雑草屋の嫁になって以来、
次々と暮らしの「当たり前」をひっくり返して
試行錯誤を楽しんできました。
今回は、そんな中から
布ナプキンのことを書いてみようと思います〜。
◆布ナプキンを始めたきっかけ
若い頃から、生理にはずっと
「タンポン×超薄ナプキン」が黄金コンビと信じてきたのに、
次女を産んだ後の悪露(おろ)から、布ナプキンを開始しました。
産院で一緒になったKちゃんが
「布ナプキンにしたら第二子をすぐ授かった」と言ってたことと、
夫が、産後の世話をしたことにより、恐らく初めて(?)
ケミカルナプキンを直に手にして
「こんなの絶対使わないほうがいい・・・!」と
布を強く勧めてくれたのがきっかけでした。
痛む縫合痕(赤ちゃん産んだら裂けました)に
古タオルを折ったものをあてた瞬間、うっとり〜〜!
こんなにふ〜んわりと包まれるような気持ちよさ、
知らなかった〜!
すぐに実母に古タオルをハンカチサイズに縫ってもらい、
折って組み合わせての手作り布ナプ生活が始まりました。
◆生理だけでなく、おりもの用にも
ちょっとしたオリモノにも絶対これ。
それまでは体調が悪いときに長時間デニムで運転すると
すぐカンジダを患っていたのに、
布の面を変えながら数回使って取り替えていると、
気持ちいいし、治りが早くなりました。
とにもかくにもあのふんわり感!
もう二度とケミカルナプキンには戻れません〜。
◆生理のイメージが悪かった
大事な大事な女性の機能、月経(生理)。
ケミカルナプキンやタンポンを使うのが当たり前だった頃は
・痛い
・つらい
・わずらわしい
・汚い
・くさい
・・・そんなイメージしか持っていませんでした。
思えば、長時間つけたままだとそりゃニオイも気になりますわ。
トイレで汚いものとしてダストボックスに捨てるんですもん、
そりゃ汚いイメージしか持ちませんわ。
◆布ナプキンにしてから変わったこと
思春期から重かったひどい生理痛が1日だけになり、
生理自体もほぼ3日で終わり、
経血の多くはトイレでまとめて出せて、すごく気持ちいい。
それに、洗うと、とても綺麗な赤。
自分の身体の中を巡り巡って、ひと仕事終えて出てくる、
尊い貴い、赤。
大事なもの。体の一部。
そう思えるようになったのは、夫のおかげです。
・・・・・・・・・・・・・・
洗面器で捕らえきれなかった血の海(おそらくは羊水と子宮内膜の混合物?)を古バスタオルで拭い取った廊下は、翌日にはすっかりその跡もなく、また変わらぬ我が家に戻っていた。血の掃除も、タオルの洗濯も、全て自分でやった。愛する妻の体から、娘と共に出てきたそれらは、神聖でありこそすれ、決して汚れたモノには思えなかった。恐らくどうかしているのだろうけど、全ては「生命」の形を変えた姿なんだと、自然に腑に落ちている自分がいた。今では、布オムツに排泄された娘のウンチを洗うたびに、ああ、これは妻が食べたご飯が母乳になって、それを飲んだ娘の身体を育て、そしてその残りがここにあるんだと実感する。さらにさかのぼれば、このウンチは、畑の作物であり、虫や微生物の営みの果てであり、無限の食物連鎖を経て辿り着いた、このネッチョリなのだ。今更ながら、オムツを洗いながら、その旅路に思いを馳せる。
夫のBlog「毎日が自然農」手の中により
・・・・・・・・・・・・・・そう、ケミカルなナプキンやおむつをやめ、布ナプキンや布おむつにすることは、
対象物を「捨てるもの」から「洗うもの」に変化させ、
触れても「汚くないもの」、身体から出る「当たり前のもの」へと、
認識が180度、変わってくるのです。
長くなるので、(2)に続きます〜。
洗濯のことや、タオルで作った布ナプキンの使い方などをまとめます。
関連記事:洗剤なし生活 電子レンジなし生活 ゴム紐なし生活
* * * お知らせ * * *
つくし農園が、自然農サークルとして新たな一歩を踏み出します。
2018年度最初の集合日は3月10日(土)です。
つくし農園 大事なお知らせ
2018年度の募集ページもまだ作れていなくてすみません〜
もしも新たな参加希望の方がいらっしゃったら、
つくし農園ブログ内「見学・体験について」の記事よりお問合せください。
* * * まかない日記 * * *
夫は今日は自然体研究所のラボ合宿に行って留守、
長女もご近所のホームスクール仲間のおうちに出かけて留守。
風もなく、ぽかぽか陽気だったので
下の子ども2人と一緒にお庭でフキノトウを摘みました。
次女がハサミでユキノシタを収穫してしまっていたので(汗)
せっせと集め、一緒に使うことに。
自然農八百屋の近江屋商店さんで、奥さんが
「ふきのとうをジェノベーゼにしたら美味しかったわよ〜♪」
と仰っていたのを思い出し、今夜はふきのとうジェノベーゼに決定!
洗って刻んだふきのとうをオリーブオイルで炒め、
刻んだくるみ(ふきのとうとほぼ同量)、塩、刻んだユキノシタを加え
味を見て白ワイン、手作りじゅうねん味噌(エゴマ味噌)で調味。
じゅうねん味噌がなくても、味噌とみりんでいけると思います。
お友達にいただいた、おいしいパスタで♪
ひっさしぶりに、意地と根性で、アルデンテ状態で食べることができました。
(↑いつもは子どもの準備でわーわーして、どうしてもアルデンテが消えちゃう)
もう春ですね! ごちそうさまでした〜^^
筋肉がしっかりしていれば可能だという話らしいんですが。
昔の漫画にもそういうシーンがありました(川に歩いていってしゃがんでサッと出す)。
昔のひとはできていた、というような本もありますね。
私も残り何回だろうと考えると、自分の身体で実験してみたいような、そこまでの根性はないような、、、
うーん(笑)。
なお山育ちのため、まだ素っ裸で海で泳いだことがありません!羨ましいです(できそうにありませんが〜)!