2015年02月09日

暖房なし生活のコツ

立春を過ぎ、だんだんと陽射しに春を感じるようになってきましたね。

我が家はこの冬、暖房機器をほとんど使わず過ごしました。
石油ストーブを使っていた昨年からしたら、信じられない変化です。


来客時はお客様のためにエアコンをつけましたが、それ以外は
エアコンもストーブもコタツもホットカーペットもなし。

深夜のパソコン仕事の傍らに、時たま
小さい電気ストーブやオイルヒーターが使われるのみ、でした。

ちなみに住まいは、茨城県つくば市です。
東京よりは寒いと言われますが、雪国よりは断然温かいです。


いつか、我が家に続いて
暖房なしの冬を楽しむご家庭が増える日のために(?)
ここで過ごし方のコツをまとめてみます。

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【暖房なし生活のコツ】

(1)とにかく厚着しまくる!
 ・足元から靴下の重ね履きなど、冷え取りスタイルをする
 ・手持ちのインナーを重ね着する
 ・外出時と同じレベルで防寒する

(2)食事は温まるものを、ほどほどに
 ・根菜類、生姜、にんにく、唐辛子などを工夫して献立に
 ・生野菜、夏野菜、緑茶、果物などを極力食べない
 ・味噌汁、鍋、スープ、煮物を食卓に
 ・炊きたてごはんのお茶碗だって貴重な熱源(手があったまるぅ〜)
 ・大食は胃に血が集まり過ぎて冷えるので、腹八分目に

(3)雨戸と日光を最大限に活用する
 ・夜は雨戸で冷気を遮断
 ・朝日が出たら窓から日光を入れる
 ・陽の当らない部屋も換気をして温かい空気を取り込む
 ・外気が温かいときは窓を開けて過ごす

(4)夕食はお風呂上がりに
 ・入浴前に食事の準備をしておく
 ・お風呂を出たら仕上げに温めて盛り付けるだけ!
 ・ぽかぽかの身体に厚着をして、食べたらすぐ寝る

(5)布団たっぷり、寝巻きたっぷり
 ・寒がりの人は寝巻きも厚着、毛布やタオルケットも何枚も重ねる
 ※ただし子どもは別(代謝がいいので)

 ※※数年後の追記(訂正)!※※
  布団に入る時は全裸か、せめてゴム紐なし状態だと体温がもっと上がりました!
  詳しくはこちら⇒ 夜だけ『ゴム紐なし』生活 -暖房なし生活 発展編-

(6)暖房に身体を慣れさせない
 ・暖房を使うと、急に寒さを感じるようになる
 ・寒さには慣れる!特に子どもが変わる
 ・車でも暖房を使わない
 ・暖房の効いた空間で過ごすときは思い切り薄着に

(7)「寒いと風邪をひく」という思い込みを捨てる
 ・風邪の原因は寒さじゃない
 ・免疫力、代謝をあげる意識で生活を見直す
 (抗生物質は飲まない、歯磨き粉は使わない、
  日本古来の発酵食品を毎日適量食べる、など)

【汎用的ではない密かなコツ】
(8)お風呂は家族全員で入る(帰宅が早いご家庭のみ)
(9)夜早く寝て、朝遅く起きる(自由な暮らしの方のみ)


いやー、これで
室内を改造してロケットストーブ屋内用を仕込んだり、
薪ストーブを設置したり、火鉢を運び入れたり、
カーテンをつけたり、壁に断熱材を仕込んだりといった
常々考えていた「あとひと手間」が、ぜーんぶなくなりました。

コロンブスの卵。

こともあろうに寒〜い冬に、薄着で過ごそうとするから
たくさんのエネルギー資源を費やすことになるのでした。

半纏にセーター、箪笥に眠っている衣類をフル活用して
ご家庭それぞれの暖房なし生活を試してみませんか。


※コツに続いて、メリットも後日まとめました!
 ⇒暖房なし生活のメリット

「寒さ対策」関連記事:
我が家の暖房事情 [2014/12/15]
厚着で暖房いらず [2014/03/01]

「エコな暮らし」関連記事:
ほうきでお掃除 [2013/11/30]
暑さ対策あれこれ [2014/08/02]



* * * お知らせ * * *

エコでロハスなセレブ、
なんてフレーズが雑誌に登場し始める昨今。

より耳触りのよい言葉、目にして美しいビジュアルだけが
私たちの前に並びがちですが、それでいいのでしょうか。

身体へのインプットもアウトプットも含めて
全部を事実として向き合う、
そんなきっかけになればと思います。

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伊沢正名氏をゲストに迎え、「自然環境」をテーマに
自然と人間との関わりを深く考える1日。



* * * まかない日記 * * *

いつもは中華鍋で作っていた「カブのじっくり焼き」を
油を使わず、オーブンで焼いてみました。
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天板に切ったカブを並べ、塩をぱらりと振って
190度で30分ほど焼きました。

あ、あ、甘ーい!これまでのカブに申し訳ない・・・

これからはオーブンでじっくり焼きを堪能しようと思います。
ごちそうさまでした!
posted by miya at 19:58| Comment(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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