基本的に私は、
自分や家族が経験した病気や症状のお手当てしかご紹介しません。
しかし、私の周りでもコメント欄でも、
子宮のトラブルに不安を抱く方が増えてきました。
そこで、
「もしも雑草屋の嫁が、
子宮筋腫や子宮ガンになったら?」
という目線で、
私がきっと参考にするであろう書籍とその文章をご紹介(だけ)します。
発症してから、というよりも、
発症を未然に防ぐために、ご参考になれば嬉しいです^^
予防なら、だいたい食事の改善だけで済んで楽ちんですから
ズボラな人ほど、粗食で健康になってしまうのがいいんじゃないでしょうか。
まずは自然療法の大御所、東城百合子先生のこの本!
家庭でできる自然療法東城百合子 著
一家に一冊、これさえあればもう大丈夫!
半世紀近くもの間、日本中大勢の方々の自然療法に心血注いでこられただけあって
どこを読んでも筋の通った、ブレない言葉ばかりです。
では、まず子宮筋腫のページから引用しますね。
独身時代に卵巣腫瘍を患った身としては、
若かった自分の首ねっこつかんで、これを読ませたいです(涙)。
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卵巣炎・卵巣腫瘍・子宮筋腫
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食物のとり方の間違いからおこる事が殆どで、手術しなくても食養で治ります。
子宮筋腫は悪性じゃないので、心を開いて自然に感謝して、手当ても、食事も、楽しみつつできるようになったら簡単に直ります。治らないのはその人の根性です。女の一番大事な子宮におできができたという事は、どんな事なのか考えなさいという自然の声でもあります。
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=手当法=
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熱があって痛むとき氷で冷やしてはいけません。豆腐パスターを貼って一・二時間おきにとりかえるとよい。熱がとれ、痛みのある時は、芋パスターを貼るとよい。ビワの葉パスターもよい。
熱がなく、痛みのある場合、芋パスターの上から焼き塩かゆでこんにゃくで温めるとよい。
通じのない時は、206頁の浣腸をします。
お腹と腰をしょうが湿布するのもよく、腰湯もよい。これ等をしながら、ビワの葉温灸療法をすると効果があります。食養と共にするなら非常に回復が早いのです。肝・腎・脾の手当もする。
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=食事法=
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食物は玄米小豆飯、小麦胚芽を毎日大さじ二・三杯たべるとよい。日本そばなどを主食にして、動物性の食品をへらして、特に肉やまぐろ・ぶり・鮭・えび・ます・くだもの・甘いもの・瓜類などをやめます。
海草は大いによい。大豆・小豆・ごま・大豆製品・麩などをつとめてたべるとよい。
食薬として、梅肉エキスや妙法人参茶・妙法人参エッセンス・エゾウコギエキスを飲むとよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)──────────────────────
いろいろと細かなお手当てが紹介されていましたが、
私だったら・・・
まず食事を見直し。
ほぼ菜食なので、たまにもらう果物・スイーツをやめればOK。
大好きな小豆ご飯を堂々と炊けるのはラッキー!
玄米だけでは胃腸に合わず痩せすぎた過去があるので、
玄米と白米を半々くらいで、小麦胚芽も買ってきて混ぜて炊きます。
お塩も入れるとより美味しい♪
食薬は、手持ちの梅肉エキスだけで。
あれこれ新しく買いたくないですし。
お手当ては、痛ければ芋パスター(=里芋湿布)を、
里芋粉で手軽に。
※記事中ほどにありますしょうが湿布、腰湯、あとは
肝・腎・脾の手当て(
こんにゃく湿布)を
毎日どれか一つ二つ、続けてみるか、もしくは・・・
ずっとやりたかった「砂療法」を喜び勇んで試すと思います!!
砂療法の説明のうち、
子宮筋腫や子宮ガンに関する部分に寄せて抜粋しますね。
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砂療法(砂浴)
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砂の中に首だけ出して、ただ入っているだけで、猛烈な毒素が出てすばらしい効果をもたらすのが砂療法です。夏になったら是非なさることをおすすめします。
公害の毒下しには玄米食と共にこの砂浴をすることが何よりの方法で自然の力を体が教えてくれます。(中略)
医者も薬も嫌いという婦人で、喀血して頭も上らないという病人を、何とかしてくれと頼まれて、どうしようもなく、とにかく土療法をしてみようと考えました。そして海岸の砂原につれてゆき、朝八時から午後四時まで砂の中に寝かせておきました。
数名の者が海水浴をしながら病人の様子をみて、水分を与えるなどしてお世話しました。
夕方家に帰ってその晩 団子大のものが数個 湯飲み茶碗に一杯位 局部から出たという。「おそらく子宮癌でしょうね」といいましたが、恐ろしく効果はあるだろうとは想像していましたが、その偉功に驚きました。
その後、一夏に海岸で三回、家庭で二回。五回砂に寝たのですが、身体はメキメキよくなり秋頃には仕事をするようになりました。
(中略)この療法は、あらゆる病気によいと思いますし、公害時代の健康法にもよいと思います。特に子宮癌、子宮筋腫には際立った効果があるようです。
その一例として愛知県犬山市から田中周子さんと六人のおつれの方が、海岸で一緒におやりになりました。その後その六人の中のお一人が夜寝ようとすると梅干大の固いものが鼻の奥から出たそうで、それは古い血のかたまりだったらしく、永い間の頭痛が一ペンに治ったそうです。
それで一緒に来られた六人の方達で、近所の人達と木曽川の砂原でなさったそうです。そうしたら三十一才の御婦人がその晩 風呂の中で八センチもある丸いもの二個が局部から出たそうです。又更に次回には二個出てあとはもう出なかったそうです。そして十数年続いた頭痛と腰痛はすっかり遠くへ去って良い気分だということです。
関東でも利根川や渡良瀬川の砂原で数回、多くの人達がおやりになりました。お世話下さった群馬県板倉町の池田重信氏のお話では「一人の御夫人は一回半(二日目の昼頃)で腰痛を覚え間もなく、局部から相当大きいものが出た」と申しますが、子宮癌か筋腫かはわかりません。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)──────────────────────
なお、砂療法のやり方は絵や写真つきで何ページにもわたるため、
やってみたい方は東城先生の本を借りたり買ったりしてご確認ください〜><;
砂療法は、海岸のほか河原でもよく、また土でも大丈夫だそうです。
ただし周囲の草木が枯れてしまう(!)ため、庭や畑は避けたほうがいいとのこと。
なお東城先生の別の著書「食生活が人生を変える」によると、
東城先生が海外の長寿村を訪問しての考察として
毎日畑や田んぼに裸足で出ていると、それだけでアーシングできているので
砂にわざわざ埋まりにいかなくても健康で長寿なんだろう、とのくだりが。
砂に埋まるのはハードルが高くても、
土のある場所で裸足で過ごすだけなら気軽にできそうです♪
ちなみに、自然療法の本では
子宮ガンその他の女性器系ガンもほぼ、子宮筋腫等と同じ扱い。
食の乱れを戒め、感謝の気持ちを持ち、明るく物事を考えて
ひと口ごとに50〜100回噛んでいれば治る、という具合でした。
(ガンのお手当て法はとても詳細に書かれているので、どうか本でご確認ください><;)
あとは、女性の子宮にフォーカスしたこちらの本。
子宮を温める健康法若杉友子 著
お顔のとおり、キッパリしてるんですよ、若杉ばあちゃん(笑)
物言いが強めなのと、マクロビをきっちり学んであるのとで
東城先生とはまた違うジャンルの方なんですが、
子宮の話を詳しく書いてある本なので、3人目を妊娠した頃に買いました。
自分の子宮、大事に考えてなかったなー、なんて反省させられます。
特にオリモノのくだりに驚愕!!!
おりものは、食生活が悪い証拠。
昔はなかったし、おりもの=こしけ(※しけ=嵐)と呼んだくらい、悪いもの。
子宮は、神のお宮。汚してはいけない。
若いころの生理痛に卵巣血腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などなど
もう思い当たるフシがありすぎて悶絶。
特に子宮筋腫に関するエピソードはこちら。
若杉ばあちゃんの、娘さんの体験です。
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体質改善をして自宅出産した娘
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娘は大学を卒業したあと、結婚したいと考えていて「生理痛を治し、将来、いい子を産みたい」という思いがあったので「母ちゃんの料理教室に通いたい」と言ってくれました。
それまで食養には関心を示さなかったので、いささか驚きでした。そして「毒出しをしないとだめよ」とぴしゃりと言いました。
娘は人が変わったように熱心に食養を学び、実践し、次々といろいろな反応がからだに表れていたようです。若い人は新陳代謝が活発なので、良いものでからだはどんどん改善されていくものなのです。(中略)
ある日、台所で炊事をしていたらお風呂場から「母ちゃん、母ちゃん」と娘がけたたましい声で呼ぶので、お風呂場の戸を開けてみると、洗い場が血だらけなんです。びっくりして聞くと「血綿みたいな血のかたまりがずるずると子宮から出てくる」って言うんですよ。ドロドロのレバーみたいなのが出ていたので、私はピンときたの。
「おまえの子宮には子宮筋腫っていうものがあったんだよ。食養の実践をしっかりやったものだから、からだが自然に出してくれたんだよ」と言ったのです。
それから娘は、肌がつやつやになり会う人たちに、「肌がすごくきれいになったね」と言われて。(中略)
人間、毒を出すときれいになるんですよ。戦後、農薬がついた野菜、添加物が入った食品、血液を汚す肉や卵など、からだに悪いものばかり食べてきたら、排毒があって当然。反対に出なかったらだめなんですよ。
食事が変わると、冷え性や生理痛が薄紙をはぐように消えてゆき、体質が随分変わり、子宮が健やかさを取り戻してお産を楽しんでいました。
(「子宮を温める健康法・若杉友子著」より引用)──────────────────────
娘さんは1人目、2人目とあまりに安産すぎて痛いとも言わず、
2人目のときの助産師さんがプライベート出産をすすめ、
3人目は若杉ばあちゃんと一緒にプライベート出産をされたみたいです!
他にもさまざまなトラブルを克服して妊娠した女性のコラムが複数あり、
生理痛が重い中高生や食生活をないがしろにしがちな大学生、社会人の女性にもおすすめの、
読みやすくて伝わりやすい切り口の本でした。
そうそう。
若杉ばあちゃんは、キャラそのものがクセが強すぎるので(笑)、
それをマンガで楽しみながら食養を学べる本も出てます。
ブラウンズフィールドつながりで、千葉のいすみ市に移住した方がマンガを描いていて
今とくに病気がない方でも、いろんなタイプの人が健康になっていく様子が面白く
楽しく食養を知ることができます。
私はこの本は持っていないのですが、千葉ではあちこちで読む機会があり、
それまで近づきがたかった、若杉ばあちゃんの強烈なキャラクターにも
マンガのおかげで親しみが持てるようになりました。
話はガンに戻って、、、
こちらの本も参考になると思います。
実は東城先生も引用箇所で書かれているのと同じ部分があって、
感謝の気持ち、明るい気持ちが病気を治すのだということです。
私、暗いからなー。。。また読んでみよう><;
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以上、子宮筋腫や子宮ガンの自然療法について
きっと私が参考にするであろう本たちのご紹介でした。
発病してないのに記事にしたことで、
ご不快な思いにさせてしまう方がいらしたら大変申し訳ありません。
自然療法は、本の一部を転記しただけでは伝えきれない知恵の積み重ねです。
不明な点がありましたら、東城先生の著書「家庭でできる自然療法」や、
東京にある「あなたと健康社」の無料勉強会などで疑問を解消なさることをおすすめします。
症状別の「自然療法」「手当て」関連記事:以下は我が家が体験したものです!
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) 気管支炎 咳 中耳炎 ぜんそく 副鼻腔炎(蓄膿症) 風邪の
考察と
手当て ウイルス性胃腸炎蜂刺され 魚の目・イボ ものもらい・口内炎 便秘 あせも おむつかぶれ おむつかぶれの種類と手当て 乳腺炎 乳頭亀裂・乳口炎一番簡単な「手当て」の話 煎じ方の基本 子どもの急な発熱今回の写真は、夏の終わり、秋の入り口がやってきた大子の畑や庭、
そして去年の夏、千葉の海で砂まみれでスイカを食べる1年前の長男でした〜。
* * * お知らせ * * *
生きづらさを抱える人、ひきこもり当事者・経験者を対象に
茨城の県南地域を中心に開催されてきた「新月カフェ」。
茨城の北端、大子町(だいごまち)にて初開催です。
県北の方はもちろん、福島県南、栃木県北などからもぜひお越しください。
9月18日 新月カフェVol.33 in 大子町そしてつくばでは恒例の!お楽しみの!?お泊まり企画だそうでーす^^
9月26日〜27日 第18回 森の新月カフェ「お泊り!」in筑波山* * * まかない日記 * * *
ギフトで生とうもろこしが10本、クールで届いた日。
わーお!冷蔵庫ないんですけど!と焦ったけれど、こうすればいいじゃーん。
主食がわりに、1本まるまる食べてよくってよ!!
子ども達、狂喜乱舞(笑)
夜に5本、朝に5本を蒸し、美味しくいただきました♪
ちなみに緑色の葉っぱは、いただきもののえごまの葉。生です。(Mさんありがとう♪)
じっくり炒めた「炒め玉ねぎ」を包んで(大人はコチュジャンものせて)食べると最高!
ごちそうさまでした!