我が家はこの冬、暖房機器をほとんど使わず過ごしました。
石油ストーブを使っていた昨年からしたら、信じられない変化です。
来客時はお客様のためにエアコンをつけましたが、それ以外は
エアコンもストーブもコタツもホットカーペットもなし。
深夜のパソコン仕事の傍らに、時たま
小さい電気ストーブやオイルヒーターが使われるのみ、でした。
ちなみに住まいは、茨城県つくば市です。
東京よりは寒いと言われますが、雪国よりは断然温かいです。
いつか、我が家に続いて
暖房なしの冬を楽しむご家庭が増える日のために(?)
ここで過ごし方のコツをまとめてみます。
【暖房なし生活のコツ】
(1)とにかく厚着しまくる!
・足元から靴下の重ね履きなど、冷え取りスタイルをする
・手持ちのインナーを重ね着する
・外出時と同じレベルで防寒する
(2)食事は温まるものを、ほどほどに
・根菜類、生姜、にんにく、唐辛子などを工夫して献立に
・生野菜、夏野菜、緑茶、果物などを極力食べない
・味噌汁、鍋、スープ、煮物を食卓に
・炊きたてごはんのお茶碗だって貴重な熱源(手があったまるぅ〜)
・大食は胃に血が集まり過ぎて冷えるので、腹八分目に
(3)雨戸と日光を最大限に活用する
・夜は雨戸で冷気を遮断
・朝日が出たら窓から日光を入れる
・陽の当らない部屋も換気をして温かい空気を取り込む
・外気が温かいときは窓を開けて過ごす
(4)夕食はお風呂上がりに
・入浴前に食事の準備をしておく
・お風呂を出たら仕上げに温めて盛り付けるだけ!
・ぽかぽかの身体に厚着をして、食べたらすぐ寝る
(5)布団たっぷり、寝巻きたっぷり
・寒がりの人は寝巻きも厚着、毛布やタオルケットも何枚も重ねる
※ただし子どもは別(代謝がいいので)
※※数年後の追記(訂正)!※※
布団に入る時は全裸か、せめてゴム紐なし状態だと体温がもっと上がりました!
詳しくはこちら⇒ 夜だけ『ゴム紐なし』生活 -暖房なし生活 発展編-
(6)暖房に身体を慣れさせない
・暖房を使うと、急に寒さを感じるようになる
・寒さには慣れる!特に子どもが変わる
・車でも暖房を使わない
・暖房の効いた空間で過ごすときは思い切り薄着に
(7)「寒いと風邪をひく」という思い込みを捨てる
・風邪の原因は寒さじゃない
・免疫力、代謝をあげる意識で生活を見直す
(抗生物質は飲まない、歯磨き粉は使わない、
日本古来の発酵食品を毎日適量食べる、など)
【汎用的ではない密かなコツ】
(8)お風呂は家族全員で入る(帰宅が早いご家庭のみ)
(9)夜早く寝て、朝遅く起きる(自由な暮らしの方のみ)
いやー、これで
室内を改造してロケットストーブ屋内用を仕込んだり、
薪ストーブを設置したり、火鉢を運び入れたり、
カーテンをつけたり、壁に断熱材を仕込んだりといった
常々考えていた「あとひと手間」が、ぜーんぶなくなりました。
コロンブスの卵。
こともあろうに寒〜い冬に、薄着で過ごそうとするから
たくさんのエネルギー資源を費やすことになるのでした。
半纏にセーター、箪笥に眠っている衣類をフル活用して
ご家庭それぞれの暖房なし生活を試してみませんか。
※コツに続いて、メリットも後日まとめました!
⇒暖房なし生活のメリット
「寒さ対策」関連記事:
我が家の暖房事情 [2014/12/15]
厚着で暖房いらず [2014/03/01]
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ほうきでお掃除 [2013/11/30]
暑さ対策あれこれ [2014/08/02]
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エコでロハスなセレブ、
なんてフレーズが雑誌に登場し始める昨今。
より耳触りのよい言葉、目にして美しいビジュアルだけが
私たちの前に並びがちですが、それでいいのでしょうか。
身体へのインプットもアウトプットも含めて
全部を事実として向き合う、
そんなきっかけになればと思います。
伊沢正名氏をゲストに迎え、「自然環境」をテーマに
自然と人間との関わりを深く考える1日。
* * * まかない日記 * * *
いつもは中華鍋で作っていた「カブのじっくり焼き」を
油を使わず、オーブンで焼いてみました。
天板に切ったカブを並べ、塩をぱらりと振って
190度で30分ほど焼きました。
あ、あ、甘ーい!これまでのカブに申し訳ない・・・
これからはオーブンでじっくり焼きを堪能しようと思います。
ごちそうさまでした!