研修生という立場上、
最小限の荷物だけで道場入りした私たち。
特に子どものおもちゃや絵本はほぼゼロ。
「そのへんにあるもので遊べますように」
と願いながら引っ越してきました。
しかし、屋内ではわーわーギャーギャー、
数少ないおもちゃ(に見立てた何か)を取り合う3人。
ずらっと並んだたくさんの絵本に児童書、
それぞれの年齢に必要と見極めた、
遊び方が限定されない素朴なおもちゃ・・・
つくばでは、そういったものにズラリと囲まれて
ずいぶん穏やかに暮らしていたものですが、
環境を整えていたからこその穏やかさだったなと、今思います。
子ども達の性質が穏やかなのかと勘違いしていました、私。。。
ううっ。
ということで5月の終わり頃、
とりあえず積み木を作りました。
そのへんに落ちている木の枝を片っ端から、
丸ノコでキュイィィーン!チュイィィーン!
木屑も払わぬうちに、小さい子たちが待ち構えていて
どんどん持っていってしまいます。
あぁ、心待ちにしていたのね、おもちゃ。
2ヶ月もガマンさせてごめんね。
脳内の理想はシュタイナー風の、
美しく光沢ある、バリエーション豊かな積み木。
でも、角もとってないし、コブも皮もそのまま、
蜜蝋もオイルも塗ってないのに、ずいぶん喜ばれてびっくり。
特に喜んだのは4歳になったばかりの次女!
数々の名作を生み出してきた彼女ですが
(⇒研究熱心 ⇒並べたい欲求)
作った直後から
母屋にこもってずいぶん静かにしているなと思ったら・・・
あげた積み木を全部使って、「でんちゃだよー♪」
転がる積み木たちを、よくもまぁ
薄い積み木に載せまくったもんです。
息子も興奮して、ひたすら積みます。
あまりに楽しそうで長女も寄ってきたほど。
(いつもはチャンスとばかり、遠くで読書にふけっている)
そうそう。
木の枝をカットしていて嬉しかったことがひとつ。
流れ星〜♪
どこまで切っても流れ星〜♪
(自然物コレクターの方々ならこの興奮、わかっていただけることかと・・・)
例年のごとく、冷房なし生活を満喫しているため
あまりにもお日様ギンギラギンの日など、みんな屋内でまったり。
大人が寝転んでいたいときはこれだ!
「お父さんの背よりも高くなるかな〜?」
どんどん!どんどん!
間隔をあけて長さを稼いで、またどんどん!
端から端まで走っては
「でんちゃー!」「すごぉーい!」と大喜びの子どもたち。(フフフ・・・)
早く自分たちの小屋を建てなきゃ、と焦っていた春から一転、
道場でやることありすぎて絶対無理!と自暴自棄になり。
住人同士の紆余曲折を経て、なんと一人の若者が
自分の改装したガレージを明け渡してくれました。(ありがたや・・・!)
台風のときや真冬は無理かもしれませんが(只今母屋に避難中)、
通常時の寝床として、大変助かっています。
しかし、子どもが安心して、集中して遊べる場所の必要性もまだ感じます。
環境を整える、ということの大切さを
色んな場面で実感している日々です。
「おもちゃ・遊具」関連記事:
うちの遊具 おもちゃはなくとも 壊れやすいもの 森のブランコ
* * * お知らせ * * *
時の流れとともに、
地主さんそれぞれの事情も移ろいゆき・・・
つくし農園の小屋を移動することになりました!
さぁ、古代エジプトに思いをはせて(笑)!
7月14日(土)小屋をピラミッド建造みたいに移動する会!
私や子ども達も、
なんとかつくばに駆けつけたいな〜と思っています^^
そして週の半ばにはこちら。
ただ「居る」だけで里山を整備しちゃう
ひきこもり経験者限定企画、
楽しいお泊まりバージョンだそうです〜
7月12日〜13日 第7回 森の新月カフェ「お泊り!」
汗を流したあとのお風呂とお食事(お酒も?)、すてきー!
* * * まかない日記 * * *
暑すぎるとか、台風とかだと、
火起こしもちょっと敬遠してしまいまして・・・
必要は発明の母!
(朝の残り火で沸かしておいた)お湯だけで作るお味噌汁〜!!
細く細く刻んだ大根と人参は塩もみして置いておき、
そこに干しワカメ、煮干し、白すりごまを加え、魔法瓶のお湯をドバーッ。
野菜の塩気と乾物たちの旨みで、ダシいらず、味付けいらず♪
沸騰後の、具を煮る時間とエネルギーが省けるのですから、なんてエコ!
ごはんと一緒に食べると、永谷園のお茶漬けみたいな味がします(笑)
これは久々に雑草屋の殿堂入りです〜。
お庭のレタスやハーブたちを、実家のパプリカと和えて
もりもりいただきました。ごちそうさまでした!