「図書室の近く」に住んでいる。
踏み切りのすぐ近くの
小さな小さな、アパート住まい。
踏み切りを越え、
通りを渡ったら公民館。
公民館には図書室があって、
家族みんなで頻繁に利用させてもらっている。
大人は大人の、子どもは子どもの
思い思いの本を借りてくるのだけど
ときどき、小三の長女が
私の借りた本を読みたがる。
私の個人的な興味で借りた本のうち、
長女も夢中になったらしいのがこちらの3冊。

『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』
さかなクン
まだ、さかなクンという人を映像で見たことはないのだけど
何かの記事で見かけた、お母さんの子育ての姿勢が素晴らしいというのを覚えていて
借りてみたら、本当に素敵な子育てをされていた。
長女も「あることに夢中になって突き進む人」を
一人称の実話で読むのがとても楽しかったらしく
「この人すごいね!」「聞いて聞いて、すごいんだよ!」と興奮気味に読み進めていた。

『世界のごちそう 旅×レシピ』
本山 尚義
難民支援協会つながりで知った、本山さんという方。
とてもユニークな活動を展開されているなぁと思ったら、
世界各地を旅してレシピを学んできたという。
で、このバックパッカー的な旅の記録が夫の海外トークと重なるらしく
さらに食いしん坊なので料理写真やレシピがたくさん載っているのと
世界各国の驚きの食習慣や食材の多様さも含めて、
長女の興味をぐいぐい惹きつけた模様。
もう一冊、レシピだけの本も出されていて(こちら)、
それを見ながらいろいろと作ったのだけど、どれも美味しかったなぁ〜。

『シェ・パニースの絵本 ファニーのフランス滞在記』
アリス・ウォータース
名前だけは知っていた、“スローフードの母" アリス・ウォータースさん。
ちょっと入り口だけでも・・・と絵本風のこちらを取り寄せてみた。
前半は少女の目線でのフランス滞在、後半はレシピの数々。
長女はハーブのオムレツにチャレンジ、パンのレシピもメモメモ。
味のある絵、色使いも良かったなぁ。
大人のレシピ本ばかり見て作る普段よりも、ワクワクできて楽しかったみたい。
「ねぇ、これって本当の話なの?」
最近の長女がよく聞いてくるけれど、
とっくに空想物語と実話の区別はついているらしいので
ドキュメンタリーに感心する、本人の半生に思いを馳せる、
そういう時期なのかなぁと思って眺めている。
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自然体研究所のHP、すっかりお休みしていたけど
ゆるゆると再開しようかなぁ〜
年末(27日?)には、つくば方面で
久々のマインドボディヒーリング講座やも!?
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アリス・ウォータースさんの本を見ながら
長女がオムレツに挑戦(ただしバターをオリーブオイルで代用)。
卵もたまにしか買わないのだけど、このときは偶然買ってあったから、
小さな畑で採れた今年最後の各種ハーブを刻んで作ってくれた。
バターと卵の風味を楽しむオムレツだろうけども
赤ちゃん時代に乳製品アレルギーがあった次女のために、念のためバターは使わず。
おいしかったよ〜 ごちそうさまでした!!