連休に書きたかった記事を今頃ですがアップします。
◆半纏(はんてん)を家で洗う決意
夏の気配がだんだん強まってきた5月、
家族全員の半纏を片っ端から片付けることにしました。
昔はクリーニングに出していたのですが
綿入れというだけで一着千円はかかってしまいます。
家族5人中4人の半纏、計4着をクリーニングに出すほど
うちはセレブでもお人好しでもありません。
それに、暖房なし生活を謳歌して冬を越す我が家では
とにかく毎日毎日、半纏を着て暮らしてきたので、
お上品にクリーニング屋さんにお任せしている場合ではなく、
ガツンと、しっかり、ごっそりと、汚れを落としたい。
というわけで・・・
◆綿を固定すればいい
秋田出身で知恵者の実母に相談して
「半纏をキルティングして洗う」というスキルを身につけたのが2年前。
まぁ、キルティングなんて大層なものではなく、
しつけ糸で縦横に大きく縫って綿を押さえ、
洗って乾かしたら糸を外し、翌シーズンに着た後、また縫って洗う・・・
の繰り返しをすることにしたのです。
しつけ糸でキルティングすることによって、
なんと洗濯機の普通コースでじゃぶじゃぶ洗っても大丈夫!
非常に画期的な方法です!
糸は玉結びのみで、40〜50cmくらいに切ったものをざくざく縫い、
途切れたら玉止めをせずに終わり、また新しい糸で縫い続けます。
(妊娠中のしんどい時期、見かねた母が縫ってくれたのをありがた〜くキープしています)
とはいえ、毎年縫うのも億劫になってきまして。
◆ずっと綿を固定しておけばいい
ついに昨年から、キルティングしたままの状態で
半纏を着用することにしました。
色合いも半纏の色に合わせて縫うことで、目立ちません♪
(柿の若葉が生い茂ってくると、もう半纏はいらないね〜)
◆汚れの落とし方
朝夕の寒さがすっかり穏やかになってきた5月初旬、
1日1着のペースで、毎朝起きたら半纏を洗っていきました。
綿入れは、布団なんかもそうですが、意外に汚れを蓄えています。
今は洗剤なし生活を楽しんでいるものの、
半纏の部分的な汚れ(襟首、紐、袖口、肘、裾、ポケット周辺など)が気になって
固形石鹸で洗ってみたところ、出るわ出るわ、ダークなお水が!
(なぬっ)
まずはがっしょんがっしょん、洗面所で洗い、
そのあと洗濯機に1着(子ども用なら2着)の半纏を入れて
お風呂場からシャワーホースを引っ張ってきます。
お湯を40℃前後に設定して、洗濯槽にお湯を溜めます。
・・・そう、湯洗いです!
お湯をたっぷり溜めたら、普通コースで洗いはじめます。
汚れの激しい人については、強力コースで洗ってしまいます。
お湯の力はすごいですよ。
洗剤を使わない我が家でも、最初の石鹸による下洗いの影響か
純粋にお湯の威力なのかわかりませんが、汚れがどんどん出てきます。
水の濁った色に驚きます。
そしてすすぎ2回、脱水6〜9分と定番のコースを終えたら
お日様にしっかり当てて、きっちり干します。
途中で前後、裏表、上下など返しながら、全体を均一に乾かします。
これを1日でいっきに済ませてもいいんですが
うちは布おむつや野良着、子どもたちの泥よごれ衣類などもあるので
半纏は1日1着ずつにして、負担を分散させました。
暑くなってきても冬物が家でかさばっていると
何となーくストレスになったりするんですが(主婦だけ?)
かつて最難関だった半纏の片付け(クリーニング)が、
しつけ糸によってこんなに手軽な存在になるなんて。
あースッキリ♪
以上、一部の人にしか役立たないけれど
とっても節約になる、半纏の洗い方でした〜^^;
* * * お知らせ * * *
これまた告知が後追いで申し訳ありません・・・
Facebookへのリンクを貼らせてくださいまし。
明日夕方、つくばカピオにて。
5月17日【マインドフルネス勉強会@つくば】5月の勉強会のお知らせ
そして、こぐま塾も13日に続いて20日も集まりますよー。
お米ファイトー!オケラに負けないぞー!!
(お米がピンチな件は夫のブログで詳しくどうぞ⇒ 全滅信号)
* * * まかない日記 * * *
冷奴に、ムラサキハナナやカラスノエンドウのお花を乗っけました。
女子、大盛り上がり。お客様にお出しするのも良さそうです。
お好み焼きに、大きく育ち過ぎたユキノシタの葉っぱを並べてみました。
豚肉みたいなイメージで。なかなかジューシーで美味しかったなぁ。
春のごちそう。
ごちそうさまでした!
はんてんは、中綿はコットンですか?
お店では、ポリエステルのばかりなので、、
みやさまのご家族は、衣類の素材はこだわりありますか?
わたしもなのですが、子供には化繊はなるべくさけたいとおもい、でも秋冬物は化繊のセーターが素材がおおく、みやさまはお子様にはどうしてるのかなとおもいました。
暖房なしですと、家はもちろん冬は外あそびなど、寒いとダウンや、フリースや、ポリエステルの中綿のジャンパーなど暖かいですよね。
ご質問ありがとうございます!
まさに、化繊と木綿のはざまで日々どうしようかなーと揺れ動いておりました。
気づけば身の回りに化繊の多いこと、多いこと。
でももったいない精神との葛藤もあり、現時点では肌に近い順に化繊をなくしていっております。
・肌着と下着、くつしたは木綿
・敏感な小さい子の寝具から優先的に、内側のものは木綿にチェンジ(例:化繊の敷きパッドをやめて大判バスタオルに。毛布は身体から一番遠くにし、肌には木綿のタオルケットがあたるように。)
・セーターやフリースよりは、肌着の重ね着、トレーナー(セーターは子どもの箪笥にゼロ)
小さい順に敏感というか純自然派で育っているせいか、静電気が起きるものは本人も嫌うのでわかりやすいです。
化繊も、外遊びや、身体の外側には役に立つので、全廃までは考えていません(いっぱいありすぎて・・・)
古い布団の綿を洗って打ち直して、半纏や布団を作ることに憧れています〜。いつやるんだって話ですが。せめて、眠っているタオルをキルト芯にするとか、そのあたりから始めたいなと思います。
コメントの返信ありがとうございます。
縄文時代や、江戸時代は化繊なんてなく、すきま風満載の家で子沢山で、薄着のせんべい布団で暮らしていましたよね、きっと。
お店にいくと、化繊のセーターがほとんどで、毛はやはり貴重だからか高いですし、綿100のもすくなめです。
いま話題のヘンプはなかなか手にいれられないですが、江戸庶民はイラクサ科の苧麻、ラミーが着物の生地で着られていたと最近しりました。
シルクや、羽毛もかるくて暖かいけど、身近な、麻や、綿の植物繊維も負けず劣らず薄くて暖かいんだともなおさなきゃとおもいました。
あとは体のなかからポカポカしついるのがエコで体にとっても一番うれしいことですよね。
我が家も、ちょっずつウレタンマット布団から綿布団にチェンジしてます。
綿タオルのいただきものはうれしいですよね!
私はふんどしは断念してしまいましたが、ウエストゆるめでふんどしパンツ作ってはいてます。
生地も、いずれオーガニックコットンや、麻にしてつくってみたいなーと夢もちつつ今はダブルガーゼでチクチクしています。
みやさんのご主人のブログも拝見しました。
我が家も、別の生き方への住み替え模索中です。
主人がサラリーマン生活に疑問と疲れを口にしてきていて、稲垣えみこさんの、もうレシピ本はいらないと、魂の退社という本をよんで、俺も魂の退社しようかなとつぶやいているので、もう少ししたら、みやさん、ご主人のことチラリとはなしてみようかなと思っています。
期が熟せば、トントンすすむはずとおもっています。
私は、みやさんを美化してるかもしれませんが、みやさん家族の暮らしをブログでよみ、お金の使い方や、お金があっても、少ないときでもあまり変わらないとこや、エコも、まったく虚しさとか、きつきつ感とか感じなくて、だからといって無理な飾りたてもなく、なんかうまく言えませんが、好きです。
いまの世の中、生きていると、まして子供がいると先の心配でてきたりして、色々きになることもありますが、みやさん家族のたくましい暮らしぶりに体の緊張をほどかせてもらってます。
私も人見知りで、一匹おおかみてきなかんじで、家族といても一人がホッとするところがあり、シェアハウスや共同生活はできないですが、みやさんのご主人が計画されている暮らしの輪にはいりたいと昨日ブログをよみおもいました。
こちらこそありがとうございます!優しいコメントにほっこりにっこりですー
我が家も、せんべい布団の健康効果はとっても高いなぁと実感しています^^
あと、ゴム紐なしってすごく体温があがるので、まだ未体験でしたらぜひお試しください♪
(参考:http://zassouya-no-yome.seesaa.net/article/456928124.html)
『魂の退社』、面白そうな本ですね!定型の現代型労働生活からしゅるんと外側に外れるのはなかなか楽しいです。(勇気・度胸・開き直りも要りますね)
ちなみに、私が最近気になっているのは中島正さんの『都市を滅ぼせ』です。(が、お高いのでマーマーマガジンforMENのバックナンバー(子ヤギの表紙)で、中島正さんの特集を繰り返し読んでいます。。。)
我が家もやっぱり、常にオープンでみんな集まれ〜!みたいなことは向いてないんですが、できるときにちょこっと共有、おすそわけ、それぞれのペースを尊重して・・・くらいのゆるさがいいなぁと感じています。
ついつい理想高めに自分を追い詰めがちな私ですが、ズルさや怠惰さも丸出しの夫のお陰で(笑)、あまりストイックになりすぎずに生きることができています〜。ご主人にご紹介くださる場合、やはり同じ「一家の大黒柱」として、ひとまず夫のブログがおすすめです^^
今後とも雑草屋をよろしくお願いします♪
中島正さん初めて知りました。
おすすめの本、早速よみます!
みやさんの愛読書もっとしりたくなります。
>定型の現代型労働生活からしゅるんと外側に外れるのはなかなか楽しいです。(勇気・度胸・開き直りも要りますね
みやさん家族のような暮らしがしたいと言うと大抵まわりは、現実逃避だとか夢物語だとかいいますが、ほんとにそうなのかしら?と疑問かんじています。
色々忙しくさせられて、ながされるまま日々すぎて、疑問もなかったことにさせられて、ほんとは現代社会が夢なんじゃないかとおもいたくなります。
ゴム紐なしの記事も改めてみました(^^)/
昔ネコのウエストに輪ゴムをつけたらヨタヨタあるきになったとみたことをおもいだしました。
最近はゆるゆる服が流行ってるのに、下着は補強下着やら、矯正下着や、おしゃれ下着も小さめだったりしてみんな此をきても平気にみえるけど大丈夫なのかなとおもっていました。
話しがそれるのですが、みやさんはお水の塩素対策など何かされてますか?
浄水器もほんとは不自然なものなのかもしれませんが、気休めかもしれないけれど塩素の匂いや味がきになり簡素ですがトレビーノをつけています。
汲み置きや、炭でまではまだできてません、、
私もついつい理想高めストイックなっちゃいます。
野菜も、お米もできるなら自然農のが主になりたいと思ってますが故郷から時々お米や野菜送ろうか?とありがたい声をいただくのですが躊躇う気持ちあります。両親は私が食に気をつけてるのを知ってはいますが送ってあげたい気持ちがあるみたいです。
主人は、もらえるなら農薬とかきにしないで、もらいたいと言っていて、みやさんは両ご実家や、おばあちゃんからの食品の贈り物はありがたくいただいて召し上がってますか?
果物や、旬で数日でたべきれる両ならよいのですがお米30キロなど主食など毎日たべるものだとやはり農薬とか気になってしまいます、、
お米じたいはとってもとってもありがたいものなのですが。
長い人類の歴史の中で、現代社会なんてほんの砂糖粒みたいな短さですので、いまのベーシックな生き方・働き方だけが正しいわけじゃないですよね^^;それ以外を選択したら大変なことになる(生きていけない)、という強迫観念が、経済社会を保っているんじゃないかと。。。
日本の最近の映画『サバイバルファミリー』ご覧になりましたか?結局最後にはオフグリッドでも生き延びられること、食べ物を自分で作っていること、地域の助け合い、、、などが大事だなぁと思います。
猫にゴム〜!!子どもの頃を思い出しました!確かにヨタヨタでした!!猫飼いなら一度はやりますね(笑)
素肌で寝るのがやっぱり一番体温があがって体調がいいです。界隈では「素肌寝」というらしいですね。
塩素のこと、食材の選択について書いていたら長くなってしまいました(涙)今までに溜まっているほかの方のご質問と合わせて、これから記事にまとめたいと思いますので、少々お待ちください〜。
お返事の記事よみました(^o^)
他の方へのお返事も、うなずきなから、とてもとても参考と、勇気になりました。
昨日早速、サバイバルファミリーを主人とみました!
結構ハラハラ刺激的でしたか、目を覚まされたような気持ちと、ワクッとした気持ちがでてきました。
主人も、良かった。といい、より東京から外れたとこへ住みたい気持ちが大きくなったようです。
オフグリットも初めてききました。
みやさんからのお返事で、度々でてくる初聞きの単語を検索しながら私がしばられてる今の常識から、解放してくれています。
何があっても、どこでも生きていける!
って考えると、急に選択肢が広がって楽しいですよね〜^^
私たちは究極の自給自足生活でも、超節約生活でもない、あくまでも中間の存在ですが(笑)
面白がって眺めていただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします♪