長い梅雨の影響か、この夏は草の勢いが激しく、
蜂が巣を作る隙を長いこと与えてしまったようで・・・
8月には夫婦それぞれが蜂に刺されてしまいました。
夫が蜂に刺されたのは8月8日早朝、
小学校の奉仕作業(草刈り)にて。
石垣の草刈りをしていて、巣を壊してしまったようです。
アシナガバチか何かな?
スズメバチではなかったのが幸いでした。
連休初日の朝に刺されてしまい、
夫はほとんど動けない連休を過ごしました(涙)。
刺された場所は、両手の、手の甲や手の平、合わせて3箇所。
しかも帰宅したあとシャワーを浴び、着替えたあとで
おもむろに「蜂に刺されちゃった」と衝撃の報告!! もーー!!!
その時点ですでに手はパーンと腫れ、
どこが刺された箇所か、よくわからない状態に。
比較のために、普段の夫の両手がこれ。
はい、これ以上ないほど、はち切れんばかりに、パンパンです。
あーあー 痛い痛い熱い熱い痒い痒ーい><;
ここまでパンパンに腫れた理由は
1.周囲に遠慮して助けを求めなかった
(小学校に迷惑をかけると思い、ポイズンリムーバーなどの応急処置をしなかった)
2.初日は手当てを断わった
(夫は怪我をすると手負いの獣のようにガルルル〜となり、処置を即座に断わるのです)
3.心のままに掻きむしった&噛みまくった
(私が横から抑止するとますます苛立つようなのでそっと放置)
もう、何も言うまい・・・
夫には全身症状(呼吸困難、全身発疹、意識障害)が出なかったのは幸いでした。
毎回不思議なんですけど・・・。
刺されて丸一日は、茹でた小豆は食べてくれるものの
他の手当ては獣モードで断わってしまうので、何もせず。
※応急処置と呼べるレベルかどうかはわかりませんが
身体の中の毒をすみやかに排出する働きがあるということで
小豆はとっても頼りにしています。
本人に治す気がないと、何をやってもあまり意味がなく、
またこちらの徒労感がすごいので
特に夫の場合、手当ては無理強いしないことにしているのです。
さて。
二日目か三日目、かなり悪化してからやっと人間に戻ってきて、
「ちょっと手当てをしようかな」と言い出してくれたので
とりあえず自然療法の本で、おさらい。
──────────────────────
犬・猫・毒虫に咬まれたとき
──────────────────────
すぐ傷口の血を極力吸いとって吐き捨て、梅干しの種子を抜いて果肉を貼りつける。
ゆきのしたがあれば生葉十枚位塩もみしてその汁をつける。
またニンニクの汁をつけ、ピリピリしたらとる。
毒虫ならニラをすりつぶした汁をつけてもよい。
その後たっぷりの汁のゆで小豆をたべ続けていれば解毒して治る。
ハブ草の実(決明子)を濃く煎じて飲んでおくと治る。
子供が犬に軽く咬まれたときも狂犬であるかないかと迷わずに、すぐ処置してほしい。
生小豆の粉をたべるとよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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犬・猫・毒虫に咬まれたとき
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すぐ傷口の血を極力吸いとって吐き捨て、梅干しの種子を抜いて果肉を貼りつける。
ゆきのしたがあれば生葉十枚位塩もみしてその汁をつける。
またニンニクの汁をつけ、ピリピリしたらとる。
毒虫ならニラをすりつぶした汁をつけてもよい。
その後たっぷりの汁のゆで小豆をたべ続けていれば解毒して治る。
ハブ草の実(決明子)を濃く煎じて飲んでおくと治る。
子供が犬に軽く咬まれたときも狂犬であるかないかと迷わずに、すぐ処置してほしい。
生小豆の粉をたべるとよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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刺されてすぐに毒を吸い取ったりは・・・してないよね〜〜(涙)
で、もうすっかり毒がまわって反応しまくってるんで
ニンニクを貼っても、そもそもが痛すぎて、
いつニンニク効果でピリピリしたか不明。
若杉ばあちゃん風に、
よもぎ&ドクダミの葉を入れた里芋湿布を作ってみましたが。
野草入り里芋湿布をしても、ドクダミ(詳細は次回記事で)を貼っても、
患部の熱とかゆみがすさまじいらしく、
しばらくすると不快感で引き剥がしてしまう始末。
手当てを始めてからは、
両手を手拭いでグルグル巻かれてドラえもん状態だったのですが・・・
明け方の布団で、ふいに夫が
獣のように、口でむがががー!っと手拭いを剥ぎ取って、
ジャガジャガジャガジャー!!
と掻きむしっているのを、見ました(涙)。
熱くて痛くてかゆくて、たまらないんだそうです。
うっうっ・・・ エリザベスカラーが必要だよ!!!
(※犬猫が手術後に首につけられるラッパ状のアレ)
そんなこんなで、遅々として治癒は進まず。
結局、刺されてから丸二日ほど放置したあとで
手当てをしてもなかなか効果は感じられず、
患部の腫れがひいてきたのは、
刺されてから四日経った頃でした。
そういえば・・・
4年前に肘を刺されたときは、家と畑が離れていたこともあって
しばらく草刈り作業を継続(汗)。
毒を吸い出せない(口が届かない)場所なのですっかり毒が回り、
手のひらから二の腕まで、パンパンに膨らんでいたっけな。
(このときは生小豆をかじっていたけれど
今回は「あれ、まずいんだよ・・・」と断わられました)
基本的に、自然療法の手当ては早期対処がモットーなので
放っておいたあとで治そうとしても、大変なんだなぁ、と実感しました。
このあと、私が畑で蜂に刺されたときには
夫のときのおさらいを活かして、事なきを得ましたので
また詳しく記事にしたいと思いまーす。
で、おとといも夫が刺されたんですが(庭で!)。
出勤間際だったため、最低限のことしか出来なかったにも関わらず
このときは素早く対処できたので、夫のダメージは少なくて済みました♪
次回、蜂刺され後の対策バッチリ編をどうぞお楽しみに〜(笑)!
「害虫」関連記事:秋のスズメバチへの対処法 小さな隣人たち アリとの共存
(常陸秋蕎麦を蒔いてみたよ)
* * * お知らせ * * *
37℃になる大子町でも、雑草屋は冷房なし生活を満喫しています♪
35℃を超える猛暑日に、料理直後の台所で
熱気ムンムンのまま食事をするとき(だけ)は、
最初だけ扇風機を弱で数分回したりもしてみたのですが、
頭が痛くなるので数分でおしまーい。
これからは猛暑と台風でますます大変な季節。
たとえ大規模停電になっても避難所生活になっても、
身体が暑さに強ければ、安心です^^
ということでやっぱりこちらの記事をご紹介〜。
あたらしい熱中症対策
猛暑の予報と共に、「冷房をつけて」熱中症対策を!
という表現を見聞きすることが増えましたね・・・。
「冷房のせいで」熱中症になりやすい、
汗をかけずに身体に熱をためこんでしまう
「虚弱体質」になってしまわないよう、
・外気との差を5℃以内におさえる(可能なら3℃以内)
・しっかり汗をかき、しっかり拭き、着替える
などを、全力で、おすすめします!
* * * まかない日記 * * *
蜂に刺される前夜は、夫のお誕生日祝いをしていました。
そばが食べたい!ということで、
十割蕎麦を茹でて、天そばでお祝いです。
子ども達は、お素麺とお蕎麦を両方食べられるように。
天ぷらは、よもぎ、青じそ、しいたけ、ズッキーニ、いんげん。
甘いものは、ケーキの代わりにいただきものの梨で。(ありがとう♪)
ボロボロの穴あきジャージしかなくなってきたので
私からはジャージや部屋着などを進呈しました。
44歳、おめでとう!