◆ 暖冬じゃなかった ◆
この冬は暖かいなぁ〜、と思っていました。
1月の徹夜仕事で深夜に湯たんぽを出したのが4回。
来客時以外は本当にエアコンもストーブも出番がないばかりか、
家事をしていたらポカポカしてきて
必需品だった半纏を脱いで過ごすこともしばしば。
もう節分を過ぎたら春の陽気で、
なんて短い冬だったのかしらと・・・
でも、今年はすごく寒い冬だとあちこちで書かれていたので
どうやら、私や家族の代謝があがり、体温が高くなっているみたいです。
(体温計を使わないので、明確に体温が何度とはいえないんですが・・・)
◆ ゴム紐が身体に悪い!? ◆
例年の暖房なし生活に加えて、今年取り入れたのは
ずばり、
「 ゴム紐なし生活 」。
見元良平先生というお医者さんが提唱された『ゴム紐症候群』に、
我が家はすごーく納得したのです。
簡単に言うと、
・ゴム紐の入った衣類が日本に流入して以来
様々な疾患が増えてきた
・じわじわと締めつけ続けることは体表の血流を妨げ
人間の治癒力を低下させる
・入院患者にゴム紐なしの衣類で過ごさせると
ゴム紐ありの患者に比べて治癒が非常に早かった
(火傷の治りなど写真つきで記録がありました)
といったお話で、それをまとめた本が
1977年(!)に出版されていたそうです。
(高知のお医者さんだそうで、ここにも土佐の偉人が!と嬉しかったな〜)
詳細HP⇒「ゴム紐症候群」について 引用⇒ゴム紐症候群(1) (2)
つくば身体操法研究会で小磯さんから教わるまで
この理論を全く知らなかったのですが、
これは今後の医療界&衣料界に革命を起こすんじゃないかなぁ〜。
◆ 体の表面がカギ ◆
「体表が本来の動物としての状態を保てているかどうか」
というのはここ数年来の我が家の大きな関心ごとでして。
野人むーさんの著書
の中でも、
・体表の微生物(常在菌)のバランスが取れていれば体臭はなくなる
・魚はもともとは生臭くなく、
体表のヌルヌルが破壊された瞬間から生臭さを発する
といったお話があり、これは真実だなぁと納得したのが確か、4年ちょっと前。
私たちが洗剤なし生活、石鹸なし生活を始めるきっかけとなりました。
◆ 夜、全裸で寝始めた夫 ◆
話は戻って、『ゴム紐症候群』を知ってから
夫が全裸で寝始めました。
秋だったかな、冬になってからだったかな。
裸なんて、や〜め〜て〜!と思ったんだけど
(だって別にゴム紐なしの服で寝ればいいじゃん)、
とにかく暖まるよ!足がポカポカだよ!
冷え取り靴下なんかより絶対意味があるから!
と激推しされる日々が続きまして・・・
(大寒波到来の1月下旬、大豆の脱穀。夫そういえば裸足でした)
◆ パジャマをやめてみた ◆
まずは、ぎゅーっと腰を締めつけていた
厚手の冬パジャマを脱いで布団に入ってみました。
と言っても、暖房なし生活の方針として
厚着で暮らし、布団にもやや厚着でもぐりこんでいたので
外側1枚を脱いだ程度なんですが。
薄手のマタニティスパッツ(=ウエストゆるゆる)1枚、
長袖シャツ1枚で2日ほど眠ってみたところ、
・・・冷え取り靴下が、イライラする。
おーい靴下さん!
あなた、かなり私を締め付けてるやん!
もう、無理〜!
3日目には長年の冷え取り習慣だった靴下を脱いで
裸足で眠るようになりました。
冷え性を自覚する私が冬に裸足で眠るなんてアナタ、
冷え取りを始めたのが8年前ですから、実に9年ぶりのことですよ〜!!
(11年前、姉が切迫早産で長期入院中に編みまくった赤ちゃん服。今になって我が家で流行中)
◆ ゴム紐なしで、朝は汗だく!? ◆
眠りに入るとき、まだ私は足先が冷たいことも多かったんですが
そんな時は指先をグッパーグッパー、60回くらい高速で動かしてました。
すると時間差でポポ・・・ッと、体内から温かくなっていくのを感じるんです。
驚くのは、朝。
布団の中で、足が汗をかいているんです〜!!
なので、毛布に直接触れて寝ることができなくなります。
(蒸れて気持ち悪いんです)
で、汗を呼吸してくれるタオルケットが肌に触れるようにしました。
そうなると静電気も起きないし、身体がすごーく気持ちいい。
暖房なし生活ゆえに毛布を2枚使ったりもしていた一年前と違って、
今は肌触りのいい薄手のタオルケットと毛布、そして掛け布団。
真冬、家のどこかの窓が一晩中あいたままになっていても
誰も気がつかないくらい、みんなの体温があがりました。
◆ 日中も体温高め ◆
冒頭で書いたとおり、日中の服の枚数も減りました。
まず、高機能インナーがいらなくなりました。
汗を吸ってくれる綿の肌着だけでOK。
そして、真冬に車の運転(これも暖房なし)をするとき
以前なら冷た〜いハンドルを握るために手袋をしていたのが
今年は一度も手袋を使う必要がありませんでした。
真冬のひざ掛けも前は必須アイテムだったのに、
今年はドライブ中のひざ掛けをみんな持て余し気味。
運転中に体温があがってきてダウンを脱ぐ、
駐車中に暑すぎて窓を全開にして過ごす、
コートを忘れて出かけちゃう、
なんて場面が何度もありました。
どれも、真冬の話、暖房なし生活での話です。
◆ 身体を修復する「夜」だけでも・・・ ◆
何も全裸にならなくても、例えば女性なら
夏物の綿素材のワンピース(ゴム紐が一切ないもの)だけを着て寝るとか、
ノーパンに抵抗があるならゴムが完全に伸びてる下着で寝てみるとか。
それだけでも劇的に身体が変わるので、おすすめです。
昼間の活動に比べて、夜は身体が自己修復する大切な時間。
その夜に「ゴム紐なし」で過ごすということは、
体表の血流を妨げないから、血行が良くなり、
体温を上げ、代謝を上げ、本来の治癒力を取り戻せる。
我が家ではそれを身をもって体験しましたので
暖房なし生活シリーズの発展編として、ここに記録しておきます。
来年はどこまで行くんだろう!?
楽しみです〜♪
※今回、文中リンクが多くて読みにくくてすみません!
自分のためのメモを兼ねているので、ご容赦ください〜 > <;
* * * お知らせ * * *
まもなくです♪
2月18日 第30回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座〜花粉も腰もまとめて体質改善! Blogはこちら。
合宿の申込みは2月28日までだそうです!
3月3日〜4日 身体と心を味わいつくす! 〜ヨガ、瞑想、心身治癒法、プチ断食etc〜
Blogはこちら。
そして3月も予定が決まりました〜
3月25日 第3回 マインドボディ アドバンストコース〜心で治癒する日常へ Blogはこちら。
自然体研究所のご案内ばっかり!? ハイすみません〜!
雑草屋系のご案内は、また、できるときに・・・^^;
* * * まかない日記 * * *
実家が柑橘の国に近いもので、やたらとミカンが届きます。
で、おやつに果物ばっかり食べると血糖値あがっちゃって
気持ちの乱高下により、興奮・ぐずりなど、子育てがとっても大変になるので、
できれば食事として消費しちゃいたいわけです。
3歳次女、もっぱらミカン係。ひたすら皮をむいてもらいます。
半分に切ってお鍋に並べ、塩をパラ〜っと振って。
弱火でぐつぐつ。
恒例のコンポート的な何か。
パンケーキにのせてお昼ごはん。
ごくろうさまでした♪