2021年02月27日

聞き分けが良すぎて逆に心配な次男のこと

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うちの次男は、0歳の頃から「こらえ泣き」が特徴的でした。

開放的に「あーんあーん」と泣いていいのに、
布団で「ううううう・・・・」っとこらえている。耐えている。

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(生後2ヶ月半のころ)


大人が駆けつけて
「泣いていいんだよ〜」と声をかけても、撫でてやっても、

「ううううう・・・
 はーっ、はーっ、
 うううう・・・」

息を詰めてまで、こらえている。
なんとも健気(けなげ)な赤ん坊でございました。

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成長して動き回るようになってもそれは変わらず。

転んだ、ぶつけたという時はさすがにワーン!と泣くのですが
そういうあからさまなことでもなければ、

「ううううう」「むううううう」「ふううううう」
口を閉じて、こらえ泣き。

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(生後7ヶ月。このあともちろんピンチに陥る)


4人の子どもたちの中でもこんな子は初めてで、

 ぐすんぐすん、と同等だと思っていいのか、
 心の中のわだかまりや遠慮を溶かす必要があるのか、
 大泣きするまでそっとしておけばいいのか。

よくわからないままに、時は過ぎていきました。

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そして現在、1歳11ヶ月。

4人のなかで相変わらず最も上品で、最も穏やか。
貴族ですか?ってくらい、おっとりしています。


気になったのは、
味噌作りをしたときの出来事でした。

柔らかく煮えた大豆を潰す前に、
みんなで1回だけお味見したのですが・・・

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1歳次男坊、もうちょっと食べたいな〜と、手が伸びています。

「さっきのは味見だから、おしまいだよ」
「もう食べないよー」「お味噌作るよー」とみんなから口々に言われると、

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次男は手をひっこめ、「うううぅぅ・・・」べそをかいて座りました。

歴代の赤子たちなら、ここでめげずに
しつこく手が伸びるのが恒例だったので

「え、本当にやめるんだ」
「聞き分けが良すぎて逆に心配だなぁ」

さっきは制止しておきながら、
オロオロと心配し始める父と母。


もういいんだ、見てても食べたくなっちゃうから、とでも思ったのか
ついと立ち上がり、別室でひっそりと遊ぶけなげな姿(涙)!

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なんか・・・ごめん・・・(汗)!


次女・長男・夫の3人で順調に味噌作りは進み・・・

敷物にこぼれ落ちた米麹をつまみ食いするシーンで
次男がそっと加わってきました。

「いいよ、今は食べてもいいんだよ。
 しょっぱいから無理はしないでね」

そう声をかけると、
まだ涙と鼻水のあとが残る顔で、嬉しそうな表情を見せてくれました。

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末っ子の聞き分けがよいことで、
大いに助けられてきたのは確かです。

親のそんな気持ちを感じ取って
幼いながらも、何かと我慢してしまっている。

それに気づかされた出来事でした。


次男につけてしまった「我慢グセ」は
この後、夜泣き騒動となって炸裂します。

そのお話は、また次回。 ⇒激しい夜泣きの理由 -心を抱きしめる「抱っこ法」-


関連記事:3歳児のアドバイス 大きな愛 幸福は砂のように


もうちょっと大きくなるまで待ったら、と声をかけますが、
見かけるとすぐ摘んできてしまうのが、ふきのとう。
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1週間も待てばあちこちで大きく育って、たっぷり採れるのになー
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だんだん春めいてきましたね♪
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* * * まかない日記 * * *

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ふきのとう&長芋のてんぷらで、晩ご飯。
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ちょうどいい油がなくて、
低温圧搾の(色の濃いほうの)菜種油で揚げたもんだから、こってり〜
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揚げ物は米油が好みなんですが、
無農薬の米糠を使ったものってなかなかなくて、高価で・・・ねぇ。

翌日は、オリーブオイルでじっくり焼いただけ。
味付けなしで、ふきのとうの苦味だけですが、4歳6歳も大喜びで食べています。

ごちそうさまでした!
posted by miya at 10:36| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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