2019年10月31日

なんとかかんとか

大変ご無沙汰しております。雑草屋の嫁です。

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台風19号で被害が大きかった、茨城県大子町。

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なかなかブログを書く気になれず、
10月の終わりになってやっと近況報告です。


我が家は、子ども4人と私の計5人が
街にある大きな施設に早めの自主避難をしました。
(夫は家の雨漏り対策などで家に残りました)

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(台風のあとで次女が描いた絵は、水に浸かった町)

しかしだんだん周囲が冠水していき、夜中に移動の指示が出て、
車のある人はより高いところの避難所へ、
車のない人(私たちも)は、1階から2階へ。

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最悪の事態も考え、2週間分の食料と荷物を持ってきていた私。

荷物も寝具も子どももすべてを、
寝ている子ども達を起こさぬよう次々と運んだとき、
火事場の馬鹿力というものを感じました。


幸い、避難した私と子ども達も、家を守った夫も、それぞれ無事でしたが
大子町はかなりの水害(※まとめサイトに飛びます)がありました。

積み上げてきた暮らしが丸ごと流されたような光景が多々あり、胸が痛いです。
普通の暮らしができることも、気が引けるほどに・・・。

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夫は地域おこし協力隊なのもあって
災害ボランティアセンターの業務にかかりきりに。

復旧に関わる多くの方々がこの半月ほど、
心身をすり減らしつつ頑張ってこられたように思います。

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少しずつ少しずつ・・・

復旧してきた場所、まだまだ手が足りない場所、
さまざまで・・・

義援金の受付も始まりました。
ふるさと納税からの支援もできるそうです。

災害ボランティアも継続して受け入れています。

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しかし、その一方で。

秋の大子町は、紅葉にりんご狩りにと
観光の一番盛り上がる季節。

「被災地」であると同時に「観光地」なのです。

自営業率がとても高いので、
観光に来てくださることが町の元気に直結すると感じます。

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我が家も、夫は仕事を休めませんでしたが
いわきの義実家のみなさんと集まって、りんご狩りを楽しんでみました。

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(実はあるんですよ、自然派のりんご園が)

明るい陽射しの中、絵本の世界みたいに輝く
りんご、りんご、りんご・・・!!!

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ずっと仕事が大変な夫、後追いが激しい次男、ますます滞る家事。

鬱々として負のスパイラルが加速していた私ですが
夢のようなりんご園の光景に、ずいぶん明るい気持ちになれたのでした。

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これから少しずつ、生活と気持ちのペースを整えてゆきたいです。



* * * まかない日記 * * *

長女が小学校に行くようになってほぼ半年。
なんと、虫歯がいくつもできていました(涙)。

給食にかなりお砂糖が入っているため(お米と牛乳以外ほぼすべて!)、
歯医者さんの治療と共に、2週間ほどお弁当生活をしていました。
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お米だけは給食のをもらって、おかずを持参。
うどんやパンのときは手作りのものを持参。

献立表を見て、ちょっと似た雰囲気のおかずを作って凌ぎました。
アジの南蛮漬けの献立だった日は、大豆ミートと長ネギの南蛮漬けを。
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大豆ミートはぬるま湯で戻してきゅっと絞り、
甘酒と醤油、おろしにんにくなどで作る白崎さんの万能ダレで味付けしました。(この本です)

それからこんがり、長ネギと共に両面を油で焼いて、漬けダレ(醤油・酢・みりん・水)に漬けました。
これ、、、殿堂入りです。じゅわっとジューシーで、味もボリューム満点。


後追いが激しい上におんぶ紐を嫌がる次男坊のため、
なかなか台所に立てなくなってきましたが、
ちょこちょこ作り置きの調味料や常備菜を繰り回してなんとか暮らしています。

では、また^^
posted by miya at 19:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月05日

こぼれ落ちる日々

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赤ちゃんのハイハイがパワーアップして、
つかまり立ちもしはじめて、お昼寝が減って。

何もできないのに、毎日があっという間で、
やれてないことばっかりに目がいって、クヨクヨして。

何気ない日常の風景、子ども達の成長、季節の移ろいの美しさ・・・
ついついないがしろにしてしまっていました。


だから、今日はちょっと立ち止まって。

なんでもない毎日のこと、
決して戻れない小さい人たちとの日々を
書き留めておこうと思います。

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0才6ヶ月、やたらと大きい次男はますます自由に家じゅうを動き回り、
彼の動くエリアを必死で掃除をする(だけで疲れる)毎日。

元気だから素晴らしいことなんですけどね。

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誰か掃除くらい手伝ってーーー ってか家汚すなーーー
(じゃないとベビー服が雑巾みたいに真っ黒になるわー)


3才の長男は、遊びに夢中になりすぎて
ちょろっとパンツとズボンにおもらししてしまうらしく
一人で拭いたり片付けたり。

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(お風呂場に水を張ったバケツがあるので衣類はそこに入れる。自分と床を雑巾で拭く)



5才の次女は、弟がトイレのあと「ふいてー」と呼んだら、
「はーい」と気持ちよく拭きに行ってあげている。すごい。

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(この夏にあちこちで見かけたライブの影響か、二人でよくライブを開催している)


10才の長女は、5月に運動会に何度も誘われたのをきっかけに
なんとなーく小学校に通い始め、行きつ戻りつした結果、通い続けている。

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(一年生みたいな四年生。ヘルメットにジャージ、新品ランドセルまで全部もらいもの!)


ま、それは別途詳しく書くとして。

家に残された小さい子チームは、
案外楽しく、創意工夫を凝らして過ごしている。

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夫が地域おこし協力隊で働いて、
長女が小学校に行って。

平日の昼間は大きい人が私しかいないから、
びっくりするくらい家が広い。

布団で海水浴ができるほどだ。

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子どものころから家にこの本があって、大好きだったな。

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ふとんかいすいよく

山下明生 作/渡辺洋二 絵

自由なお父さんと、現実的でガミガミのお母さんがうちそっくり。
作者には実はお父さんがいなくて、お父さんってどんなものかなぁと
想像しながら書いたんだそう。



子育ての真っ最中は、嵐のような日々で・・・

可愛い一挙手一投足も、
視界の隅で慌しく確認するだけのことが多いけれど。


小さな小さな手で、お母さんのために
小さな小さなお花を集めてきてくれることも、

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小さな小さな足を揃えて正座して、
くすくす笑いながらちんまりと食事する後ろ姿も。

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ほんの数年後には、当たり前じゃなくなっていくんだろうなぁ。


関連記事:幸福は砂のように 世のお父さんたちに告ぐ



* * * お知らせ * * *

ひきこもり当事者・経験者、生きづらさを抱える人たちで集う
「ただそこに居るだけでいい場所」、新月カフェ。

今月はつくばで開催だそうです^^

10月22日 新月カフェVol.34 in つくば



* * * まかない日記 * * *

欧米の昔の暮らしを参考に、ときどき
作り置き食材をビン詰めで保管しています。

炒めたまねぎ、煮詰めただけのトマト。
煮沸消毒したビンにアツアツを詰め、ゆるくフタをしてお鍋でグラグラ、脱気処理。
けっこういいんですよ〜〜
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(ビンに写りこんでいるのは来客用に用意していた扇風機)

フタがねー。
サビるとだめなんで、フタだけ買い換えるか、そろそろWECKデビューか。悩ましいです。

脈絡ありませんが、最近フォカッチャをよく焼きます。
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(あー、ハゲハゲの次女のお汁椀、絶対プラスチックだわ。もうやめよう、もう漆器にしよう。うぅ。)

ふっくら系のピザ生地なんですけど、分割せずにまとめて成形して、プスプスして、オリーブオイルを垂らすとフォカッチャになるので便利。
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食卓の写真を見ての通り、料理する気力も体力も、だいぶ減っています・・・ヘルプミー!!
ぼちぼち立て直したい!です><;
posted by miya at 10:23| Comment(3) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする