今年は全国的に梅の当たり年のようで、
いわきの義実家からも「梅、使うか〜?」と連絡をいただきました。
義実家とは、2時間半の距離に住んでいます。
最近会ってないから、日帰りでどこかで遊ぼう!子ども達も嬉しいよね!
ということで中間地点で遊び、お食事におしゃべりに・・・
楽しく過ごした帰り際、たくさん青梅をいただきました。
2日ほど家で追熟させてから、さぁ梅仕事の幕開けです。
義実家は鳥の襲来が激しい庭だからか、
ちょっと皮がゴワッとしたものもちらほら。
まずはお外で、元気な梅と傷んだ梅の仕分け作業。
今いちばん丁寧に手伝ってくれる4歳長男に
見分け方の基準や取り扱いの注意点などを叩き込んでおきました。
あとから加わった7歳次女と2歳次男も
長男から色々と教わりながら、作業はスピードアップ。
長男はフラットな物言いで教えるので諍いになることがなく(すごい!)
3人で気持ちよく仕分けをしてくれましたよ〜。
洗って、竹の平ザルで乾かして。
曇天だったので1時間ほど外で風に当てました。
家にみんな入ってから、おへそ取り。
爪楊枝を3本用意して、ちびっこに配りました。さぁどうなる〜?
危ないから、取り合いしたら梅仕事やめようね、と話しておくと
なんとかそれぞれスムーズにおへそ取りを進めてくれました。
道具が人数分あるって大事ね。うむ。
一番心配していた2歳次男は、
小皿にお気に入りの可愛こちゃんを乗っけてずーっと
「なんて可愛いんだ♪ なーんて可愛いんだろう♪」と眺めていたかったようで。
小皿と梅さえあれば大丈夫でした。
そうね、爪楊枝よりも可愛い梅だよね。
最後は梅の重さを量り、20%の塩を量り、漬けるだけ!
(これまたデジタルスケールでわくわく盛り上がる息子たち)
梅、塩、梅、塩〜〜と層になるように入れていきます。
(塩は最後のために多めに残しておきます)
最後に祈る気持ちで塩を乗せまして・・・
重石をして、フタ!
今は貴重品となってしまった「久松」の漬物容器。
本当はカビ防止のために平たい大きい重石か、
水を入れた厚手のビニール袋が良かったんだけど、
面倒なのでやりませんでした。
そうなると毎朝毎晩、梅酢があがってくるまで上下を入れ替えたり
全体を揺すって梅酢を行き渡らせ、カビ防止に努めなくてはならず
あー水袋のっけときゃよかった〜と反省。
赤いフタの、背の高いガラス瓶だと、
重石なしで、くるくる回す方式で大成功したんですが。
あのビンだとね〜、回しやすくてね〜。
この「じーじ梅」は、皮のゴワつきが目立つ梅も多かったので
普通のじゅわっと柔らかい梅干しにはせず、
半月ほど干し続ける「天日干し梅」にしたいと思っています^^
さて、我が家の玄関先では
越してきた当初、朽ちかけていた梅の大木が。
ちょっと本腰入れて、梅仕事第二弾となりそうです〜。
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うめー 2013年の大豊作!夫の材料こだわりメモなど。(夫Blogです)
それから、近況報告です。
軽トラ買いました!色々気軽に運んじゃうよ〜
夫のフットワークがますます軽くなっております。
軽トラが似合う次女。
度重なる引越しでトラック助手席がすっかり板についてるね。
お父さんの歯磨き大人気。
(6年生長女はサッとカメラをよけることも増えてきて、寂しい〜)
* * * お知らせ * * *
久々に!
ホームスクーラーのためのお出かけ企画、やります!
大子町に越してきてからは、初の開催。
広い広い森林公園で、たっぷり遊びましょう〜。
6月30日(水)
ホームスクーラーの季節行事【6月〜奥久慈憩いの森〜】
* * * まかない日記 * * *
この「じーじ梅」の前日くらいに、
夫と子ども達が庭先で拾い集めたちょびっとの落ち梅で
青梅の黒糖漬け(ドリンク)を作ってあったんです。
で、液体を取り出した後の黒糖梅に水を注いで、
数日お世話をして、エサ(糖分)をあげて、酵母が元気になったころ・・・
天然酵母パンを仕込みました。
中島デコさんの昔のレシピ本を見て作ってみました。
これまでは元種法ばっかりだったけど、今年は気軽なストレート法で。
パン生地の水分=酵母液、というシンプルな使い方です。
私は酵母液を使ったあと、もう1〜2回、
水を入れて糖分を入れて、酵母を起こします。もったいないから^^;
オーブンの発酵機能を使わず、室温だけで膨らむのを待っていたら2日近くかかり、
しまったぁ〜〜 乳酸発酵してる〜〜!
私は乳酸の風味がちょっと苦手なので落ち込みましたが、
子ども達はみんな喜んで食べてくれたので、ホッ。
春夏は小さなペットを飼う気分で、酵母とお付き合いしています。
ごちそうさまでした!