大根はありがたい。
ジューシーで、ボリューミー。
じっくり加熱すると、甘くて旨い。
生だって、おいしい食べ方が何通りもある。
浅漬けにサラダ、漬物、おろし、何でもござれ。
癖がないから味つけに対して寛容で、何にでも染まる。
そもそも、洗いやすいのも忙しいときにはありがたい。
(同じカテゴリに、白菜も属する)
幸運なことに、移住した茨城県大子町(だいごまち)では
自然派の農家さん2軒から、お野菜を定期購入できる。
この季節はそれぞれに、おいしく美しい大根がどんどん届くので
色合いや形、味わいの違いを楽しみながら、日々いただいている。
以前、春のトウ立ち大根をたくさん譲っていただいて
切り干し大根を作ったのが重宝したので
この冬は、色んな種類の大根を干してみることにした。
目指せ、カラフルな切り干し大根!
紅芯大根に、青長大根。
紫色のは、紅しぐれ、かな?
千代紙のようなグラデーション。
晴れが続いている間は、お日様に当ててどんどん干した。
ところが干し始めて3〜4日した頃、
12月15日に、初雪が舞った。
洗濯物も切り干し大根も、大慌てで屋内に取り込んだ。
天気が崩れては、薪ストーブの部屋で仕上げ乾燥するしかない。
ちなみに君たち、なんで傘を出すの?と訊いたら、、、
雪を集めて食べるらしい。ううぅ><; でも楽しいんだろうね。
こうして、天気はぐずつき気味だったけれど
何とか無事に干しあがった、切り干し大根たち。
(細いビンも上手に積み上げてるやーん)
種類が色々あると、ビンに詰めて並べるだけでも嬉しくなる。
これで安心。
もう大丈夫。
切り干し大根の幸福。
自分達の畑では、大きい大根はまだ育たない。
むしろ、他の作物に力を注いでいるから、育ちに無頓着になりがちだ。
とはいえ、夫と子ども達で楽しく
種まき、間引き、収穫まで、過程はたくさん楽しんだと思う。
一週間の予想最低気温が
−3℃、−6℃、果ては−9℃という数字が並んだ12月半ば。
うちの大根は種まきが遅かったから、まだ小さいのだけど、
冬越しの自信もなく、土に埋められない土壌なのもあって
夫と子ども達に、あらかた収穫してもらった。
おいしい大根を育ててくださる方々がいるから、
自分のところで本腰入れるときが来るのかは、わからない。
でもこうやって、ちょっと育てて、家族で世話をして、
日々の食卓に並べたり、沢庵を漬けたり、見せていきたいなぁ、と思う。
※美味しいお野菜を届けていただいているのは
同じ大子町に暮らす、軍兵六農園さんと、さより農園さん。
町内・県内のみならず、全国に発送されているそうです♪
「干し野菜」関連記事:
トウ立ちした大根を食べ尽くす
カリンを干す 〜お金をかけないカリンの活用法〜
レシピ:
切干し大根のピクルス(記事末尾の「まかない日記」にあります)
おすすめ本:
干し野菜のお料理本(記事前半にあります)
* * * お知らせ * * *
ぽつぽつと嫁blogに綴るほうが性に合っているんですが
facebookで「自然農」「ホームスクール&家庭保育」の二軸で投稿を続けています。
よかったらご覧くださいまし〜。
⇒ 雑草屋facebookページ
なお、そのうちの自然農の記録は、農作業の備忘録としてこの嫁blogに
「雑草屋の自然農」シリーズ のラベルをつけ、いくらかずつ保管してみました。
* * * まかない日記 * * *
紅芯大根をじっくりソテーすると、なんと!
甘〜いトウモロコシの味わい♪
毎日、何かしらの大根ソテーが食卓にのぼります。
届けていただいている大根は、どれも美味しくてたまりませーん。
みなさん上手に育ててらして・・・本当に尊敬します。
ごちそうさまでした!
そうそう、続けておりますよ、1日1ワクワク。
こないだはミニツリーを折ってご満悦。
ささげ豆くらいのサイズで、すぐなくなっちゃいそうだったので
カレンダーに貼っておきました。
あ〜〜、楽しかった♪