というコメントをいただきましたので、
出産に絡めて、お母さんの寝不足や身体の回復などについて
あれこれ書いてみようと思います。
◆子どもは何歳差が楽なんだろう?
これ、すごく気になって、
つくば自然育児の会の会報で特集テーマにしたっけな〜(笑)
年子がきついのは言わずもがな。
私も姉と年子なんですが、
母いわく「双子育てたみたいなもん」で「大変すぎて記憶がない」そう。
真面目さが災いして、長いこと育児ノイローゼになってたしなぁ。。。
で、2歳差でもなんとかかんとか、やっとこさ、まぁ大変ですよね。
6歳くらい離れてくるとすごく楽なうえ、癒されるらしいです。
ピュアな可愛さが一家に戻ってくるというか・・・^^;
私の個人的な感想を言えば、2歳差出産はきつい!
5〜6歳差だと本当に本当に楽です!
おねしょもおむつも赤ちゃんだけで手一杯ですから。
でも母体の年齢とか、復職とか、ほかの様々な事情もあって、
2〜3歳差で産む人が多いのかなぁ、という印象。
◆本来のヒトは?サルは?何歳差で産んでいるの?
自然育児の会で教わった内容によると、
母体の栄養が豊富な状態でないと、生理は再開しません。
伝統的な狩猟採集生活を営む民族(と、ひいては動物本来のヒト)は
食事も質素ですから、母乳をあげていると
子どもの自然卒乳が3〜4歳頃で、そこから生理再開。
結果、だいたい4年おきの妊娠になるのだそうです。
コミュニティでの子育てがなされる分、
母親の苦労も分散するわけで。いいなぁー。
つまり現代日本の、
知り合いもいない街で、核家族で密室子育てなんて、
人類史上初の異常事態、緊急事態なんですってー。 イライラする訳だ!
ちなみに専門家によると、オランウータンの出産は6年おき!
子どもがすっかり自立する頃に
無理なく次の子育てを始めるんですね。
なお、狩猟採集社会のヒトでも、サルの仲間でも、
男性(オス)が育児に協力的な民族・種族ほど
長命だったり、子沢山だったりするそうです。納得〜。
まぁおむつを使うのも先進国の人間だけと思うと、
おむつなし育児で赤ちゃんのお世話が楽になるのって、
動物としても本質的なことだし、重要ですね。
(もう季節はずれですが、ここからは、秋の奥久慈に行った時の写真)
◆私が続々と産む理由
別に子沢山を目指したわけではないのですが、
どんどん産んでいく理由は2つありまして。
・無事なうちに産みたい
私は20代前半(独身時代)、卵巣血腫を左右1回ずつと、
卵巣腫瘍、子宮内膜症などを経験しています。
そして家系的に、姉も母もおばも、卵巣だの子宮だの
手術で切除してしまっていて(姉は30歳の時に卵巣切除!)
昔はそれに潜在的に怯えていました。
子宮や卵巣が無事なうちに、
産めるだけ産んどこかー!みたいな。
ただし、今なら何か患っても、自然療法で
どこも切除せずに完治させる自信はあります。
・自然育児を知ったら楽になった
二人目を妊娠中につくば自然育児の会を知りまして
出産後、入会してみましたらば。
まー自然な子育て、母乳育児のハウツーが
会の歴史(25年以上!)の分だけ山盛りで!!
それまでも夫と結婚して以来
かなり自然派ではありましたが、
自然育児や母乳育児の世界のことを
知れば知るほど、実践すればするほど、
赤子のお世話も育児も、楽になっていったのです。
まさしく水を得た魚のように。
で、自分も周りもですが
「うちは二人以上は絶対無理」と言ってたはずが
気づけば三人、四人・・・と増えていく(笑)。
子育てで大変なのは常に、
パイオニア的存在の一人目だけ!
二人目以降は大概のことを(こちらが)経験済みなので
あーハイハイ、わーこんなんだっけ、えっこらせ、
とそれなりに乗り切れちゃうわけです。
◆母の睡眠不足について
添い寝・添い乳はもう当然。
「お昼寝の時間はお母さんも寝ること!」と、
自然育児の会で教わりました。
また、母乳をあげている期間は
お母さんが午前と午後の補完食として
おにぎりを食べることをおすすめされました。
それでやっと寝不足も解消でき、
母体の栄養が足りるみたいです。
実体験としては、寝かしつけから朝まで
子どもと一緒に寝てしまうのって、本当に大事です。
旦那さんと夜にゆっくり話したり、
帰りが遅いからたくさん料理を用意して付き合ったりと
実際のジレンマは尽きないのですが、
夜中の子育ても母乳も、ずーっと休みなしですから。
二日に一回くらいは寝かしつけで寝ちゃったほうが
結果的には家庭のためかなと思います。
楽しく晩酌して夜更かしして、あー楽しんだわ!って思っても
朝ダークな気分になると家全体がギスギスして、
まるきり本末転倒ですし(あ、最近の私のことです)。
◆子どもの世話を焼きすぎない
二番目、三番目の子たちを見ていて思うこと、それは・・・
干渉されすぎないで育った子は、遊び上手!
適度に放っておいて、よかったー(笑)!
児童館などで、ずーっと絶え間なく子どもに声をかけるお母さんと
あまり声をかけず、目だけで見守っているお母さんと、いますよね。
私、長女のときは前者でした。
早期教育か何かの本で、
お母さんからの言葉がけが多いほうが
子どもの知能が伸びるとか、言葉が早いとか・・・。
だからやたらと遊びに介入してましたし、
子どもの相手をしなきゃ!って気負っていました。
でも人数増えてくると、こちらの手も口も足りない。
それによく観察したら、幼いなりに、
それぞれの考えや発見や試みがあるらしい。
料理洗濯などの家事は本来、
赤ちゃんが起きている時間に、
目の前で日常的にやっていくのがいいみたいです。
子ども自身のひとり遊びや空想遊びも伸びますし^^
家事は、遊びや学びの延長線上にあると、
モンテッソーリやシュタイナーも言ってます。
なので、切り離さず、
一緒に過ごしているけど、別のことをしている。
家事をしている傍らで、子どもが遊んでいる。
それぐらいだと、用事はちょっとずつ済ませられるので
乳幼児のお昼寝で一緒に寝ることも、可能になってきます。
◆妊娠したということは
三人目(長男)の自宅出産でお世話になった
80歳の白井先生は、
昔ながらのお産の知識が豊富な方でした。
一度、自然育児の会にお招きして
自宅出産のこと、自然分娩のことなど
お話していただいたんです。
高齢出産の不安について質問が出たとき、
いいことをおっしゃってました。
「わたくしね、思うんですけども。
妊娠したということは、産めるということだ、と。
だからあれこれ心配するよりも、
安心なさって、出産を迎えられるのが、
いいんじゃないでしょうか。」
天命の話も踏まえたうえでのお話ですが、
信じて受け入れて臨む、その姿勢が大切なのですね。
好きな本に、沖縄のおばあの言葉で
「産んだら、育てられないってことはないからさー」
というのもあり、これも折々に思い出しています。
母親の私が育てられる子しか、やってこない。
と思うと、大変さにばかり目がいきがちな子育ても
ちょっと気楽になるのです。
(だからうちの子は育てやすいのか?私が至らないから? ありがたやー)
わぁ。長くなってすみません!
話は尽きませんが、ひとまずここまで〜。
関連記事:
おむつなし育児 ・・・他にも月齢ごとにいろいろ記録してます〜
自然療法 ・・・末尾に症状別さくいんがあります
余白と英才教育 ・・・干渉しすぎない子育てについて
お産について思うこと ・・・天命の話
* * * お知らせ * * *
私がすごーくあこがれている場所のひとつ、
東京の稲城市にある素敵な古民家カフェ「いな暮らし」さん。
来週、夫がストレスケアの勉強会をさせていただくそうです。いいなぁー!
・1月15日(火)
出張マインドボディヒーリング講座
〜腰痛や花粉症など、心を見つめて身体を整える実践ヒーリング〜
腰痛に苦しんでいる方、頭痛に悩まされている方、
花粉症を恨めしく感じている皆さんにおすすめです。
* * * まかない日記 * * *
さすらいの雑草屋ファミリー、茨城〜福島方面で用事が続くときには
特につくば・守谷方面の友人ご家族に宿泊させていただくことがしばしば。
みなさんご家庭のこと、お仕事、盛りだくさんな中で
一家5人の襲来を受け入れてくださり、本当にありがとうございます。
そんな中でのホームパーティー。
初めて食べたニジェール料理の美味しさが忘れられません〜!
うちは旅支度だけでバタバタしてしまい、
あまり素敵なお料理は持っていけなかったのですが。
持ち寄りパーティーってどれを食べても美味しいなぁー ありがたいなぁーー
M家のみなさま、そして何度となく泊めていただいてるN家のみなさま。
おいしいご馳走と楽しい時間と、暖かい寝床をありがとうございました〜!