4月下旬、子ども達が「おかぁぁさぁぁぁん!」と、
でっかいマッシュルームを持ってきました。
え?すっごく大きいね!
誰にもらったの?
「生えてたの。」
まさか!
そんな立派なマッシュルームが!?
「こっち!ここにあったの。」
いやいやまさか〜。
道路に近いし、誰かが散歩の途中で
ポイってうちのほうへ投げ込んだんじゃない?
誰が見つけたの?
3歳長男の証言:
「あのね、ちろいボールかなって、おもったの。」
あー 確かに白いゴルフボールに似てるね。
で、どうしたの?
「もったら、きのこだったから、びっくりして、ポイって。」
おー偉い偉い。
私もさすがにキノコは覚えきれないから、子ども達には
「外で見つけるキノコはとりあえず食べないでね、
毒があるキノコも結構多いんだよ。
詳しい人と採るとき以外は、
お店で買ったキノコだけ食べるようにしようね」
と重々言い聞かせてあったのです。
しかしこれは・・・
大きいけど、この質感、この匂いは、どう考えてもマッシュルーム。
捨てるにはあまりにも惜しい。
だってこんなに大きくておいしそうなのに!!
家に持ち帰って調べまくること20分。
毒キノコを調べに調べ、こんなキノコ載ってないわ〜と
今度は白いキノコをWebで調べに調べ・・・
はい、認定!!
食べられるキノコ「ツクリタケ」でしょう!!
ツクリタケはホワイトマッシュルームの和名で、
ハラタケ目ハラタケ科。
ハラタケから選抜した品種が
ホワイトマッシュルーム(ツクリタケ)なのだそうだけど、
まれに自生することもあるそうな。
ま〜、百歩譲ってツクリタケじゃないとしても、
とりあえずハラタケの中の白い種類であることはほぼ間違いない。
収穫からひと晩経過したときに、カサの内側が黒ずんだらハラタケ。
色が変わらなかったら、白い毒キノコのすっごい奇形かもしれないってことで
ひと晩置いておきました。
翌朝、色をチェックしてみたところ・・・
はい、おめでとうございます!
ツクリタケ(もしくはハラタケ)確定でございます!!
大喜びの子ども達をさらにもうひと晩待たせ、
夫に毒見してもらうことにしました。
だってほら、毒見するなら大人で、
私は赤ちゃんのお世話があるから倒れるわけにはいかないし、ねっ ><;
切っても、間違いなくカサの内側が黒ずんでいます。
うむうむ、これはやはり間違いない。
スライスした二切れをソテー。
元気でね〜〜^^;
やや恨めしげな目線を残して、夫がパクリ。
「うまい」
ほーれほれ!やっぱり大丈夫だね!良かったぁ〜〜♪
ということで、残りの大部分は毒見の翌日、
晴れて家族全員で食べることにしました。
ツクリタケ(マッシュルーム)、もしくはハラタケの白いの、の、ソテー!
5人で分けるとほんのちょっとずつになっちゃいましたが、
特大のマッシュルームって感じで、それよりも香りが強くて、美味しかったなぁ〜。
調理の際、軸の付け根の石づきの部分をとっておいて
また元の場所に埋め戻してもらいました。
この場所、すでに直径1cmほどの
小さな小さなツクリタケが育っていました(長女が指差してる右側)。
次の収穫が楽しみだなぁ〜、でもほんとに育つのかなぁ〜、なんて話していたら
5月の連休に長女が採ってきましたよ!見事なツクリタケ第二弾!
裏山でもなんでもない、家の前の坂道に生えてきたツクリタケ。
美味しかったのはもちろんのこと、
食べられる山野草図鑑や毒キノコ一覧など片っ端から調べたのが、
大人の私でも興奮するひとときでした〜。
「自然の恵み」関連記事:タンポポを食べる 万能食材、カラスノエンドウ カラスノエンドウの莢・豆を食べる よもぎを食べよう、育てよう
そして駆け足で近況報告。
5月の連休明けから小学校が週2午前登校になった長女10歳、5年生。
長期お休みですっかり料理&お菓子づくりが軌道に乗り、毎日作りたいものがいっぱい。
野生の感覚が鋭い次女、先日6歳になりました。
涙もろい、たおやか男子の二人。3歳長男&1歳次男。
次男は1歳になる頃から2ヶ月ほどの「おまるイヤイヤ期」を経て、今またおまる復活。
末っ子!?の麦太(絡まってます)。
だんだん大きくなってきました。
特技は寝転んだままの珍妙なポーズで草を食べる、モノグサ食い。
もうすぐお嫁さんもやってきますぞー。
* * * お知らせ * * *
小さな赤ちゃんのお世話に翻弄される友人達におすすめして
「めっちゃ寝るようになった」「すぐ寝てくれる」と
あちこちで好評だったので、嫁Blogでもご紹介しまーす。
今よりは寝つきのよい、お世話しやすい赤ちゃんになるかと〜。
⇒ 寝かしつけメモ:おいなりさん
最近は気温が高いので、薄手のガーゼケットや薄いバスタオルで
キュッキュと巻いてみてください♪
そして、コロナと猛暑の両方に対応しないといけない夏になりそうですね。
もはや毎回のご案内ですが、気管支炎・肺炎は「里芋湿布」で手早くお手当て。
⇒ 気管支炎を自然療法で治す
家にこもりがちな人も多いかと思いますが、
なるべく日中は外で、気温の変化を体でいっぱい感じて、汗をかいて、
積極的に夏仕様の体にしていきましょうね〜^^
* * * まかない日記 * * *
春は野草が美味しくて・・・
ハコベ、ヨモギ、スギナ、カラスノエンドウ、ミツバ、セリ、ギシギシなど
毎食毎食、あれこれと楽しんでいます。
この日は庭のタンポポ&ユキノシタを収穫。
うどんを湯掻いた終盤、刻んだ野草を加えてさっと引き上げ、
自家製めんつゆ、白ねりごまで和え、水でよく締めたうどんにのっけました。
山菜、野草の楽しみに、今回みたいに時々キノコも加わって。
もちろん自然農もゆるゆるやっておりますが、半農、半狩猟採集、みたいで楽しい春です^^
ごちそうさまでしたー!