こまごまとしたご質問が溜まってしまったので、まとめて記事にさせていただきますね。
以前にご質問くださった、ぷりんさま、ゆりさま、こまさま。
これまでにお返事モレのあった部分、回答いたします〜。
<目次>
(1)どこまで親の考えや気持ちを子育てに反映していいのか?
(2)いただいた服の洗剤臭・柔軟剤臭
(3)水道と塩素対策について
(4)日常の食材をどう選ぶか
では、スタート!
(長女2才、怖がりでぜったいに海には入らなかったっけなー)
(1)「どこまで親の考えや気持ちを子育てに反映していいのか?」 >ぷりんさま
・子ども自身で遊んでほしい親、かまってほしい子
私は一人遊びのできる子になってほしいと思っていましたが
一方的に求めるとうまくいきませんでしたし
やはり構い過ぎて育てた長女ですので、結構そばにいました(笑)
つくば自然育児の会で出会った「抱っこ法」というものがありまして。
抱っこの仕方じゃないんですよ。
心を抱っこする、親子の心のやりとりを大事にするのが「抱っこ法」なんですが、
その教えとして、
子どもは成長の過程で
母から少し離れて遊び、ちらっと母を見る。
母が、ちゃんと見てるよ、と目で返す。
母に駆け寄って、
抱っこしたりおっぱい飲んだりして安心したら、
また離れて遊ぶ。
それを積み重ねて、
ひとり遊びと母との行き来の円が次第に大きくなり、
でも帰ってきたらちゃんと母がいて、安心できる。
その土台を元に、子どもは、世界を広げていく。
というお話があり、とても納得し、また実感しています。
思春期も青年期もずっと円は大きくなっていくのです。
(小人のおうちとか作って遊んだっけ)
独りで遊びなさい!お母さんは家事で忙しいの!
・・・と言いそうになりますが(笑)、
突き放せばそれだけ不安がってしがみつくので、逆効果でした。
直線右肩上がりの成長はまずなくて、
波線の成長、それもよく観察すると、
同心円をぐるぐる増幅させながらの成長。
そんなイメージで見ています。
(無理に背中を押すとますます行かないのに、大人自身が面白がって挑むと自分もチャレンジ)
・親の暮らしの押し付けか?文句を後で言われたら?
自然になるべく寄り添って暮らしてみたり、
便利な家電が少ないことや、ホームスクールのことなどひっくるめて
子どもが大きくなったときに、どう思われるか・・・ですが。
(つくばの家では、裏庭で栗拾いができて楽しかったな〜)
私たちも親の環境下でしか育っていませんので、例えば
「どうしてお父さんもお母さんも仕事ばっかりで家にいなかったの?」
「よそのお母さんは専業主婦で家でニコニコ優しいのに
なんで外で働いていつも疲れて不機嫌だったの?」
と、自分が親に言うかなぁ・・・と考えてみましたが、
言ってもしょうがないよな〜、という気がしました。
(次女が生まれ、ぐっとお姉さんになっていった頃)
まだ言われてないことを、後でこう言われないようにと思って先回りしても
無難で一般的なことだけ選べば誰からも文句が出ないわけでもなく。
そんな選択をしていても、誰のための人生かわかりませんので、、、
自分に悔いのないように生き方を選びたいなぁ、と思った次第です。
(畑で古い刈払い機の刃を楽器にして、オンステージ)
ちょっと話がずれるかもしれませんが、昔、
夫が家族(親)について考察していた記事があります。 ⇒ 家族
親が子(自分)のためにこうすべきだった、というよりも
親が好きなように生きてる姿を見て、子自身も好きなように生きる、
そんな結果になっているところが興味深いです〜。
(長女5才、次女0才の頃。ずーっとイキイキしていてお元気な義実家のご両親)
(2)「いただいた服の洗剤臭・柔軟剤臭」 >ゆりさま
いただいた服の柔軟剤臭、人によってはすごい香りですよね〜。
洗って干したり風にあてたり、
ひどすぎる場合は重曹でつけおき洗いをしたり。
さすがに1年も経つと消えますが、
着せてないものを何度も洗濯するのも嫌だなぁ疲れるなぁという場合は
すっぱり諦めて他の方にお渡しする・・・というのもいいかと思います!
逆に、服のジャンルが好みだったり、
無臭ですごーくありがたかったり、という場合。
そのお礼を相手の方にしっかりお伝えするとその後につながっていきますし、
そういったお下がりルートが増えていくと、選択肢が増える分、
香りのきついものを他の方に回しやすくなり、いい循環になります。 ⇒ 服は買わない
(次女2才。気に入った服しか着なくなるので、繰り返し洗えばニオイも何とか大丈夫)
(3)「水道と塩素対策について」 >こまさま
実はつくば時代も、道場研修時代も、今のアパートも(!)、
偶然にも、すべて井戸水なんですよ・・・!!
なんという幸運。
井戸水は、夏冷たく、冬暖かく、塩素なしで、ありがたいです。
東京や高知で水道水だったときは、
やっぱり塩素が臭くて、浄水器をつけていました。
シャワーヘッドもカルキ対策のものを使って。
ただ、地域によっても塩素濃度が違うんですよね。
東京で肌がガザガザになってたのに、
高知の水道シャワーを浴びたあとはお肌うるプルでびっくりしました。
浄水器はご指摘の通り、
永遠に土に還らないゴミが出続けるのが悩みですね。
炭を使った浄水、やったことないですが、良さそうですね。覚えておきます。
そして何より、水質の良い井戸水や沢水のある暮らしがしたいものです。
(私が子どもの頃から遊んできた小川は、あちこちから水が湧き出る。長女2才)
ここ数年、全国各地の移住候補地を見てきましたが、
田舎でも洗剤や除草剤で川魚が全滅していたり、小川がヘドロだらけだったり。
ゴルフ場や慣行農の田畑から遠く離れていて、
水源の一番奥、一番上流、集落の一番奥・・・
いつか、そんな場所と巡り会えたらいいなぁ、なんて思っています。
(友人一家が再生中の、山奥の棚田。水が生まれる場所の美しさがありました)
(4)「日常の食材をどう選ぶか」 >こまさま
私が高知の実家や秋田の祖母から送ってもらう野菜は
無農薬なんだけど化学肥料を使って育てたものばかり。
ですが、せっかく丹精こめて育てて収穫し、
わざわざ手間をかけて送ってくれるものなので、ありがたく食べています。
(長女4才、ばーばが出張の合間につくばへ。今も激務の合間に野菜を送ってくれる)
食べ方は、スーパーの野菜と同じで
きっちり洗いますし、特に根菜類の皮は剥きます。
水に10〜20分つけるだけでもいくらか成分は出て行くとか。
でも精神的に疲れるので毎回そこまではやりません^^;
(こだわり抜くのも楽しいけど、疲れるならこだわりすぎない)
お米は・・・
そうですね、せめて無農薬なら玄米でもいいけど、
慣行農ならきっちり精米して、白米をがっつり研いで食べると思います。
もともと一年中お米を自給できていたわけではありませんし、今年は田んぼもないので、
白米は直売所で特別栽培米を、玄米は応援しているフリースクールの無農薬米を買っています。
せめて2〜3回に1回くらい、
自然農(無農薬・無化学肥料・不耕起)のお米を買えたらいいのですが。
(農園の田んぼで育てたお米。輝いてるー!)
まずは生活圏内に信頼できる農法の生産者さんがいれば、
そこから定期的に買うのが一番いいかなと。応援する意味でも。
あと最近は、思いつめて選んで食べるより、
感謝しながらニコニコ食べるほうが健康にいいような気がしています。
(長女7才、次女2才。飯ごうを楽しみまくったつくば時代。焚き火のできる暮らし、再開したい!)
ご質問へのお返事は以上です♪
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました!
なお、最近コメント欄内で回答したご質問はこちら。
(ご質問くださったみなさま、ありがとうございました^^)
・助産院、自宅出産、プライベート出産について
・子どもの歯磨き、歯磨き粉について
⇒ クリスマス2018 コメント欄
・過食衝動、市販のお菓子が食べたいとき
⇒ 乳頭亀裂・乳口炎にユキノシタ コメント欄
・衣類の素材(木綿と化学繊維)について
・現代社会のレールから外れること
・気になる本、おすすめ映画など
⇒ 半纏(はんてん)を家で洗う方法 コメント欄
・子作り(妊活)のタイミングと、おすすめ本
⇒ 母の寝不足と二人目以降の出産について コメント欄
以前の回答まとめ記事はこちら。
⇒ いただいたご質問へのお返事
* * * お知らせ * * *
腰痛に苦しんでいる方、頭痛に悩まされている方、
花粉症を恨めしく感じている皆さんにおすすめです。
来月はつくばで開催です。
・2月5日
第2回 ひきこもりの為のマインドボディヒーリング(心身治癒法)勉強会
〜腰痛、頭痛、身体の不調をまとめて体質改善!
・2月15日
第32回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座
〜花粉も腰もまとめて体質改善!
・2月16日にも、女性限定・乳児連れ可で開催予定です〜^^
つくば方面でまだ参加できていなかった方、
これからの花粉症に怯えている方がいたら、ぜひ〜。
それから、生きづらさを抱える方、
ひきこもり経験者のみの穏やかな時間のご紹介です。
・1月25日 新月カフェVol.29
・2月14日〜15日 第16回 森の新月カフェ「お泊り!」
* * * まかない日記 * * *
夫定食。
左の白菜の卵とじは、確か昆布巻きの煮汁の残りを使ったもの。
右のマカロニは実母のトマトソースで。
奥のキャベツサラダはクミンがきいた中東系。夫の定番メニュー。
雑穀米も、夫のブレンド比率はいつも美味しいです。
いすみのご近所、自然栽培の棚原さんの畑から、採れたてのカブか大根をいただいてきた日。
葉っぱがおいしいうちにと、夜中に猛然とグリーンカレーを作ってくれました。
うちは、普通にめちゃめちゃ辛いカレーを作っておいて、
子どもは具だけ取り出して別鍋で豆乳で温め直すことが多いです。
豆乳や水の比率は幼い順に。
大きくなると「大人カレーと半々で」とか言い始めます(笑)。
夫定食、おいしかったなー♪
ごちそうさまでした!