2022年06月05日

子どもの古着で「手作り鯉のぼり」

今年は6月3日が旧暦5月5日、端午の節句でした。
そこで、我が家の鯉のぼりをご紹介したいと思います。

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以前、お雛様で大変な思いをしたことがあるので
鯉のぼりやお雛様などは、なるべく身軽に…と考えています。

そして、季節の飾りを子どもが作りたいと言ったときは、
どうぞどうぞ〜、とお任せ。

特に誘導も修正もせず、子どもの悪戦苦闘や試行錯誤を見守ります。


まずは歴代の鯉のぼりをさっと振り返ってみます。

去年は、当時4歳の長男(家庭保育)&当時6歳の次女(ホームスクール)で
水彩絵の具で画用紙にさらさら〜っと。
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長男、裏表に同じ絵を描いてから切り抜こうとして試行錯誤してたっけ。

何匹も作ったのに糸を通して、万国旗よろしく室内に飾り、風に泳がせていました。


こちらはつくば時代、7歳だった長女(当時はホームスクール)が作ったもの。
緩衝材に油性マジックで色付けをして、出窓に貼ると、光が透ってこんなに鮮やか。
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あれ?まだ男子いなかったよなぁと思って調べたら、長男が産まれてました。
だから飾りを作ってくれたんだねぇ。長男、0歳8ヶ月のころ。
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おまけ… 去年の春の、横向きに蓑をつくるタイプの蓑虫(みのむし)。
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引っ越しの1年前から移植しておいたブルーベリーで発見。見事な水平保持力です。


そして今年。

5月のはじめにたまたま古着の整理をしていて、
あまりにも汚れてお下がりにもできないズボンや靴下を
使い捨てのウェス(食器の油汚れを拭き取る)にしようとしたときのこと。
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5歳長男が「あー!ぼく、これで鯉のぼり作りたーいー!!」

ということで急遽はじまった鯉のぼり作り。
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次女のズボン、長袖、靴下などが、どんどん鯉のぼりに変わってゆきました。

ズボンの裾、長袖の袖口、靴下のゴム部分などを鯉のぼりのお口にして、
だいたいのところでジョキン!と切り落し、くの字に切り込みを入れて尻尾にしました。

あとは思い思いに顔やうろこ、名前を好きに描いて。
色鮮やかな古着がちょうど良かったみたいです。

お父さんにお願いしたら、支柱を立ててくれたので
みんなの鯉のぼりを糸でささっと縫い付けまして。
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おぉ!想像よりもいい感じ!!

パタパタと風にそよぐ、今年の鯉のぼりでした。
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5月、世の中でいう子どもの日から飾って
6月の端午の節句まで、長く楽しみました。
そろそろ片付ける時期かな〜。

色鮮やかで可愛かったので、残りの布でガーランドを飾るのもいいかな。


古着リメイクの関連記事:
 古着を捨てる前に 箱ティッシュをやめた結果 赤ちゃん服から肌着を作る

※新たに「古着・古布」ラベルを作りました!
 色んな記事にラベル付けをしました〜。古着・古布の活用法がずらーっと^^



* * * お知らせ * * *

\\月イチの公開作業//
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自然農の田んぼで稲を育ててます2022


この春からは、雑草屋FBページに夫が動画をちょこちょこ公開しています。
雑草屋facebook


そして、ひきこもり経験者、生きづらさを感じている方限定の企画、
「新月カフェ」の6月の予定です。

6/16(木)那珂川キャンパス with 新月カフェ(偶数月第3木曜開催)
6/29(水)森のセラピー(初夏)@水戸



* * * まかない日記 * * *

この春夏も、野草をちょこちょこ食べています。
よもぎをたっぷり摘んできて、半分はよもぎご飯に、半分はおやつのスコーンに使いました。
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洗ってハサミでじょきじょき切って、そのまま。下茹でして刻んで…が面倒なよもぎも、生のままでいっか〜と思ってからはずいぶん気楽になりました。

焚き火かまどに中華鍋をのっけて、サイコロ状のスコーンをじわじわ焼きました。
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ガスの値上がりが気になる今だからこそ、焚き火で調理できる環境を作っておくと心強いですね。

材料はシンプルに、地粉、なたね油、豆乳、よもぎ、ナッツ、塩。
塩で粉の甘みを引き出しています。
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いい香りに子どもたちが集まってきました。
おいしかったな〜。ごちそうさまでした♪
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2021年05月15日

豆乳だけで作れる!豆乳ヨーグルトの作り方

大変ご無沙汰しております。
半月もブログが書けないと元気がなくなってくるので、久々に更新します^^
(書ける=まとまった自分の時間がある、ということ。)

今年はもっと色んな雑草の名前を少しずつ覚えていこうと思い、
雑草の写真もちょこちょこ織り交ぜて書くことにします。

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(アメリカフウロ その名のとおり帰化植物。畑に大量に生え、葉がトリカブト似で緊張したっけ)


乳製品を控えているご家庭では
「豆乳」が何かと便利ですよね。

さらに、ヴィーガン関連のレシピ本を見ていると
「豆乳ヨーグルト」を使うレシピの多いこと!

最近はスーパーでも買えるようになりましたが
『冷蔵庫なし生活』の我が家には合わないし、
毎回プラごみが発生するのも困りもので、
既製品の豆乳ヨーグルトは2回買って、以降は買わなくなってしまいました。

もちろん、ひいきにしているレシピ本には
豆乳ヨーグルトを自作する方法が書いてあって

・通販で植物性乳酸菌を取り寄せる(白崎裕子さん)
・お米の研ぎ汁を放置して乳酸菌を作り出す(中島デコさん)

などがあるんですが。

通販でわざわざ取り寄せるのは億劫だし、
専用ウォーマー購入などもってのほか。

研ぎ汁乳酸菌は何度もチャレンジしたけど雑菌が入ることも多く
ちょっと疲れてしまいました。

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(オニタビラコ 背が高いが花は小さい。地面に咲く花の大きいのがコオニタビラコ、=タビラコ。難しいループ)


ある日・・・

パンケーキに豆乳を入れていたら、なんだかドロッとしてる。

 ヨーグルトのような匂いもするし、
 まぁパンケーキは焼くから大丈夫だろうけど

 あーあ、気温があがってくると
 開封済み豆乳も気を遣うわ〜〜


はっ!

 ヨーグルト化!?
 乳酸発酵してる!?

 植物性乳酸菌、ゲットだーーーー!!


そこから豆乳生まれの乳酸菌を培養して
延々と豆乳ヨーグルトを楽しむ暮らしが、始まりました。

写真つきで手順をご紹介するので、
豆乳が容器の底でちょっと固形化していたら、
みなさまもぜひ!お試しください〜。

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(タチイヌノフグリ 花が1.5mmほどと小さく可愛くて感激!!)


■豆乳ヨーグルトの作り方■ 安全性は自己責任でお願いします^^

<材料>
・無調整豆乳(開封済み)のどろっとした部分(※)
・無調整豆乳(未開封)

※見極め方※
ちゃんとヨーグルト臭がすること、なめてみて変な味がしないこと。
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コツ1:開封済みの豆乳を常温に置いておくと乳酸発酵が始まりやすいです。
コツ2:除菌殺菌をしない暮らし、ハンドソープや石鹸をあまり使わない暮らしだと、良い菌が活発に増えるので、乳酸発酵が成功しやすくなります。

<道具>
・きれいなゴムべら
・きれいなビン(など密閉容器)

<手順>
1.乳酸発酵した豆乳を取り出す

豆乳の紙パックを開いて、
固形化しているのをゴムべらでぬぐっていきます。
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シリコンのぶ厚いゴムべらよりも、
ゴム製の薄くてよくしなるものが向いています。

上の部分はきれいに取れました。
ぬぐった豆乳はきれいなビンにトントンと入れておきます。
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乳酸菌が多いほど失敗しにくいと思うので、
下の部分も取るべく、紙パックを中ほどまで切ります。

側面をぐっと潰して横に切り込みを入れ、ぐるりと一周切りました。
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パックごと傾けて、ゴムべらも使って、中身をぜーんぶビンに移します。

このぐらい取れました。
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ようこそ!植物性乳酸菌!

ギャラリー席も盛り上がっています。
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近い近い近い!
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ヨーグルトのいい香りが立ち込めております。


2.新たに豆乳を注ぐ

無調整豆乳を新しく開封して、注ぎます。
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ゴムべらについた乳酸菌もしっかり溶かして。

どんどん注いで・・・
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空間があると雑菌が繁殖しやすくなるので、
なるべくビンの口いっぱいまで注ぎます。
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(翌日すぐに食べきる場合のみ、空間があっても大丈夫です)

フタをきっちり閉めたら、軽く全体を揺らして混ぜます。
混ぜる作業もビン内で完結するので安心です。

(なお、憶測の域を出ませんが、この植物性乳酸菌に
 牛乳を注ぐと普通のヨーグルトができるはず。

 牛乳を放置するのは勇気がいる方、工程2からぜひ。
 牛乳の固形化を発見したら、工程1からぜんぶ牛乳で作れると思います!)


3.1日〜1週間置いておく

働き者の乳酸菌たちが、豆乳をどんどん発酵させてくれます。
そのスピードは驚異的で、夜に仕込んで翌朝にはヨーグルト化しているほど。

なお、手作り豆乳ヨーグルトは、新鮮なうちに食べたほうが安心だからか
レシピ本でも(恐らく作って翌日に食べる前提で?)
「水切りしたほうがよりヨーグルトに近づく」と書かれています。

翌日には固まっているので食べられますが、確かにゆるい印象は否めません。
しかし、さらしやコーヒーフィルターで水切りするのは面倒・・・。

そこで、翌日〜3日以内に食べたい場合、私はこうしています。
左が仕込んで4日目、右がいま仕込んだばかり。
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ラップをかませてあるのはビンのフタがぼろぼろだったので。
でも雑菌がつきやすくなってラップに接している部分だけ赤カビが少し発生したため
その後、ラップはやめてフタだけ買いなおしました^^;

逆さにすることでホエー(乳清)はビン底に、
固形のヨーグルトがビン上部に集まります。

フタを上にして置いても全体はゆるく固まりますが、
一番底が密度の高い固形、一番上はホエーと混ざっていて水分の多い状態で
豆腐の水切りみたいに、底に近いほど水分が抜けてヨーグルトに近くなるのでした。

栄養たっぷりのホエーは、そっとすくって
ドリンクにしても、お米を炊くのに入れても。
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食いしん坊の子ども達は「トロトロでもいいのーーー!」と主張するので
これくらいのゆるさでもそのままあげています。
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このときは特別に!
大家さんの奥様手作りでいただいたブルーベリージャムを添えて。
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お砂糖を採らない暮らしを理解してくださっている方で、
限界まで砂糖を減らしたビターなジャムでした。

ふだんは無糖ヨーグルトのまま、パンケーキやスコーンにそえて出しています。
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4.無限に継ぎ足していく

あとは食べた分だけ新たに豆乳を注ぎ、2〜3の工程を無限ループ。
清潔なスプーンで取り扱い、ビンの口まわりも綺麗にしていればまず大丈夫です。

固形だけを取って、ビンにホエーを残していると
3回目くらいから水分が多すぎてちょっと傷みそうになり焦りました。
先にホエーをきっちり取ってからヨーグルトを使いましょう〜。

※ホエーは基本私がきゅっと飲んでますが、
 お米と炊くともっちり美味しく炊けます。


豆乳ヨーグルトを食べる頻度や使い方に応じて、
ビンの大きさをちょうどよくしていくといいですね。

我が家は基本、500〜600mlのビン1本。
2本のときは豆乳チーズケーキを作るために増やしたのでした。
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他にも豆乳チーズ(加熱用)を作ったり、各種スイーツを作るとき・・・
前日から複数のビンで仕込んでおけば、足りないということはありません。


ところで、新しいとゆるい豆乳ヨーグルト。
1週間以上、10日くらい置いておくとどうなるのでしょうか?

今度はフタを上にして、そのまま放置しました。

逆さだとフタの隙間から流出事故もありえますし、フタが傷むのが心配なので
長期的にはビンを正しい向きで置けるのが理想だったのです。

1週間どころか、10日ほど経ってしまったけど、どうかなー?
半ば心配しながらビンのフタを開けると、安定のヨーグルト臭。

ホエーをスプーンでそっと取り、
ヨーグルトのかたまり具合を見てみたところ! じゃーん♪
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固形化しておりましたー!

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スプーンですくっても崩れることなく、ぷりっと固形!

ただ、濃縮されている分、酸味もしゅわしゅわで
「食べるソーダがあったらこんな感じかしら」と(笑)。

うちは冷蔵庫がないので常温管理の範囲でしか語れませんが
冷蔵庫保管だともっと長持ちしたり、
それほどしゅわしゅわにならなかったり、するのかもしれません。


子ども達はどんなに固形化していようともスプーンでかき混ぜてから食べるので
固形化は私の好みということで。いいの、プリッとしたスイーツが好きだから。

おやつ作って!と急に言われても手が回らない、そんなときに
ビンを開けてお猪口にポイポイポイ、スプーンを添えてハイどうぞ。

普段は無糖のままであげていますが、豆乳の甘みを噛み締めて喜んでいます。
楽なおやつの引き出しが増えて助かっています。

夫は酸っぱいのは好きじゃないらしいので、あげていません。
ふふふふふ・・・私がいっぱい食べてあげよう。

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(カキドオシの花とスギナ テキスタイルのようで美しかった)


ちなみに、しっかり発酵させていない大豆製品(豆腐、納豆、油揚げ等)は
次女が小さいころ大豆に反応しやすかったこともあり、
日常ではあまり摂らないようにしてきました。
(大豆に反応する話はこちら⇒おむつかぶれの種類と手当て あせもの理由


『冷蔵庫なし生活』をしていることもあって、
今でもこれらの製品は日常的には摂りませんが、
ごくたま〜に買って、楽しんでいます。

その中で、豆乳だけは!常温保管ができて便利だったんですよね。
紙パックで3本くらい買って、棚においておける。
カレーを子ども用に薄めるにも、パンケーキを作るにも、さっと使えて。

小さい子たちも大豆に反応の強い子がいない現在は、
豆乳だけはちょこちょこ料理に使うようになっています。

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(スイバの花 花はヤギが大好物。なるべく刈らずにヤギ用にしている)


しかし、無調整豆乳1パックを買うだけでも、
大豆は国産?海外の有機?どっちを応援する?なんて頭を悩ませ、
結局両方を半々の頻度で買うことにしているんですが、
本当は作りたいのですよ〜〜〜豆乳!

自分の大豆で豆乳を作って、
1パック相当の豆乳にどれくらいの大豆がいるか、
逆算して大豆の作付けを計画する・・・のが私の野望です。

大豆の使い道として、どうしてもお味噌が最優先になって
豆乳や豆腐を作るのは後回しにしがちなんですが。

いつか豆乳を作ったらまたご報告しますね!

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簡単すぎる「発酵」関連記事:どれも材料・工程が意外とシンプルです。
 材料1つ:柿酢の作り方 〜渋柿、甘柿、どちらもOK〜
 材料3つ:自家製味噌の作り方 〜味噌づくり2021〜
 材料4つ:はじめての沢庵作り



* * * お知らせ * * *

協力隊を退任した夫が、久しぶりのBlog更新。2つあります。
やりたいことがいっぱいなんだよねぇ〜〜〜

雑草屋・第二章へ! ⇒【したいなー教育】のススメ


そして、雑草屋facebookで綴ってきた【雑草屋の自然農】シリーズを
作業記録とか、去年はどうだったかなとか、振り返るために
ちょっとずつまとめて嫁Blogに転載しました。

「雑草屋の自然農」シリーズ

じっくり向き合ったり、振り返ったりできる昔ながらのBlogは
情報かけ流しのfacebookとはまた違って、大事にしたいなぁ。

ほかのシリーズも梅雨時に作業したーい。
自然育児の会の連載もどんどんバックナンバーを転載したーい。

そろそろ、自分を見つめる時間を増やしていかねば。



* * * まかない日記 * * *

こどもの日、お疲れモードなのに子どもの喜ぶメニューを作る!と
夫が頑張ってチキンライスから手作りしましたよ、オムライス。
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煮物やサラダ、塩もみの野菜たちは6歳次女と4歳長男が競うように切っていました。
にんじんが大きすぎて心配したのに、結果、柿のように甘くて、長男すごいわー。

案の定、大喜びの子ども達。ケチャップで何するのかなと思ってたら
なぜか数字!6人家族だから1〜6までの数字を描いた!!!
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しかも数字、子ども達に大ウケでした。何だそれー!そうなの?数字イイの?

もう6年生で子ども期間も終盤ですが、
そこそこ付き合ってくれました長女。ありがと。
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この一年も健やかに育ちますように。


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2021年03月21日

折り紙の切れ端で作る「張り子細工」

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子どもたちが折り紙で遊んだあと、
放置されているものや、増えすぎたものなどは
子どもに確認してから、再利用のために集めています。


例えば、丸ごと1枚が無事な場合。

広げて皺を伸ばし、ひどければ図鑑に挟んで数日かけてきれいに直し、
また折り紙として使えるように溜めています。


例えば、切れっ端の場合。

小さい子はちょっとした色を使いたいときにも
新しい折り紙から切り抜いてしまうことがあるので、

切り刻まれたり破かれたりした折り紙の切れ端は
とりあえず一定量が溜まるまで集めておきます。
(子どもの管理下でジッパー付ビニール袋に溜めてもらっています)

そしてたくさん集まってきたとき、
ばーっと広げて、色分け!
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子どもたちも宝探し気分で盛り上がっていました^^

大まかに、色系統ごとに分け終わりました。
これでものづくりのとき、子どもでも欲しい色をすぐに使えます。
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ちょうどこの頃、「おままごとで使うボウルが欲しい」と言われていたので
張り子細工で作ってみました。
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大まかな本体は、小さいザルを型にして
裏紙を複数枚重ねてのり付けしたり、一枚だけで折り重ねてみたり。

写真で私が作業しているのは、
幅広の帯状にした裏紙を放射状(*マーク形)に重ねて成形したもの。
左奥に転がっているのが一枚だけのものです。

さて、なぜ『張り子細工』かというと、

・切れ端も大切に使えるから。
・ものを大切に扱ってほしいから。
・お制作の引き出しが増えるから。

あと、我が家には、赤べこの「べこちゃん」、
起き上がり小法師の「こぼちゃん」がいて、
ちょっとした破損も自分で直したいな〜と思っていたのも、きっかけ。


裏紙は印刷部分が黒く透けてしまうため
様子を見ながら、切れ端を重ねていきました。

多少の色の違いも含めて貼っていくことで
濃淡の味わいが出て、繊細な雰囲気に仕上がりました〜!
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初めてで不安だったので、のり(シンプルな材料のでんぷん糊)で貼りましたが
薄い紙をどんどん重ねる工程は、水でいいのだろうなと思います。次回からは水も使おう。

6歳の次女が「ボウルが欲しい」のは、
この絵本のシーンを再現したかったからだそうです^^
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(「まあちゃんのすてきなエプロン」 たかどのほうこ 作・絵)


泡立て器は適当に厚紙で作ってあげたら、好評で採用されました。
レターパックの硬い封筒が大活躍(笑)
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その間に次女は自分で、包丁やまな板などを作ってありました。

ぼくもあわだてき、ちゅくってみる・・・(そして挫折)
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6歳次女と4歳長男、それぞれのお料理道具セットができ、大喜び!
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ボウルのなかみが入ってるみたいにしてー、と長男に頼まれて
底の部分だけ、黄色系の色を貼ってあります。
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溶き卵、パンケーキ生地、マヨネーズやポテトサラダなどに
見立てて遊んでいるようです。

ダンボールのまな板は、絵本のとおりに脚がついています。
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テープでとめただけの弱い造りですが、ここは口出しせず。。。
いずれはカッターでうまく凸凹を組み合わせて
丈夫なものを作れるようになるといいな〜と思います。


関連記事:ちいさな手帳を作る ギフトカタログから封筒を作る 赤ちゃん服から肌着を作る 新聞紙で作る苗ポット 〜作り方とポイント〜


同じ時期に、別のジャンルで創造性を発揮していた(当時)1歳の次男。
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毎日なんであそこに積み木を・・・?と思っていたら
ひゃー!!テトリス!?石垣職人なの!?
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至らぬ母ゆえ、なかなか末っ子まで目が行き届きませんが
折々の成長を噛み締めていこうと思います。
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* * * お知らせ * * *

ひきこもり当事者・経験者で集まって、
ただ「居る」だけで里山を整備しちゃう人気企画 、久々の開催です♪

⇒3月25日 10:30 〜 26日 15:30
 第19回 森の新月カフェ「お泊り!」@筑波山梅林エリア



* * * まかない日記 * * *

自然農の菊芋は、皮ごと食べられるので便利。

なるべく、洗うところから子どもたちにお願いします(そして後でこっそり仕上げ洗い)。
カブよりもみずみずしい質感なので、4歳でもスパスパ切れます。
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ぼくも包丁とまな板を作ってもらったんだー♪
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自分のを欲しがられて困った次女が、
末っ子の分を色違いで作ってあげたみたいです。

どう切っても、まぁ何とかなる。
臆せずどんどん切っておくれ〜
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子ども達がフキノトウをどっさり摘んできたので、
オリーブオイルとニンニク、菊芋と炒めて、パスタに。
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ほろ苦い、にっがーい!のに、ちびっこ全員、よく食べました。
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ごちそうさまでした!
posted by miya at 12:29| Comment(0) | 暮らしの工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする