雑草屋facebookページで綴っている短い投稿を
バックアップと備忘録のため、数回分ずつにまとめて保管しています。
一覧はこちら:雑草屋の自然農シリーズ
※自分が過去の情報を探すときに便利なので、タイトルは項目見出しの羅列にしています。
・・・2021年05/29〜05/27UP分・・・ ・・・
麦と梅雨/カボチャの種まき/黒い虫に翻弄されて/豊かな土
【雑草屋の自然農】麦と梅雨(5/9撮影)
麦の穂が立ち並ぶ畑で、少しずつ穂先に花が咲いてきました。
(梅雨目前で写真どころじゃないので、ちょっと前の写真ですが)
まだ写真と同様に花の咲いていない畝もたくさん。
20日近く梅雨が早まるそうですが、麦の開花期と梅雨が重なってしまうのは非常に良くないそうで。
全滅するかも!?全部の畝に雨よけの屋根を張るか!?
というレベルで深刻に気を揉んでいる私と、なるようにしかならない派の夫。
結局、祈るしかないのかなぁ。
蒔きどきの後半、終盤になってから蒔くことが多い我が家。
来年からはもっと早く麦を蒔こうと反省したのでした。
【雑草屋の自然農】カボチャの種まき(5/16撮影)
自家採種1年目のバターナッツかぼちゃを種まきしてあります。
ウリハムシに見つかりにくいよう草むらの中に。
あまりにも背丈の高い草むらになっているところは
飼いヤギたちを1日つないで食べてもらいました。
【雑草屋の自然農】黒い虫に翻弄されて(5/18撮影)
春の始め頃、黒い小さなイモムシが大発生して
らっきょう・ニラ・にんにく・長ネギ・玉ネギなどを
片っ端からもぐもぐしていました。
自然農の我が家も、慣行農のご近所さんも、
ラッキョウは全滅。今年は虫が多いとか。
草に覆われているところほどイモムシが盛んだったので
頑張って草刈りをしっかりやっていった、のですが・・・。
5月になると黒い昆虫が、
にんにく・ネギ類をかじっています。
今度は草刈りをしっかりしてある畝ほど集中攻撃を受け、
地上部がすっかりなくなるものもありました。
手が回りきらず草刈りができなかった1畝だけが
黒い昆虫があまりつかず、ほとんど無事に残っています。
草を残しつつほどよく草を刈れば良かったのですが、
らっきょうの全滅を受けて
ついつい刈り過ぎてしまったようです。
以前は他の野菜と混植していたのも良かったのでしょう。
勉強、勉強。
【雑草屋の自然農】豊かな土(5/26撮影)
「フカフカすぎて笑えてくる・・・!」
サツマイモ苗を植える夫のほうから
まるで若者のような呟きが聞こえてきました。
雑草の根っこや菌類が空気と水、栄養をやりとりしているのがわかります。
(雨上がりだけど、ふかふか!!!)
(子ども達の大好物、サツマイモ。今年もたくさん育ちますように)
(大麦の畝の周りにサツマイモを植えました)
この家に越して来た3年前、
ここは草ぼうぼうで、自然農がやりやすいと思いきや、
粘土質でカッチカチのゴロッゴロ。
スコップもなかなか入らず、畝立てが本当に大変でした。
自然農の畑を続けて2年が経ち、迎えた3年目の春。
昨年からじゃがいもの収穫などもフカフカに柔らかく、
感動していましたが、さらにフカフカになっています。
私は個人的趣味として、秋ジャガから伸びた芽を水に挿し、
根が出たのを畑に植えていましたが、もう指先で土がほくほく掘れる。
カッチカチの土を覚えているだけに、この変化は身震いするほどすごい。
草むらは、草たちがそれぞれのスピードで
ゆっくりダメージを癒し、土を豊かにしていきます。
自然農は、それをもう少し人間の営みに寄せて、
草や微生物の力を借りて、
豊かな土になるのを早めているのかもしれません。
(ベビーカマキリたちもちょっと大きくなっています)
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
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