.JPG

本当に必要なものと、そうでないものが、はっきりしてくる。
過剰なものが、なくなっていく。

IMG_1190ryuuboku.JPG

自然に還ること、循環すること。
ありのままに生まれ、ありのままに死ぬこと。

IMG_1166umigame.JPG

自然の営みを尊重し、
私たちがその一部であるという謙虚さを取り戻せたとき、
汚れた水は美しくなる。

IMG_1277kasumigaura.JPG

好きな人と共に過ごす。
楽しいことをして生きる。

苦しい中で歯を食いしばって生きる以外の、選択肢。

IMG_1558akita.JPG

お金を媒介することで見えにくくなっていた
ものの向こう側にある手間や想い。

IMG_1196ishi.JPG

都合の悪いものを生み出しては目を背けて先送りにする、
そんな人間の浅知恵を、

IMG_1528Fukushima.JPG
(福島の避難指示区域を通り抜けたときの風景その1)


自然ははるかに大きな存在として、
包み込む。
飲み込む。
浄化する。
昇華する。

IMG_1518Fukushima.JPG
(その2 どちらがより良くなるかなー)


お金で時間や物を消費する時代から、
内なる豊かさで幸せをつむぎ出す時代へ。

手間や時間をすぐお金に換算する人々がいつしか、
自らの手を動かすことの尊さを知るようになる。

P1010423kago.JPG
(結婚と引越しを兼ねた旅の途中、安曇野のシャロムにて)


これからの時代。

IMG_1520Fukushima.JPG

これからの世界。

IMG_1564akita.JPG


なんとなく関連記事: 世のお父さんたちに告ぐ 幸福は砂のように



* * * お知らせ * * *

ひと粒の麦からパンまで!の、こぐま塾麦コースの近況報告を書きました。

小麦粉を、タネから育てるなんて、
田んぼのお米よりもずっと遠くの存在だったので
お友達と「不思議だよねぇ」と言いながら・・・^^

IMG_1883misoshiru_lunch.JPG
こぐま塾【麦】小麦の脱穀・選別・製粉までの様子




* * * まかない日記 * * *

雑草屋の自然農野菜を中心にしたお料理のケータリング(?)。
IMG_1706shizennou_menu.JPG

どう考えてもパニックになりそうで、私は辞退しましたが
夫一人でぜーんぶ作って持っていきました。すごい。
IMG_1716shizennou_oyatsu.JPG

お品書きまで。
IMG_1715shizennou_menu.JPG

紙コップや紙皿はどうしても使いたくなくて、割り箸も嫌だったので
家中にある器を総動員して(一部お弁当箱)こんな仕上がりになりました。
IMG_1717shizennou_oyatsu.JPG
お箸は、洗って再利用できるしっかりした竹の割り箸を一度だけ買って、
イベントのたびに繰り返し使っています。

甲野義紀先生と息子で記念撮影させていただきました。
IMG_1718kouno_sensei.JPG
スケールの大きな男になぁれ!
posted by miya at 21:57| Comment(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月30日

庭の草刈りに思うこと

自然農をしている夫の影響を受けたのか、
気づけば私も、根っこを残しながらの草刈りをして
草たちが適度に地面を覆っている状態を保っている。

春先に、地表から3cm程度浮かせたところで刈っておくと
青ジソや赤ジソがよく育つことにも気が付いた。
P1130182akaziso.JPG
赤ジソは、使っておくれと言わんばかりに
梅の木の下にたくさん生えてきた。
今年の梅干し作りを応援してくれているみたいで、心強い。

周りのギザギザした葉っぱは、ヘビイチゴの葉っぱ。
P1130181akaziso.JPG
赤い実を収穫して35度の焼酎に1ヶ月以上浸けると
虫刺されや切り傷の薬として活躍してくれる。

ヘビイチゴは役に立つ上に、
背が高くなりすぎず、適度に地面に広がるので
なるべく残すようにしている。


残す雑草は、自分の好みだけど
オオバコ、ヨモギ、ドクダミ、ヘビイチゴ、ミント類。

オオバコは全部が薬として役に立つので、
人にも株ごと譲っているくらい大切な草。
ヨモギは言わずもがな。
P1130164yomogi.JPG

ドクダミも十薬と呼ばれるほど薬効の高い薬草で
この時期から梅雨にかけて、干しておいてお茶にする。
ちょっとしたケガにも使えるのはヨモギ、オオバコと同じ。

ミント類は蚊よけになるので、2年前から玄関や窓の近くに
意識的に移植するようにしている。
P1120379mint.JPG
歩くたびに香りが立ち昇ってきて清々しいし、生命力が高いので
踏んでしまっても刈ってしまっても、
冬以外はしっかりと育って仕事をしてくれる。

生姜の収穫期にジンジャーシロップを作って
モヒートにするときにも欠かせないハーブだ。


フキやコゴミは食用目的で残しているので、言わずもがな。
P1120368fuki.JPG

大好きなムラサキハナナは、種を落とすまでじっと待つ。
P1120371murasakihanana.JPG

ユキノシタなんて雑草どころか、つくばで見かけなくて
実家から株を送ってもらって大切に増やしてきた、賓客扱いだ。
P1120056yukinoshita.JPG

カラスノエンドウやハコベ、ナズナなどの食べられる雑草も
かなり依怙贔屓して残し、堪能してから適度に刈る。
でも、種が翌年も芽吹くように、あまり丹念には刈らない。

他の草は、背丈が伸びると蚊が出やすくなるので
根もとの近くから刈っていくけれど、
根こそぎ引っこ抜くということはしない。

それこそ芝生感覚で、地面近くにびっしりと根っこを張り巡らして、
葉っぱをみっしりと生やして、それが心地よいと思う。
P1120313green.JPG
雨でぬかるむこともなければ、転んで泥がつくこともない。
だから、土がむき出しになっている場所を見つけたら、
他から雑草を根こそぎ移植するほど、雑草の恵みを実感している。


昨年までは、ヤギの粟子がうちの庭の草管理を担ってくれていた。

でもヤギだから、残してほしい草なんてお構いなしだし、
庭で遊ぶようになった次女が
ヤギの糞を黒豆と間違えて食べちゃって
「ふぇーん」と泣いたことが何度かあって、

そんなこんなで、今年から庭の草管理は人がメイン。
ヤギはピンチヒッター程度になっている。


近所の草刈りスポットにたくさん生えていた
シロツメクサとタンポポモドキ。
P1130172kannmuri.JPG

大好きなお花畑も、念入りに機械で耕されてしまった。
草を生やしていると市役所から地主さんに指導が入るとか。
P1130173hanabatake.JPG
放棄地にしないようにと注意を受けるので、
一面に除草剤を使ったり、耕運機で耕したり、
5月のつくばは、あちこちでそんな光景が見られる。

ヤギの餌に使わせてもらうため、
どの地主さんが除草剤を使ったかを見る癖がついた私たちには
「ああ、ここもとうとう除草剤派になったか」と感じることが増えた。

それはつまり、
子どもさえも遊ばせられない原っぱ。

行政指導の際はぜひ、
除草剤なしで土地を維持する指導をしていただきたい。


「除草剤・農薬」関連記事:
 野の花散歩 ヤギとの暮らし 草刈り編 逃げてと言ったところで
「環境と行政」関連記事:
 自然環境を考える絵本 うなぎの記憶
「野草」関連記事: 野草タグの記事をご覧ください。




* * * お知らせ * * *

こぐま塾アグリコースの集合日レポートをアップしました^^
P1130486treasure.JPG
5月集合日の様子(苗のお世話・畝作り)


ぺたーんと土に座る子も、冒険を繰り広げる子たちも、可愛い〜!!



* * * まかない日記 * * *

うちにしてはおかず多めの献立。
P1130549lunch.JPG
実家から届くゴーヤ、長女が裏の畑でもらってきた小松菜、
加藤無農園さんのおじいちゃんが作る太くて甘い切干大根。
ごはんには自家製ごま塩、梅干し、にんにくの味噌漬けなどを添えて。

ごちそうさまでした!


※記事末尾のFacebook「いいね!」ボタンをクリックしてくださる方へ
ありがとうございます!クリック後に表示されるFBコメントボックスへのコメントは確認できないため、ブログのコメント欄をご利用ください。
posted by miya at 23:09| Comment(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする