10月のはじめ、
お隣さんから大鍋いっぱいの「あけび」をいただきました。
ありがたや〜〜〜!
もう、あけび、大好きなんです。
生まれ故郷(山奥)の、
神様おるな〜ってくらいキレイな小川で
樹上から垂れ下がる、たわわに実ったあけび。
あの、楽園みたいな光景が忘れられません。
小さい下3人はあけびの食べ方が分からないようだったので
ひととおり説明すると、みな果敢にもかぶりつきました(笑)。
庭先で、リビングで、
日々もぐもぐとあけびを食べる子ども達。
唯一あけび体験の多い長女が
「皮は汚さずにお母さんに持っていくんだよ。
料理に使えるからね。」
と耳打ちしたおかげで、皮の回収率100%!
毎日あけびの皮で料理をすることになりました。
若い頃は肉詰めにして揚げたり、こって〜り味噌炒めにしたり。
油や濃い味付けが美味しいんですよ。
ちなみに2017年の記事「あけびの皮を食べる」では、
あけびの皮の「揚げ浸し」と「ごま味噌炒め」のレシピをご紹介していました。
今回は私がアラフォーになってきて、
もっとボリューム控えめ、お野菜多めレシピに(笑)。
あけびの旬も終わりに近いですが、お試しくださーい。
その1:あけびの皮の「素揚げ」
いきなりわかりにくい写真ですみません、奥のごはんの上にのっかってます。
1個を縦4〜6等分に切って、両面をじっくり揚げ焼きにしました。
硬い外皮のほうは特に時間をかけて揚げ、こんがり食べやすく。
子どもはそのまま、大人はお醤油にちょんちょんとつけていただきました。
このときは自然体リトリートで出張料理人のさきちゃんが作ってくれた、
小豆とカボチャのベジカレー、じゃがいもの大葉ソース和え、大豆れんこんひじきサラダと一緒に。
とっても贅沢な晩ごはんでした♪(私、あけびの皮を揚げただけー!)
その2:あけびの皮の「野菜炒め」
炒めればとってもジューシーなあけびの皮。
下味をつけてほかの野菜とのバランスを取れば、いいアクセントになります。
フライパンに油を熱し、細切りにしたあけびの皮を炒めます。
しんなりしてきたらお酒とお醤油をくるくるっと回しかけ、
あけびの皮にしっかり下味を染み込ませます。
そこへ刻んでおいたありあわせのお野菜を加え、ジャッジャッと炒めて塩・こしょう。
写真のときは三尺ささげ、人参、油揚げを入れています。
火の通りの悪いものから順に加えていってください。
その3:あけびの皮の「エスニック炒め」
細切りにしたあけびの皮を油で炒め、
オイスターソース、ナンプラーで味付けをします。
このままだと味が濃いので、ベビーリーフやサラダ菜などをドサッとのっけます。
写真のときは大量のルッコラを載せました。子ども達にも好評でした!
実は、家の裏山にもたくさんあけびが実っているんですよ・・・
でも高い!高くて届かない!と子ども達が騒いでおります。
うーん。工夫して採れるといいなー。
地面に落ちたらアウトだから、難しいかなー。
関連記事:食べられるものが広がるって、強みですね♪
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2歳であけびを食べる、次男の食い意地がすごいと思う。
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自然農の菊芋、甘柿、ゆずの販売を始めました。
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それから、最近よく見られている季節ものの記事をいくつかご紹介します。
ちょうど、カリンが採れる時期になってきたんでしょうね〜。
⇒カリンを干す 〜お金をかけないカリンの活用法〜
そろそろ渋柿が熟してくる頃。甘くなったらケーキがおすすめ!
⇒完熟渋柿で作る柿ケーキ
今月も開催します!ぜひご参加ください。
⇒11月16日〜22日 里山古民家再生ウィーク
失われかけていた、持続可能な里山の暮らしを再構築するために。
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ポモドーロ的マインドフルネス瞑想(30分に1回の瞑想休憩)を取り入れて、
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* * * まかない日記 * * *
子ども達が裏山の栗を何度か拾ってくれて、
その都度、栗ごはんにして楽しみました。
(下拵え方法はこちら ⇒栗の皮むき娘)
3回も拾ってくると、飽きたのか面倒なのか・・・
7歳次女が「行かなーい」と言い始め、
5歳長男「ぼく一人で!」と出かけるものの、がんばっても数個(涙)。
12歳の長女なんて、1回参加したかどうか。
大きくなると全然拾わなくなって、さみしいなー。
春までには引越しちゃうので、裏山の栗林とも今年でお別れ。
今までありがとう・・・!