今日はお子さんとの毎日に、台所仕事を提案します。
冬だと、野菜を洗っても切っても手がかじかんで
子供のモチベーションが下がりがち。
しかし夏は、水に触れると涼しく、
また冷蔵庫から出した食材を扱うのもひんやり気持ちいい。
お料理のお手伝いハードルがぐっと下がっている夏。
以前ご紹介した記事と合わせて、参考になれば嬉しいです。
もうすぐ5歳になる長女は、次女が産まれたこともあって
お母さんといたいモード全開です。
包丁は2歳になってから。
果物ナイフがちょうどいいようです。
長女の得意料理はきゅうりのおつまみ。
「きゅうり切ってお味噌そえて出してあげるね〜」
最近はサマーキャンプのお兄ちゃん達をじっくり観察して
“蛇腹きゅうり”を練習しています。
野菜を洗うことは、シンクに限定しなければ
庭の洗い場など低い場所で1歳からできるお仕事。
お皿洗いは3歳から。踏み台必須です。
刃物と大物(鍋・フライパン)以外を
下洗いした状態でバトンタッチ。本洗いしてもらいます。
本人が困らないよう、洗ってほしいお皿を左に寄せ
洗ったあとのお皿置き場として右(利き手側)をあけておきます。
すすいだ後にシンク右側にどんどん置けるよう
お皿をふせて置くスペースは広く整えておきます。
何度かお皿を割って、ずいぶん上手になりました。
ガスコンロの仕事も3歳。
足で踏ん張って一定時間立っていられるようになってから。
何度か熱い・痛い思いをすれば真剣になります。
風呂上がりにうどんを茹でる長女。
吹きこぼれちゃうからずっとかき混ぜていてね、
と言ってあるのに集中は5分で切れ・・・
別作業をしている私のところへおしゃべりしに来ました。
そして大きなお鍋がぶわぁー!!と吹きこぼれたのです。
娘「キャー!」走って鍋の近くへ。
私「火を消して!」
娘「はいっ」消火。 ←点火はまだ禁止、消火は教えてあります
私「“ずっと”って言ったやろ?」
娘「うん、たいへんなことになったね」鍋を見つめながらしみじみと。
一度やらかすとコンロから離れることはなくなりました。
日常生活で子どもに色んなことをさせてゆく、
そのために「やりやすいように」環境(状態)を整えてあげる。
手順を整理してわかりやすく教える。
そういった視点は、モンテッソーリの教育理論から学びました。
長女を出産後、じっくり書籍で勉強して
あれこれ家庭で試してました。
実は数か月、つくばでモンテッソーリの園に通いましたが
そこでいろいろと(!)一家で精神的に参ってしまって退園。
でもモンテッソーリの理論は素晴らしいと思っています。
2月から家庭保育をやってみて、一緒にどんどん家事をして
親子にすごくいい過ごし方ができるなぁ〜と実感しています。
私は脳内が怠け者なので、どんな教育メソッドであれ
「○○の保育園に入れた」とひとたび安心すると
保育園への依存心、丸投げ感がつい出てしまうのですが
家庭保育では完全に「自分ごと」として向き合えるので
未熟な自分を見つめる意味でも、良かったと思います。
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