ミシンの要るような大物は、郷里の実母が得意なのでお任せしていますが
ちょっとした穴、ちょっとしたほつれくらいなら
自分で直せるようになりたいな〜、と思ったのがきっかけ。
夏〜秋はつわりで動けなかったし、冬は木枯らしの寒さを言い訳にして(笑)
じーっと畳に座り込んで、少しずつ少しずつ、繕い物を進めています。
刺繍もろくにしたことがないし、アップリケもつけたことがない。
ミシンは持ってないし、手縫いでまともなものを作れたためしがない。
そんな私が、いろんな繕いの本をナナメ読みしながら
なんとなく背中を押されて始めた、繕う日々。
夏から冬にかけての記録です。
(手芸上手のみなさん、ぬるーい目で流してください〜><;)
●手織り布ワンピース 穴と破れ
学生時代にフェアトレードで購入したワンピース。
手織り・手染めのこだわりの品を、なぜか誤って宿舎の乾燥機に・・・(涙)
当然生地は傷み、数年後には穴が開いてしまい、着られなくなりました。
夫が着なくなったワイシャツの生地を裏にあて、
穴のふちをかがってぐるりと縫っておいて、
100均でレースを買ってきて縫い付けました。
(こういうレース、自分でささっと編めるひとに憧れます〜)
穴は4つくらいあるので、バランスを取るのが難しく、
まだ作業途中のまま半年以上寝かせてありますが(汗)
これを着られるのは、生まれる赤子が卒乳する3年後くらいと思うと
のんびり進めていける気がします。
●子どもスパッツ 膝の小さな穴
もうボロ布行きでいいんじゃない?というくたびれた衣類ほど
着心地が良く、子どもが手放したがらないもので。
そんな次女お気に入りの薄手のスパッツ型ズボン。
転んで膝に小さく穴が開いて大泣き!だったので、はじめての刺繍。
見た目、謎ですが。きのこみたいな小さなおうちです。
1ヵ月後にはもう片方の膝も小さく穴が・・・
もう何でもえーわ、と、とりあえず
縦の穴をみだれ編み風に埋めてみた刺繍(ニンジン)。
ますます愛着が湧いたらしく、次女の定番&自慢の服に昇格しました。
気に入ってもらって、よかったよかった。
しかし刺繍ってさっぱりわかりませんなー
●子どもズボン 穴とシミ複数
ボロボロになった赤ちゃんの衣類をウェスにする際、
可愛い部分は何かに使えるかもと切って貯めてありました。
それを使って・・・
野草だの柿だので濃いシミが落ちなかったり、小さなひっかけ穴が開いていたり。
そんなズボンを直してみました。
いわば、アップリケを買わずに済んだパターン。
アイロンも糊も持っていないのでぐるりと白い糸で縫いつけてあります。
長男お気に入りのズボンのひとつです。
●子どもズボン 膝の破れ
いただいたズボンに穴が開いていたので、既存のポケット風(右側3つ)に合わせて
左側にもつけてみました。
これまた夫のワイシャツ生地で。
うーん、生地の質感が違いすぎたけど、ま、いっか。
●子どもズボン ポケット横の破れ
世のズボンには、ポケットの使用をきちんと考慮して補強してあるズボンと、
ただポケットをつけただけで実際使っていると周囲の生地がだめになるズボンとがありまして。
こちらは後者のズボン。
ポケットに石だのドングリだの詰め込む長男により
特に負荷のかかる、ポケット縫い付け箇所が破れてしまいました。
これまたワイシャツ生地で補強。
もっと大きく補強してもよさそうですが、なんとかなっています。
●子どもパジャマ 袖の穴と汚れ
いただいた時点で穴とシミがあったので、ベビー服の端切れで可愛く。
よく見るとすごく適当なんですが、色のおかげで誤魔化せています^^;
長女が「かわいいー!!」と気に入ってくれて、ホッ。
●子どもズボン 膝の薄い状態&穴
親戚中から回ってきて甥っ子たちが履き、うちの子3人が履き・・・
ずいぶんくたびれてきたカラフルなズボン。
グラデーションの刺繍糸で、雑〜に、縦横に縫ってみました。
ダーニングほど本格的ではなく、刺し子ほど規則的でもなく。
でも糸の色合いで不思議と調和してくれました。
●子ども靴下 つま先破れの補強&かかとの補強
ちょっと伸びたけど履ける、っていうサイズの靴下は
暖房なしの我が家の場合、重ね履きに活用されています。
で、長女から次女へとお下がりにした時点で、つま先に穴がちらほら。
実家の母に相談すると、いらないデニムでこんなつま先カバーを作ってくれました。
靴下に縫い付けると、次女も「足があったかーい♪」と大喜び。
ひと冬も使っていると、補強されていないかかと部分が薄くなってきたので
私が刺繍糸でぐるぐる縫ってみました。刺し子みたいに補強になればと・・・。
靴下も、素材感や色合い、ゴムの調子などで
好き嫌いがきっぱり分かれるため、お気に入りが長く使えるのは大事です。
なお、厚手のつま先カバーのせいで靴がはけないので、家用です。
●子どもズボン 膝の小さな穴2つ
お花かちょうちょで刺繍を・・・とやり始めたのに、
次女がどうしても「きいろのみかんにして!むらさきの糸でぐるってやって〜!!」と言うので・・・
なんだか統一感ありませんがこんなズボンに。
でも刺繍って、負荷のかかり続ける膝や裾には長期的には向いてないので、
もっとガツーン!と古布のアップリケをあてて、ガンガン動いても大丈夫にしたいなぁ。
●子どもズボン お尻のカギ裂き
まだ時々夜中におしっこが出ちゃう2歳の長男には、布おむつから布団にまで浸みないよう、
布おむつの上に、薄くてヨレヨレ、ゴムもゆるーいズボンを履いて寝てもらっています。
そのヨレヨレズボンで三輪車に乗った日にゃあ、即、破れますよー(涙)
「あな、ぬいぬい、ちてー」と泣く長男。
疲れてたので、(私が中学以来ずっと着てた)Tシャツ生地を適当に切って縫い付けました。
Tシャツの生地は、切りっ放しでもあまりほつれてこないんですね。
やっつけ感満載ですが、アップリケのハードルが下がりそうです。
繕いまくって実感しました。
「今日の一針、明日の十針」
ひどくなる前に、ちょこちょこ繕っていれば
大事に至らずに済むのだなぁ〜。
最近は夫の野良着(大胆な破れっぷり!!)の繕いや
長女の素肌寝(夜だけゴム紐なし生活)のための寝巻き作りなど
ちょっとずつ大きめの縫い物にもトライしています。
夫も、大きく破れた自分のリュックを縫って貼って直したのをきっかけに・・・
最近は、上着の裏地の破れ、半纏のポケットの穴など、
ひどくなる前にちょこちょこと繕う姿が見られます^^
ちなみに私があれこれ図書室で借りて読んだあと
一番参考になるなー、色あわせが好みだなーと思って購入した“ 繕い本 ”がこちら。
関連記事:
縫い針の錆びを落とす 布は巡る
お茶パック作り 前駆陣痛中に縫い物ライフが始まったのでした〜
* * * お知らせ * * *
出産や引越しのため、3月からは夫がなかなか開催できそうになく、
この2月にかなりたくさんの心身治癒法勉強会を開催しています。
もしも興味のある方、そのうち・・・と思っている方がいらしたら、
また花粉症で春の訪れが恨めしい方は特に、
ぜひ2月の連続開催シーズンに、ご参加いただければ^^
・2月2日(土)16:00〜19:00 @東京都稲城市
出張マインドボディヒーリング講座
〜腰痛や花粉症など、心を見つめて身体を整える実践ヒーリング〜
長年の頭痛解消、手荒れ軽減など、
さっそく嬉しい効果が出ているとのことで、いな暮らしさんにて第二弾開催です!
終了後はおいしい晩ごはんを食べながらのシェア会。
いいなぁ〜私も行きたいなぁ〜〜
・2月4日(月)13:00〜16:30 @千葉県いすみ市
マインドボディヒーリング(心身治癒法) in 道場
〜腰痛、頭痛、身体の不調をまとめて体質改善!
・2月5日(火)13:00〜18:00 @茨城県つくば市
ひきこもりの為のマインドボディヒーリング(心身治癒法)勉強会
〜腰痛、頭痛、身体の不調をまとめて体質改善!
・2月15日(金)18:30〜22:00 @茨城県つくば市
第32回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座
〜花粉も腰もまとめて体質改善!
・2月16日(土)10:00〜13:00 @茨城県つくば市
■女性限定■第33回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座
〜花粉も腰もまとめて体質改善!
そもそもが「本を読む時間がないから、かいつまんで教えて〜」の声に対応した勉強会です。
何かの販売や勧誘は一切ありませんので、どうかご安心くださいね。
* * * まかない日記 * * *
長女が「普通のマヨネーズって何でできてるの?作ってみたい」と言うので
アリシアさんの『地球の上に生きる』を見ながら、作ってもらいました。
卵黄、お酢、塩(粉からしは割愛)、そして大っっ量の、油〜!!
作ってみると、その量に驚愕。私が極力マヨネーズを使わない理由に、やっと納得してくれました。
ちょっと加えてはカシャカシャ・・・をずーっと繰り返すマヨネーズ作り。
小一時間ほどやっていたでしょうか、下の二人も興味津々!
それにしても長女、根気強くなったもんです。
そもそもの発端は、「ポテトサラダを作りたい」(←普段から作ってもらっている)。
ということで、今回は手作りマヨネーズでのマカロニポテトサラダです!
ペンネですけど、茹で加減ももうバッチリ。
調理の最初に薄切りたまねぎを空気に晒し、蒸かしたジャガイモを混ぜながら、茹で上げたペンネを混ぜながら、生たまねぎの辛みを飛ばすのもバッチリです。
「大人は自分で塩と胡椒を足してね!子供用に薄味だからね!」
はい、もう大変満足でした〜。ごちそうさまでした♪