こぐま塾や、つくば自然育児の会でご一緒するみなさんの中に、
素敵なお弁当箱だなぁ、食べるのが心地よいだろうなぁ、
と憧れる方が何人かおりまして。
でも私は、普通のお弁当箱すら面倒な人間だったので
きっちり積みあがった(スタッキングできる)タッパーに
どどん!と盛り付けるカンタン弁当が
どうしてもやめられませんでした。
が!
あれは確か、一年前。
春から夏に移るころ、
寝坊してしまい、炊きたてアッツアツのごはんを
タッパーに盛り付けていたところ・・・
ふわぁーん
昔、電子レンジでタッパーを温めすぎたときの
あの、化学のニオイが立ち昇りました。
うっ・・・
冷めてからも、食べるときも、
なんだかお米にあのプラスチック臭さが染み付いていて。
そこから急遽、本能的に「お弁当箱を変えてみよう!」と動き出し、
実家で眠っている木製のお弁当箱を全部送ってもらいました。
秋田の曲げわっぱ、樺細工、くりぬき・・・
製法も形もさまざまに、久方ぶりに日の目を見たお弁当箱たち。
綺麗に洗って使ってみれば、
アツアツごはんを入れても異臭なし。
湿気をほどよく木が吸ってくれて、
タッパーで経験するような “ 端っこのごはんべっちょり ” がありません。
しかも、不思議なことに
蒸し蒸しする初夏も、暑〜い夏場も、
傷みの進行がゆっくりなのです。
わざわざ買わない、という選択をしたため
形がバラバラで、家族全員のお弁当箱を持ち歩くと
ちょっと大げさなほどの荷物なんですが
それでも木のお弁当箱には、
持っていきたくなる気持ちよさがあります。
ちなみに、これから買おうかなという方に
何がオススメかといいますと。
学生時代、筑波大の実習林がある、静岡県の井川というところで
曲げわっぱ×漆の見事なお弁当箱「井川めんぱ」に出会い、
感動したので、それをおすすめしています。
入れ子になっているものをこぐま塾の方が持っていらして
本当にため息が出るような佇まい、機能美だったのですよ〜。
親子で入れ子のサイズをうまく使い分けると
帰りの荷物がぎゅっとコンパクトになって、まことに素敵でございました。
関連記事:電子レンジなし生活のコツ 洗剤なし生活
* * * お知らせ * * *
来週の週末は、つくばに行きます!
22日(金)森の新月カフェ ※ひきこもり経験者限定
23日(土)つくし農園(個人で草刈りなど)
24日(日)同上
25日(月)新月カフェ ※ひきこもり経験者限定
片道3時間の家族ドライブ、がんばります。
お会いしてくださるみなさま、
泊めてくださるみなさま、
どうぞよろしくお願いしまーす^^
* * * まかない日記 * * *
千葉の南房総は、茨城のつくばよりもぐっと温暖。
春は、さまざまな恵みを、ほうぼうからお裾分けいただきました。
こんなに毎日、ソラマメを贅沢に食べまくったのは生まれて初めて!!
せっかく火起こしをする日々なので、ソラマメのグリルも楽しみました。
今はトウモロコシを皮ごとあぶり焼きにして食べています。
ギフトに感謝して・・・ ごちそうさまでした!