コロナ騒動で、学校は春休みが長くなりますね。
うちは小学生の長女(10歳)が春休みの開始が少し早くなった程度で
家庭保育メンバー(5・3・0歳)はいつもと同じ生活なんですけど、
長女も含めて、おうちで何して遊ぼうか〜!と思いを巡らせているところです。
(※長女は4年生の5月から学校に通っています)
家にいる時間がそこそこ穏やかに、楽しく流れるといいなと思って
家庭保育とホームスクールで6年暮らしてきた我が家のネタ帳を作ってみました。
家の中でどう過ごすか、どう乗り切るか!
無理のない範囲で、楽しみましょう〜〜〜^^
・・・・ ネタ一覧 ・・・・
<1>いつもやってること ★今回はココ!★
● 台所育児、キッチン算数
● お昼ごはんでピクニック
● お制作をたくさん楽しむ
● 室内用なわとび作り
● 近所を探検する
<2>大人がストレスをためない ⇒次回記事
● なんでも歌にする
● おやつは子どもが作る
● 大人も食べたいものを作る
● 子どもに戻る
● かかったかな?と思ったら 〜自然療法で治しましょ〜
<3>新たにやりたいこと ⇒次々回記事
● 古武術あそび
● 出し物大会をする
● 冬物整理ついでのファッションショー
● 明るく楽しい性教育
・・・・ ・・・・ ・・・・
※畑や山などで遊んだり、焚き火したりといった過ごし方は、
人によって環境が異なるので省いています。
⇒関連記事:山遊びと焚き火ケーキ
※前提として、テレビやスマホ、タブレットなどはありません。
⇒(参考・外部)子どもの発達・健康に対するモバイル機器の影響と対応(武田信子氏 武蔵大学教授)
⇒(参考・外部)休校中にオンライン学習をするなら弊害対策をすること(古野陽一氏 NPO法人子どもとメディア理事)
<1>いつもやってること
● 台所育児、キッチン算数
三度の食事のお世話は、どうせしなきゃいけない。
急かされても困るし、手伝わないのもイラッとする・・・
そんなときは、開き直って、台所で育児をしてみましょう^^
完璧主義は捨てて、子どものできることを。
食べるというのは本能に直結しているので
数を数える、足す引く、掛ける(増量して作る)、割る(分割・分配)など
実感をもって算数をするのにピッタリ。
オルタナティブ教育に詳しい古山明男さんから教わったことですが
意識すると実に面白い。分数なんかもアッサリ理解できます。
二切れのふろふき大根を三人で分けるには?とかね。
ま、そんな教育的な気負いはせずとも、
まずは台所育児を楽しむことから。
例えばうちの場合、
0歳の赤ちゃんには空のお弁当箱でも渡しておいて、
3歳の長男には白菜やキャベツをちぎってもらいます。
5歳の次女には包丁で、
長ネギや(ぶつ切りにしたあとの)大根や人参を切ってもらって、
(櫛型に切ったあとの)りんごの皮むきなんかもお願いします。
炒め物を混ぜたり、盛り付けたりも、少しずつ。
せっかくなので、2〜3食分になるようにたっぷり頼みます。
教える手間をかけてたった1食分じゃ、もったいないですから。
(大根1本、人参2本を拍子木切りにしてもらい、炒めてもらいました)
取り合いになる作業(例:出汁昆布を小さく折る)は、3歳5歳の二人で一緒に。
このとき、その日の料理分だけだと作業量が少なくて不満が出るので
ついでに密封袋いっぱいになるくらい、まとめて昆布をたくさん折ってもらいます。
10歳長女は、片付けも洗い物も何でも大丈夫ですが
作業の花形、切る・煮る・炒める・味つけ・盛り付けなど
なるべく嬉しい気持ちになるように作業の配分を調整します。
長女は一人で集中して料理をしたいらしいので
献立決め〜調理、盛り付けまで一貫して一人で台所に。
(人参4本くらいすりおろして作る人参パン。すっごい疲れるけど美味しいんだよね)
逆に、長女がじっくり読みたい本があるときなどは
遊んでくれない〜〜と嘆く3歳5歳を台所に誘うようにして
なんとか棲み分けできるように気をつけます。
ま、うまくいかない日もありますけど、積み重ねが大切!
子どもを台所から排除して料理するより、トータルの幸せ度は高いです。
● お昼ごはんでピクニック
うちはほぼ毎日、お昼はピクニック扱いで、
縁側に布を広げたり、お庭で食べたり、
お弁当箱に詰めて子ども達だけで家の周りに持って行ったり。
冬は季節柄、つい室内にこもりがちな子どもにとっても
ごはんをきっかけにそのまま外遊びを展開することが多く、良かったです。
雨など、外に行けない日でも、窓際で景色を眺めながらお店ランチ風、
明るい色の布を広げて遠足ごっこ・・・などをすると
思い切り遊んだ気分になれるので、子どものストレスも少なくなります。
● お制作をたくさん楽しむ
工作、折り紙、切り紙、編み物、お絵かき・・・
普段は忙しくてあまりサポートできていないことでも
長くなってしまった春休みを機に、じっくり取りかかれそう。
切り紙や折り紙はいろんな本があるので、お子さんの興味に応じて
一冊くらいおうちにあると、重宝しますよ^^
最近のおりがみ本は見栄え重視でちょっと手間が必要なものや、
子ども目線で考察しきれていない本が多く、
3〜4歳の子には「できないー!!」が増えてしまうことも。
そのため、うちでは大人の手がなるべく不要な、昔の本を選んでいます。
なお、あんまり派手なイマドキの本は家に置かないのですが、
図書館で借りてみたら内容はなかなか良かったので
次女の誕生日にプレゼントしたのがこちら。
きったりはったり おりがみでおみせやさん!
いまい みさ (著)
意外なコツで本格的なお制作ができるのね〜と納得させられる
小さなネタがぎゅっと詰め込まれた本でした。
ここまでピンクじゃなくてもいいんですけどね(汗)
こうした本のおかげか、5歳次女&3歳長男がいま、
折り紙やお店屋さん作りにはまっているのですが
赤ちゃん(作品を食べちゃう)との攻防戦がすごく大変そうで、
高い棚を作ることにしました。あぁ、大人もお制作・・・。
● 室内用なわとび作り
冬は保育園や小学校でなわとびを頑張ったというお子さんも多いのでは。
室内用に布なわとびを作ると、作る過程からたっぷり楽しめます♪
いらなくなった綿のTシャツを何枚か用意して、
横に幅5〜7cmくらいの帯を途切れず取るよう、
裾から上にむけて、裁ちバサミでぐるぐると切っていきます。
(これは2cm幅の帯で作って極細でした・・・。赤ちゃん&紐は大人が目を離さず!)
50cmくらい切ったら、Tシャツ本体につながったまま
3本揃えて結び、カーテンのふさかけ(タッセルをかける金具)なんかに引っ掛けて
ひたすら三つ編みにしていきます。三つ編みも教えてあげると熱中します。
ちなみに、帯を全部切ってしまわないことがポイント!絡まるのを防いでくれます。
三つ編みが進んだら洗濯ばさみでとめ、またハサミで50cmほど切って、編んで・・・
子どものちょうどいい長さに編みあがったら、
最後に三本まとめて結び目を作って、おしまい。
柔らかくて気持ちいいので、子ども達が喜んで触っています。
電車ごっこや釣りごっこなど、遊びが展開できるうえに
おうちを傷つけることなく、存分になわとびができ、
出かけられないストレスを発散するのにもってこいです!
帯2本をそれぞれねじってから縒り合わせて
なわとびにする方法もあるんですけど、堅いんですよ〜
当たると小さい子は泣いちゃう。
なので、帯状のふんわりしたままで三つ編みにするのがおすすめです。
色の組み合わせを選ぶところから、ワイワイ楽しめますよ。
● 近所を探検する
どっか行こうよー、お出かけしたいよー、の声に応えきれなくても、
家に息苦しさを感じたら、まずは広いところでお日様にあたるのが一番。
特に私は気を抜くとインドア、引きこもり傾向にあるので・・・
鬱々としてきたら、子どもや夫がお散歩で風穴を開けてくれます。
目的地のない散歩もいいものです。
四方八方、どこに歩いても、ほんの数分でも。
陽に当たって、風を受けて、歩いていると
人間本来の力が、ぶわぁ〜っと息を吹き返すような気がします。
抵抗力もあがって、いいんじゃないでしょうか^^
私は、いい撮影スポットを見つけたり、
風景の中に隠された幾何学模様を発見したりと、
自分なりの楽しみを忘れないようにしています。
(でないと子どものために自分の時間を犠牲にしたような気分になって損!)
で、その流れから次回<2>は、
「大人がストレスをためない」ネタ帳へと続きます〜。
毎日、子ども同士のケンカ、取り合い、反抗期の不機嫌、大人もイライラ、
もちろん小さく勃発はしますが。
なるべく楽しく、でも大人が無理をしすぎないように
春休みを過ごしたいなーと思っています。
関連記事:テレビのない暮らし おやき三昧 自由に、花開くように
* * * お知らせ * * *
コロナ、コロナで大騒ぎのなか、
違和感を感じている人も少なからずいると思います。
夫なりに、違和感の考察をしています。
⇒ 自粛とは?
風潮に萎縮して自粛して、どよんと暗い日本社会。
早く収束しますように。
デマ拡散によるトイレットペーパー買占めも大迷惑でしたね。
ついでに4年前に自宅で開催した、あの企画のレポートもご紹介します。
これを読めば、トイレットペーパーがなくなっても大丈夫!
⇒ 講演「うんこはごちそう」&災害トイレ術のご報告
* * * まかない日記 * * *
だんだん暖かくなってきて、サラダや冷奴もちょうどいい頃。
お米とお味噌汁があればOKなので、これは豪華版(笑)!
お豆腐には、ゆず皮の醤油漬けから、ゆずの風味が移ったお醤油をかけました。
ごちそうさまでした♪