(ノコギリが上手で夫もびっくり)
2歳の次女を見ていると、
やりたがる時が、やらせ時なんだ、とつくづく感じます。
ゆいーちゃんがやーるーのー!
じーぶーんでー!!
やりたがるのをあしらって、遠ざけてしまったり、
または取り上げて、大人がさっさとやってあげたり・・・
その時は、大人は楽で効率的かもしれないけど、
長い目でみたら、ずっと手のかかる子になってしまいます。
後で教えようとしても「やだー」「やってー」と手こずるし。
現に、長女が大きくなってから仕込もうとしたお手伝いの数々、
そりゃもうゴネてスネて大変でしたから(涙)。
やりたいときにやらせてあげるのが、
一番吸収力が高いみたいです。
(火と刃物こそ、早目に教えたい)
いちいちわざとらしく盛り上げて誘うのは、何か違う。
子どもが誘われ慣れてしまって、反応しなくなる気がします。
熱中する、というのが重要なのかな。
無理にやらされるのでもなければ、
お仕着せの体験でもない。
自分がやりたくて没頭する、それが一番。
(ふむふむ、これをつかえばいいのね)
「もう終わりにしなさい」とは言わずに
やりきるまで、なるべくそっとしておきたい。
そのための家庭保育&ホームスクールなんだから。
(お!手でやるよりこわくなーい♪)
日々のことは、
「できるように練習させる」という感じではなくて
毎回やっているうちに「放っておいても上手くなる」気がします。
本当にやりたいことだから、できるようになりたいから
一生懸命観察して、まねて、繰り返して、
頭の中や、誰も見ていないときに試行錯誤しているのだなぁと、
最近の次女を見ていて、改めて気づかされました。
(できたね!上手だね!の声がかかると嬉しそう)
とはいえ、着替えに歯磨き、トイレなど
毎日のこまごまとしたものについては、
「できないー」「てつだってー」の揺り戻しも確実にありまして。
手をかけてもらえなくなったら寂しいよー!
困ったときは受け止めてくれるよね?
の、確認をしてるんだと思います。
だから、そんなときは口数少な目にしてさっとサポート。
「支えてくれる安心感」を感じたら、元気が出てきて
途中から「やるー」と言い出すことも多いです。
「もう!できるんだから自分でしなさい!」は、
もっとも意味がないんだなぁ。
(けど忙しいとき、つい言ってしまう・・・反省)。
(大豆の脱穀は力がいるけど、まずは形から。参加してる感!)
もちろん、初めてのことに日々チャレンジするので
危険な目、痛い目にもちょこちょこ出会います。
例えば、昔ながらの足踏み脱穀機で
長女と次女が踏み方を試していたとき。
次女の足がドラムの下に入ってしまって、
膝小僧をガリリッと怪我して、大泣きしました。
それから2ヶ月くらい後でしょうか。
脱穀の話に加わった次女は、
「ぶーんぶーんって、
おててでわらをもつほうだけやるんだよ。
あしはね、あぶないからね。」
学習してるし、忘れないんだなぁと感心しました。
(農具や農作業をじっと観察するようになった)
子どもたちには、暮らしから学んでほしいと思っています。
テーマパークやショッピングモールに行く週末ばかりだったり
家でテレビ、車で音楽が、ずっと流れている生活だと、
感覚が摩耗するし、大事な時間が奪われてしまう気がするのです。
(ちんまり座って、ずっと門松作りを見てたなー)
特別にどこかに連れて行かなくても、
暮らしに必要な動作のひとつひとつを
好きに見させてあげるのがいいなぁ。と、思っています。
(足でこう、ぐっと・・・)
(てこの原理で、こうして・・・)
(土は、鎌の背で落とすー!よく見てるな〜)
畑仕事や庭仕事に連れ出してもいいけど、
特に連れ歩かなくとも、実は、じっ・・・と見てるもので。
(やうから!いーから!おたーたんは、あっち!)
子どもの中にどんどん蓄えられたものが、
必要な条件がそろったときに、「さて」とやり始めるのです。
(いつ見てたんだろう、いきなり完璧!)
何の気なしに大人が「やってみる?」と
誘ったことがきっかけでもいい。
(見てるもの全部、覚えてるんだろうな〜)
やらなくても、うまくできなくても、癇癪起こしてもいいから、
うるさく口出ししないこと。すぐに取り上げないこと。
1月30日、なかなか陽の当たらないうちの梅も
ついに咲き始めました。
つぼみがどんどんほころぶように、
次女の様々な開花を楽しんでいる冬です。
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* * * お知らせ * * *
あちらこちらで、味噌作り用の大豆を見かける季節になりました。
昔から、大豆はどう育ち、どう選別されてきたか。
自分たちでやってみないとわからない、ありがたみがあります。
【こぐま塾】大豆の収穫から脱穀までの様子
レポートをやっとアップしました〜
あとは、お米に、つくし農園に・・・順に書いていまーす^^;
* * * まかない日記 * * *
いつの朝だったかな、子どもたちが大興奮の朝ごはん。
豆乳フレンチトースト(豆乳×卵×塩)は、
卵と豆乳の甘みを塩で引き立てています。
秋田のひいおばあちゃんが送ってくれたりんごを切って添えて、
福島のおばあちゃんが送ってくれた安納芋は焼き芋にして。
野菜スープもつけました。
いただきものに感謝して^^ ごちそうさまでした!
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