2018年07月05日

積み木を手作り

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研修生という立場上、
最小限の荷物だけで道場入りした私たち。

特に子どものおもちゃや絵本はほぼゼロ。

「そのへんにあるもので遊べますように」
と願いながら引っ越してきました。

しかし、屋内ではわーわーギャーギャー、
数少ないおもちゃ(に見立てた何か)を取り合う3人。

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ずらっと並んだたくさんの絵本に児童書、
それぞれの年齢に必要と見極めた、
遊び方が限定されない素朴なおもちゃ・・・

つくばでは、そういったものにズラリと囲まれて
ずいぶん穏やかに暮らしていたものですが、
環境を整えていたからこその穏やかさだったなと、今思います。

子ども達の性質が穏やかなのかと勘違いしていました、私。。。
ううっ。

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ということで5月の終わり頃、
とりあえず積み木を作りました。

そのへんに落ちている木の枝を片っ端から、
丸ノコでキュイィィーン!チュイィィーン!

木屑も払わぬうちに、小さい子たちが待ち構えていて
どんどん持っていってしまいます。

あぁ、心待ちにしていたのね、おもちゃ。
2ヶ月もガマンさせてごめんね。

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脳内の理想はシュタイナー風の、
美しく光沢ある、バリエーション豊かな積み木。

でも、角もとってないし、コブも皮もそのまま、
蜜蝋もオイルも塗ってないのに、ずいぶん喜ばれてびっくり。


特に喜んだのは4歳になったばかりの次女!

数々の名作を生み出してきた彼女ですが
(⇒研究熱心 ⇒並べたい欲求

作った直後から
母屋にこもってずいぶん静かにしているなと思ったら・・・

あげた積み木を全部使って、「でんちゃだよー♪」
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転がる積み木たちを、よくもまぁ
薄い積み木に載せまくったもんです。

息子も興奮して、ひたすら積みます。
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あまりに楽しそうで長女も寄ってきたほど。
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(いつもはチャンスとばかり、遠くで読書にふけっている)


そうそう。
木の枝をカットしていて嬉しかったことがひとつ。

流れ星〜♪
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どこまで切っても流れ星〜♪
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(自然物コレクターの方々ならこの興奮、わかっていただけることかと・・・)



例年のごとく、冷房なし生活を満喫しているため
あまりにもお日様ギンギラギンの日など、みんな屋内でまったり。

大人が寝転んでいたいときはこれだ!

「お父さんの背よりも高くなるかな〜?」
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どんどん!どんどん!
間隔をあけて長さを稼いで、またどんどん!
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端から端まで走っては
「でんちゃー!」「すごぉーい!」と大喜びの子どもたち。(フフフ・・・)
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早く自分たちの小屋を建てなきゃ、と焦っていた春から一転、
道場でやることありすぎて絶対無理!と自暴自棄になり。

住人同士の紆余曲折を経て、なんと一人の若者が
自分の改装したガレージを明け渡してくれました。(ありがたや・・・!)
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台風のときや真冬は無理かもしれませんが(只今母屋に避難中)、
通常時の寝床として、大変助かっています。

しかし、子どもが安心して、集中して遊べる場所の必要性もまだ感じます。

環境を整える、ということの大切さを
色んな場面で実感している日々です。


「おもちゃ・遊具」関連記事:
うちの遊具 おもちゃはなくとも 壊れやすいもの 森のブランコ




* * * お知らせ * * *

時の流れとともに、
地主さんそれぞれの事情も移ろいゆき・・・

つくし農園の小屋を移動することになりました!
さぁ、古代エジプトに思いをはせて(笑)!

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7月14日(土)小屋をピラミッド建造みたいに移動する会!


私や子ども達も、
なんとかつくばに駆けつけたいな〜と思っています^^


そして週の半ばにはこちら。

ただ「居る」だけで里山を整備しちゃう
ひきこもり経験者限定企画、
楽しいお泊まりバージョンだそうです〜

7月12日〜13日 第7回 森の新月カフェ「お泊り!」

汗を流したあとのお風呂とお食事(お酒も?)、すてきー!



* * * まかない日記 * * *

暑すぎるとか、台風とかだと、
火起こしもちょっと敬遠してしまいまして・・・

必要は発明の母!
(朝の残り火で沸かしておいた)お湯だけで作るお味噌汁〜!!
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細く細く刻んだ大根と人参は塩もみして置いておき、
そこに干しワカメ、煮干し、白すりごまを加え、魔法瓶のお湯をドバーッ。

野菜の塩気と乾物たちの旨みで、ダシいらず、味付けいらず♪
沸騰後の、具を煮る時間とエネルギーが省けるのですから、なんてエコ!

ごはんと一緒に食べると、永谷園のお茶漬けみたいな味がします(笑)
これは久々に雑草屋の殿堂入りです〜。

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お庭のレタスやハーブたちを、実家のパプリカと和えて
もりもりいただきました。ごちそうさまでした!
posted by miya at 22:23| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

かまってほしい

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長女のお出かけリクエストは実に頻繁。

 しかも、出かけるまでずっと不満顔。

 出かけた最中も、割と不満顔。

 そして、帰る道すがら、ほぼ不満顔。

・・・どうせーっちゅうねん!!!

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何をやっても、どこに連れて行っても、
結局彼女の不満顔は解消しないので
私は長女とのお出かけに、このところ消極的。

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今日もそんな言い合いが発生しました。


娘「どっか連れてってよう!電車とかプールとか!」

私「でも、行くまでずーっと不満顔だしさ、
  帰りもいっつも文句ばっかじゃん」


すると、やりとりを隣で聞いていた
道場メンバーのお兄さんから、気持ちのよいひと言。

「なんや、かまってほしいだけやん^^」

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えー!!

そうなの!?
かまってほしいだけ??

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見れば長女、はにかみスマイルで立っています。

あら?ちょっと可愛らしい(笑)


思わず彼女のほっぺたを包みながら

「そしたら、全力でちーちゃんにかまったら
 無理してお出かけせんでも満足なんやん!?」

と訊くと、

「そうじゃないのよーぅ(照)」


言葉とは裏腹に、そして久しぶりに、
素直な笑顔が返ってきました。

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このところ、反抗期全開で
めちゃくちゃ大変な長女でしたが、

 はなっから不機嫌な声で話しかけてくるのも、
 怒った顔で寄ってくるのも、
 無茶なリクエストをふっかけてくるのも、

あらー、どれもこれも、
根本的には、

ただ単に「かまってほしい」だけなのねー!

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急にスッキリ解決して、拍子抜けしました。


下の子たちに約束していた手前、
結局近くにお出かけしたんですが
長女のご機嫌がずいぶん良かったので、ホッ。

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そういえば一番上の子だから、親の関心を100%、
一身に受けていた記憶が根底にあるのでした。

(次女や長男なんて、
 ほんの片手間で育てられてるのにね〜!)

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付け焼刃のご機嫌取りでもなく、
言葉だけに反応しての右往左往でもなく。

根本的なところを、
さらっと指摘してくれた道場仲間の彼に、感謝!!

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「子育ての悩み(心・関係性)」関連記事:
外出前のイライラは 風が通る 大きな愛 右往左往してもいいのだ



* * * お知らせ * * *

暑い暑い、灼熱の夏が訪れています南房総。

春から暮らしてきた「パーマカルチャーと平和道場」では
4月から6月までの三ヶ月間の研修が終わり、
仲間たちがそれぞれの居場所へ、旅路へと巣立ってゆきます。


雑草屋一家はといいますと、

お野菜植えちゃったし、お米も気になるし、
ソーヤー海くんたちの想いを応援したいし、
帰る家もないし(笑)

で、もうしばらく、
千葉のいすみ市に暮らし続けることにしました。


これからも雑草屋の気ままな暮らしを
ほんのり見守ってくださいませ〜。

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* * * まかない日記 * * *

道場にいると、素敵なゲストが世界中からやってきます。
子ども達もずいぶん度胸がついたかな?

特に感銘を受けたのが、若き巡礼者Zilongの滞在。
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穏やかで温かくて愛に溢れて誠実で・・・
みんなが彼の、豊かな繭のような光に包まれて
幸せをたくさん受け取った、そんな数日間でした。
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道場みんなで電気なしDayをやって以来、
夕暮れ前の外ごはんが増え、この日もお外で。

メニューは、U字溝を使った焚き火で調理した
玄米ごはん、お味噌汁、長女の作ったきんぴら、
そしてZilongからのギフトで、とうもろこし&スイカ。

盛り付けが可愛かったな〜
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ありがとう、そしてごちそうさまでした!
posted by miya at 22:00| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

学校というシステムは最適か?

「学校行ってないの?じゃあこいつバカなんだ!」

8歳の長女が、ときどき男の子たちに言われる言葉。

そのあとはひとしきり、バカにされたり、からかわれたり、
問題を出されても答えられなくて更に笑われたりが続く。

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(ウクレレ大好きで、親よりずっと上手くなった)


長女がホームスクーラーであると知ったとき、
同年代の小学生の反応は主に4つ。

・バカにする (5割)※主に男子
・不思議そう (2割)
・苛立つ   (2割)※時間差で主に女子
・気にしない (1割)


学校に通うということは、すなわち

 しっかり勉強し(勉強しないとろくな大人にならないよ)、
 嫌な宿題もこなし(嫌でもやらなきゃ置いていかれるよ)、


つまり立派な大人になるための、訓練をしている。

学校に行かないこと、休むことは
「悪いこと」なので、

 「学校に行ってない = 勉強してない = バカにしていい」

という図式が成り立つのかもしれない。

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(カメラも大好き。寛大に触らせてくれる道場住人のみんなのお陰でメキメキ上達中)


即座に出る反応がほとんどだけど、
苛立つ(または怒る)というのは、
一緒に過ごしていて後半に出てくる。

 私は宿題があるから。
 今日はいっぱい宿題が出たんだ。
 (あなたはないんでしょ、気楽でいいね)

 学校に行ってないからそんなに笑っていられるんだよ。
 友達とかのストレスないからそんなに元気なんだよ。
 (学校に行くっていうのは大変なことなんだから)

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(長期滞在したフランスのお兄さんとは、次第に怖じけず声をかけられるようになった)


長女は困って黙っていたり、うすら笑いでごまかしたりで、
帰ってきてからも親には黙っているんだけど、

ごくたまに、何かの拍子に
「今日会った子たちに、こんなこと言われたの・・・」
とポツリポツリ言い始める。


※もちろんいろんな小学生がいます。
 すごく優しくしてくれて嬉しかった!という子との出会いも
 時には、あります。

 一人の人間として、誰もが、いい面も悪い面もあります。
 それはうちの子も全く同じです。

 それを大前提として、何年も考えてきたことを書いてみます。
 個々人を否定するものではないことをここに明記しておきます。

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(小学生に言わされる問題No.1の九九は、道場のみんなが教えてくれた)


人間は恒常性の生き物なので、
違う何かに出会ったとき、最初に「拒否」が出る。

それはわかってはいるんだけど、
小学生達の言動には時々、気になるものがあった。

動物を強いストレス環境下に置いたときのような、
本来の子どもらしさとは違う何か。化学反応のような何か。


市営プールで見かける、低学年からの派閥争いや仲間はずれ。
児童館で見かける、あからさまな無視や、人形への残虐な言葉がけ。

何より、ホームスクーラーの子ども達と大きく違うのは、
人を傷つける言動の引き出しがとても大きい、ということ。

私と一緒にいた次女(当時3歳)に対して
「なんでこいつ、こんなに黒いわけ?
 見て!ぜったい日本人じゃねーよ!」
と小学生が取り囲んだとき、鳥肌が立った。

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(地黒なうえに、いつも外にいるから真っっ黒!!な子ども達)


・・・何年もずっと考えてきたことが、
長女の話を聞きながらやっとまとまってきた。


 学校という形態は、
 人間にとって最適ではないのではないか。


特に、

 同じ年齢の子どもを数十人集めて
 ひとつの部屋に密集させるという育て方。

 勉強という成果で横並びに評価し、
 良い・悪い、できる・できないでラベル付けする学び方。


負荷が大きいのかもしれない。
最適な導きができる規模ではないのかもしれない。

いじめが永遠になくならないのは
学校という特異な空間に
子どもを集団で閉じ込めているからかもしれない。

親から、周囲の大人から、
もっと別の軸で認めてほしいのかもしれない。

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(鴨川のアースオーブン作りでは、ずっと調理ブースで本場仕込みのピザ生地を教わっていた)


学校というシステムに対して「不登校」が、
社会というシステムに対して「ひきこもり」が、
いま、静かなるアラートとして、
システムの問題点を指摘しているように思う。


長女は集団に順応するのがとても上手いので、学校に通えば
それなりに付き合い、衝突を避け、見てみぬふりもするだろう。
さりげなくいじめに加担することも、あるかもしれない。


それがわかっているからこその、
試みとしてのホームスクール。

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(色んな人が野菜を切るのを長女に任せてくれ、やりきった感!いつかハートの人参もマスターしようね)


2年が経過して、様々な人と過ごす中で、
「純粋だね」「ピュアだね」「無邪気で癒されるよ」
と言われることもあるけれど、

子どもって本来は、みんなそうなんだと思う。

学校という特殊な環境で、少し違った特性を身につけてしまうだけ。
長女は学校にいってない分、それを身につけずに済んでいるだけ。

(長女の小賢しさ、ずる賢さ、充分に感じてますけども!!
 世の中の子ども達はそれ以上にすごいんだと力説されるので…)

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(生パスタ作りを3度も体験させてもらった!美味!!)


学びが多様化する現代。

私たちは、その都度考えながら、観察しながら、
柔軟に、学ぶ場所を選べばいいと思う。


「ホームスクール」関連記事:
ホームスクール、始めました おやき三昧 ホームスクールの記録 〜時計〜 家庭保育とホームスクールの様子 −秋−
ホームスクールの法的根拠について(お世話になっている古山さんの記事より)


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ちなみに最近の長女は、
本に出てくる小学校の描写に憧れがあって
学校の授業に出られる程度に「(読み書きの)書き」と「算数」を
やっておこうかな?という話をして、ドリルを始めたところ。

でも、ドリルより断然ウクレレやカメラに夢中ですが。

反抗期の片鱗も見せつつあるし(毎日めっちゃ大変!)
どうなっていくのか、楽しみです。



* * * お知らせ * * *

つくし農園、明日の集合日は、夫が向かっておりまーす。

せっかくなので、
今いる「パーマカルチャーと平和道場」のイベントもお知らせ〜。

・6/10 田植え
・6/16 Open Day
・6/12&16 大地の再生

千葉県いすみ市にて、お待ちしてます♪



* * * まかない日記 * * *

ときどき朝ごはんとしてフライパンで焼いているスコーン。
去年みんなで育てた小麦の全粒粉で作っています。
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オーブンがなくてもうまく焼けるのは、四角いから。
6つの面をじっくり、丁寧に焼いていきます。

材料は、小麦粉、塩、BP(アルミフリー)、なたね油、水や豆乳。
お砂糖は使わず、干し柿をみじん切りにして甘みを出しています。
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にんじんの葉っぱを細かく刻んでどっさり入れています。
ごちそうさまでした!!



posted by miya at 22:48| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする