料理本が大好きで、暇さえあれば眺めているのに
実際の台所仕事では、その場限りのやっつけ料理が多い。
洗濯は1日平均2ラウンド、
晴れや農作業続きだと3〜4ラウンド。
合間に食事の支度や片付け、おむつの世話や授乳を挟むから
最後のおしめを干すころには13時、この季節はもう庭が翳り始めている。
朝淹れたコーヒーは昼過ぎにやっと半分飲めている程度。
小さい子どもたちが入れ替わり立ち代り、ひっきりなしに関わってくるので
15分以上のまとまった時間は取れない。
毎日がただ慌しく過ぎていくようで、
自分が自分じゃなくなってしまったようで、
例えば風が冷たくて空が曇っているような日なんかには、
猛烈な虚しさに包まれてしまう。
家事の手際がいいとは決して言えない。
効率を見直すにもまとまった時間が必要だ。
兎にも角にも、パワーが足りない。
私を元気にする、私を癒してくれる、何かが。
秋から心がけたのは、
「口角をあげる」キャンペーンと
「1日1ワクワク」キャンペーン。
「口角をあげる」キャンペーンでは、
気持ちがどんよりしそうなとき、口角をきゅっと引き上げると
多少は前向きに捉え直すことができるのを実感した。
まっ、いっか。
うん、しゃーない。
よし、やるか。
そんな気持ちで腕まくりできる。
そして「1日1ワクワク」キャンペーン。
母として妻として、勝手に自分を追い込んでは消耗していたけど
ふと脳裏をよぎる「私が嬉しいこと」「私がわくわくすること」を
1日1つくらいは、実践する。
焚き火をする。
ナイフで鉛筆を削る。
カゴ編み遊び。
竹ぼうきを作る。
図鑑で調べる。
新しいレシピにチャレンジする。
物事の大小とか、過程や出来上がりは、評価しない。
やろうと思ってわくわくしたこと、やってて楽しかったこと、
それだけが大事。
あとは失敗しても、子どもがむずかって滅茶苦茶になっても、構わない。
「でも楽しかったからいいの!」
「あ〜楽しかった!」
声に出して、自分を肯定してあげる。
実践してみてわかったのは、
お母さんだからって、子どもだけにワクワクを明け渡さなくていいってこと。
自分の心に栄養を注いであげる時間。
手足を動かし、自然物に触れ、
縄文からの動作を繰り返すことが
潜在的な「生きてる感覚」につながって、
人とうまく付き合えない私、子育てがうまくやれない私の
しょんぼり干からびた内面を潤わせてくれる。
ネガティブな自分のために、
あえて声に出して、時々言うことにした。
「人生を楽しもう!」
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夫が久々にBlogを更新しています。しかも2つも!
期間限定のお勤め暮らしも、いよいよ・・・?
⇒どう生きるか
とある充実した秋の記録。
⇒What a wonderful day !
そして嫁Blogはこの秋ずーっとカリンの記事が爆走中なんですが
いずこより見に来てくださっているのでしょうか、、、(汗)
* * * まかない日記 * * *
長女が「おいももち」を作ってくれました。
蒸し器でさつまいもを蒸して、途中でお餅も追加して蒸して。
すり鉢の工程だけちょっとお手伝いしましたが、あとは丸めてきなこをつけるところまで
準備から片付けまで、ぜーんぶやってくれました。
たくさん収穫したさつまいもで、
さつまいもレシピを片っ端から作ろうというわけです。
この日は自然派おやつ本から。
竹ほうきを作っていたところにおいももちが届けられました。
たっぷり〜 おいしい〜〜〜^^
上3人は縁側で、夫婦と末っ子はお庭で。
次男はまだ1歳なので、おいももちは少なめに、ごはんとお芋を足しました。
美味しかったよねぇ〜。ごちそうさまでした♪