つくばから引っ越す際、
周囲の子育て仲間にたくさん株分けしてきた、ユキノシタ。
木陰でよく育つし、クセがなくて
薬用にも食用にも使いやすい、私の大好きな野草です。
ちょっとぶつけた、すりむいた、って時にはもちろんのこと、
授乳中のお母さんの
・乳腺炎
・乳頭亀裂(リンク先は同上)
そしてお子さんの
・虫さされ
・中耳炎
・風邪(のどの痛み)
・熱中症
などに活用できるので、本当におすすめ。
今回は、長女が冬に
「中耳炎」になったときのことを書こうと思います。
(写真も12月、まだつくばにいた頃のものです)
夫と結婚して以来、子どもに抗生物質を飲ませるのをやめ、
腸内細菌が守られるようになった子ども達は
滅多に熱を出さなくなりました。
2017年の12月。
長女が珍しくしんどそうで、自主的に布団に横になっています。
枕元で様子を見ると、
「高熱」「頭が痛い」「鼻水が出る」に加えて
「こっち(左)の耳の奥がめっちゃ痛い」
と訴えてくるではありませんか。
(寒い冬、ファイヤーリフレクターを兼ねた秘密基地が子ども達に大ヒット)
うーん、これは、風邪とセットで
噂にきく「中耳炎」を起こしたのか??
いろいろと調べて長女に問診し、
やはり中耳炎らしいと判断。
やっと我が家でも、
「中耳炎にユキノシタ」が実践できるのねー♪
と、自然療法オタクの私は内心うきうき。
だってね、中耳炎のお子さんを持つお母さんたちに
いくら私がユキノシタの効能を力説しても、
「じゃあ、使ってみる!」と受け取ってくれても。
後日「どうだった?効いたでしょ?」と聞いたら、ほぼ100%
「いやーやっぱ草の汁とか怖くて耳になんか入れらんないよー」
なんて言われるのです!
「抗生物質とどっちが怖いのよ〜!?」とつっこむものの、
本当に自分が使ってみなければ、
説得力ないなぁと思っていた矢先の発症でした。
さっそく我が家のバイブルを開きますと・・・
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●ゆきのした療法
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中耳炎の妙薬。耳が痛む時、ゆきのしたの葉をもんで耳の穴に一滴おとし、ガーゼまたは脱脂綿にしませて耳の穴に栓をします。そして痛む耳の周りにもこれをもんで貼りつけます。その上からつめたいタオルをおいて冷やすと痛みを取り、膿が出てきます。
胃けいれんなどの時に青汁をしぼって盃半分位飲むと痛みが止まります。神経痛・打撲等の痛みにも外から貼っておくと痛みを取ります。
傷のときはもんで貼ると傷が早くふさがり、痛みを早くとります。火傷にももんでつけるとよい。
熱のあるときはゆきのしたの青汁を盃一杯位飲むと解熱します。ひきつけにもこの青汁を飲むとききます。虫歯が痛む時ももんで貼っておくと治ります。
ゆきのしたはとっさの時に非常に役立ちますから湿気の多い日陰や木の陰に植えておくとよい。
天ぷらなどにうすい衣をつけてあげると胃腸によく重宝します。ごく細いせん切りにして、かつおぶしをかけゴマ油を少々たらし、しょうゆで食べるとおいしい。サラダの青菜にせん切りをまぜるのもいい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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●ゆきのした療法
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中耳炎の妙薬。耳が痛む時、ゆきのしたの葉をもんで耳の穴に一滴おとし、ガーゼまたは脱脂綿にしませて耳の穴に栓をします。そして痛む耳の周りにもこれをもんで貼りつけます。その上からつめたいタオルをおいて冷やすと痛みを取り、膿が出てきます。
胃けいれんなどの時に青汁をしぼって盃半分位飲むと痛みが止まります。神経痛・打撲等の痛みにも外から貼っておくと痛みを取ります。
傷のときはもんで貼ると傷が早くふさがり、痛みを早くとります。火傷にももんでつけるとよい。
熱のあるときはゆきのしたの青汁を盃一杯位飲むと解熱します。ひきつけにもこの青汁を飲むとききます。虫歯が痛む時ももんで貼っておくと治ります。
ゆきのしたはとっさの時に非常に役立ちますから湿気の多い日陰や木の陰に植えておくとよい。
天ぷらなどにうすい衣をつけてあげると胃腸によく重宝します。ごく細いせん切りにして、かつおぶしをかけゴマ油を少々たらし、しょうゆで食べるとおいしい。サラダの青菜にせん切りをまぜるのもいい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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効能の数々!!
やっぱりユキノシタって素晴らしい〜。
汁が出るまでもむ根気がなかったこの夜、
玄関先のユキノシタをとりあえず千切りに。
そして小さいすり鉢でごりごり!
古い布おむつの切れ端(ガーゼの代わり)で
ぎゅ〜っと絞ると、うん、いい感じ。
寝込む長女に、痛む耳を上にしてもらい
耳の穴に青汁をポタポタと絞り入れました。
「ひぃっ 冷たいっ」と文句が出ましたが(笑)
さらに、残り汁を含ませた布で耳栓。
腫れている耳下にも絞りかすをあて、
手拭いで固定しました。
ひと晩そのまま寝かせて、翌朝。
すでに痛みは引いたと言うので見てみると、
耳からどろっとした膿が出て、
耳栓の布にくっついていました・・・!
すごいぞユキノシタ!
これで胸を張って、
中耳炎にユキノシタをおすすめできます!!
あと、中耳炎については
他の手当て法も念のため転記しておきます。
※全部をやる必要はありません。
可能なことをいくつか試すだけでもかなり違うと思いますので、
身構えずに読んでみてくださいね。
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中耳炎
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中耳炎は急性と慢性とあります。急性の中耳炎をおこすと高い熱を出し、痛んで夜眠れません。
こんな時はまずひまし油を飲んで二回程下すと、病勢の悪化を防ぎ熱が下がって大病にならないですむ場合が多い。
──────────────────────
●中耳炎で痛む時
──────────────────────
中耳炎で痛みが止まらず熱がある時は、まず肝臓と足の裏をゆでこんにゃくで十分位温めます。熱と痛みのある間は化膿菌が活動していますので、肝臓の手当で菌は退散してしまいます。
だいたい何病でも熱と痛みがある時は肝臓の手当をするとよい。そして脾臓をひやすとよい。そして耳下にビワ葉パスターを貼るとよい。
ゆきのしたのしぼり汁を数滴耳に入れるか脱脂綿にひたして耳に入れて栓をしておくとよい。
急性中耳炎で痛む時は、まず耳下に十分間位、からしの湿布を貼ります。これは洋がらしか日本からしでもよいのですが、微温湯でマヨネーズ位にといて和紙又は布にのばして患部に貼ります。ピリピリしてきますが、あまり長くしますとやけどしますのでだいたい十分〜十五分でとります。
肝臓と足の裏に前と同様に温こんにゃくをしますと、手術しなくてもこれで治ってしまいます。この場合食事は一切とらず、ゆきのしたの青汁か(これが一番きく)なければ小松菜等の青汁を盃一・二杯位、一日三回与えます。
慢性中耳炎で医者通いしていた人が、この青汁を飲み、ビワ葉パスターを貼り、温こんにゃくで肝臓を温めてすっかり膿が出て治ってしまった人がいますが、中耳炎は青汁を飲むだけでも治る事が多い。かぜからきた中耳炎ならかぜの手当をすること。どじょう療法で中耳炎が治った例も多い。
外耳炎でも中耳炎でも食事は油こい魚・肉・卵などさけること。あさり・はまぐり・貝や、果物もよくないので注意が必要です。鯉こくが大変よく一日三回くらいあげるとよい。
中耳炎をする人は腸や腎臓は丈夫でないから、つとめて自然食をバランスよくたべることがいちばんです。そしたらこんな病気はしなくなります。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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中耳炎
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中耳炎は急性と慢性とあります。急性の中耳炎をおこすと高い熱を出し、痛んで夜眠れません。
こんな時はまずひまし油を飲んで二回程下すと、病勢の悪化を防ぎ熱が下がって大病にならないですむ場合が多い。
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●中耳炎で痛む時
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中耳炎で痛みが止まらず熱がある時は、まず肝臓と足の裏をゆでこんにゃくで十分位温めます。熱と痛みのある間は化膿菌が活動していますので、肝臓の手当で菌は退散してしまいます。
だいたい何病でも熱と痛みがある時は肝臓の手当をするとよい。そして脾臓をひやすとよい。そして耳下にビワ葉パスターを貼るとよい。
ゆきのしたのしぼり汁を数滴耳に入れるか脱脂綿にひたして耳に入れて栓をしておくとよい。
急性中耳炎で痛む時は、まず耳下に十分間位、からしの湿布を貼ります。これは洋がらしか日本からしでもよいのですが、微温湯でマヨネーズ位にといて和紙又は布にのばして患部に貼ります。ピリピリしてきますが、あまり長くしますとやけどしますのでだいたい十分〜十五分でとります。
肝臓と足の裏に前と同様に温こんにゃくをしますと、手術しなくてもこれで治ってしまいます。この場合食事は一切とらず、ゆきのしたの青汁か(これが一番きく)なければ小松菜等の青汁を盃一・二杯位、一日三回与えます。
慢性中耳炎で医者通いしていた人が、この青汁を飲み、ビワ葉パスターを貼り、温こんにゃくで肝臓を温めてすっかり膿が出て治ってしまった人がいますが、中耳炎は青汁を飲むだけでも治る事が多い。かぜからきた中耳炎ならかぜの手当をすること。どじょう療法で中耳炎が治った例も多い。
外耳炎でも中耳炎でも食事は油こい魚・肉・卵などさけること。あさり・はまぐり・貝や、果物もよくないので注意が必要です。鯉こくが大変よく一日三回くらいあげるとよい。
中耳炎をする人は腸や腎臓は丈夫でないから、つとめて自然食をバランスよくたべることがいちばんです。そしたらこんな病気はしなくなります。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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夏のさくらんぼ、冬のりんごを、送ってくれます。
もうすぐ会いに行こうかな〜。
ごちそうさまでした♪