ここ数ヶ月、緊迫した社会の流れとはまた別に
私たち夫婦もそれなりに気分の浮き沈みを(いつも通り)経てきました。
気分が塞いでいるとき、落ちきっているときは
室内でじーっとしたり、ウロウロしたり、パソコンいじったり、
布団を頭からかぶってみたり、ジメジメと過ごします。
でも、その状態が決して嬉しいわけではなく、苦しいのです。
自分で自分を許し、盛大に休息を謳歌するというのならまだしも、
何かから逃げよう避けようとする心持ちでいると、ジメジメがしんどい。
気持ちは振り子のように数日のスパンで揺れるのですが、
家の中が停滞した空気で淀んでくると
他の家族もしんどく、ギスギスしてくるので、
気持ちいい日々が増えるといいなぁと、いろいろ試行錯誤しています。
例えば私は、朝日を浴びると元気に一日を過ごせるようです。
うまいこと次男を起こさずに布団から抜け出せて、朝一番に外に出て、
ついでにささっと、野菜が埋もれている場所だけ草刈りをして、
野菜の育ち具合にウキウキして家に戻る、という日なんか、とても調子がいい。
結局は動物なので、人間だって
「光」や「草木」、「土」や「風」に触れることが大事なようです。
家にいて、パソコンばかりしていると
ついつい指先で思い通りの情報やものが手に入ると錯覚してしまうんですが、
外に出たとき、無数の生き物に囲まれると、
固まった芯がほぐれていくような感覚になるのです。
東京で死ぬほど働いていた頃は、
通勤路も含めて目にする植物は駅前の低い植え込みだけで、
食事はほぼコンビニおにぎり、
それもデスクでキーボードを叩きながら詰め込んでいました。
たまにマンションの狭い台所で野菜を洗うと
野菜という生き物に触れただけで、
萎びていた心がじゅわっと潤ったことに驚いたものでした。
それは窓から緑ばかり眺める田舎暮らしをしていても同じことで、
室内にずっといると、何もしたくない率が高くなるような気がします。
やはり動物としてお日様にあたり、風に吹かれ、草木に触れ、土を踏んで過ごす時間は
生き物としての生命力がみなぎるようなのです。
とはいえ、夫が外に出ると、見るもの全てがタスクの山に見えて
リフレッシュにならないみたいで、それは気の毒なんだけども・・・(涙)
苦しいときは、
「人と人」や「お金」の世界だけを意識していることが多い。
そこからひょいと連れ出してくれるのが、
動植物や微生物など、あまたの生命たち。
「たくさんの存在のなかの私」が、「自然のなかの私」が、
草や木や虫と同じように生きているんだなぁ、と感じる時間があると、
それまで息苦しさ、生きづらさにフォーカスしていたのが
ひゅぅーん、とズームアウトできるように感じます。
満ちたり欠けたり、揺れ動いたり、心は波打つものですが。
ニュートラルな時期、凪の時間が増えると、楽なことも多い。
もしも、ずっと心が苦しいままで辛かったら、
自然に自分を丸ごと預けて、抜け出せばいい。
そう思うのです。
後日追記:
夫も思いを綴っています ⇒ 完全なる自由
関連記事:
何もしなくてもいいんだよ ゆるゆる期 がんばらない たまには寝っ転がって
十全(じゅうぜん) 〜まるごと認められる安心感〜
5月は小学校が週2日、午前登校になって
それでもまだ楽しく遊び暮らしていた長女10歳も、6月からいよいよ毎日登校。
宿題宿題とイライラしておりまーす><; あー気の毒!
白崎さんのお菓子の本のうち、材料が少ないものを選んで繰り返し練習しています。
「なぜそうするのか」の解説が極めて明確で、私も娘も大満足の一冊。
「なぜそうするのか」の解説が極めて明確で、私も娘も大満足の一冊。
今日は半日ずっと泥団子を磨いておりました次女5歳。
ワンピースを片っ端から着て舞踏会をしてみたり、お花屋さんをしてみたり。
秩序期の傾向が著しい長男3歳は、
急な予定変更や見通しの立たないことに泣き崩れる日々。
お父さんみたいに甚平メインで過ごしていくらしいです。
「こんなかわいい赤ちゃん、ほかにいないよねっ♪」と次女が絶賛する、笑顔全開の次男1歳。
お母さんにべったりで大変なときも、外に出してあげるとお互い開放的な気分になれます。
男が産まれたら厳しく育てるんだ、甘やかさないんだと豪語していた夫ですが
長男、次男とまるで孫のように溺愛しています(笑)。
家庭保育と次女のホームスクールを充実させるべく
おうち周辺ワンダーランド計画、始動しました。
また少しずつご報告していきますね〜。
* * * お知らせ * * *
ひきこもり当事者および、元当事者、
人間関係など悩みを持つ方限定の「ただ居るだけでいい場所」、新月カフェ。
4ヶ月ぶりの開催です^^
6月14日 新月カフェVol.37 in つくば
これから少しずつ、各地でまた企画していけますように!
* * * まかない日記 * * *
雑草屋が例年以上に雑草を食べております(笑)。
春は最も雑草率が高いです。
雑草定食!ごはんの上には常備菜の「つくしとよもぎの佃煮」。
「タンポポの葉っぱの炒め物」。
濃い目にオイスターソースやナンプラーで味付けしてみました。
同じくタンポポの葉っぱで、ゴマ和え。
自家製めんつゆに練りゴマを混ぜて、下茹でしたタンポポの葉を和えて出来上がり。
大量に自生するセリは刻んで卵とじに。
これまた大量に自生するミツバはお味噌汁に。
お米も玉ねぎも、卵ももらいもの。
調味料と海藻しかお金のかかっていない、驚きの晩ご飯でした〜。ごちそうさま!