2022年07月27日

無心、夢中

IMG_7687mugi_karidoki.JPG

6月7月は、ひたすら畑に足を運んでいます。

草の中で無心になったり、夢中になったりしながら
せっせと手を動かしています。

IMG_7681hatake_kokage.JPG

ずっと乳幼児のお世話に追われて、
野良仕事は夫任せになることが多かったのが、

ついについに!念願の!
「朝から晩まで野良仕事」、可能になってきたのですよ〜。

この記事 一緒に植えたい を書いてから6年後、
とうとう夜明けから動き出せるほど、
子どもたち(当時2人が現在4人になってるけど)が育ってきました♪

IMG_7337endou_happa.JPG

朝露にぐっしょり濡れながらの涼しい作業も、
ジリジリと灼かれながらの炎天下作業も。

疲労や、細かい煩わしさ(虫刺されとか着替えとか)とは別の次元で、
背中に羽が生えたような開放感を感じています。

IMG_7757sumomo.JPG


まぁ家事ももちろんやらないわけにはいかないので、
実際には何度も洗濯に戻ったり
IMG_7665hanten_sentaku.JPG
(不安定な梅雨の合間、7月1日にやっと洗えた半纏) 洗い方はこちら

たまには季節のおやつを作ったり
IMG_7727endou_mame_manjuu.JPG
(完熟のスナップエンドウを使って、豆まんじゅう)

子どもたちに季節折々の遊びを伝授したり
IMG_7655karamushi_ito.JPG
(からむしの茎で、糸づくり。このあと絹糸のような糸を取った)

…と、中断しまくりですが、
それでも畑にすぐ戻れる幸せ。


もともと植えられていた木を全部残して畑にしたので
畑のあちこちに木陰の恵みがあり、

雨の少ない時期は野菜も人も、
この木陰にかなり救われました。

IMG_7691hatake_kokage.JPG

商業施設や公共施設も、駐車場の半分くらいは木陰エリアにするといいのにね。
(落ち葉や枝、虫が気になる人は炎天下に停めればいいし)


休憩時に見上げる葉っぱの様子がまた面白くて、
桜の葉っぱがレース模様になっていくのをぼーっと眺めるのも好き。

IMG_7768sakura_mushikui.JPG

子どもたちが畑についてきても、木陰にいれば涼しく過ごせるから
畑に木があるっていうのは、素晴らしいことだなぁ。

IMG_7751hatake_kokage_sumomo.JPG
(完熟スモモが落ちてくるのを待ち構える下3人)


想像以上に夫に予定が入っていて
じゃがいもの収穫も、大豆や小豆の種まきも、
ちょっと笑っちゃうくらい追いついてないんだけど。

またこれから続きをやっていきます。
では〜〜


関連記事:自然農のある暮らし、あれこれ。
 まんぷく畑 〜食べるものを育てる暮らし〜 ボリューム重視で植えるべし
 秋冬野菜とイノシシの話 じゃがいもが全滅したっけな〜
 収穫、収穫、また収穫 秋の嬉しいご報告。
 稲刈り2019 2粒のお米がお茶碗3杯に!



* * * お知らせ * * *

夫がBlogを更新しています。
 ・ノラカツのススメ わかるわかる、作業よりもっとワクワクなのよ〜
 ・7月20日 人類の叡智で戦争がなくならないのはどうして?と質問した夜。


\\月イチの公開作業//
田んぼ企画TOP画像.jpg
自然農の田んぼで稲を育ててます2022


この春からは、雑草屋FBページに夫が動画をちょこちょこ公開しています。
雑草屋facebook

あと、終了しましたがこんな企画も(めっちゃ面白い!)。
古武術百姓を目指す会#01

自然体研究所のHPが引っ越し以降、更新できておらず…
見れる方は身体と心の自然体研究所facebookにて情報を確認していただけると助かります。

種まき済んだら本腰入れて、後追い更新したいなー!



* * * まかない日記 * * *

引っ越し先の古民家でも、あちこちに桑の実があって
6月はたくさんの実りをいただきました。
IMG_7323kuwanomi_kokage.JPG

そして、メロンの贈り物が6月に1箱、7月に1箱と
信じられない幸運が続いて、メロンパフェに夢中。
IMG_7482melon_parfait.JPG

メロン、桑の実(マルベリー)の甘みを最大限に活かして
子どもは豆乳ヨーグルト、大人は泡立てた生クリーム。
スポンジケーキの代わりに、食パンをコロコロに切ったものもちらほらと。
IMG_7483melon_parfait.JPG
つくばのHさん、秋田の伯母さん、ご馳走様でした!!
posted by miya at 04:43| Comment(2) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月27日

自然農雑記(5月上旬〜下旬)麦と梅雨/カボチャの種まき/黒い虫に翻弄されて/豊かな土


雑草屋facebookページで綴っている短い投稿を
バックアップと備忘録のため、数回分ずつにまとめて保管しています。

一覧はこちら:雑草屋の自然農シリーズ
※自分が過去の情報を探すときに便利なので、タイトルは項目見出しの羅列にしています。



・・・2021年05/29〜05/27UP分・・・ ・・・
麦と梅雨/カボチャの種まき/黒い虫に翻弄されて/豊かな土


【雑草屋の自然農】麦と梅雨(5/9撮影)
IMG_8360mugi.JPG
麦の穂が立ち並ぶ畑で、少しずつ穂先に花が咲いてきました。
(梅雨目前で写真どころじゃないので、ちょっと前の写真ですが)

IMG_8365mugi.JPG
まだ写真と同様に花の咲いていない畝もたくさん。
20日近く梅雨が早まるそうですが、麦の開花期と梅雨が重なってしまうのは非常に良くないそうで。

全滅するかも!?全部の畝に雨よけの屋根を張るか!?
というレベルで深刻に気を揉んでいる私と、なるようにしかならない派の夫。
結局、祈るしかないのかなぁ。

蒔きどきの後半、終盤になってから蒔くことが多い我が家。
来年からはもっと早く麦を蒔こうと反省したのでした。


【雑草屋の自然農】カボチャの種まき(5/16撮影)
IMG_8552kabocha.JPG

自家採種1年目のバターナッツかぼちゃを種まきしてあります。
ウリハムシに見つかりにくいよう草むらの中に。
IMG_8551kabocha.JPG

IMG_7983kabocha.JPG
あまりにも背丈の高い草むらになっているところは
飼いヤギたちを1日つないで食べてもらいました。
IMG_8550kabocha.JPG


【雑草屋の自然農】黒い虫に翻弄されて(5/18撮影)

春の始め頃、黒い小さなイモムシが大発生して
らっきょう・ニラ・にんにく・長ネギ・玉ネギなどを
片っ端からもぐもぐしていました。
IMG_8593kuroimushi.JPG

自然農の我が家も、慣行農のご近所さんも、
ラッキョウは全滅。今年は虫が多いとか。

草に覆われているところほどイモムシが盛んだったので
頑張って草刈りをしっかりやっていった、のですが・・・。
IMG_8597kuroimushi.JPG

5月になると黒い昆虫が、
にんにく・ネギ類をかじっています。
IMG_8592kuroimushi.JPG

今度は草刈りをしっかりしてある畝ほど集中攻撃を受け、
地上部がすっかりなくなるものもありました。

手が回りきらず草刈りができなかった1畝だけが
黒い昆虫があまりつかず、ほとんど無事に残っています。
IMG_8595kuroimushi.JPG

草を残しつつほどよく草を刈れば良かったのですが、
らっきょうの全滅を受けて
ついつい刈り過ぎてしまったようです。

以前は他の野菜と混植していたのも良かったのでしょう。
勉強、勉強。


【雑草屋の自然農】豊かな土(5/26撮影)

「フカフカすぎて笑えてくる・・・!」

サツマイモ苗を植える夫のほうから
まるで若者のような呟きが聞こえてきました。

雑草の根っこや菌類が空気と水、栄養をやりとりしているのがわかります。
IMG_8916fukafuka.JPG
(雨上がりだけど、ふかふか!!!)

IMG_8904fukafuka.JPG
(子ども達の大好物、サツマイモ。今年もたくさん育ちますように)

IMG_8903fukafuka.JPG
(大麦の畝の周りにサツマイモを植えました)

この家に越して来た3年前、
ここは草ぼうぼうで、自然農がやりやすいと思いきや、
粘土質でカッチカチのゴロッゴロ。
スコップもなかなか入らず、畝立てが本当に大変でした。

自然農の畑を続けて2年が経ち、迎えた3年目の春。
昨年からじゃがいもの収穫などもフカフカに柔らかく、
感動していましたが、さらにフカフカになっています。

IMG_8910fukafuka.JPG
私は個人的趣味として、秋ジャガから伸びた芽を水に挿し、
根が出たのを畑に植えていましたが、もう指先で土がほくほく掘れる。
カッチカチの土を覚えているだけに、この変化は身震いするほどすごい。

草むらは、草たちがそれぞれのスピードで
ゆっくりダメージを癒し、土を豊かにしていきます。

自然農は、それをもう少し人間の営みに寄せて、
草や微生物の力を借りて、
豊かな土になるのを早めているのかもしれません。

IMG_8919fukafuka.JPG
(ベビーカマキリたちもちょっと大きくなっています)

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
posted by miya at 12:30| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月12日

自然農雑記(4月下旬〜5月上旬)ソラマメの花/トマトの種まき/枯れたシソの活用


雑草屋facebookページで綴っている短い投稿を
バックアップと備忘録のため、数回分ずつにまとめて保管しています。

一覧はこちら:雑草屋の自然農シリーズ
※自分が過去の情報を探すときに便利なので、タイトルは項目見出しの羅列にしています。



・・・2021年05/05〜05/12UP分・・・ ・・・
ソラマメの花/トマトの種まき/枯れたシソの活用


【雑草屋の自然農】ソラマメの花(4/27撮影)
IMG_8003soramame.JPG

畑のあちこちに植えてあるソラマメ。

土に直播きしたものは特に生育が良く、
ぐんぐん背丈を伸ばしてたくさん花を咲かせています。
IMG_8006soramame.JPG

苗にしてから移植した分はなぜか小さいまま・・・

根っこの下にモグラ穴を見つけるたびに
ソラマメの根っこに水分が届くよう、
空洞を潰して対処していますが、どうなるかな。

IMG_6599minomushi.JPG
3枚目はこどもの日にちなんで、
真横にミノを作ったミノムシ。
いろんな種類がいるんですね。

連休最終日は旅の疲れを取りつつ、
家族全員でまったり、のんびり過ごしています。


【雑草屋の自然農】トマトの種まき(5/1撮影)

八十八夜の別れ霜とはよく言ったもので、
5月1日(八十八夜)の直前まで遅霜が降りていたのに
ぐっと気温があがってきましたね。

自家採種してきたトマトの種を蒔きました。
IMG_8061hatake_tomato.JPG
(ここにトマト畑を作ります)

自然農では大玉よりも小粒のほうがより育ちやすく、我が家でもミニトマトやマイクロトマトなどを好んで育ててきました。
だんだん種が混じって、マイクロとミニの中間くらいのトマトになっています。
IMG_8060hatake_tomato.JPG

種をまいた場所を子ども達にアピール。
IMG_8064hatake_tomato.JPG
トマトトンネルを作ろうと思っていたのに、すっかり忘れてしまい・・・

畑のあちこちに蒔いたあとに思い出し、残りの種で苗床を作ってみました。
夢のトマトトンネルなるか!?

オニタビラコの花が可憐です。
IMG_8059hatake_onitabirako.JPG
可憐なのにオニ。
ギャップでどうしても名前を忘れてしまいます。

ソラマメの大将は今日も見事な立ち姿です。
IMG_8058hatake_soramame.JPG


【雑草屋の自然農】枯れたシソの活用(5/9撮影)

スナップえんどうが畑じゅうに植えてあり
今は草刈りと支柱の用意に追われています。

IMG_8329siso_sichuu.JPG
(冬の枯れ木立のような姿が気に入っていたシソ)

青ジソ・赤ジソの枯れ姿が冬の並木道のようで、
刈らずにそのままにしてあったのを伐り出して
えんどうのツルにあてがってみたら、ぴったり。
IMG_8335siso_sichuu.JPG
(麦の畝の、南側にはじゃがいも、北側にはえんどう類を植えています)

枝も穂先もしっかりとしていて、使い勝手がよく驚きました。
IMG_8330siso_sichuu.JPG

シソの穂先までそのまま残っているおかげで
くるくるとツルが絡みやすく、とってもいい具合です。
IMG_8338siso_sichuu.JPG

まずは取り急ぎ、シソで1m前後の支柱としておいて
あとから篠竹と麻紐を使った高い支柱を追加していきます。
IMG_8339siso_sichuu.JPG
大きなシソの枯れ枝のおかげで、
梅雨の間くらいは平気かもしれません。

梅雨入り前の最後の晴れ予報で、冬物の洗濯に大忙しですが
明日からは畑に全力投球できるといいなぁ。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
posted by miya at 20:00| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする