2015年06月24日

圧力鍋を保温調理する

※2015.07.30 追記しました

お米は土鍋でゆっくり炊いたほうが
どうも良いらしい・・・のだけれど
時間を短縮したくなって、つい圧力鍋に頼っています。

さて。

ごはんを圧力鍋で炊く時、
玄米だと、ピンがあがってからの加圧時間が20分で
その間ずっと弱火で熱していないといけません。

暑くなってきたのに、20分。
ガス代がかかるのに、20分。
子どもたちも手がかかるのに、20分。

これはちょっと困ります。


そこで、昨年の秋ぐらいから
圧力鍋を保温調理しています。

煮物のお鍋を、毛布やバスタオルでくるんでおくと
じっくりコトコトと味がしみて、柔らかく美味しくなりますね。
その保温調理を圧力鍋でも試したのが始まりでした。

やり方は至って簡単。

玄米を圧力鍋で炊きます。
20150526atsuryokunabe.JPG
高圧になるまでにインフラを整えておきます。

買い物用保冷バッグに鍋敷きを置いて
20150526nabeshiki.JPG
(100均で500円位で売ってる、買い物カゴサイズのあれです)

古バスタオル2枚をそれぞれ2つ折りにして
交差するように鍋敷きの上に置きます。
20150526towel.JPG
(うちは、圧力鍋が大きいのでやや長方形に折っています)

鍋底が入る部分のバスタオルをピンと伸ばして整え、
さぁ、高圧がかかって、熱々シューッ!の圧力鍋をここにのせます。

タオルの4つの角を鍋の上で合わせるようにして、
手早くどんどん包みます。 速さが勝負なので写真も撮れません。
20150526kurumu.JPG
1枚目、2枚目と包んでしまうとホッとします(笑)

なるべく上に熱が抜けないよう、コンパクトに閉じます。
私は洗濯バサミ4つでこんな風にキュッと閉じています。
20150526toziru.JPG

閉まりきらないので、最後に布製の鍋敷きやミトンでフタ。
20150526futa.JPG
これで保温調理スタートです。

ここから15分経つとピンが下がり始め、低圧になってきますので
もう一度取り出し、火にかけます。
(これはご家庭それぞれで上部を開いてピンを確認し、
 ピンが下がり始める時間を計って確立してくださいね)

そうすると20秒くらいでまた高圧シューッ!になるので
再び保温調理の状態にします。

あとは15分したら取り出してもいいし、
時間に余裕があれば30分くらい放っておいてもピンは下がりきります。

 ※追記※
 再度火にかけるのも面倒だな〜と思って、加圧は1回だけ
 保温調理で30分放置を試してみたところ
 きちんと、ふっくら美味しかったです!


外気が冷たい冬は(うちは暖房をしないので台所も外と同じ)、
バスタオルと膝かけ毛布の組み合わせで同様にやっていました。


ふっくら炊けました。
20150526rice.JPG
弱火で20分、高圧を保って炊いたときより
粒のひとつひとつが柔らかく仕上がる気がします。

シャトルシェフという保温調理鍋も持ってはいるんですが
一度に6合炊ける鍋は、今のところこの圧力鍋だけなので
この方法が重宝しています。

圧力鍋で同じように「加圧時間が長いな〜」と感じている方は
ぜひ一度お試しくださいね。


* * * お知らせ * * *

水路なし、天然の滲み水と雨水だけで育てる田んぼ、「天水田」。
しかも自然農。

全国的にもかなり珍しい田んぼで、
今、田植えがピークを迎えています。

一緒に田植えをして下さる方、大・大・大歓迎です!
lonof_ban.jpg
自然農の農作業体験 「LONOF(ロノフ)」やってます。


posted by miya at 06:25| Comment(0) | 暮らしの工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: