2021年11月04日

あけびの皮を食べる2

IMG_2902akebi.JPG

10月のはじめ、
お隣さんから大鍋いっぱいの「あけび」をいただきました。
ありがたや〜〜〜!

もう、あけび、大好きなんです。

生まれ故郷(山奥)の、
神様おるな〜ってくらいキレイな小川で
樹上から垂れ下がる、たわわに実ったあけび。

あの、楽園みたいな光景が忘れられません。

IMG_2892akebi.JPG

小さい下3人はあけびの食べ方が分からないようだったので
ひととおり説明すると、みな果敢にもかぶりつきました(笑)。

IMG_2900akebi.JPG

庭先で、リビングで、
日々もぐもぐとあけびを食べる子ども達。

唯一あけび体験の多い長女が

「皮は汚さずにお母さんに持っていくんだよ。
 料理に使えるからね。」

と耳打ちしたおかげで、皮の回収率100%!

毎日あけびの皮で料理をすることになりました。


若い頃は肉詰めにして揚げたり、こって〜り味噌炒めにしたり。
油や濃い味付けが美味しいんですよ。

ちなみに2017年の記事「あけびの皮を食べる」では、
あけびの皮の「揚げ浸し」と「ごま味噌炒め」のレシピをご紹介していました。


今回は私がアラフォーになってきて、
もっとボリューム控えめ、お野菜多めレシピに(笑)。

あけびの旬も終わりに近いですが、お試しくださーい。


その1:あけびの皮の「素揚げ」
IMG_2869akebi_kawa_ryouri.JPG
いきなりわかりにくい写真ですみません、奥のごはんの上にのっかってます。

1個を縦4〜6等分に切って、両面をじっくり揚げ焼きにしました。
硬い外皮のほうは特に時間をかけて揚げ、こんがり食べやすく。

子どもはそのまま、大人はお醤油にちょんちょんとつけていただきました。

このときは自然体リトリートで出張料理人のさきちゃんが作ってくれた、
小豆とカボチャのベジカレー、じゃがいもの大葉ソース和え、大豆れんこんひじきサラダと一緒に。
IMG_2868akebi_kawa_ryouri.JPG
とっても贅沢な晩ごはんでした♪(私、あけびの皮を揚げただけー!)


その2:あけびの皮の「野菜炒め」
IMG_2896akebi_kawa_ryouri.JPG
炒めればとってもジューシーなあけびの皮。
下味をつけてほかの野菜とのバランスを取れば、いいアクセントになります。

フライパンに油を熱し、細切りにしたあけびの皮を炒めます。
しんなりしてきたらお酒とお醤油をくるくるっと回しかけ、
あけびの皮にしっかり下味を染み込ませます。

そこへ刻んでおいたありあわせのお野菜を加え、ジャッジャッと炒めて塩・こしょう。
写真のときは三尺ささげ、人参、油揚げを入れています。
火の通りの悪いものから順に加えていってください。


その3:あけびの皮の「エスニック炒め」
IMG_2906akebi_kawa_ryouri.JPG
細切りにしたあけびの皮を油で炒め、
オイスターソース、ナンプラーで味付けをします。

このままだと味が濃いので、ベビーリーフやサラダ菜などをドサッとのっけます。
写真のときは大量のルッコラを載せました。子ども達にも好評でした!



実は、家の裏山にもたくさんあけびが実っているんですよ・・・
でも高い!高くて届かない!と子ども達が騒いでおります。

うーん。工夫して採れるといいなー。
地面に落ちたらアウトだから、難しいかなー。


関連記事:食べられるものが広がるって、強みですね♪
あけびの皮を食べる さつまいもの茎と葉っぱを食べる トマトの終わりの季節には もったいないラベル一覧

IMG_2894akebi.JPG
2歳であけびを食べる、次男の食い意地がすごいと思う。



* * * お知らせ * * *

数年ぶりの、雑草屋本舗です!!

自然農の菊芋、甘柿、ゆずの販売を始めました。
菊芋のまとめ買いや、隔週お届けなども承ります。

※今年はfacebook中心でご注文をお受けしております。
3商品写真.png
【雑草屋本舗】お野菜の販売を再開します



それから、最近よく見られている季節ものの記事をいくつかご紹介します。

ちょうど、カリンが採れる時期になってきたんでしょうね〜。
 ⇒カリンを干す 〜お金をかけないカリンの活用法〜

そろそろ渋柿が熟してくる頃。甘くなったらケーキがおすすめ!
 ⇒完熟渋柿で作る柿ケーキ


今月も開催します!ぜひご参加ください。
 ⇒11月16日〜22日 里山古民家再生ウィーク
古民家再生ウィーク.jpg

失われかけていた、持続可能な里山の暮らしを再構築するために。

自然農、大地の再生の基本作業に、古武術身体操作や
ポモドーロ的マインドフルネス瞑想(30分に1回の瞑想休憩)を取り入れて、
雑草屋、自然体研究所の得意分野をふんだんに盛り込んで実践していきます。



* * * まかない日記 * * *

子ども達が裏山の栗を何度か拾ってくれて、
その都度、栗ごはんにして楽しみました。
IMG_2904kuri.JPG
(下拵え方法はこちら ⇒栗の皮むき娘

3回も拾ってくると、飽きたのか面倒なのか・・・

7歳次女が「行かなーい」と言い始め、
5歳長男「ぼく一人で!」と出かけるものの、がんばっても数個(涙)。

12歳の長女なんて、1回参加したかどうか。
大きくなると全然拾わなくなって、さみしいなー。
IMG_2903kuri.JPG
春までには引越しちゃうので、裏山の栗林とも今年でお別れ。
今までありがとう・・・!
posted by miya at 23:32| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: