そう思ったのは、娘が1歳半ばの頃。
テレビをやめたことがきっかけでした。
まだお料理というより、
野菜を洗う、ちぎる、手で皮をむく、さやから出す・・・
そういった部分部分でのお手伝いがメインでした。
子どもに包丁を持たせたのは2歳になった頃。
最初はケガが怖かったのですが、あれこれ口出ししないほうが
意固地にならずに上手にやってくれることに気づきました。
(うるさく言いたくなる自分との闘いです・・・!)
娘は痛いのが大っ嫌いなので
包丁でケガをしないよう、すごく気をつけているよう。
でも、やんちゃ坊主の甥っ子も、ちゃんと教えたあと
信じて任せてみたら、落ち着いて意欲満々で包丁仕事をしてくれる。
これは大発見でした。
そして3歳、体のバランス感覚が良くなってからは
フライパンでの炒め物、簡単な洗い物もできるように。
幅広の踏み台を作ってあげればできることが増えますね。
さて。
今日は夕食を娘に作ってもらいました。
はじめから終わりまで、各工程を体験。
メニューは「ひじきの炊き込みご飯」です。
お米の計量、精米、お米とぎ。
お鍋に調味料と水を計量して入れ、お米の浸水。
4歳5か月、まだ計量スプーンを水平に持つことができない(笑)
初めてのことも多いので、説明しながら、手を添えながら。
浸水している間にひじきを水で戻して、
にんじんを包丁でどんどん切ってもらいます。
油揚げも湯通しして、冷めてから角切りに。
手がべっとべとになるのでお手拭き必須でした。
(このお手拭きは、お風呂で娘がマイ洗濯板で洗います)
具をぜーんぶお鍋に入れ、更に10分浸水させたら、点火!
タイマーで時間を計りながら炊き上げ、混ぜ、蒸らして完成♪
なお、炊き込みご飯を炊いている間にもおかずを準備。
春菊を洗って切ってもらいました。
これは、湯通ししたがんもと一緒に煮浸しに。
(そろそろタイムリミットが迫ってきたので調味は私が。)
大根の葉っぱも切って(このへんで疲れてきて大ぶりに切る娘)、
常備菜の大根しらすふりかけも作ってもらいました。
やいかがし作りで頭を落としたあとの
いわしの丸干しもこんがり焼いて、晩ごはん。
娘は達成感もあってか、美味しさに感激!
いつも以上にゆっくり、味わって食べてくれました。
高い知育玩具でもなく、人気の教育番組でもなく。
家庭でごく普通に繰り返される家事を通して
子どもの指先の発達、目と手の協働、段取り力など
たくさんのものが培われるように思います。
そうそう。
こぐま塾で実施したサマーキャンプでも
毎日三度の食事はすべて子ども達が調理しました。
子ども自身も、帰宅後のご家庭でも、
驚きや発見が多かったようです。
詳しくは→ サマーキャンプにいただいたご感想
献立の全体を子ども自身が調理するのも、たまにはいいですね。
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