2022年05月13日

アミガサタケを食べる -毒抜き必須の高級食材-

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引っ越した古民家の近くには耕作放棄された水田跡があり、
今年はそこを自然農の田んぼにすることになりました。

季節や引っ越し作業に追われながらも
なんとか順調に田んぼ再生は進み、
ついに苗代(なわしろ)作りを迎えた4月下旬。
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田んぼの隣の斜面を見ていると、
ニョキニョキと、不気味なきのこが生えていました。
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「あ、これ確か食べられる…」と思った私と
「見た目からして、たぶん毒キノコだよ」と慎重な夫。

調べたら「アミガサタケ」という「毒キノコ」で、 ガーン
とっても美味しい「食べられるキノコ」だということがわかりました。 わーい

なんとフランス料理では高級食材!
毒抜きして乾燥させたものが流通しているんですって。

「モリーユ」とか「モレル」とか、
本で見かける名前はこのことだったのね〜。


とりあえず、「生で食べないこと!」
正しい毒抜き方法さえ守れば大丈夫みたいです。

収穫や下処理の段階では危険がないようなので、
さっそく毒抜きの方法をメモして、収穫に向かいました。


※※ ※※ ご注意ください ※※ ※※
この記事で取り上げているアミガサタケのほかにも、
アミガサタケ科には複数の種類が存在しています。

責任は一切負えませんので、野外で採取する際、
種類の判別はきのこに詳しい方と行うことをおすすめします。

特に、"脳みそみたいなシワシワ毒きのこ”「シャグマアミガサタケ」は猛毒で非常に危険です。
見た目が大きく異なるので間違うことは少ないかもしれませんが、
「アミガサタケ」という名前だけで安易に判断しないようくれぐれもご注意ください。
※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※



■アミガサタケの収穫

春に出現して、ゴールデンウィークを過ぎると消えてしまうらしいアミガサタケ。

この場所に来春も出てきてほしいから…というより
むしろ今シーズンにもう一度収穫したい下心で、

特に大きく育っているアミガサタケ(左)を採り、
小さいもの(右2つ)は残すように気をつけてみました。
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アミガサタケが出現している、
3m四方ほどの斜面をぐるりと見て回って
これぐらいの収穫となりました。
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■アミガサタケの下処理

アミガサタケは内部が空洞になっているので
アリやムカデなど、ガブリと噛まれるような虫が潜んでいることがあります。

だから、切り開いて中を確認するのが大事なんですって。
私もハサミでチョキチョキしました。
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幸い、虫は一匹も見つからず、ほっ。

さらにアミガサタケは、非常に凸凹が多い形状のため
土がついているとなかなか大変です。
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汚れのないものだけ収穫すれば良かったなぁ…と後悔しましたが
せっかく採ったので、執念で洗いまくりましたよ〜。

流通している乾燥ものでさえ、砂粒が混じっているそうで
戻して使う際にもザルで濾す必要があるんだとか。

特に土の入り込んだものは別に分けて二次被害を避け、
流水で何度も何度も水を替えながら洗いました。


■アミガサタケを絶やさないために

先ほどの、切り開いたアミガサタケの写真…
奥にごろごろと石づきがあったのに気づきましたか?
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きのこは胞子を飛ばして増えるのでしょうけど、
石づきを元の場所に埋め戻すのだって、意味があると思っています。

きのこ類の原始的なコマ打ち方法として、
ぼんやりした記憶ですが

 菌糸がまわっている石づきやホダ木を粉砕して
 新しいホダ木に埋める

…という方法を読んだことがあるので、元の環境に石づきを戻すのだって
充分に役に立つんじゃないかなと。

ですので今回のアミガサタケも、
石づきを元の場所に埋め戻しておきました。

来春も出会えますように〜!!


■アミガサタケの毒抜き

中毒症状を起こす毒物「ヒドラジン」が微量に含まれているため
生食は避けなければいけない…というアミガサタケ。

このヒドラジンを抜く方法が、「しっかり加熱調理」なんだそう。

ヒドラジンは87.5度で揮発する、
なんて情報も見かけたんですが(だから煮るんだって)、

猛毒のシャグマアミガサタケでさえ、
10日ほど干せば毒性があらかた消失する説もあり…。

乾燥もののモレルorモリーユ(アミガサタケの西洋名)は、
加熱せず、ひたすら干しているだけの可能性もありそうです。


でね、毒抜きの方法を調べても、
猛毒のシャグマアミガサタケと、成分から毒抜きから、
情報がごちゃごちゃに混ざってしまって、どれが本当かわからない!

もう、ヨーロッパ圏の人に教えてもらいたいです。
日本人の情報ではどれが正解か、もはや判別不能です…。


ひとまず今回は、毒が微量のアミガサタケに対して
猛毒のシャグマアミガサタケの毒抜き方法を一部取り入れて
やや慎重なやり方で、毒抜きをしました!


方法はとっても簡単。

換気のいい場所で、お水に入れて、ぐつぐつ茹でる!
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個人的には炒めるでも炙るでもいいとは思うんですよ、ちゃんと高温になるなら。
ただ初めてなので、慎重にやりました(お湯は均一に熱が行き渡る気がして)。

ヒドラジンは揮発性なので、換気の悪い場所で加熱してしまうと
気化したヒドラジンを吸い込んで中毒になる場合がある、との情報は
毒性の非常に強い、シャグマアミガサタケを調べていて目にしました。

いま調理しているのは普通のアミガサタケで
そこまでのことはないと思うのですが
まぁ換気のことはちょっと意識しました。

揮発性ということは、しっかり沸騰させ続けていれば茹で汁は使えるはず。

あんまり水が多いと旨味成分が失われてしまうようなので
今回はひたひたより少なめの水で、沸騰してから3〜5分ほど茹でてみました。


■アミガサタケの調理

もう大丈夫という確信はあったのですが、
念のため、数切れ食べて30分ほど様子を見ました。
うん、大丈夫、なんともない。

昼間に試食して、さらに夕方まで様子を見続け、
結局大丈夫だったので、このアミガサタケは晩ごはんに使いました。


さて!
毒抜きしたとはいえ、実はまだ注意事項がありまして。

・アルコールと一緒にとらない
・大量に食べない
   ぎんなんみたいだなぁ…

どっちも具合が悪くなるそうです。
気をつけて美味しく食べたいですね。


グラタンやシチューなど、濃厚なクリーム系が合うとのことだったので
豆乳クリームパスタを作ることにしました。

子ども用は普通の水で、大人用はアミガサタケの茹で汁でパスタを茹でました。
茹で汁に出てしまった旨味をパスタに回収する算段です。

毒抜きしたアミガサタケは、水気をきっておいてオリーブオイルと炒め、
香ばしくなったところで豆乳を加えてぐつぐつと煮詰め、とろみがついたら塩胡椒。

子どものパスタは豆乳であえておいて、アミガサタケの小さな切れを散らしました。
一応、控えめに。

大人は、アミガサタケの旨味を吸わせたパスタに、
アミガサタケの豆乳クリーム煮をこれでもかと絡めて、完成〜!
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まだ食器のダンボールをほとんど開けてなくてですね、
和な器ばっかりで雰囲気がまったく出ません(笑)

カリフラワーのコンソメ煮、キャロットラペも添えました。
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ううううううううまぁぁぁぁぁ!!!

子どもたちからも歓声があがるほど、
アミガサタケは旨味たっぷり、美味!!!

野生きのこ全般にテンションが下がる夫も、一応は美味しく食べていました。
(どうしても不安がつきまとうらしい)


舞茸と椎茸を混ぜて干したら近い旨味になるかなぁ…?うーん。
市販のきのこだったら、何種類も取り混ぜて料理しないと再現が難しいかもしれません。

栽培きのこと野生きのこの差なのかもしれませんが、
アミガサタケが西欧で人気食材なのもうなずける美味しさでした♪

ゴールデンウィーク明けに見に行ったら見事に跡形もなく消えていましたが、
来春もまた出会えることを祈っています。

アミガサタケ、ごちそうさまでした〜〜!


「きのこ」関連記事:マッシュルームが生えてきた

「自然の恵み」関連記事:タンポポを食べる 万能食材、カラスノエンドウ カラスノエンドウの莢・豆を食べる よもぎを食べよう、育てよう



* * * お知らせ * * *

引きこもり経験者の方々や、
生きづらさを感じている方限定の「新月カフェ」。

茨城の県南エリアで、5月末に開催です。

5/30(月)新月カフェVol.52 in つくば



* * * まかない日記 * * *

すでに二ヶ月も前のことですが、
末っ子が3月に3歳のお誕生日を迎えました。
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(ヘルメットとか言う夫、けしからん…)

豆腐クリームにココア&キャロブパウダーを混ぜて、チョコケーキ。
中にはスポンジと有機バナナ、豆腐チョコクリームが交互に層になっています。

みんなからのプレゼントタイムに、わくわく〜〜
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5歳長男からはいろんな折り紙作品が進呈され、
特にオレンジのリボンはこの後、末っ子が寝るまで髪に飾り続けたほどの大喜び。
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私達からは、3歳を迎え、足取りもしっかりしてきたので、草履をあげました。
ぐっとサドルが低く作られた幼児用の自転車(ペダルなし)も!
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毎日ぶんぶ〜ん!って言いながらお庭を乗り回しています^^;
3歳おめでとう♪
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2021年11月04日

あけびの皮を食べる2

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10月のはじめ、
お隣さんから大鍋いっぱいの「あけび」をいただきました。
ありがたや〜〜〜!

もう、あけび、大好きなんです。

生まれ故郷(山奥)の、
神様おるな〜ってくらいキレイな小川で
樹上から垂れ下がる、たわわに実ったあけび。

あの、楽園みたいな光景が忘れられません。

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小さい下3人はあけびの食べ方が分からないようだったので
ひととおり説明すると、みな果敢にもかぶりつきました(笑)。

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庭先で、リビングで、
日々もぐもぐとあけびを食べる子ども達。

唯一あけび体験の多い長女が

「皮は汚さずにお母さんに持っていくんだよ。
 料理に使えるからね。」

と耳打ちしたおかげで、皮の回収率100%!

毎日あけびの皮で料理をすることになりました。


若い頃は肉詰めにして揚げたり、こって〜り味噌炒めにしたり。
油や濃い味付けが美味しいんですよ。

ちなみに2017年の記事「あけびの皮を食べる」では、
あけびの皮の「揚げ浸し」と「ごま味噌炒め」のレシピをご紹介していました。


今回は私がアラフォーになってきて、
もっとボリューム控えめ、お野菜多めレシピに(笑)。

あけびの旬も終わりに近いですが、お試しくださーい。


その1:あけびの皮の「素揚げ」
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いきなりわかりにくい写真ですみません、奥のごはんの上にのっかってます。

1個を縦4〜6等分に切って、両面をじっくり揚げ焼きにしました。
硬い外皮のほうは特に時間をかけて揚げ、こんがり食べやすく。

子どもはそのまま、大人はお醤油にちょんちょんとつけていただきました。

このときは自然体リトリートで出張料理人のさきちゃんが作ってくれた、
小豆とカボチャのベジカレー、じゃがいもの大葉ソース和え、大豆れんこんひじきサラダと一緒に。
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とっても贅沢な晩ごはんでした♪(私、あけびの皮を揚げただけー!)


その2:あけびの皮の「野菜炒め」
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炒めればとってもジューシーなあけびの皮。
下味をつけてほかの野菜とのバランスを取れば、いいアクセントになります。

フライパンに油を熱し、細切りにしたあけびの皮を炒めます。
しんなりしてきたらお酒とお醤油をくるくるっと回しかけ、
あけびの皮にしっかり下味を染み込ませます。

そこへ刻んでおいたありあわせのお野菜を加え、ジャッジャッと炒めて塩・こしょう。
写真のときは三尺ささげ、人参、油揚げを入れています。
火の通りの悪いものから順に加えていってください。


その3:あけびの皮の「エスニック炒め」
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細切りにしたあけびの皮を油で炒め、
オイスターソース、ナンプラーで味付けをします。

このままだと味が濃いので、ベビーリーフやサラダ菜などをドサッとのっけます。
写真のときは大量のルッコラを載せました。子ども達にも好評でした!



実は、家の裏山にもたくさんあけびが実っているんですよ・・・
でも高い!高くて届かない!と子ども達が騒いでおります。

うーん。工夫して採れるといいなー。
地面に落ちたらアウトだから、難しいかなー。


関連記事:食べられるものが広がるって、強みですね♪
あけびの皮を食べる さつまいもの茎と葉っぱを食べる トマトの終わりの季節には もったいないラベル一覧

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2歳であけびを食べる、次男の食い意地がすごいと思う。



* * * お知らせ * * *

数年ぶりの、雑草屋本舗です!!

自然農の菊芋、甘柿、ゆずの販売を始めました。
菊芋のまとめ買いや、隔週お届けなども承ります。

※今年はfacebook中心でご注文をお受けしております。
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【雑草屋本舗】お野菜の販売を再開します



それから、最近よく見られている季節ものの記事をいくつかご紹介します。

ちょうど、カリンが採れる時期になってきたんでしょうね〜。
 ⇒カリンを干す 〜お金をかけないカリンの活用法〜

そろそろ渋柿が熟してくる頃。甘くなったらケーキがおすすめ!
 ⇒完熟渋柿で作る柿ケーキ


今月も開催します!ぜひご参加ください。
 ⇒11月16日〜22日 里山古民家再生ウィーク
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失われかけていた、持続可能な里山の暮らしを再構築するために。

自然農、大地の再生の基本作業に、古武術身体操作や
ポモドーロ的マインドフルネス瞑想(30分に1回の瞑想休憩)を取り入れて、
雑草屋、自然体研究所の得意分野をふんだんに盛り込んで実践していきます。



* * * まかない日記 * * *

子ども達が裏山の栗を何度か拾ってくれて、
その都度、栗ごはんにして楽しみました。
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(下拵え方法はこちら ⇒栗の皮むき娘

3回も拾ってくると、飽きたのか面倒なのか・・・

7歳次女が「行かなーい」と言い始め、
5歳長男「ぼく一人で!」と出かけるものの、がんばっても数個(涙)。

12歳の長女なんて、1回参加したかどうか。
大きくなると全然拾わなくなって、さみしいなー。
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春までには引越しちゃうので、裏山の栗林とも今年でお別れ。
今までありがとう・・・!
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2021年07月31日

ウワバミソウ(ミズ)を食べる

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雑草を食べる本をいくつも斜め読みしていると
「ミズ」「ウワバミソウ」というページに出くわします。

あ!草刈りでときどき見かける!
どこだっけ!今度見つけたら・・・!

そう思うこと数年。

ついに去年から識別できるようになり、
ちょこちょこ食卓に上ることが増えてきました。

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● ウワバミソウ(ミズ)の特徴

うちの周りに生えているのは「アオミズ」という種類。
日本各地の原野に生えるそうです。やった!

葉っぱの長さは3〜6cmくらい。大きいと10cmになるとか。
背丈はだいたい40cmです。

畑のあちこち、庭のそこかしこに生えてきます。

草に覆われて湿気が保たれているところや、
木陰の涼しい場所に生えていることが多いです。


「ウワバミソウ」って、聞いたことがあるなーと思っていたら、落語の「そば清」に
“ 大きな蛇(ウワバミ)が大物(人間)を溶かすために食べる草 ”として登場しますね。
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落語絵本9 そばせい

作・絵: 川端 誠

7歳の次女が落語が大好きで、いろいろと借りたり買ったり。
でも「そばせい」はちょっと小さい子たちが怖がるので
当面は借りる限定です〜〜^^;


実際は湿り気のある場所に生える=蛇もよく見かける、だけで
何を溶かす能力もありませーん(笑)。

春・夏・秋と収穫期が長いため
「山で遭難してもウワバミソウがあれば助かる」と言われるほど。
いい野草ですね。


渓流沿いやじめじめした斜面には、
もうちょっと葉のギザギザがくっきりした種類が
群生するんですって。(←遭難したとき用の心のメモ)

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(川魚のいる小川を探していたら、町の大工さんが教えてくれました♪)


● ウワバミソウの食べ方

洗ったら葉を除いて、茎を食べます。
茎は透明感があって柔らかく、潤いがあります。

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ですので収穫する際は、茎のやや太いものだけ刈るのがおすすめ!
細すぎるものはこれから太っていくので、楽しみにして残しておきましょう^^

茎は若い(やや細い)ものはそのまま煮たり茹でたりして食べられますが
太すぎると皮が気になることもあるので、
その場合は皮をむいてから調理するのがいいようです。

佐藤初女さんのお漬物本でも、ミズの茎は皮をむいて使っていました。

ですが、生のまま食べられるレシピ(根元だけ生で叩く)や
若葉そのままを使えるレシピ(若い芽をまるごと茹でる)も。

好みや忙しさに応じて、
どんな状態のものを採るか、選べるのがいいですね。


● ウワバミソウのおひたし

洗って葉を取り、可能なら皮もついーっと剥いて、
茎だけをお湯で茹でます。

色がぱっと鮮やかになったら引き上げ、
水にさらしたあと、ザルにあけます。

刻んだらお皿に移します。
みずみずしい茎の様子が伝わるでしょうか。
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鰹節を散らして・・・
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お醤油など好みの調味料でおひたしに。

シャキシャキと涼やかな風味で、
三つ葉のようなすっきりとした芳香が楽しめます。


● ウワバミソウ その他のレシピ

・煮びたし
 たっぷりのだし汁でとろ火で煮つけ、薄めに味付けをし、後半でみりんを加えて照りをつける。

・小魚煮
 小魚と一緒に煮付ける。クセがないので小魚と相性がいい。

・若芽のおひたし
 若い芽を摘んで、茎と葉を先述の手順でおひたしに。葉が入るとしっとり食感。

・とろろ
 生のウワバミソウの根元だけ包丁の背で叩き粘りを出し、醤油で味付け。

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(たっぷりと太った茎がたくさん採れそうなときは、ぜひ♪)


他にもいろいろ使い道がありそうなので
気軽に料理に活用していこうと思います。


「野草」関連記事:
ギシギシ スギナ タンポポ ヨモギ カラスノエンドウ ハルジオン ハコベ


ついでに7月後半の思い出をちらっと記録〜。

地域の方に教えていただいた「お魚のいる小川」で、
川でお魚を捕まえたい!という子ども達の夢を叶えることができました。

小さいお魚が泳いでいるところへ、出動!!
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網ですくって、何匹も捕まえて、リリースしてきたそうです。

2歳末っ子はまだちょっとドキドキ。
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自然派の3家族が集まったある日。
裏山で遊んで、近所の川で遊んで、温泉行って、家で花火。
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みんなおりこうさんだったなー

どんどんお姉さんになる長女ですが
家族や小さい子たちとの時間も楽しめていて、良かった。
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* * * お知らせ * * *

暑いときは、マスクを外しましょう。
コロナよりも命が大事!

夏が盛りとなってまいりましたね〜
涼しさの工夫を書いた記事をご紹介します。

納涼あれこれ 〜濡らし手拭い・凍り手拭い編〜

納涼あれこれ 〜家屋の工夫編〜

冷房なし生活4年目の記録

そして本丸はこちら。
熱中症が怖い!熱中症ってなんで減らないの?という方にオススメです。

水分補給への疑問

あたらしい熱中症対策

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* * * まかない日記 * * *

台所に、ズッキーニとトマト、そして食パンまで揃っていたので
ホットサンドにしました。

ズッキーニはスライスしてじっくり焼いて、トマトは切って。
ついでに夫がときどき作ってくれる鶏ハムも薄切りにして。

子どもはちょびっとだけマヨをつけたパンに具をサンドして、
ふちをフライ返しで押し付けながら両面を焼きました。
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大人は他にマスタードだの塩こしょうだの、しっかり味にして焼きましたよー。
ごちそうさまでした!
ラベル:野草 自然の恵み
posted by miya at 23:32| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする