なかなかまとまった時間を取れなくなってきました。
こんなに熱烈に必要とされる時期は一生に今だけと思って楽しみたい・・・のですが、
毎日大変すぎてあっという間に過ぎゆく日々です。
(1年前、次女1歳10ヶ月のころ。夫が設置した板を慎重に渡る)
さて、前回の「子供が頭を打った時」の続きです。
(私はすぐに「危ないでしょ!」と言うタイプなので、ぐっとこらえて縁側から見守った)
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◆そもそも、ケガの少ない子にしたい◆
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なんで大切な頭を打ってしまうのか?
なんでケガしちゃうのか?
と考えると、
身体の発達が未熟だからかもしれないけど、
本当にどうしても未熟な段階なのか?
身体の発達を妨げるような育児をしていないか?
振り返ってみると、自分で思っている以上にいろいろあるのでした。
(そもそも自分は、幼児の運動機能を信頼していないことに気付かされた瞬間)
◆発達を阻害しない
長女はよく転ぶ子でした。
足が小さいから、なんてのは大人の言い訳で。
赤ちゃん時代、泣けばすぐに私が飛んできて抱っこ。
寝返りは7か月。むちむちに太る。
伝い歩きをするようになれば、家中の家具に
ケガ防止クッションシールを張り、角のない室内を実現。
お出かけはいつもベビーカー。さらに太る。
転びやすいし、よく泣くから、外遊びは少なめに。
・・・そう、動物としての発達を阻害しまくりの過保護っぷりでした。
すべてはつながっているのです。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き、ひとり歩き。
順番に身体ができあがるのを、応援していけばいいだけなのに、
昔はそんなことは考えもせず、とにかくケガのないように気を付けていました。
(長女0歳9ヶ月、今の息子と同じ時期。2歳で小学生用の紙おむつがサイズアウト、肥満指導に)
◆3回で覚える
息子が4ヶ月の頃、お座りから横にぐしゃりと転げて顔を打って泣くので
いつも周りにクッションを置いたり、大人が手で支えたりしていました。
でも、つくば自然育児の会でお招きした
東関東子育てサポートセンターの木村先生によると
「子どもは、赤ちゃんでも3回で覚える」とのこと。
畳の部屋で、クッションなしで座らせると
確かに3度目までは顔から倒れて大泣きするのですが、
4度目からは・・・
小さな握り拳を床について、倒れないようになったのです!
後ろにのけぞって頭を打つのが心配で
いつも後ろにクッションを置いていたのも、
畳の部屋や、敷き物の上などで3度やらかしたあとは
もう、のけぞらなくなりました。
(3人の中で一番ワイルドに育てている息子)
◆ほどよく放置
今では、刺さる、首に絡まる、誤嚥する、といった危険物でなければ
本人が学習すれば回避できるようになる類の危険は、残しておきます。
いっとき、ちゃぶ台の下にハイハイで入り込んで
頭を打っては大泣きしていた時期がありました。
可哀想だけど、それを数回繰り返したら、
もう二度とちゃぶ台の下には入らないんですね。
段差も同じ。
顔から3度落ちたら、もう段差の手前で泣くだけで
降りてこようとはしなくなりました。
そしてあるとき、くるりと向きを変えて、足から降りるようになり、
手を使って器用に前向きに段差を降りるようにもなってきました。
身体をよく使って育った子は、周りをよく観察して、
自分の頭でシュミレーションしている気がします。
そして実際にやってみるときも、確かめながら。
もちろん集団遊びなど、
自分では避けられない危険に出くわすこともあり
すべてのケガが防げるわけではありませんが、
転びにくい、転んでもきちんと手をつける、頭を守る、
といったことは、身体をしっかり使って育てることで
小さいなりに培えるのではないかな、と思っています。
「子育ての悩み(身体・発達)」関連記事:
ベビーカーについて考えた 子どもの偏食(好き嫌い)対応をやめた結果 「やりたがる時」が「やらせ時」 幼児のお箸に思うこと
* * * お知らせ * * *
えー、まとまった時間が取れていないために
なかなか各種集合日のレポートが書けませんが、
来れなかった方は昨年以前の同じ時期の記事を確認して
季節の作業を把握していただければと思います〜。スミマセン。
4月25日(火)夜、花粉症や肩こり、腰痛頭痛などを改善する勉強会です。

4.25(火)第11回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座〜花粉も腰もまとめて体質改善!
桜も雨で散ってしまいますね〜
今日はお庭に山桜が真上からどんどん散ってきて、見事な花吹雪。
もうすぐ3才の次女が「ゆきがふってるよー♪」と大喜びでした。
そうだね、だから花“吹雪”と呼ぶんだよね。
* * * まかない日記 * * *
先週くらいまでは菜の花が食べ頃でした〜。
いつもの一汁一菜。
ごちそうさまでした!