2017年07月04日

春夏に仕込んだ自家製常備薬

※末尾に症状別自然療法の記事をまとめました!

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常備薬は、外用・内服それぞれきらさないように作っているけれど
人数が増えるにつれ、消費が加速してきたので
今年は作る薬の種類を増やしてみました。

・ビワエキス
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自然療法ではビワの葉エキスが定番だけど、
つくばではビワの葉があまり手に入らなくって(家にない、という意味)
ビワの果実をいただいた際に、種からビワの種エキスを作ることが多いです。

種は洗って乾かしたものを清潔なビンに入れ、
35度以上の焼酎を入れ、3ヶ月ほど置くだけです。

効能はビワの葉エキスと同じで、とにかく便利!

長女の不気味なイボ集団(魚の目?)も取れたし、
私の足の爪がはげたときに塗ったら治ったし、
とげが刺さったところに毎日湿布したら4日で抜けました。

乳幼児が虫刺されを掻き壊してとびひになったら、ビワエキスの出番。
とびひは抗生物質、と思っている方が多いですが
母乳かビワエキスを塗っていると、2日もかからず治りますよ〜!


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【ビワ葉療法 −その三 ビワ葉の焼酎漬(ビワエキス)−】
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生のビワの葉をザク切りにして35度の焼酎に漬けておきます。
葉の上に焼酎をかぶる位入れます。
三ヵ月位すると茶色の液が出てきます。これがビワエキスです。

これを傷の時、火傷の時つけると、すぐ痛みをとり治ります。
ひどい火傷でも、すぐこのエキスに傷をドップリつけると、
ケロイドも残さずきれいに治ります。
痛むところに湿布してもよく、
この場合は二、三倍に水でうすめて使用します。

腰痛、肩こり、ねんざなどに効果があり、助けられます。
また歯痛、口内炎、歯そうのうろうの痛みには
口の中に含んでいますと、痛みをとります。
のどの痛みも、うすめてうがいをするとよい。

アトピー性皮膚炎・湿疹・かゆみ・虫さされ・水虫につけても早く治る。
化粧水代りにつけてもよく、非常に便利です。

ドアにはさまれて爪をはいだ時、
すぐこのビワエキスで湿布しておいたら痛みもなく、
次の日ははげた爪もついて治ったのには驚きました。
旅行にも、小ビンに入れて持ち歩くと助けられます。

また入院の場合、煙が出るので病院では温灸はできない。
そんな場合はこのエキスを温めて肝・腎・お腹を湿布すると、
痛み苦しみ、腹水等もとってくれます。

胃腸のもたれ、疲れた時など、オチョコ一杯を五、六倍に
うすめて飲んでもらくになり、疲労回復の助けをします。
飲む場合は玄米焼酎で作ったらいい。

一年位したらビワ葉は出して布袋に入れて、お風呂に使うとよく温まります。
ビワエキスは何年でももちます。

(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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ビワ種エキスの場合、漬けたあとの種も
粉砕して薬にする人もいるのだそう。

ガンの友人知人も多くなってきたので、もっと広まるといいな。


ビワエキスを虫刺されや小さな切り傷にも使っていると
深刻なケガ・病気に使う分が足りなくなりそうなので、
ここ数年はヘビイチゴエキスも作るようになりました。

・ヘビイチゴエキス
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これは若杉ばあちゃんのHPで知ったもので、簡単だし、1ヶ月でできるので
春に作って夏からすぐ使えて便利でした。

摘んだヘビイチゴの実を、35度以上の焼酎で漬けるだけ。
1ヶ月したら濾して保管します。

私は小さなスプレーボトルに入れて持ち歩き、
切り傷、やけど、虫刺されなどに気軽に使っています。
(あ、フケにも効くって書いてあるなぁ・・・試してみよう)

ちなみに、蚊、毛虫、あせもなどにはまずヘビイチゴ。
それでも治まらなかったらビワ、の順でランク分けしています。


・どくだみの花エキス
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お友達から教わった、虫刺されの薬。

庭で咲き乱れるどくだみの花(きれいなもの)を摘んで、
ビンに入れて35度のホワイトリカーを注ぎました。
お花は柔らかいから、やはり1ヶ月くらいで濾したほうがよさそう。

化粧水としても評判がよいみたいです。
今年はいろんなかゆみ止めが作れて、ホクホク♪


・すぎなエキス
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これは東城先生のすぎな療法のひとつ。

すぎなをビンに入れ、葉がひたひたになる位に
35度のホワイトリカー(焼酎)又はアルコールを入れておくと
1ヶ月くらいで濾して、出来上がりです。

ご紹介したビワ葉エキスと同様に、痛みや難病に、
つけたり湿布したりするそうで・・・

今年初めて漬けたエキスなので、色々試すのを楽しみにしています。
ビワとスギナは自然療法の2大アイテムなので、
ビワと同じくらい、スギナでも実績出せたら面白いなぁ。


内服薬としては、青梅をすりおろして煮詰める梅肉エキスを作りました。

でも数年前に作ったのと違って、バタバタしながらだったせいか
水分が多かったようで、カビを発見したので
あらためて陽に当てて水分を飛ばしているところです〜。


未熟ゆえ、落ち込むことは日々ありますが
「それでも常備薬はあるから大丈夫」と思えることが、大事だったりします。

どんなに料理したくなくても、
冷蔵庫に作り置きおかずがある、あの感じに似てるかな。

居並ぶ常備薬のビンを眺めて、
心の支えにする梅雨であります。


症状別の関連記事:
あせも ぜんそく 蜂刺され 魚の目・イボ ものもらい・口内炎 便秘 おむつかぶれ 乳腺炎 乳頭亀裂・乳口炎 副鼻腔炎(蓄膿症) 風邪の考察手当て ウイルス性胃腸炎 一番簡単な「手当て」の話



* * * お知らせ * * *

無理のある業務、必要とされているか疑問な業務は
ちょっとずつ諦めておりまして・・・

今年度は
・つくし農園
・こぐま塾
のレポート記事を諦めました。
夏まで悶々と悩みましたが、そろそろスッパリと諦めます。

そんな読まれていないので、ご迷惑をおかけすることは少ないかと思いますが。
あしからずご了承ください〜。



* * * まかない日記 * * *

我が家に滞在中にお誕生日を迎えたよっちゃん
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手土産のスイカにろうそくを立てる夫・・・(笑)
でもこのビジュアル、なかなか可愛い。
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ランチもプレゼントもよもぎベーグル(ストロング)で。
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26歳、おめでとう!!!
posted by miya at 13:02| Comment(0) | 自然療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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