今日は、いわゆる自然療法の各種「お手当て」ではなく
文字通り「手を当てる」手当てについて。
ぶつけた、切った、擦りむいた・・・
そんなとき、まずは静かに
「手」を「当てる」ように心がけています。
ネイティブアメリカンの本に出てくる、
グランドファーザーのように。
最初が肝心。
慌てず騒がず、
治るイメージを手のひらに集中させて、送り込む。
身体の、頭のスイッチが入るように。
治癒が開始されるように。
3歳、家具の角に突撃し、めっこりへこんで
「かなりまずいことになった」と青ざめた
おでこの大きなケガ。
4歳、くっきりうす青く線が入った、
「お岩さん確定」の目の上のケガ。
30歳、ざっくりスッパリ深く切った
「当分炊事できない」指のケガ。
これまでの家族の大きなケガは、
ぜんぶ夫の「手当て」ですぐに治してきました。
ケガがケガとして悪化する前に
「もう大丈夫」と気を送る。
だからたんこぶにもならないし、青あざにもならない。
傷口はぴたりと閉じ、すぐに治癒を開始する。
(もちろん、異物や汚れが傷口についていたら
きれいな水でざっと流したり、唾液で吸い取ったり
してからの話ですが)
友達の子どもが転んで頭をぶつけたときに
即座に教えて実践してもらったら、
「いつもボッコリたんこぶになるのに
腫れなかったよ〜!!」
後日こんな報告がありました。
そう、そうなのよ!すごい効くのよ、「手当て」!
全力で治癒のイメージを手に集中させて傷口に送り込む、
その印象的なシーンは、この本に出てきました。
アメリカの白人の少年(トム氏)が、
ネイティブアメリカンのグランドファーザーに出会い
信じられないほどの猛特訓を受けた過程の記録。
人生を変える力がある本だと思います。
でも絶版なんですよねー。なんて惜しい・・・
価格がどんどん吊り上っていますわー
最近は、さくらももこさんのイラストが
表紙になったバージョンがいくつか出ているので
そちらでも読めるかと思います。
グランドファーザーの話は非常に非常に長くて
子育て真っ最中のお母さんが読むのは大変なので、
もっと実践的な本もご紹介しておきます。
こちらは野口整体の理論とシュタイナー理論を踏まえた
まさに我が家のために書かれたような本!
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子どものこころにふれる 整体的子育て
山上 亮 (著)
野口整体に詳しくはなれなくても、
ちょっと便利な自然育児的手当てのコツが満載です。
子どもがケガをしたときって、
「わーん!」って泣くのを抱っこしてゆさぶって、
「あーはいはい、よしよし〜痛かったね〜
ハイ、いたいのいたいの、飛んでけー!飛んでけー!」
ってやってしまう大人が多いと思います。
すぐ泣きやませてしまおうとする。
でも、子どもは泣くことで恐怖心や痛みを発散しています。
つまり野口整体的には、「出す」行為だから止めなくてよい。
ってことで、
じっと抱っこしてあげて、
静かに痛い場所に手をあてて、
「いたかったね・・・うん。よしよし。」
まずは静かに、過去形で、認めてあげるのがいいそうです。
とんでけ〜は、もう少しあとで。
聞きかじりの知識ではありますが、
うちはグランドファーザーと野口整体のコラボで
静かに抱っこ、と同時に
治癒イメージをして手のひらから気を送る。
というのをやっています。
長女は7歳になって、自分でもできるようになりました。
前は痛みや傷に心をとらわれて、数日間は
「あぁーこんなになってるぅ〜(涙)」「ひぃーん!」
と、何度もネガティブに引きずって長引いてたんですが、
最近はずいぶん、治癒力の高い子になってきました。
大人が、本人が、
人間の自然治癒力を確信していること。
それに尽きると思います。
お試しください〜^^
※記事のカテゴリ、何に入れたらいいか悩んだ挙句
結局「自然療法」に入れておくことにしました。
今後、いいカテゴリを思いついたら新設しますね。
!後日追記! 関連記事:子供が頭を打った時 ケガの少ない子に育てたい
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明日はいよいよ、こぐま塾の味噌作り!
1年間の集大成です♪
【こぐま塾】2月集合日(味噌作り)のご案内
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うちのお豆ごはんは絶品だと思う。
甘〜〜いんですよ!!!!自然農のお豆って。
色んな色があって、それも楽しい。
暖房なし生活ゆえに、朝ごはんの湯気がもう、映画並み(笑)。
手前は、長女に野菜(白菜、長ネギ、きゅうり)をまるっと渡して、次女をうまく参加させながら作ってもらった野菜炒め。おいしかったなぁー。
奥は、夫お得意の高野豆腐。今回は麻婆か、あんかけだったか、いつも安定のおいしさです。
毎日平和にお腹が満たせることに感謝して。
ごちそうさまでした。
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