2016年03月28日

ナマズの唐揚げと屋外調理、そして火傷…

P1120031outdoor_cooking.JPG

6歳の長女は、家庭保育をするようになってから
近所にお友達がたくさんできた。

お向かいの集合住宅に住むおじいちゃん達もその主要メンバーで、
この日は「ナマズの唐揚げ食うか〜?」と声がかかった。

来客中だったので長女だけ「ナマズ見ておいで!」と派遣。

しばらくして戻ってきた長女は
タライいっぱいのナマズ肉を携えていた。

切り身がでかい!厚い!
しかも、2匹分。
P1120020namazu.JPG
ざっと塩こしょうで下味をつけておいた。


聞けば、そんなに長くないヒゲが6本以上あったというから
むかし食用で持ち込まれたというアメリカナマズのようだ。


「皮が硬ぇんだよなーとか、
 骨が切れねぇんだよーとか、
 言いながらどんどんぶった切ってったの〜」

釣り名人の不良じーちゃん(Mっちゃん)、
長女の目の前でバッサバッサとさばいてくれたらしい。


 ※学生時代、ごはん盛り付け自由だけど
 残すとめちゃくちゃ叱られる、有名な餃子屋さんがあった。
 麦とろご飯がおいしいお店だった。

 その怖い親父さんが、向かいのMっちゃんなのである。
 合縁奇縁とはこのことなり。


さて、いったんはナマズを置いておいて、
ゆっくりお客さんとお話して、夕方。

お見送りのあと、改めてナマズに向き合った。



えーと、唐揚げにしたらいいんだよね?

「Mっちゃんはいっつもお外で揚げてるよー
 お魚は油がバッチバチはねるからって〜」

そうだねぇ・・・切り身、大きいし・・・


「卵もやるよーって入れてくれたからね♪」

そうかぁ・・・卵ねぇ・・・ドキドキ。



ちょうど、来客用のお湯を沸かすのに
テラスに七輪を出してあったので
そのまま、屋外で揚げものをすることになった。



ビニール袋に入れた地粉&片栗粉に
5切れずつ落として、ふりふり。
P1120025outdoor_cooking.JPG

中華鍋に油を熱して、揚げていく。

じゅわぁぁぁぁ〜〜〜
P1120023namazu_cooking.JPG

庭じゅうにいい香りが広がる。
台所と違って、必死な感じがない。

外で揚げもの、楽しいな〜。
P1120027namazu_cooking.JPG

長女も次女も、ずっと庭にいたがるので
テラスからは離れて遊んでもらった。
P1120024soccer.JPG
次女はサッカーがお好き。



順調に切り身を揚げていって、後半。

卵を揚げていると、顔の真下で「ボバァァアン!」

卵が炸裂し、大量の揚げ油を顔中に浴びてしまった。



うー。目にも入ったー。
洗面所でざぶざぶ洗い、とりあえずビワの葉エキスを塗る。

目には西辻弥さんで買ったばんのう酵母くんをポトリ。
これ、目にもいいらしい。

顔も目も、なんだか痛みがひいたので
再びテラスに戻って揚げもの再開。


実はここ4年くらい、薬害の毒出しなのか
顔中が荒れに荒れているので、
揚げ油を浴びようともさほど気にならない(笑)
だって私モデルじゃないしー。

でも、足元にあるからって、上から覗き込んだら危ないわなー。
反省、反省。


どんどん揚げて、揚げて、揚げて、
その後も2度起きた爆発も、油を浴びることなく揚げ続け、
見上げればお月さんがぴっかぴか。
P1120036moon.JPG

夫と娘たちは家の中で、テーブルセッティング。
P1120037namazu_cooking_night.JPG
すっかり暗くなったけど、なんとか揚げ終えた。


いざ! ナマズの唐揚げ〜〜!!
P1120039cooked_namazu.JPG
身はふっくら白く、厚みがあって、ジューシー♪♪
香りもクセがなくって、とっても食べやすい。美味しい!!


「お母さん、ナマズは生まれて初めて食べるわ〜
 高知ではナマズは獲らんかったもん〜〜」

と話すと、夫が急に納得した様子で

「・・・そういえばアメリカでこれ食った!
 キャットフィッシュだもんな!なんだ!そうか!」

と思い出す。

P1120041namazu_dinner.JPG
ナマズ話にあれこれ花を咲かせての晩ごはん。

Mっちゃん、いつもありがとう!!!
そして屋外調理、またやろう♪


※翌朝テラスを見たら、事件現場みたいに油が炸裂しまくって
 テラスのタイルやら壁やらえらいこっちゃでした。
 今後は庭の土の上でやろう・・・(汗)



* * * お知らせ * * *

いよいよ明後日!
秘密の雑貨がいよいよデビューします。

3/30(水)コーヒーファクトリーさんにて

つくば市、洞峰公園近くです。
午前中は夫たちが、午後は私も加わってお店しております。

ぜひぜひ遊びにきてください^^



* * * まかない日記 * * *

私に似て顎が小さめの長女のために、
「噛むメニュー」を増やしていこうと思っています。

ひじきと切干大根のサラダ。
P1120163hijiki_salad.JPG
お鍋に直接ひじきを入れて水で煮て、あらかた火が通った頃に
切干大根を加え、歯応えがしっかり残る程度に煮ます。

ザルにあけ、太めに刻んだ春キャベツと合わせて
梅酢・醤油・塩・オリーブオイルのドレッシングでなじませます。
(もちろん茹で汁はうまみたっぷりなのでお味噌汁に!)

歯応えポリッポリ!!で大好評でした〜。
ごちそうさまでした!

posted by miya at 22:18| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

春の野草と菜の花と

※レシピ紹介を追記しました※
庭に生えているもので十分に食べていける、
そんな季節がやってきました。

すっかり伸びたふきのとう、まだ縮こまっていたユキノシタ。
P1110890yukinoshita_fukinotou.JPG

チンゲンサイにタアサイにカブ、ぜーんぶ菜の花。
P1110892nanohana3.JPG

この日は天ぷらでいただきたい気分だったので、
庭で収穫している間に天つゆを仕込んでおきました。

小鍋に昆布と鰹節を入れ、醤油・みりん・酒を注ぎます。
何となく味が整ったら弱火でグツグツ。
調味料を少なめに入れながら味見をするのがコツ。


台所でいいおダシの香りを楽しみながら、
野草や菜の花をざぶざぶと洗います。

ついでにかぼちゃも切ろう。
青い瑞々しいものと、甘いねっとりしたもの。

ガツンと土臭いものも欲しくなって、
ごぼうと長ねぎを大きめに切って
この二つでかき揚げにしよう、と準備。


かぼちゃの天ぷらにぴったりのザックリ衣と、
かき揚げや野草の天ぷらにぴったりのサクサク薄衣。

最近になってやっと、それぞれのレシピが確定してきて、
天ぷらが苦手ではなくなりました。

P1110893yasou_nanohana_tenpura.JPG
まだ小さい次女はソバが心配だから、
先に素麺を茹でておいて、次に蕎麦を茹でます。
茹で汁は大きい人用の、蕎麦湯や味噌汁にします。

P1110894yasou_nanohana_tenpura.JPG
天つゆなのか麺つゆなのか、
ともかくいいお味になったつゆを適宜薄めて器に張り、
天ぷらがサクサクなうちに「いっただきまーす」。


はらりとほどける衣、
さっくり揚がってもなお瑞々しさを保つ
香り高い野草と菜の花。

そりゃもう、美味しかったです!


暖かくなるにつれて、
ユキノシタがどんどん大きくなってきました。
P1120056yukinoshita.JPG
舌なめずりして見つめる私がいます・・・。


※追記※
かき揚げや野草にぴったりの衣のレシピについて
Facebookでご紹介したので、こちらにも追記しておきます。

山本ふみこさんの『暮らしと台所の歳時記』を参考にしています。
kurashitodaidokoronosaijiki.jpg


== 
ボウルにかき揚げの具(150g程度かな?)を入れて混ぜ、
小麦粉80g、片栗粉大さじ2を入れて全体にからめる。

ここに予め作っておいた卵液
(溶き卵1個分と水150ccを混ぜる)を加えて混ぜる。

かき揚げを大さじにのせて170度の揚げ油にそっと入れ、
衣がまとまって安定したら菜箸で返す。
==

文章は私の要約ですが、こんな感じでした〜。
野草はこの残りの衣に片面だけさっとつけて揚げます^^



* * * お知らせ * * *

週末、26日(土)はつくし農園の共同作業日です〜。
ご案内をアップしました!

3月共同作業日【春分】のご案内



* * * まかない日記 * * *

6歳の長女は、ご近所のおじいちゃんおばあちゃんとお友達。

ありがたいことに、
お菓子は受け取らない方針なのがだんだん浸透してきて、
お野菜や果物をいただくことが多くなりました。

いただいたバナナを完熟させて焼いたバナナパウンド。
P1110885banana_cake.JPG
バナナは熱帯の果物だし、甘いしでうちでは買わないのだけど
いただいたときは大切にお菓子の材料にします。

完熟バナナの甘さだけで、おいし〜い。

冷凍庫で眠っていた桑の実を煮詰めて添えてみたけど
バナナパウンドの甘さで十分でした。ごちそうさまでした♪
posted by miya at 10:52| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月14日

命を奪って食べている −生きたフナをさばく−

お友達から新鮮ぴっちぴちのフナをいただいた。
20〜25cmの、元気なフナが3匹。

ひぃ〜〜〜
生きてるってことは、殺して食べるってことだよね〜〜〜

ザリガニの断末魔の苦しみが脳裏をよぎる。

でも、せっかくのご縁でいただいたお魚。
「殺して食べる責任」をまた自覚しようと、包丁を研いだ。

P1100198funa.JPG

ぎろり。フナたちがめっちゃ見てる。
目玉がぐるりんと動く。海の魚より怖い。

怖じ気づいて、初日は1匹だけを捌いた。


どうやったら生きてる魚が苦しくないように捌けるのか、
というより、早くひと思いにお命頂戴してから捌きたいのだけど
どうしたものか、さっぱりわからない。

小さい魚だったら「わーーごめんなさいーーー」
と顔をそむけながら、キッチンばさみで頭を切り落とすんだが。

ちょっとしたコイ級の大きなフナだもんで、
生きたままの頭を落とすのにもひと苦労だった。

見るのがどうしても怖くて、「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
を念仏のように呟きながら、包丁で何分もかかって頭を落とす。

でも、切ってもまだ動くよ!
頭もボディもぴっちぴちだよ(涙)!

大切にあら汁に使おうと、トレーにのせた頭が
私の顔めがけて「バックン」と喰い付きかけたのには泣きそうだった。

びくんびくんと動き回る身体も、尻尾を掴んでなんとか鱗を落とし、
内臓を出し(これまためっちゃ怖い)、血まみれを洗って三枚におろす。

命がどんどん小さいカタマリに分割されて、
食べ物になっていく。
やっと怖さがなくなり、作業に集中しはじめる。


皮をひいて、小骨を抜いて、刺身(フナの洗い)にしていく。
骨に残った身も丁寧に包丁でこそげとった。

生臭さは血抜きの出来具合で決まる、と何かで読んだので
切り身を工程ごとに何度も何度も洗った。
アラも大切に洗って保管した。


結果としては、とっっても脂の乗った、
すごくすごぉーーーく上等のお刺身になった。
P1100199funa_sashimi.JPG
自家製だし麹(米麹・すりごま・味噌などで作る調味料)とからめ、
庭のワケギも混ぜ込んで、ちょっとなめろう風に。
(もちろん、寄生虫対策は各自の責任と判断で!!)


残る2名のフナさんは、
ビニール袋に入れて冷蔵庫のチルドルームへ。

とっても寒いチルドルームで、1日もすれば、お亡くなりに・・・
なっていてくれたら助かるな〜・・・なんて思いながら。


で、翌日。

子ども達が寝静まったあと、「やっぱり鮮度も気になるし」と
チルドのフナを取り出して、ごろーんとシンクに転がした。

しめしめ。作戦成功じゃ。動かぬぞ。

と思ったのも束の間、1匹がパックパックと口を動かし始める。
ハイ、さようなら〜 チルドにリバース!

動かないほうの1匹だけをシンクに残して、
死んでいる?のをいいことに、鱗を落とし始める。

でも、鱗落としの終盤で、フナ蘇生(涙)!

びっちびっち跳ねます〜
ぱっくぱっく喘いでますぅ〜〜

やっぱりこれは、命を奪って食ってる現実に向き合えってことだな、と
泣く泣く包丁を握りしめて、腹を掻っ捌いた。

まるごと塩焼きにしたいから、頭を落とせなかったのだ。


生きたまま内臓を出されるってどんなにか辛いでしょう・・・
本当にごめんなさい、大切に食べますから許してください〜〜〜

ブツブツ謝りながら、ひーひー言いながら内臓を出し終えて、
まだパクパク喘ぐフナのお腹をしっかり洗う。

エラも外したかったけど、まさに動いてるエラに
指を突っ込む勇気はまだなく。
そのまま全体に塩をして、夫の帰宅を待った。

P1100205funa_shioyaki.JPG
(ふんわり柔らかくてジュワッと美味しい、極上の塩焼きでした!)


この勢いのまま、残る1匹も捌いてしまったほうが
明日またフレッシュな気持ちで怖がって捌くよりもいいんじゃない?

ふとそんな思いがよぎり、
チルドにリバースした元気なフナを再び取り出す。

 ごめんねーーーー
 大事に食べるからねーーー
 みんなの卵と一緒に、煮付けにさせてもらうからねーー

くれぐれも詫びて、またヒーヒー怖がりながら鱗を落とし、
腹を裂き、内臓を出す。

初日には怖くて直視できなかった内臓に
卵があるのに気づいた2日目は、
捌きながら、2匹分の卵を入念に洗って取っておいた。

 卵も孵らなくてごめんなさいーーー
 その分しっかり感謝していただくので許してくださいーーーー

謝り倒しながら、まだ苦しそうに跳ねるフナのエラに
勇気を出して包丁を突っ込み、左右のエラを外した。
煮付けにしたいから、エラは外したかったのだ。

エラを外され、口から喉元までスッカラカンにされたフナ。
お腹も頭もからっぽにしてごめんなさいね、と呟きながら
洗って洗って、ごぼうと一緒に、圧力鍋で煮付けにした。

ここでも生臭さを消すため、ごぼうを下茹でした際のお湯を
フナ全体にざぁっと、お腹の中や口の中にもかける。
せっかくのお命、美味しくして大事にいただきたいからね。

加圧すること20分。
しっかり骨まで柔らかく煮えたあとは、蓋をあけて
長ねぎも加え、2匹分の卵も加え、しばし煮汁を煮詰める。

それはそれはジューシーで美味しい、フナの煮付けが完成。
P1100212funa_nitsuke.JPG

あまりにも美味しいダシが出た煮汁は、翌日お豆腐と白菜を加えて
クタクタに煮て、またしばらく楽しんだ。



長女は初日、私が大騒ぎしながら捌いているのを見ていたので

「ね、殺して食べるってこんなに怖いでしょう。
 だから、毎日お肉やお魚を食べるわけにはいかないと思うんだ。

 命を奪って食べてるって考えながら、
 大事に大事に、ほんの時々だけ、動物を食べようね」

と話した。


魚を捌き慣れている人なら、なんてことないだろうけど
生き物を直接自分で殺すというのは、
イマドキの主婦には、あんまりない。

自分で殺してない無自覚なお肉を、
ポイポイ消費することのないように、
時々、こうして「殺して食べる」機会が私に訪れる。

お裾分けをくださったOさん、
そして命をくださった3匹のフナさん、
本当にありがとうございました。

P1100207funa_arajiru.JPG
(初日に取っておいた頭や骨で作ったアラ汁。美味なり。)




* * * まかない日記 * * *

大鍋にどーんと、ひっつみ汁。
P1100091hittsumi_jiru.JPG
ひっつみは、前日に手作りした餃子の皮の生地が余っていたのを
適当にほうとううどんみたいにびろーんと伸ばして
グツグツ沸いてるお鍋に入れていくだけ。

具が山盛りで、ひっつみ見えませんけども。
ごちそうさまでした!

posted by miya at 15:57| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする