2019年12月27日

自然派モンブランタルトのレシピ(+クリスマスの記録)

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クリスマスケーキには、その時期の果物や野菜を使うようにしています。
だいたい毎年りんごで、時にはカボチャ。今年は栗でした。

モンブランですよ。盛り蕎麦じゃないですよ。
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小さい子らが台所で泣いてて大変すぎて
マロンペーストが硬いまま絞っちゃったんですよ。

もちろんまっすぐに出てくれなくて
諦めてくるくるパーマ状態で絞り出したんですよ。

子どもも大人も、あんまりはやし立てるので
「あと10年はモンブランなんか作りません」
って言い放ちましたよ。えぇ。

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とっても良くしてくださるお隣のおじちゃんが
秋に3回ほど、栗を下さったんです。

このあたりでは春のタケノコも秋の栗も、
ぜーんぶイノシシに食べ尽くされてしまいます。

だから栗を手に入れるには、
毎日せっせと山に通って、落ちた栗をイノシシより先に拾う、
を繰り返すしかありません。

それを知っていたからこそ、子ども達が
「おかーさーん♪ 栗もらったよー♪」
と袋を提げて帰ってきたときのありがたさといったら・・・。

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しかも、1回目はすでに奥さんが茹でてくださってて。
茹で栗かぁ。取っておきたいなぁ。うーん。

冷蔵庫なしの我が家なりに考えて、マロンペーストを作り
瓶詰めにして脱気滅菌しておいたんですよ。


◆◆ マロンペーストのレシピ ◆◆ できれば秋に作り置きしておく

・栗  お好きな量(ケーキ用ならザル1杯くらい)
・甜菜糖やきび砂糖  栗の重さの半分 
・水 適当
・塩 少々
・ラム酒 お好みで

1.栗はひと晩水につけたあと、鍋で40分〜1時間ほど茹でてザルにあける。
2.まな板の上で半分に切り、中身をスプーンで掻き出す。
3.小鍋をはかりにのせて栗の中身の重さを計り、その半量の砂糖を加える。
4.水をひたひた程度に加えて混ぜながら火にかけ、弱火で絶えず混ぜながら煮詰める。瓶詰め常温保管の場合、水分が少しは必要。
5.味を見て好みで塩やラム酒を加え、煮沸消毒したビンに詰めて脱気処理する。(冷蔵庫があればジッパーつきポリ袋に平らに伸ばして冷凍しても)

※水分を飛ばし過ぎると固形化するため、ビンに詰める際に隙間ができ、悪くなる原因に。
※秋に作って冬に使う程度の常温保管です。長期保管は試していません。
※モンブランで絞り出す場合、栗の粒が絞り袋に詰まるので、少量ずつしっかりと裏ごしをするのがベター。
※栗の渋皮煮が作れたら、それを使っても。

◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆

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そのあともいただいた栗をせっせと茹でて加工。
クリスマスまで手を出さずにいられたので、晴れてモンブランになりました!

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見栄えはさておき(笑)、栗の風味が濃厚で、美味しかった〜。

今回は特に、小さい子でもボロボロ砕けすぎない、
まとまり感のあるタルト台が簡単に作れたので、メモしておきます。


・タルト型を使わない、生地は寝かさない、伸ばさない。
 だから面倒な道具もいらず、作業も片付けも楽。

・クレームダマンドは作らず、生地に直接アーモンドプードル。
 アーモンドは少し、あとはふすまや全粒粉で香ばしさを演出。

・もちろんすべて植物性。乳製品・卵・白砂糖は不使用。
 クリーム部分も豆腐クリームであっさりヘルシー。


小さい子がたくさん食べたがっても安心です♪
では、書きまーす。

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◆◆ モンブランタルトのレシピ ◆◆

上記のマロンペーストを使います。
量はすみません、適当で。 野球ボール(!?)くらいの量あればまず大丈夫かと・・・

<タルト台> 甘さは普通のレシピの半分!

[粉もの] ⇒大きめのボウルに入れ、泡立て器でよくかき混ぜる
・薄力粉 or 地粉 2カップ強
・小麦ふすま or 全粒粉 大3〜4
・アーモンドプードル 大3〜4
・塩 ふたつまみ
・BP(アルミフリー)小2 or 重曹4g

[液体もの] ⇒小さめのボウルでよく混ぜ合わせる
・菜種油 80ml
・豆乳 120ml
・メイプルシロップ 50ml(甜菜糖と水で作ったシロップでも可)

1.丸型にオーブンシートを敷いておく。(うちは持ち手の外れる鍋を型の代わりにしています)
2.オーブンは150℃に予熱し始める。
3.粉のボウルに液体のボウルの中身を流し入れ、どろっと粘るくらいによく混ぜ合わせる。
4.150℃で35分焼き、そのまま設定温度を210℃にあげて(取り出さず予熱なしで)10〜15分焼く。生地が膨らんで盛り上がり、きつね色にこんがり焼け、竹串をさしてみて生地がつかなければOK。
5.金網に出してシートを外し、荒熱を取る。


<豆腐クリーム>
・豆腐 1丁(絹でも木綿でも)
・メイプルシロップ 適量
・塩 ひとつまみ

1.数時間水切りしておいた豆腐にメイプルシロップを少量加え、ブレンダーなどで攪拌する。
2.味を見てメイプルシロップ、塩を加え、最後に攪拌してできあがり。
  できればよく冷やしておくと、プルッとまとまって塗りやすいです。

※マロンペーストが甘く、タルト台も香ばしいので、豆腐クリームはほんのり甘い程度で。
※1丁もサイズがまちまち。豆腐クリームが余ったら翌日パンケーキやスコーンに添えてどうぞ。


<モンブランタルト作り>

1.マロンペーストは硬さをみて、必要に応じて豆乳(分量外)を少しずつ加えては攪拌し、柔らかくしておく。
2.タルト台が冷めたのを確認してからお皿に乗せ、豆腐クリームをタルト台の上に乗せる。側面は塗らず、中央に高さを出すイメージで。
3.絞り袋にマロンクリームを入れ、先端をわずかに切ってデコレーションする。モンブラン用の口金があるとなお良い。

※絞りが苦手な場合、ケーキナイフで撫でつけるように塗る(マロンクリームの柔らかさが大事)。外から中央に向けてをぐるっと一周するなど。
※寒い部屋で作業するとどちらのクリームもダレずに作りやすいです。暖かい部屋なら各クリームをよく冷やしておき、作業は手早く。

◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆

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あたためたナイフで切り分けると綺麗に切れます。
お湯を入れたグラスに1回ごとに包丁を浸け、さっと布巾で拭いて切ります。
(が、もう疲れ果てて適当にやっちゃったなー。)

自然農仲間のモンゴリ屋さんが育てた小麦のふすまが一番好き。
つくばから稲敷に移転された近江屋商店さんで買える、はずです。

タルト型で作るタルトにいつもイライラしていたので(笑)
今回、いいタルト台のレシピができて嬉しいです^^

レシピの話はここまで! あー美味しかった!


「ケーキのレシピ」関連記事:
りんごの甘みだけで作る、自然派りんごケーキ 乳製品なしのフルーツタルトレシピ 完熟渋柿で作る柿ケーキ 子どもと作る、簡単アップルパウンドケーキのレシピ


あとは、サンタさんの記録をしておこう〜。
今年は煙突があるから安心!
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3歳長男。
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この積み木、次女と長男が夢中になって毎日やっています。
ロックバランシングの入門にもなりそうな、いい積み木でした〜。

5歳次女。
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安野光雅さんの絵本、素晴らしいのです。2冊とも秀逸!
美しい数のカードは、まだまだ色の世界で遊んでいられそう。

このカレンダー、なんとシュタイナー学園の子どもたちの作品!
先に線を描かないので色の滲み、混ざり具合が優しい絵ばかり。
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月の満ち欠けも載っていて、素敵なカレンダーです。
リビングに貼って、みんなで毎日眺めています。美しいなぁ。

10歳長女。
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どでかいバッグが来ましたよー こりゃ林間学校も修学旅行も安心だねぇ!
箱入りの冒険系と、つるばら村は全巻そろったんじゃないかな!?すっごーい^^

今年も無事にサンタさんがやってきてくださいました。
めでたし、めでたし♪


「クリスマス」関連記事:
比較しない幸せ(5年前!家庭保育をはじめたばかりのころ)
クリスマス2018(クリスマス商戦に目が覚めて…)
大人になってみてわかること(写真で衝撃のタイムスリップ!)



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ちょこちょこと移住後のDIY生活などを発信しています。

嫁日記でまとめる日が・・・来るのか?!わかりませんので、
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ケーキの前のお食事は、今年も手が回らず。
見かねた仕事帰りの夫がちゃちゃっと、作ってくれました。
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鍋の残りに野菜を足して、あとは、混ぜごはん、サラダ、お味噌汁。
クミンシードを刻んだ得意の中東風サラダが絶品でした〜。
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ひそかにクリスマスカラーなのね。

おひげがちくちく〜
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ちくちくだってば〜
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9ヶ月次男、憮然としております。

さー、クリスマスが終わったら、年末だぁぁぁぁ!!
本腰入れて取りかからねばですー><;
posted by miya at 22:23| Comment(2) | 暮らしの工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月25日

脱穀と七五三

12月半ばに、つくばで脱穀をした。

春から共に汗を流してくださった
ホームスクール仲間のご一家にお渡しする分。

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ああ、懐かしい。
この畑でずっと、雑草の写真を撮り続けてきた。

空が広いから、すっきりと姿かたちを写すことができる。
山間に暮らしてみて気づく、平野にいた頃のメリット。

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この風景を撮りながら、
雑草屋の積み重ねてきたものを振り返っていた。

自然農の体験農園。直売。通販。
数々のワークショップに、リトリート。
上映会に講演会、それから、それから・・・

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暮らしと子育てを大事にして、あとは無理しない。
そんな風に切り替えてからは、ちょっと身軽になった。


長く住んだつくばは、ホーム感がある。
移住したばかりの大子では、まだちょっと心もとない新規移住者。

それでも私たちが、私たちらしく暮らしていけるために、
どこに行っても、種をまいて草を刈り、収穫する。

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どこに住んでも毎年、なんだかんだで
結局、足踏み脱穀機と唐箕で作業している。

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子ども達は毎年巡ってくる農作業を、手仕事を、
意外なほどに吸収しているらしい。

例えば10才の長女はもう全然素直じゃなくて、
ここ数年はほとんど作業に参加していないのに、

友人一家に脱穀の方法を手取り足取り、
それも的確に説明していて、驚かされる。(一番最初の写真がその様子)


5才の次女と3才の長男もそれぞれ、
大人向けの唐箕の説明を、じっと聞いている。

年に一度の説明が積み重なって、
だんだん腑に落ちていくんだろうな。


夫は脱穀作業の合間に
手早く焚き火で焼き芋をこしらえてくれた。

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二家族で育てたさつまいもが、黄金色に輝いて・・・
相変わらず、栗のように甘い、旨い。



そうそう、大子町から長いドライブでつくばに到着した頃、
窓から外を眺めていた長女が急に騒ぎ出した。

 虹!!
 丸い虹が出てるよ!!

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日暈(にちうん、ひがさ)って言うんですって。
厳密には虹じゃないそうですが、まぁ直感的には、丸い虹です。

私も初めて見られて、嬉しかったなぁ。
ちょうどお空の広いつくばに来た瞬間で、ラッキーだったね。

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その翌日は、
予定していた遠方の歯医者さんが急にお休みになってしまい
夫も代休をあててくれていたのに、色んな予定が総崩れ〜。

歯の検査のために欠席するはずだった長女はさっさと登校し、
残されたメンバーで急遽、長男の七五三のお参りをすることにした。

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毎回、旧暦でやってきた七五三。

しかし三人目ともなるとすっかり忘れていて、
この日を逃すと時期はずれになりそうだったので、ホッ。

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夜は長女も合流して、全員で改めてお祝いの晩ご飯を囲んだ。
とはいえ、急なことだったので、残り物リメイク。

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豆乳クリームパスタ、大豆ミートのトマトミートソース、
使い始めた薪ストーブでは、小鍋で焼きりんご。

まだDIY作業途中で、資材だの工具だのを端っこに寄せて^^;

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旧暦のスケジュールでお米を育てて、
売るでもなく育てた人同士で分け合って、
霜月に七五三をして、素朴な食事でお祝いをして。

雑草屋がありのままでいることに思いを巡らせた、
12月半ばの思い出でした。


「田んぼ×家庭保育」関連記事:
 古い道具の音色 この頃の長女の「門前の小僧」っぷりが今、発揮されています。
 田植えと遊び 大人と子どものちょうどいい共存。
 稲刈り2019 遊んで、手伝って、遊んで。

お金のこと:がんばらない  七五三:霜月祭と七五三



* * * お知らせ * * *

年末年始の体調不良、インフルに風邪、
もうすぐはじまる花粉症対策にも。

心を見つめて身体を治す勉強会、開催されます!
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(写真は夏の開催時の様子。いな暮らしさんFBよりお借りしました)


・東京「いな暮らし」さんにて、勉強会&シェア会
⇒12月27日 出張マインドボディヒーリング講座
 〜腰痛や頭痛や花粉症など、心を見つめて身体を整える実践ヒーリング〜

!茨城は場所が変更になっています!
・茨城「近江屋商店」さんにて、勉強会&シェア会
⇒12月29日 出張マインドボディヒーリング講座@近江屋商店
 〜腰痛や頭痛や花粉症など、心を見つめて身体を整える実践ヒーリング〜



* * * まかない日記 * * *

ここ2年くらい気に入っている雑誌が「うかたま」。
(最新号には大子町の凍みこんにゃくも載っているよ!)

「天然生活」ほどおめかししていなくて、
「TURNS」ほど移住に偏っていなくて、
「ソトコト」ほどぎゅうぎゅうじゃない。
もちろん「家の光」(笑)ほど、農業農業してない。

野良・農・自然に関わる落ち着いた実践的な人が出てくるうえに、
激動の子育て時期でも気負わず読めるふんわり加減と、
自然との、うわべだけじゃないお近づき具合が気に入っています。

で、確か「うかたま」で見かけたんだと思うんだけど・・・

農家のおばちゃんが、パンに切り込みを入れて
ふんわりアルミホイルを丸めたものを詰めてトースターで焼いて、
そのあと具を詰めるポケットサンドを作っていたのです。
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具もこぼれないし、焼いた食感が香ばしいし、子どもが喜んでました^^
サラダ、大豆ミートのトマトミートソース、スライスりんごなど。
大人にはこっそりチーズも忍ばせて。

ごちそうさまでした♪
posted by miya at 23:52| Comment(0) | ゆっくり生きる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月23日

秋冬野菜とイノシシの話

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4月に移住してきて、あれこれ植えつけはしたものの
イノシシ対策の電気柵などはぜんぜん作らず、
そのまま夫は5月から地域おこし協力隊の勤務が始まって・・・

草刈りもあまりできず、もちろんイノシシ対策もできず、
せいぜいヤギをあちこちにつなぐ程度の牽制だけでやってきた今年。


例えばジャガイモ。

 もうすぐ収穫だね!
 んー、まだいいよ〜

なんて言ってるうちに、気づけばイノシシが
ぜーんぶ食べてしまっていました。


夏の枝豆、じゃがいもに始まり、
秋は大豆、小豆、落花生、とうもろこし、
冬には菊芋やアピオスまで。

ほとんど人の出入りがないことをわかっていて
イノシシは、季節ごとに、一番おいしくなる時期に
しっかりごっそり、食べてしまうのでした。

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11月中旬、やっと夫の時間が取れて
小さい子たちと収穫作業。

里芋や生姜は、まとまった小さな範囲に植えてあったので
ヤギをその周辺に陣取らせてイノシシが来ないようにできたのです。

イノシシは生姜を食べるんじゃなくて、掘り返して枯らしちゃうんですが
ヤギ作戦のおかげか、大部分は立派に育っておりました。

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実は、春夏ととっても無理をして(しかも赤子を泣かせてまで)
散々草刈りをしてきた私は、結構、かなり、怒ってました。

 イノシシ柵より種まきが先!と言った夫に。
 きっと大丈夫だよ〜と、のらりくらり先延ばしにする夫に。
 まぁいいんじゃない〜と、大らか風に放置する夫に。
 時間がないと言いつつ、休日に布団から出てこない夫に。
 イノシシに目くじらを立てることがまるで狭量かのような顔をする夫に。

でもまぁ、これだけでも収穫できたんだから、よかったね。
親子で充実の笑顔。
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終わりよければすべて良し!の典型です。

すごく長生きするんだろうな・・・^^;
見習いたいです。


とっても立派な新生姜(上)と、
育ててくれてありがとう〜のヒネ生姜(下)。
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夏に出回るイメージの新生姜だけど、
雑草屋では秋冬野菜。

すぐ取り掛かれば、捨てるところもなく、
茎まで使って綺麗な紅生姜が作れたものを、つい後回しになり・・・

それでもなんとか、何日もかかって、
ちょこちょこと小分けに作業して

・1〜2日塩漬けにしてから梅酢(足りなくて米酢も)に漬けた「紅生姜」
・刻んで軽く下茹でして、煮立てたみりん・醤油を注いだ「醤油漬」
・薄切りを軽く下茹でしてごま油で炒め、醤油・みりん・甜菜糖で煮詰めて鰹節を絡めた「佃煮」
・スライスして日本酒や玄米焼酎につけて「料理用」

などを作ることができました。
(本当はジンジャーシロップも作りたい・・・年内にできるかな・・・)

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そうそう!生姜の下茹で汁って、すごくいい香りなんです。
もったいないから、うちでは捨てずにカレーや鍋物、煮物に使います。
味をみながら投入すれば、生姜がきき過ぎることもないです^^

ヒネ生姜は、刻んで玄米焼酎に漬けて料理用にするほか、
ジンジャーカレールーにして保存しようと思っています。


以前はスライスしたり刻んだり、
何種類かの形で冷凍保管していたものですが。

冷蔵庫なし生活」になって初めての、生姜の保存。
今年は少ないので全部加工してしまいました。

いつかは、
生のまま、穴に籾殻や砂ごと埋めて保存、というのも
やってみたいです〜。


こちらは里芋。
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直売をしていた数年前、里芋レシピをあれこれアップしていたので
ちょっとずつ作って楽しもうと思っています。


それからこれは、左が新生姜。
右のさつまいもは、つくばの畑で採れたもの。
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さつまいもは手がかからないから、
来年もリスクヘッジで、つくばに植えてもいいなぁ。
(イノシシ被害もないしね・・・)


ずいき(里芋の茎)が好きなので、
洗ってとっておいてもらいました。
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集落の方がずいきを干しているのを見かけたので
干しておこう〜と思ったのです。

が、皮むき作業がついつい後回しになり、
上手にむけなくなってから取り掛かったので、短い仕上がりに(汗)
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収穫してすぐに皮をむくと、ついーっと端まで剥けて楽だし、
干すのもブラーンとストッキングを干すみたいにできて便利なんだけど。

一ヶ月経った今は、順調に干しあがってきています!
が、平らなザルに広げているので、場所を取ります。
やっぱ長いほうがいいな。

新生姜とずいきの反省は、来年にいかします><;
収穫したら、すぐ作業!です〜。


「鳥獣害」関連記事:野草を食べればいいじゃない
秋冬野菜を直売していた頃の思い出:本音を言いますと 冬がゆっくりと



* * * お知らせ * * *

もうすぐですね!
“ただそこに居るだけでいい場所”、新月カフェ。

ひきこもり当事者および、元当事者、
人間関係など悩みを持つ方、生きづらさを抱える方限定です。

⇒12月26日 新月カフェVol.35 in つくば


年末年始の体調不良、インフルに風邪、
もうすぐはじまる花粉症対策にも。

心を見つめて身体を治す勉強会、
年末に2回開催されまーす。

・東京「いな暮らし」さんにて、勉強会&シェア会
⇒12月27日 出張マインドボディヒーリング講座
 〜腰痛や頭痛や花粉症など、心を見つめて身体を整える実践ヒーリング〜

!茨城は場所が変更になっています!
・茨城「近江屋商店」さんにて、勉強会&シェア会
⇒12月29日 出張マインドボディヒーリング講座@近江屋商店
 〜腰痛や頭痛や花粉症など、心を見つめて身体を整える実践ヒーリング〜



* * * まかない日記 * * *

ついに、イノシシとご対面。
うちの畑を荒らしていたイノシシとは別ですが、子イノシシでした。
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夫は仕事(森の整備)中にイノシシと遭遇したそうですが
子ども達は初めて!でも、小さかったのでそこまで怖がってなかったかな。
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(信じられないくらい暖かい日で、どんどん脱いで肌着の長男・・・)

食べるなら自己責任で、とのことで、お肉を少しいただくことに。
スーパーのお肉よりは必然性が高い殺生ですが、なむなむ。。。

すぐに調理できなかったので、塩麹に漬けておきました。

2日後、スライスして焼肉のつもりが、
溢れる肉汁がもったいなくて、ネギとご飯でチャーハンに〜
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子イノシシをいただくのは私もはじめて。
なんと、上等な子羊肉のようないい香り、柔らかさ!
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塩麹のおかげなのかなぁ。それにしても、香りが素晴らしかった〜。

私は自分で捌かないと、命の重さ云々、責任云々がうまく言えないんですが。

イノシシやニワトリは子どものころから実家や近所が捌いて食べてきたので、
なんだかあっけらかんと食べることができます。

大規模な畜産業よりも、もうちょっと自分の手の届く範囲の。
(釣りもそれに近いように思います)

畑のそばに罠を仕掛けてもらえることになったので、いろんな意味で期待できそうです。
ごちそうさまでした!
posted by miya at 14:06| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする