諸事情(※)で、あんまりおいしくないかぼちゃが大量にあって、
それを何とかおいしく調理するべく秋冬と模索が続きました。
揚げる、炒める・・・油に頼ることがほとんど。
しかも大きいかたまりだとおいしくなさが露見するので
薄切りや千切りにすることが多く、手間もかかって大変でした。
かぼちゃコロッケやかぼちゃのニョッキのように
何かと混ぜる、何かに混ぜる調理も、忙しいときは負担。
しかし!
春になって、ついにベストな調理法を見出しました!
べっちゃりと生臭さのあるかぼちゃにあたったとき、
良かったら 『 塩蒸しかぼちゃ 』 をお試しください。
・・・塩蒸しかぼちゃの作り方・・・
切ったかぼちゃを厚手の鍋に入れ、塩をまぶします。
塩はかぼちゃ1個につき約小さじ1。
全体をよくかき混ぜて、塩を行き渡らせたら
しばらーく放っておいて(2時間でも半日でも)、
水分が出たところで厚手の鍋でじっっっくり加熱。
ごくご〜く弱火(とろ火、ほたる火)にして、
かぼちゃ自身の水分だけで蒸し上げます。
水気の多いべちゃっとしたかぼちゃだからでしょうか、
2時間くらいトロ火で放っておくと
お鍋の半分近くまで水が出ていてビックリ。
しっかり甘みが引き出されたら、
フタを取って水分を飛ばしながら煮詰めていきます。
水分が減ってきたら、焦げないように木べらで底からかき混ぜて。
蒸し器で蒸すよりも水分が少なく仕上がって、
おいしくないかぼちゃ特有の生臭さが抜けるようです。
それに、トロ火でじっくりゆっくり時間をかけて加熱すると
それなりに甘さが引き出されるのが不思議。
※一度、途中で長女が火加減を調整してくれて
弱中火になっていたことがあるのですが
それだと美味しくは仕上がりませんでした。トロ火、大事です!
しっかり塩味がきいているので、そのままおかずになります。
たっぷり出来上がるので、2〜3日は重宝しますよ。
お米を食べたがらない子にはかぼちゃごはんにしてもよし、
崩すようにしてパスタとからめてもよし、
サラダやスープにざっと加えてもよし。
良かったらお試しくださいね〜。
・・・そうそう、食べるにはおいしくないかぼちゃも、
種は種で、自然療法に役立つんです。
時間があれば、洗って干して保存しておくと
きっと冬に助けられますよ〜〜。 (参考:喉風邪の手当て)
※冒頭の諸事情というのは・・・
近くの畑で大量にできたかぼちゃが
味も形も良くなくて、売れない品種だったということで
100個以上、そのままトラクターで畑に埋め込むと。
なんと可哀想な!もったいない!ということで
長女にせっせと運び屋さんになってもらい、
大量のかぼちゃさんを我が家にお招きしたのでした。
確かに味がバラバラで、おいしくないものが多かったのですが
何かと食卓を助けてくれたかぼちゃでした。
いま、残り15個をきったところ。
大事にいただきますね。
* * * お知らせ * * *
こぐま塾アグリコースの4月の様子をアップしました!
お父さんお母さん、お疲れ様でした〜〜!
子ども達はさっそく仲良しで遊んでいて、可愛かったなぁ〜♪
4月集合日の様子(苗代作り・お米の種まき)
5月の予定もアップしています。
5月14日(土)集合日のご案内(苗のお世話・畝作り)
* * * まかない日記 * * *
自然農の野菜を中心に扱う貴重な八百屋さん、
近江屋商店さんでわらびを買いました。
アク抜きをして山菜おこわを炊いて、
鍋ごとLONOF弁当として畑に持って行きました。
・山菜おこわ お庭のミツバを混ぜ込んで
・(今回ご紹介した)塩蒸しかぼちゃ
・クレソンと蒸し鶏のレモンマスタードサラダ
・切干大根と玉ねぎの和え物
クレソンは、みたらい農園さんのもの。
おいしい卵で有名なみたらいさんですが、お野菜も充実しています。
ベッカライ・ブロートツァイトさんの店頭で買えました。
切干大根は加藤無農園さんのもの。
日帰りLONOFerのYっちゃんにも
「太い!おいしい!」と言われました〜。
奥様の花*mjukさんや、月に一度のつくいちで売っていましたよ。
身近な方からお野菜を買う楽しみ。
いつもありがとうございます^^