久しぶりに薪ストーブをつけたとき、油断したのか、
2歳になったばかりの次男が手をついてしまった。
泣き叫んでパニック状態で、どこが痛いのかわからないから、
とりあえず手の全体を流水で冷やす。
そのあとは小さな小さな指先で、泣きながら指差して教えてくれた
親指の側面が火傷の場所だろうと、オリーブオイルを塗っておいた。
ちょっとした火傷であれば、11歳の長女や、大人の私たちなら
水で冷やす、オリーブオイルを塗る、ぐらいであとは放っておくのだけど。
まだ皮膚の薄い赤ちゃんだからか、とにかく痛くてたまらないらしい。
ずーっと泣いていて本当に可哀想。
自然療法の本を開いて、何をするか検討した。
──────────────────────
火傷
──────────────────────
小さい火傷でも大きい火傷でも
一秒でも早く患部を塩水につけることです。
一番いいのは、すぐビワエキス(ビワ葉の焼酎漬)に漬けると
痛みなく、早く傷も残さず治る。
大火傷もこれでケロイドもなく治るし、
こうすると痛みが消えて炎症はおきません。
空気にあたるとピリピリ痛むので、早く覆うこと。
塩水につけると痛みが止まり水ぶくれができない。
その上に植物性の油をぬりその上に塩をふりかけ
ガーゼに植物油をひたしてあて、
その上に油紙をして包帯をしておく。
熱をもち痛みのある時は、
その上に豆腐パスターを貼ると熱をとり痛みを減ずる。
ビワの生葉をツルツルの表を肌にあて、ほうたいをしておきます。
または生葉をすってガーゼに包んで貼ると痛みもすぐとれます。
アロエのヌルヌルした汁をつけるか、
つわぶきをあぶってつけるか、もんで汁をつけてもよい。
液体酵素(アロニー・コーボン)をすぐ原液のままぬっておく。
そうしてから五・六倍にうすめてガーゼにひたして湿布しておくと
痛みもさり、水ぶくれにもならないで治ってしまいます。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
※豆腐パスターとは、豆腐湿布のことです。
──────────────────────
火傷
──────────────────────
小さい火傷でも大きい火傷でも
一秒でも早く患部を塩水につけることです。
一番いいのは、すぐビワエキス(ビワ葉の焼酎漬)に漬けると
痛みなく、早く傷も残さず治る。
大火傷もこれでケロイドもなく治るし、
こうすると痛みが消えて炎症はおきません。
空気にあたるとピリピリ痛むので、早く覆うこと。
塩水につけると痛みが止まり水ぶくれができない。
その上に植物性の油をぬりその上に塩をふりかけ
ガーゼに植物油をひたしてあて、
その上に油紙をして包帯をしておく。
熱をもち痛みのある時は、
その上に豆腐パスターを貼ると熱をとり痛みを減ずる。
ビワの生葉をツルツルの表を肌にあて、ほうたいをしておきます。
または生葉をすってガーゼに包んで貼ると痛みもすぐとれます。
アロエのヌルヌルした汁をつけるか、
つわぶきをあぶってつけるか、もんで汁をつけてもよい。
液体酵素(アロニー・コーボン)をすぐ原液のままぬっておく。
そうしてから五・六倍にうすめてガーゼにひたして湿布しておくと
痛みもさり、水ぶくれにもならないで治ってしまいます。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
※豆腐パスターとは、豆腐湿布のことです。
──────────────────────
火傷してすぐに塩水か〜!浸透圧なのかなぁ。
でも乳幼児だし、すでに大泣きしてるから、無理そう。
乳幼児のケガでは「一番必要な人が傍にいること」が大事。
だから、外に出て葉っぱを取ってすり潰して、も今は無理。
洗面所ですぐにできることは、と見回して、
ビワエキスを染み込ませた小さな布を
低刺激医療用テープで貼り付けてあげた。
(切った布やテープ。子ども達が自分で手当てできるよう、常に洗面所にある)
寝る前になって、
まだ痛いと手を出して訴えてくるのでよくよく見ると、
親指だけじゃなく、人差し指の腹も火傷していたらしかった。
気づかなくてごめんね、痛かったね、、、
と謝りながら、すぐにビワエキスを貼ってやる。
すでに貼ってあった親指にも追加しようと
ちょいとテープをもちあげてビワエキスを垂らしておいた。
火傷のあとの火脹れ(ひぶくれ=火傷でできる水ぶくれ)に
ビワエキスを湿布して、おやすみなさい。
翌朝、そーっとテープを剥がし、布をとってみると、
なんと!火脹れがぺったんこになってるー!!
火傷の何がイヤって、火脹れの皮が擦れて破けて、
皮がべろーん、患部がヒリヒリずーっと痛む、というのがつらい。
だからこそ、そもそも火脹れがなくなれば一番ラク。
ビワエキスはすごいなぁ〜!
次男にもうちょっと貼っとく?と聞くと
ううん、と首を振るので、手当てはこれで終了。
乾くと次第に薄っぺらいかさぶたになって、
火傷から四日目にはきれいに治っていた。
次男の火傷の翌日、長女は口の両端を火傷。
(パンケーキを焼きながら熱いフライ返しをなぜかパクッと・・・)
しかもしばらく内緒にしていたので(つまみ食いがバレるから?謎)、
痛みに耐えかねて申告してきたときはすでに遅く。
ぷーっくり、痛々しく、口の両端が腫れ上がっていた。
このときも、次男の学びからビワエキスで湿布したのだけど
学校にいる時間は外してしまうので(マスクで隠れるのに)、
火脹れが治るまでに3日ほどかかってしまった。
やはり初動が肝心のようだった。
でも痕に残らなくて、ひと安心。
それから数日後、満を持して(?)、
再び長女が、炊事中に指先を火傷。 続くなぁ・・・
ここはやはり!
「塩水」やってみようじゃないの!
湯のみに塩をひとすくい。
水で溶かして長女に渡して「指、浸けときー!」
ここまで5秒足らず。台所万歳です。
戸惑い顔で神妙に湯のみを持ち、
指を浸けたままオロオロする長女。
私「こぼれるから座っとき」
娘「ハイ」
娘「…っていつまで!?」
私「ごはんできるまでずっと」
夕食目前だったので、時間にして10分前後だろうか。
長女は火傷した指先をずーっと塩水に浸して座っていた。
そのあとは普通に食事をし、寝る仕度をして・・・
「お母さんすごいよ!!
やけどのところ、腫れてないの!!」
指先は確かに、火脹れも何にも、なーい!
ほんのりピンクではあるけど、しかし、すごいなあーーー!
(編み込みブームで長女が次男にもやってくれた)
自然療法の本はいつも参考にしていたけど、
火傷は身近すぎて、今回の次男の火傷が起きるまで
一度も調べたことがなかった。
火傷は複数の項に記載があって
土壇場では余裕がなく、すべてに目を通せなかったので
ここにまとめて転記しておき、今後の参考にしたいと思う。
※各種お手当ての中から火傷に関する記載のみ転記しています※
──────────────────────
●きゅうり療法 やけど・あせも・しもやけ
──────────────────────
きゅうりの汁をつけると効果がある。
おろし汁は熱をとる作用をもっています。
──────────────────────
●ゆきのした療法
──────────────────────
傷の時はもんで貼ると傷が早くふさがり、痛みを早くとります。
火傷にももんでつけるとよい。
──────────────────────
ビワ葉療法 その三 ビワ葉の焼酎漬(ビワエキス) ※全文はこちら
──────────────────────
生のビワの葉をザク切りにして35度の焼酎に漬けておきます。
葉の上に焼酎をかぶる位入れます。
三ヵ月位すると茶色の液が出てきます。これがビワエキスです。
これを傷の時、火傷の時つけると、すぐ痛みをとり治ります。
ひどい火傷でも、すぐこのエキスに傷をドップリつけると、
ケロイドも残さずきれいに治ります。
痛むところに湿布してもよく、
この場合は二、三倍に水でうすめて使用します。
──────────────────────
ビワ葉療法 その七 ビワ生葉湿布
──────────────────────
ビワ葉の薬効成分はアミグダリンというB17になる成分です。
これが体温と共に温められると浸透して、細胞の中まで入ってゆき、
炎症やガン細胞も治してしまう力がある。
痛み一切によく、ひどいガンの痛みにもきく。
緑の濃い生葉の表面を患部に乾くまであてておく。
若葉の場合は、二枚一緒にして使うとよい。
この方がやわらかいので小児などによい。
腹痛・リウマチ・神経痛・腰痛・内臓の痛み一切によくききます。
葉は乾いたら取り替えます。
生葉がたくさんない場合は、乾かないよう裏に油紙又はラップをはって、
三角布や腹巻等で動かないようにしておくと、長時間乾きません。
慢性病の人は患部の外に肝臓、腎臓にはっておくとらくになります。
皮膚の弱い人は馬油かオリーブ油のような良質の油を肌にぬってからはるとよいです。
傷、火傷でも、生葉をはっておくと一晩で痛みをとる程よくきくのには驚きます。
やはり上から油紙をして包帯をしておく。
かぜなどで頭痛、熱などの時、頭と後頭部にはっておくとすぐよくなりますし、
のどの痛みにものどに巻いておきます。せきには胸と背中にはります。
その効果はすばらしく手軽にできますから、実際にしてみて下さい。
自然療法は体験して体で覚えるのですから、
考えてばかりいて実際にしないと身についてゆきません。
──────────────────────
皮膚病の特効薬 つわぶき ※全文はこちら
──────────────────────
つわぶきの葉をあぶってやわらかくして、
冷たくなったものを
疔(ちょう:腫れ物)や瘍(よう:でき物)に貼りますと
化膿をとり膿を吸い出す事妙です。
つわぶきは火傷・湿疹・肩こり・乳のはれ・
ひょうそ・打ち身などの特効薬。
火にあぶってさましてから貼ると
一夜で腫れがひき、口があいてしまいます
(痛みにもよい)
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
──────────────────────
●きゅうり療法 やけど・あせも・しもやけ
──────────────────────
きゅうりの汁をつけると効果がある。
おろし汁は熱をとる作用をもっています。
──────────────────────
●ゆきのした療法
──────────────────────
傷の時はもんで貼ると傷が早くふさがり、痛みを早くとります。
火傷にももんでつけるとよい。
(三者三様におもしろすぎ)
──────────────────────
ビワ葉療法 その三 ビワ葉の焼酎漬(ビワエキス) ※全文はこちら
──────────────────────
生のビワの葉をザク切りにして35度の焼酎に漬けておきます。
葉の上に焼酎をかぶる位入れます。
三ヵ月位すると茶色の液が出てきます。これがビワエキスです。
これを傷の時、火傷の時つけると、すぐ痛みをとり治ります。
ひどい火傷でも、すぐこのエキスに傷をドップリつけると、
ケロイドも残さずきれいに治ります。
痛むところに湿布してもよく、
この場合は二、三倍に水でうすめて使用します。
(水戸のだいだらぼう公園(大串貝塚ふれあい公園)でお花見)
──────────────────────
ビワ葉療法 その七 ビワ生葉湿布
──────────────────────
ビワ葉の薬効成分はアミグダリンというB17になる成分です。
これが体温と共に温められると浸透して、細胞の中まで入ってゆき、
炎症やガン細胞も治してしまう力がある。
痛み一切によく、ひどいガンの痛みにもきく。
緑の濃い生葉の表面を患部に乾くまであてておく。
若葉の場合は、二枚一緒にして使うとよい。
この方がやわらかいので小児などによい。
腹痛・リウマチ・神経痛・腰痛・内臓の痛み一切によくききます。
葉は乾いたら取り替えます。
生葉がたくさんない場合は、乾かないよう裏に油紙又はラップをはって、
三角布や腹巻等で動かないようにしておくと、長時間乾きません。
慢性病の人は患部の外に肝臓、腎臓にはっておくとらくになります。
皮膚の弱い人は馬油かオリーブ油のような良質の油を肌にぬってからはるとよいです。
傷、火傷でも、生葉をはっておくと一晩で痛みをとる程よくきくのには驚きます。
やはり上から油紙をして包帯をしておく。
かぜなどで頭痛、熱などの時、頭と後頭部にはっておくとすぐよくなりますし、
のどの痛みにものどに巻いておきます。せきには胸と背中にはります。
その効果はすばらしく手軽にできますから、実際にしてみて下さい。
自然療法は体験して体で覚えるのですから、
考えてばかりいて実際にしないと身についてゆきません。
──────────────────────
皮膚病の特効薬 つわぶき ※全文はこちら
──────────────────────
つわぶきの葉をあぶってやわらかくして、
冷たくなったものを
疔(ちょう:腫れ物)や瘍(よう:でき物)に貼りますと
化膿をとり膿を吸い出す事妙です。
つわぶきは火傷・湿疹・肩こり・乳のはれ・
ひょうそ・打ち身などの特効薬。
火にあぶってさましてから貼ると
一夜で腫れがひき、口があいてしまいます
(痛みにもよい)
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
──────────────────────
自然療法のありがたいところは、
手当ての方法が何種類もあって、
状況や段階、程度に応じて、手当てを選べること。
それが家にあるもの、家の周りにあるものでまかなえ、
きちんとしっかりと効くのだから、これからも大事にしたい。
なお、夫だけは、人から教わった、
火傷した瞬間に治す方法を実践していて、その効果は抜群。
自分でできる人はこちらもぜひ。
⇒ 感想の文中で教えてくださっています
関連記事:そろそろ症状別一覧のページにまとめたほうが良さそうなリンク集。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) 気管支炎 咳 中耳炎 ぜんそく 副鼻腔炎(蓄膿症) 風邪の考察と手当て ウイルス性胃腸炎
蜂刺され 魚の目・イボ ものもらい・口内炎 便秘 あせも
おむつかぶれ おむつかぶれの種類と手当て 乳腺炎 乳頭亀裂・乳口炎
一番簡単な「手当て」の話 煎じ方の基本 子どもの急な発熱
これだけはまだ経験してないけどまとめたもの⇒子宮筋腫、子宮ガン
* * * お知らせ * * *
生きづらさを抱える方、ひきこもりの方のための企画、
4月7日(水)、水戸にて開催です。
午前:森のセラピー FB HP
森林公園をゆったり散策しながらの、癒しの時間です。
午後:マインドボディヒーリング講座 FB HP
気になる慢性症状を、病院や薬局などに行かずに解消してみませんか。
ひきこもりの方限定の企画なので、
普段よりも気軽にご参加いただけるかと〜^^
* * * まかない日記 * * *
子ども達がつくしをたくさん摘んでくるので、佃煮に。
手入れしている古民家で摘んだ菜の花はさっとお浸しに。
うちの里芋もそろそろ食べ終わりかな、、、素揚げにしました。
菊芋ご飯と、キムチ炒飯のハーフ&ハーフに、お味噌汁。
お友達に教わったベジキムチが美味しくて、
中身を継ぎ足しながらずーっと食べています。
ありがとう!ごちそうさまでした!