お返事し残しが気になるので、少しずつアップしていきます。
今日は「ホームスクールあるある」と「よくある質問」を
ざっくり書いてみました。
トピックとしては以下4つ!
(1)個性も全部ホームスクールのせい!?
(2)小学生にからかわれたとき、どうするか?
(3)どうして私は小学校に行かないの?
(4)勉強はどうしてるの?
では行きまーす^^
(春、パーマカルチャーと平和道場で研修生活をしてた頃)
(1)個性も全部ホームスクールのせい!?
ホームスクール仲間の方々と話していて
「あるある!」と盛り上がることのひとつがこれ。
ホームスクールに懐疑的な人が見れば、
おしゃべり大好きなうちの長女は
「会話に飢えてるんだね」
人見知りで物静かなAちゃんは
「やっぱり対人能力が伸びないんだね」
黙々と思索にふけるBくんは
「みんなと一緒に遊ぶのが苦手なのかな」
いつも笑顔でみんなの人気者Cちゃんは
「ストレスがないからでしょ」
お母さんと仲良しなDくんは
「ずっと家にいるからマザコンになるよね」
・・・などなど!
まぁいくらでも一方的に評されちゃうんですが、
それを“言われないために”生きるのは、なんか違う。
言いたい人はそのまま言わせていいんじゃない、
いちいち気にしてたらキリがないもの〜、という話。
(道場でベンガラ染めをしたっけ。草木染めも挑戦したい!)
(2)小学生にからかわれたとき、どうするか? (例えばこんな風に)
ここからはうちの場合ですが。
まずは気持ちに寄り添い、その後、
どうしてその子はそう言ったのか?を、一緒に想像します。
一生懸命学校に行っていて、みんな学校に行くと思っていたのに
そうじゃない子がいたら、拒否感が先に立つのかもしれないね、など。
場合によっては、
からかわれないために学校に行きたい、
という動機があってもいいと思います。
実際に長女も2年生の頃、児童館で字を書くときに
小学生に取り囲まれて「書き順が変」「形が違う」などなど
散々言われるから、学校に行きたいなぁ、と言いました。
でもいきなりその状態で学校に行くと
ますます大変なので(想像つきますよね!?)
まずはドリルでもやって土台を固めようか〜、となりました。
九九を言わされて、言えないとバカにされて・・・
ということも何度も経験していますが、
長女の勉強の様子を見ていると
「からかわれないために」「バカにされないために」する勉強は、
せいぜい2日しか続きません。
それよりも、
「上手に書けるようになって嬉しい!見てみて〜♪」
「ばーばにキレイな字でお手紙書きたい」
「この本を図書館で取り寄せたいから漢字を覚えたい」
「レシピの3倍で作りたいから足し算、むしろ掛け算?」
という、
本人の嬉しい気持ち、やりたいこと、が前面に出ているときの勉強は
何日も持続したり、断続的でも数ヶ月に亘って会得したりと、
「真実味がある学び」のように感じます。
⇒関連:ホームスクールの記録 〜時計〜
(アースオーブン作りを学ぶ合宿にて。これは数年以内に家族用に作る予感!)
(3)どうして私は小学校に行かないの?
ホームスクールをしようとしても、
世の中の絵本や児童書ではほぼみんな、学校に行っています。
そんな中でどうホームスクールを説明するか、、、
我が家は幸い、友人にホームスクーラーが数家族いて
どの子も穏やかでとっても感心することが多かった点は
例として動機として、挙げやすかったです。
アメリカだと、20人に1人はホームスクールだけどね〜
と友人が話していたのが印象的でした。
田舎は土地が広大すぎて通えないとか言ってましたが(笑)
また、夫婦でシュタイナー教育やモンテッソーリ教育に
かなりの関心を持って本などで学んできていたので
そうした土台を踏まえたうえで
「私たち両親は、
心がゆっくり育つ時間を大事にしたいと思っている。
少なくとも小学2年生まではホームスクールで過ごしてみてほしい。
お友達と遊ぶ時間やイベントはちゃんと予定を立てるから。
3年生からは、自分で決めていいからね。」
と話して、今に至ります。
⇒関連:ホームスクールを始めたきっかけ
(幼少期の私に似て、小柄な長女。4〜5歳児に間違えられることも多い)
(4)勉強はどうしてるの?
小学3年の夏くらいから、
長女が「小学校に行ってみたい!」と言いはじめたのですが。
勉強は本人のやる気が出たとき、必要と本人が感じたときに、、、
と思っていたので、「読み」以外の「書き」「計算」は特にやっておらず。
お友達のホームスクーラーでも
・大きくなってから(12歳くらいから)いっきに学ぶほうがよい
・進度は学校と同じ、ドリルも学校と同じもので家庭で進める
など、家庭により勉強の方針はさまざまで。
我が家も前者タイプの考えなので、急に3年で登校したいとなると、
夏の間に1〜2年のドリルをやって、秋から登校するのならついていけるかも!
と話し、さっそくドリルでお勉強を始めたのですが・・・
まぁ「小学校のお勉強がしたい」わけではないので
どうしても後回しになり、日々他の事に夢中になり、
別ジャンルで頭角を現し・・・(笑)
(ブラウンズフィールドの夏祭りにて。出番はウクレレだけかと思ったら・・・)
小学校がなぜ6年間なのか?
について、考えは人それぞれかもしれませんが、一説によると
6年も通っていれば、半数以上の子が、なんとかなる、
そういうカリキュラムだから6年も必要なんだと。
私も実は小学校のとき、とにかく退屈でした。
体育や図工や音楽は楽しいのに、他の科目がつまらなくて。。。
大学に行ってから気づきました。
学ぶ喜び、世界のつながりや仕組みを知る喜びが
小中高ではずいぶん分断されていたなぁ、と。
大学で出会う講義は、もっと網羅的だったり、
多分野にまたがった視点で学べて、
そうか、世界はこうやってつながっているのかー!!と
脳内はかなりエキサイティングに沸いていました。
(テレビやCDのない暮らしで、ひときわ輝くのはこんなライブの体験)
さらに卒業後は、ベンチャー企業や自然農の畑、自然育児の会など
大学だけでは決して得られなかった「現場の学び」が無限に広がっていて
箱の中と外って、全然違うなぁ、とまた目からウロコ。
そんなわけで、
箱の中に限定されない学びの味を知っている大人としては
子どもたちが融通無碍に学べるような時代が来てほしいなと思うのです。
また、学生時代に家庭教師をやっていて、
毎日ずっと机に向かって夢は何もないですっていう子から
小学2年生レベルからやり直して高校に合格する子まで、
いろいろな子に関わり、学ばせてもらいました。
自分自身、受験前に文系から無謀な理転をして
小論文だけでやっと大学に入ったようなものなので、
自分のことや家庭教師のこともひっくるめて
「最終的にはどうとでもサポートできる!」
という自信になっているような気がします。
(つくばの家の延長みたいな自然暮らしができた、道場生活。今のアパートとは大違い!)
以上、ホームスクールあるある、ならびに、
よくある質問集でした〜。
きわめて個人的な経験や興味に基づいての思考回路ですので、
普遍的な答えみたいなものではありません、ごめんなさい。
コメントで質問をいただいていたぷりんさま、
遅くなってすみませんでした!
暮らしのこと、子どもとの心の関わりについては、また^^
読んでくださりありがとうございました。
関連記事:ラベル「ホームスクール」記事一覧
※後日追記※ 「ホームスクール」シリーズ書きました!
家庭保育と社会性
ホームスクールを始めたきっかけ
ホームスクールを始める手続き
ホームスクールあるある&質問集
ホームスクールの合法性
* * * お知らせ * * *
「ひきこもり当事者および悩みを抱える方のための
マインドフルネス体験会」、略して「ひまフル」・・・ いいな〜!
11月21日 新月カフェVol.26(with マインドフルネス!)@つくば
そうそう、乳幼児もイマココの天才ですよね。
全くマインドフルネスに暮らせてない自分を脱したいものです。
* * * まかない日記 * * *
一ヶ月前の写真なんですが、
南房総にも四方竹を育てている人がいるらしく、
お裾分けをいただきました。
下茹でしてから、さて何にしようかなと考えを巡らせて
メンマを作ろう!と思いまして。
刻んでごま油で炒め、
無添加鶏ガラスープの素(←息子が受け付けないのでもはや大人専用の調味料)、
醤油、みりん、唐辛子、無添加オイスターソースでグツグツ。
煮沸したビンに詰め、ジャム作りの要領で加圧滅菌してフタをキュッ。
これで夜更けのおうちラーメンがますます楽しくなります〜♪
それでは、また!
一行一行、真剣に読ませて頂きました。
中でも子供の心の成長をゆっくり見守りたいという言葉には胸を打たれました。
私の子育てにも反映させたいと思いました。
妊娠されているとのこと、おめでとうございます。
お体に気をつけて、またご活躍を楽しみにしています。
いえいえ、恐縮です。。。
多分、母性からというよりは(母性少なめなので)好奇心や興味が勝っている気もします。
大らかさにはまだまだ程遠い未熟者ゆえに、
日々の衝突もたくさんあるのですが(汗)
また経過をみなさまにご報告してゆきたいと思います〜。
読んでくださり、またご質問いただき、ありがとうございました^^
これからもよろしくお願いします!