夫婦そろって花粉症だった数年前、
ピーク時には2日で箱ティッシュが空になっていました。
さらに、私はストレスが高まってくると
ズルズルと鼻水が出続ける、いわゆる鼻炎持ちで
箱ティッシュを抱いて家中を移動することもしょっちゅう。
(今となってはどれもストレスが原因と自覚して
花粉症も鼻炎もピタリとなくなりましたけども)
ある日、箱ティッシュの在庫が尽きたのをきっかけに
なんとなく、ティッシュをやめてみました。
そしたら意外と大丈夫で・・・
気づいたら、箱ティッシュをやめてから
もうすぐ2年になります。
(ということで、今日の写真は主に2年前のものから。娘たち小さい〜!)
◆箱ティッシュをやめるまでの経緯
・夫の友人に衝撃
次女がまだ生後2ヶ月の頃、
お呼ばれしたお友達のお宅で
「ティッシュもらえますか?」と言ったところ、
「あ〜うちティッシュ使ってないのよー
ちょっと待っててね、物置にあるから」
なんて答えが!!!
これは衝撃でした。
お子さんが3人もいらっしゃるのに、
汚され盛りなのに、ティッシュなしですってー!?
この強烈な驚きが、
ずっと頭の隅っこに残っていました。
・夫は花粉症のピーク時に手ぬぐい使用
以前の夫は重度の花粉症。
鼻水MAXの時期には、
ティッシュじゃ足りないとばかりに
古い手拭いでブーブー鼻をかんでいました。
当時は、うー、汚い〜、と思っていましたけどね。
・次女がティッシュを1回使ったら丸めてしまう
2才になった次女が、箱ティッシュをしゅっと取って
すいっと鼻を拭いてはクシュクシュッと丸めて捨てる、
というのを何ヶ月も繰り返していました。
これは本当に困りもの。
ティッシュを箱から全部出すのは
モンテッソーリで言う「自然から与えられた宿題」なのでいいんですが、
この場合、私の知らないところでも捨てちゃって
ゴミ箱がティッシュだらけ。
無駄遣い状態になっていたのが悩みの種でした。
・私の鼻炎でティッシュ1箱がすぐなくなる
アレルギーか何かだと思い込んでいた、私の鼻炎。
始まると、もう水道のようにじゃあじゃあと
とめどなく鼻水が出るんです。
今思えばただのストレスなんですが
知らなかったあの頃、ひたすら鼻をティッシュでかんで
1日で1箱つかいきることもザラ。
鼻の下は擦り切れて痛いし、
“ピーク時には手拭い派”の夫には
軽蔑されているような気もしていました。
◆箱ティッシュをやめたきっかけ
家の買い置きティッシュが全部なくなった、
けど買い物にも行けない、
そんなピンチ(チャンス)が到来したのは
息子が生まれた2016年夏の、終わり頃。
(ちょうどお宮参りの頃だった)
もともと、ちょっとした汚れには
なるべく古着を切ったものを使っていたので
一番ティッシュを使うシーンといえば、鼻水でした。
家にたくさんある手拭いの中から
特に古い手拭いを選んで「鼻かみ手拭い」と称し、
鼻をかむようにしました。
◆箱ティッシュなし生活、1年目の振り返り
1年やってみてのメモを見ますと・・・
・手ぬぐいで十分
手拭いは畳んで本を読むように開き
奥のほうから使っていきました。
汚れ部分はピタリととじて(くっつく)、
手前へ手前へと使っていき、また新しいページへ。
こうすることで汚れた面が肌につくこともなく
常にきれいな部分で鼻をかむことができました。
使い心地は、
ティッシュよりも古い手拭いのほうが柔らかく
鼻の下の荒れも激減したのが嬉しかったです。
・洗えばまた使える
ほぼ無限に使える、鼻かみ手拭い。
水に浸けておき、
手洗いするだけでまた使えるので、
とても経済的です。
・鼻水が減った!鼻炎がなくなった!
ティッシュで鼻をかむ
=いくらでも鼻水を出していい
=とまらない鼻水
の無限ループだったのが、
手拭いで鼻をかむ
=洗わなきゃいけない
=早めにおさまる鼻水
=鼻炎自体が減少
よほど脳もショックだったのでしょうか、
いくらでも鼻をかめるわけではないと悟ったのか
鼻炎を発症することがなくなっていきました。
疲れているときに家族分の鼻かみ手拭い(洗い物)がたまると
手洗いすら億劫になるけれど、
それでもデメリットを大きく上回るメリットがあると感じました。
(台所が家の中にあるって重要だったなぁ・・・穏やかに手伝う娘たち)
◆箱ティッシュなし生活、2年目の振り返り
・古おむつのほうが洗いやすい
手拭いは面積が広いので汚れの量もハンパなく、
どうしても洗うのが億劫でした。
あるときから、使い古した布おむつ(輪おむつ)を
ハサミでじょきじょきと切って使うように。
1枚の布おむつから4枚の鼻かみ手拭いが取れます。
端はもちろん切りっぱなし。
これがとっても良かったのです!!
小さいから汚れたらすぐ洗面所で洗えちゃうし、
薄いからすぐ乾く。
色がだんだん汚くなってきたものを集めてベンガラ染めにしたら、
風格が上がってまたお気に入りになりました。
布おむつが身近でない場合は、
古いカッターシャツやYシャツ、
さらしを切って使うというのでもいいかもしれません。
◆結論
『 ティッシュがなくても生きていける 』
より持続可能な暮らし方を手に入れたぞ!
◆今後の課題
トイレットペーパーはまだ使っているので、
ここはまた考えねば、、、
いや、いざという時は葉っぱで拭けるんですが
葉っぱを日々集めてはトイレに常備する、というのがまだできなくて。
バイオトイレに葉っぱもポン!と捨てるような
気楽な暮らしにシフトしていきたいものです。
そうそう、我が家のティッシュ代用品(布おむつの切れ端)は
後日、もうちょっと詳しくご紹介したいと思います。
関連記事:布は巡る 古着を捨てる前に タオルで布ナプキン
* * * お知らせ * * *
おかげさまで無事、畑の小屋を
ピラミッド建築さながらに動かすことができたようです。
つくばでお集まりいただいたみなさま、
炎天下での作業、お疲れ様でした!ありがとうございました!
* * * まかない日記 * * *
今は冷蔵庫のない暮らしなので、野菜を切って中途半端に残すことができません。
キャベツ1個と3色パプリカ各1/2個(サラダの残り)を干しておきました。
日中干しておけば、夕飯の支度で火の通りが格段に良くなるのです♪
豆苗を使ったあとに水を代えながら(夫が)世話して、嬉しい収穫。
切ったトマトをどっさり敷きつめたお鍋に
タイム、ローリエ、ローズマリーを入れ、
干しキャベツを入れてぐつぐつ。
ある程度火が通ったら干しパプリカと豆苗も入れ、
塩を振って、くったりするまで煮込みました。
この1週間は夫がいなくて孤軍奮闘、疲労困憊。
なので超手抜きメニューが続いていました〜。
(火の管理が疲れたからバゲットでいーや!とかね)
でも、おいしかったから良しとしよう。
ごちそうさまでした!