2019年11月17日

稲刈り2019

つくばで田植えをしたのが、6〜7月。

子連れ大所帯での移動はなかなかに大変なので、
夫は単独で何度も、車中泊しながら草刈りをしてきた。

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基本は相変わらずの一本植え。

例年は20cm間隔の列を40cmごとに植えてきたけど、
どうせなら楽しみまくろうと、

 20cm × 40cm
 40cm × 40cm
 60cm × 60cm

の3通りの植え方を試すことにした。

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たったひと粒のお米からどこまで育つか、ドキドキ。

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 実力以上の広さに植えてしまったんじゃ?
 お米のすごさを出し切るには私たち、まだ未熟だったか?

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夫婦であれこれと言葉を交わし、揺れ動きつつも、
お米は夏、秋と順調に育ってくれた。

子ども達もお友達と遊んだり、静かに過ごしたり、
やっと雑草屋らしい田んぼのペースが戻ってきた。

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鳥よけネット張りは、夫とホームスクールの友人一家で。

協力隊の仕事も忙しい中、
茨城県北の大子町から県南のつくば市まで、
夫はかなり無理して通ったように思う。


そうして迎えた、11月の稲刈り。

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枯れ色は思ったより進んでおらず、スズメの害もなかったので
夫は「早すぎたか・・・」と落ち込んでいたけれど。

この二日間しか休めず、泊まりの都合もつけ、軽トラまでレンタルしたので
腹を括って、すべて刈り終えることにした。


ませてきた上の娘二人は、ちょっと手伝った程度で
「稲刈り、したくなぁ〜い」なんて言い出してガックリ。でもこれが現実。


食べたい人がやる。
・・・これだと、脅しになっちゃうなぁ。

やりたい人がやる。
うん、それでいいか。

滅多に会えないホームスクール仲間と遊びたいのが強いし、
天水田は満々と水をたたえ、子どもが稲刈りをするにはハードルが高い。

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十年以上、自然農を続けてきたこの田んぼ。

ちょっと背伸びをして
広い間隔での一本植えにもチャレンジした結果は。

一本植えの苗の植え付け間隔ごとに
稔りの結果をまとめると・・・

 20cm × 40cm →分けつ35本(うち太め20本、稲穂ありが18本)
 40cm × 40cm →分けつ55本(うち太め40本、稲穂ありが28本)
 60cm × 60cm →分けつ70本(うち太め60本、稲穂ありが35本)

ほぉー!

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単位面積あたり収量で言えば、
密に植えてたっぷり収穫、が一番。

だけど、お米のポテンシャルを知るという意味では、
広い間隔で植えたのはとっても意義深いことだったな〜。

自宅から車で3時間。
遠く離れた場所での田んぼ作業を、なるべく楽に、面白く。

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たったひと粒のお米から、
茎が70本も分けつしたのもすごいけど、
さらに、稲穂が35本もあったなんて!

お米ひと粒で、
お茶碗一杯をゆうに超える実り。

すごいなぁ。
お米って、すごいなぁー。

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数年前、農水省に勤める大学の先輩や
生協に勤める友達がこの田んぼに来てくれて、

「すっげーなー!
 自然農でここまで育つんだなーー!」

って感動してくれたけど。

今年こそ、彼らにこの、
たくましい稲穂の姿を見せたかったな〜^^

お米2粒が、それぞれ、こうよ〜!?

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(もうちょっと詳しい考察は、後のほうでガガガッとメモしますね)


さて、田んぼでの子ども達はというと。
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ジュズダマやらイヌタデやらで、
こーんな素敵なデコレーションクッキー屋さんを開いておりました。
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お友達と合流した、稲刈り二日目は
年齢に応じてますます遊びが展開してゆき。
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田植えのときに掘った大きな穴からは
澄んだ水がこんこんと湧き出ていて、みんな大喜び。
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達人Mさんの田んぼには、モズの早贄(はやにえ)が!
つくし農園、秋の風物詩だったなぁ。
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つくしの田んぼ、こぐまの森でめいっぱい遊ぶ子どもたちと、
着々と稲刈りを進めていく大人たち。
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めっちゃ丸見えだけど、秘密基地だそうです。
「この部屋は私のー。こっちがちーちゃんのー」って、楽しそうだなぁ^^
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では、田植えの間隔についての考察を
自分たちのためにメモしておきまーす。


・田植えの手間(楽かどうか)
⇒間隔が広いほど早く終わった。

・草取りの手間(簡単かどうか(例年20×40では狭かった))
⇒60×60では作業はしやすいが、広くて雑草が増える。
 40×40では株間の草刈りがしやすく、草も生えにくい。
 20×40では足場が限られている上、株間20cmが鎌で刈りにくい。

・鳥よけの手間
⇒面積が増えると、ネット張りが必要な面積も増える。
(ただし今年はスズメ被害がまったくなかった。
 大開発の末、ついに姿を消してしまった?)

・稲刈りの手間
⇒60×60ではひと株あたりが通年の2〜3倍になったが、
 すぐ積むため、置き場への移動が増えた印象。
 40×40では20×40とあまり変わりない移動距離だった。

・単位面積あたり収量
⇒実は、稲刈り時点までしか区別して計測していないので
 稲穂の充実ぶりを比較しないと、正しい収量の結論は出ない。

 仮に20×40と60×60で実入りが同じだったなら、
 もちろん狭い間隔で植えてたくさん収穫するのがよいことになるが、
 今回は干す時点で混ざってしまったので、厳密な収量比較は持ち越し。

・結論
⇒来年も同じ田んぼ(つくば)でやるならば、40×60でやってみたい。
 ただ、通う負担を考えると難しい。

 大子町で田んぼが借りられるか次第だし、
 天水田への未練もあるけれど。
・・・・・・・・

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お米は軽トラックをレンタルして、
夫が一人でつくばから大子まで運びました。
(きつかっただろうな〜><;)


干すのは大子の借家の、玄関先で。

イノシシも届かない高さにオダがけして、
ハトやハクビシンの動向をチェックしながら干しています。

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一年を通して、一家でいろんな方に泊めていただきながら
なんとか収穫までこぎつけたお米づくり。

お忙しいなか私たちを泊めて下さったみなさま、
本当に本当にありがとうございました!


関連記事:スズメ警察24時 マイペース 天水田での稲刈り 一緒に植えたい



* * * まかない日記 * * *

いつもは得意の適当スコーンだの適当パンケーキだの、
目分量でしか作らないのですが。

ごくたまーに、お菓子の本を見ながらお菓子を焼くことがあります。
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なかしましほさんのクッキーの本を参考に、それでもかなり甘すぎるので
ハチミツやお砂糖は半分以下〜3分の1くらい、ドライフルーツも半分以下で作るようにしています。

レーズンサンドクッキーを作りました。
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長女は放っておくと粉を500g以上使って大量のパンケーキにしてしまうので
たった100gでクッキーが作れるなら、こういうおやつを覚えてもらうのがいいかも〜。

ごちそうさまでした!
posted by miya at 13:45| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

天水田での稲刈り

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夫は変わった田んぼをやっています。

水路のない、水の管理を行わない、
雨水と湧き水だけの天任せ、
「天水田(てんすいでん)」という田んぼです。
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今年は私、本当に子育てで手一杯で
ろくに田植えも手伝えませんでしたが。

自然農の田んぼは、苗を大きく育てて「一本植え」。
平均して20〜23本くらいまで茎が増えます。
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これって、慣行農からしたら信じられない数だそうで
農水省勤めの先輩&生協勤めの友人が田んぼに来て、びっくりしてました。

1粒のお米がお茶碗1杯にまで育つのだから、感動します。
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なんとか11月中に、全部の稲刈りが終わりました。
長女も最後の最後くらい、やりたくなったようで、参戦。
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昔なら「稲刈りしないの?」「手伝ったら?」なんて
つい口から出てしまっていたと思うんですが
私たちも無言の行がずいぶん板につき、じーっと観察すること数週間。

チガヤの綿毛で遊んだり、
他にも楽しいことはいっぱいあったもんね。

で、稲刈りも今日で最後というときに、
自分から「やる〜」と寄ってきました。
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1才3ヶ月の息子はトテトテと、
崩れかけた畦道を渡っていたのですが・・・
(天水田のため、台風や秋雨で畦道が冠水しやすく、崩れやすいのです)
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この直後、ジャボン! 頭も身体も、右半身が泥人形に(笑)。

冒険心溢れる次女を育てたおかげで、私もずいぶん大雑把になれました。
(2年前の稲刈りで泥人形と化した次女⇒ マイペース

結局、家族で田んぼに来ても
私は息子を洗って拭いて、着替えさせて授乳して
寝かしつけて・・・っていう時間が多くなるんですが
夫がすごい勢いで稲刈りを完了させてくれました。
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今年は、つくし農園・こぐま塾・雑草屋それぞれが例年よりも豊作で、
稲の天日干し場が足りなくなってしまいました。

夕焼け空に急かされながら、夫は稲束を作っては干し、
私は拡張エリアの鳥よけネットを補修していきます。
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(買えば数千円のネットですが、石油資源なので、使い捨てるわけにもいきません)


全身ずぶ濡れになったプレーヤーHさんも、助っ人M谷さんと共に
大量の、実に大量のお米をなんとか干し終え、みんなひと安心。
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夕闇に包まれた田んぼを後にして帰宅しました。

今や、湿地を利用した天水田で手植えの田んぼ、
しかも自然農で、となると、全国的にもかなり希少な風景なんだなぁ、
と気がついて、記録のつもりで写真を残しました。

田んぼとお天道様、そして夫に。
ありがとう!


関連記事:
天水田および自然農の田んぼの様子について、つくし農園Blogで過去に詳しく触れています。
興味のある方のためにまとめておきます↓
田植え1 田植え2 真夏の状態(記事後半です) 台風対策 スズメ対策 稲刈り準備 稲刈り



* * * お知らせ * * *

霜月祭にお越しいただいた皆様、ありがとうございました!

もう直売はほとんどしていないのに、
「去年の唐辛子に衝撃を受けて・・・」
「前にここで買った菊芋が忘れられなくって」
など嬉しいお言葉をいただき、嬉しかったです。

ONABAKE97さんも、ありがとうございました!

そして。
最近このブログのコメント欄を見れておらずすみませんでした〜

ゆいゆいマシコ様はかせ様
遅くなりましたが、お返事書きました♪ (上記リンクより飛べます^^)



* * * まかない日記 * * *

筑波山麓で養鶏を営む素敵なご夫婦、
みたらい農園さんの人参。

近所のパン屋さん、ベッカライ・ブロートツァイトさんで買ってきて
葉っぱは、夫お得意の「にんじんの葉っぱごはん」を炊いてもらいました。
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刻んだ人参の茎・葉とお塩を入れて炊くだけ。もはや殿堂入り!
食感が気になる人は茎をことさら細かく刻めば大丈夫です。

放っておいた畑で青トマトを収穫してきて
醤油・酢などで玉ねぎと炒め煮にするレシピが大ヒット。
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納豆だのピーマンだの、夫が少しずつ具を変えながら作ってくれ、
トマトの終わりの季節を楽しんでいます。

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夫御膳、美味しかったな〜。
ご馳走様でした!



posted by miya at 15:14| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

土を耕すチガヤに喝采

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ススキやチガヤなど、イネ科の雑草は
一般的には厄介者扱いされるけれど、

その鋭い根は、
トラクターや農薬・化成肥料によって
固く固く締まってしまった地面を、
深く耕している。

・・・と、夫やそのお友達から教わりました。

つまり、自然界のトラクター。


「イネ科の雑草が生えている土地は、痩せている」
と言いますが。

まさにその痩せている土地を、
何年も何十年もかけて耕し、

柔らかな雑草が生えるよう、
豊かな木々が生い茂るよう、

森を目指した大きなうねりの、
はじめの姿なのだと思います。

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さらに、
開ききる前の穂はお尻拭きに最高だと
糞土師・伊沢さんにも教わり、
ますます畏敬の念を抱くように・・・。

ドキッとするほど美しいチガヤの茎にも
何か神々しさを感じます。

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除草剤をた〜っぷりかけて、アブナイ空き地にしたり、
ガソリンを使って重い重いトラクターで、草一本ない土漠にしたり。

つくばではそんな光景を多く目にします。
何でも、市役所から耕作放棄地じゃないかと指導が入るからだそうで。

チガヤやススキの茂る土地、それは土が
「ぎゅうぎゅうで苦しい!
 植物でふかふかにして〜!」
と叫んでいるような気がします。

実際、畑の隣にあった芝畑では、年々芝が育たなくなり、
藻類しか生えない箇所が出てきて、土が死んだようになってしまい
とうとう芝農家さんが芝作りをお休みされ、
あれほど悩まされていた、除草剤のお裾分けもなくなりました。

すると芝畑一面、びっっっしりと、
チガヤが茂ってきたんです。

その姿は、全力で土を豊かに戻そうとしているかのようで
心の内でひそかに拍手喝采したのでした。

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(ここは別のチガヤ原っぱ。ここも元・芝畑)


関連記事:
グサリ、刺し貫く ・・・鋭利なチガヤの根の写真や、神事に使われるチガヤのお話
庭の草刈りに思うこと ・・・芝生の代わりに雑草を低く生やしてしまおう!
ヤギとの暮らし 草刈り編 ・・・げに恐ろしきは除草剤かな
田畑の自然治癒力 ・・・夫のBlogより。慣行農に農薬や肥料が必要なのはなぜか??



* * * お知らせ * * *

今日はこぐま塾の集合日! 大豆の収穫です^^
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11月25日(土)集合日のご案内(大豆の収穫)


ストレスを認めて慢性症状にサヨナラする勉強会、
12月の予定が決まって参りました♪
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12月06日マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座〜頭痛も腰もまとめて体質改善!


12月17日マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座〜頭痛も腰もまとめて体質改善!



* * * まかない日記 * * *

長女の作った、オーブン焼きパンケーキ。
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次女のために乳製品なし。
地粉、塩、豆乳、平飼い卵、なたね油、有機レーズンで。
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ごちそうさまでした!
posted by miya at 08:57| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする