ここ1週間、兵庫から甥っ子たちがやってきて
てんやわんやの大賑わいでした。
つくばに到着した翌日、
お兄ちゃん(7歳)がウイルス性胃腸炎を発症。
今回はその経緯と手当ての記録を書きたいと思います。
※長くなったので(1)・(2)・(3)に分けました。
◆[1] 発症
朝、甥っ子(兄)が「お腹がちょっと痛い」と言うので
念のため梅肉エキスをなめさせました。
畑に行くぞーっと、みんなが庭に出たところ
猫みたいにわーっと吐きました。
口をゆすいだら、もう大丈夫と言う。
(梅のん(梅肉エキス)をなめたせいで吐いたんや、と思ったらしい)
とりあえず夫と子供たちで畑に向かったものの、
道中でまた吐いて、畑では寝転んで過ごすことに。
結局、甥っ子のだんだん顔色が悪くなってきて
お迎えコールがかかり、私が車で迎えに行きました。
家に入ろうとしたら、また庭で吐きました。
顔色は文字どおり土気色で、
タヌキみたいに目の周りにくっきりと
茶色の輪っかができていました。
仕事でまだつくばに来れていなかった姉に確認すると
なんと姉がウイルス性胃腸炎にかかっていて、
「ごめん、こっちで流行ってるみたい・・・」と。
ウイルス性胃腸炎、いわゆる嘔吐下痢症。
甥っ子(兄)も姉と症状が同じなので、恐らくそうだろうと。
「保険証はあるから病院へ連れて行って」と言われたものの
私も長女が2歳になる前くらいに、
ウイルス性胃腸炎の看病をしているので
「病院行くの自体が子供の負担になるし、家で面倒見るでー」
と申し出てみました。
姉は看護師ではありますが、我が家の自然療法に理解もあって
「ほなら頼むわー」と任せてくれました。
◆[2] 手当て法の確認 ※追記しました※
長女がかかっていた高知の小児科で言われたのは
「吐かなくなるまで、薬以外は水分も摂らせない」ということ。
薬は、弱った体に体力をつけるような漢方薬を水にといて
大さじ1〜2くらいの量を1日に3〜5回、または
おちょこ1杯を1日に3回くらいとったような記憶があります。
長女は当時1歳で、吐かなくなるまで2日かかりました。
「ちゅらい、ちゅらい」「おなかしゅいた」「おみじゅー」なんて、
泣いて泣いて、抱っこするしかなかったっけ。
※2015.3.10追記※
高知の小児科にかかっている友達から
リアルタイムで補足情報をもらいました!
小さい子の場合は、低血糖が心配なので
吐いたときはまず糖分をとらせるのがよいとのこと。
1.アメ・砂糖をなめさせる
2.薬
3.ぬるい水分
の順だそうです。
そういえば処方された水薬にシロップ(糖分)が入っていたなぁ。
詳細は田村こどもクリニックの
おたより(症状ごとに先生が作っている!)画像をご覧ください。
クリックすると拡大します。
(追記終わり)
甥っ子は7歳、4月から小学2年生だし、
なかなか聞きわけの良い子なので
様子を見ながら進めることにしました。
顔色が土気色で、頭も痛いというので
吐いたあとの口をゆすいで布団に入ってもらい、
家にあるもので水薬を作ります。
念のため、東城百合子先生の自然療法の本を確認。
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【吐き下し】
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梅干にしょうがのしぼり汁少々入れて
あつい番茶をさして飲みます。
吐き下しの回数が多ければ飲む回数もふやします。
梅肉エキスを熱湯でとかして度々飲むのもよい。
寒けや冷えで胃が冷えて吐気やしゃっくりが出るときは、
しょうがのしぼり汁にはちみつ少々入れて熱いところを飲むと、
温まり症状もおさまります。
からし粉に塩一にぎり程を入れて、煮たてた湯か、
ひねしょうがをすりおろした湯で腰湯をするとよい。
さめたらさし湯をしてよく温まります。
そうしてから焼き塩か、ゆでこんにゃくをだいて
温めているとよい。肝・腎・脾の手当もよい。
梅干にしょうがおろしと番茶又は熱湯を加えて度々飲むのもよい。
食欲が出てきたら玄米もち入の
にら・ねぎの雑炊、又はみそ雑炊をたべるとよい。
本葛粉でつくった葛湯を与えてもよい。
とろろ入みそ雑炊でもよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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【吐き下し】
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梅干にしょうがのしぼり汁少々入れて
あつい番茶をさして飲みます。
吐き下しの回数が多ければ飲む回数もふやします。
梅肉エキスを熱湯でとかして度々飲むのもよい。
寒けや冷えで胃が冷えて吐気やしゃっくりが出るときは、
しょうがのしぼり汁にはちみつ少々入れて熱いところを飲むと、
温まり症状もおさまります。
からし粉に塩一にぎり程を入れて、煮たてた湯か、
ひねしょうがをすりおろした湯で腰湯をするとよい。
さめたらさし湯をしてよく温まります。
そうしてから焼き塩か、ゆでこんにゃくをだいて
温めているとよい。肝・腎・脾の手当もよい。
梅干にしょうがおろしと番茶又は熱湯を加えて度々飲むのもよい。
食欲が出てきたら玄米もち入の
にら・ねぎの雑炊、又はみそ雑炊をたべるとよい。
本葛粉でつくった葛湯を与えてもよい。
とろろ入みそ雑炊でもよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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ふむふむ。
甥っ子にいきなり梅生番茶はハードルが高いかなぁ・・・。
※このあと(2)に続きます。
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4/19(日)のテーマは「生き方、暮らし方」。
うちも試行錯誤です。毎日、楽しいです。
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ちょっと前のごはんから、
間引きニンジン、ふきのとう、菜の花。
洗った野菜たちに少しの塩をふりかけてさっと混ぜておき、
オイル蒸しにしました。
取り出して種類ごとに並べると、あら可愛い。
畑のニンジン、なかなか大きくなりません。
がんばれー!