台風19号で被害が大きかった、茨城県大子町。
なかなかブログを書く気になれず、
10月の終わりになってやっと近況報告です。
我が家は、子ども4人と私の計5人が
街にある大きな施設に早めの自主避難をしました。
(夫は家の雨漏り対策などで家に残りました)
(台風のあとで次女が描いた絵は、水に浸かった町)
しかしだんだん周囲が冠水していき、夜中に移動の指示が出て、
車のある人はより高いところの避難所へ、
車のない人(私たちも)は、1階から2階へ。
最悪の事態も考え、2週間分の食料と荷物を持ってきていた私。
荷物も寝具も子どももすべてを、
寝ている子ども達を起こさぬよう次々と運んだとき、
火事場の馬鹿力というものを感じました。
幸い、避難した私と子ども達も、家を守った夫も、それぞれ無事でしたが
大子町はかなりの水害(※まとめサイトに飛びます)がありました。
積み上げてきた暮らしが丸ごと流されたような光景が多々あり、胸が痛いです。
普通の暮らしができることも、気が引けるほどに・・・。
夫は地域おこし協力隊なのもあって
災害ボランティアセンターの業務にかかりきりに。
復旧に関わる多くの方々がこの半月ほど、
心身をすり減らしつつ頑張ってこられたように思います。
少しずつ少しずつ・・・
復旧してきた場所、まだまだ手が足りない場所、
さまざまで・・・
義援金の受付も始まりました。
ふるさと納税からの支援もできるそうです。
災害ボランティアも継続して受け入れています。
しかし、その一方で。
秋の大子町は、紅葉にりんご狩りにと
観光の一番盛り上がる季節。
「被災地」であると同時に「観光地」なのです。
自営業率がとても高いので、
観光に来てくださることが町の元気に直結すると感じます。
我が家も、夫は仕事を休めませんでしたが
いわきの義実家のみなさんと集まって、りんご狩りを楽しんでみました。
(実はあるんですよ、自然派のりんご園が)
明るい陽射しの中、絵本の世界みたいに輝く
りんご、りんご、りんご・・・!!!
ずっと仕事が大変な夫、後追いが激しい次男、ますます滞る家事。
鬱々として負のスパイラルが加速していた私ですが
夢のようなりんご園の光景に、ずいぶん明るい気持ちになれたのでした。
これから少しずつ、生活と気持ちのペースを整えてゆきたいです。
* * * まかない日記 * * *
長女が小学校に行くようになってほぼ半年。
なんと、虫歯がいくつもできていました(涙)。
給食にかなりお砂糖が入っているため(お米と牛乳以外ほぼすべて!)、
歯医者さんの治療と共に、2週間ほどお弁当生活をしていました。
お米だけは給食のをもらって、おかずを持参。
うどんやパンのときは手作りのものを持参。
献立表を見て、ちょっと似た雰囲気のおかずを作って凌ぎました。
アジの南蛮漬けの献立だった日は、大豆ミートと長ネギの南蛮漬けを。
大豆ミートはぬるま湯で戻してきゅっと絞り、
甘酒と醤油、おろしにんにくなどで作る白崎さんの万能ダレで味付けしました。(この本です)
それからこんがり、長ネギと共に両面を油で焼いて、漬けダレ(醤油・酢・みりん・水)に漬けました。
これ、、、殿堂入りです。じゅわっとジューシーで、味もボリューム満点。
後追いが激しい上におんぶ紐を嫌がる次男坊のため、
なかなか台所に立てなくなってきましたが、
ちょこちょこ作り置きの調味料や常備菜を繰り回してなんとか暮らしています。
では、また^^