2018年05月24日

ザリガニとジャンボタニシを食べる

今年の田植え初めは、ブラウンズフィールドにて。
道場と近いこともあり、何かと行き来させてもらっています。
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水の浅いところには、ザリガニやジャンボタニシがいっぱい。

スタッフや田植えのお手伝いメンバーの方々も
食に興味のある人が多いだけに、
ザリガニを食べる話で盛り上がり・・・

たっぷり収獲させていただきました。
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だいたい3日間は、水を替えながら泥抜きします。

ブラウンズフィールド育ちなので泥も安心ですが、
泥臭さはないほうがおいしいので^^;

ザリガニが顔を出せるくらいの水を張り、数が多い分、
一日に何度も水を代えたほうが良さそうだねと話しました。
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パーマカルチャーと平和道場にも、
たっぷりお持ち帰りさせていただきました〜。


実は、
泥抜き期間に充分な餌(葉っぱなど)をあげ忘れてしまったため、
共食いが頻発してしまいました。

(大きなザリガニが死んでいることも多かったので
 もしかしたら、共食いの前に餓死したのかもしれないけど)


朝、お亡くなりになっているザリガニをひっぱり出しては
コンポストに持って行き・・・

という作業に鳥肌を立てつつ、

「あ〜 後頭部がゾワゾワするこの感じ、
 生き物を殺して食べるこの後ろめたさ、久しぶりだなぁ」

と感じていました。(フナのとき以来です)


道場ではゆるベジの我が家だけでなく、ヴィーガンの人もいるため
動物性のものは、ほぼ食べずに暮らしてきたのですが。


久々の動物。久々の殺生。

「ザリガニ、やめておくわ」
「もうちょっと命に向き合ってからにするね」

そんな言葉も住人から出てました。


とはいえ、主体的にハンティングした私と娘たち。

責任を持って3日間、丁寧にお世話(泥抜き)をして、
まずは小さくて柔らかそうなザリガニからいただくことにしました。
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春のザリガニったら、脱皮したてなのか、みなさんとっても柔らか!
背中を掴んだだけでも殻がペコペコとへこむので、素揚げに決定です。

ロケットストーブに火を起こし、
オリーブオイルをひいたフライパンを熱したところへ
ザルで水をよくよく切ったザリガニたちをじゃーっと入れます。
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熱さに蠢くザリガニたちに
背筋がゾワゾワ、後頭部がざわざわしつつ

「ごめんなさいごめんなさい・・・
 大事にいただくので成仏してください・・・」

両手を合わせながら料理を進めます。


でも、色が真っ赤になり、エビのようないい香りがしてきたらもう
「生き物」から「食べ物」へと意識が変わっているのだから不思議。

安全のためにもじっくりしっかり火を通して、
塩と胡椒をふったらできあがり!!
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お味は・・・

川エビよりも断然肉厚でジューシー、
甘エビみたいに甘さが溢れ、殻ごといける!!

春のザリガニって、すご〜〜く美味しいんだなぁ!と感動しました。


朝から田植えをいっちょまえに頑張り、
ザリガニ捕りも一番積極的だった長女は大喜び。
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泥抜き4日目は、ハサミのイボイボもいかつい
大きいザリガニさんたちを調理することにしました。
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殻が固かったとしても、ダシを味わい尽くせるよう
トマトソースのパスタに決定。
アメリケーヌソースのイメージです。


まず、にんにくと赤唐辛子をオイルでじっくり熱し、
香りがしっかり出たら、刻んだ玉ねぎを入れて塩を振り、
甘みを引き出すようにしっかり炒めます。

さらに刻んだトマトをどっさり入れて、どんどん煮詰めます。
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ザリガニは、火を頭までしっかり通したいのと、
本体がダシガラになってはもったいないのとで、
トマトソースには入れず、別フライパンでじっくり素揚げにしました。

塩と胡椒で下味をつけておき、
ソースを煮詰める後半くらいの段階で素揚げザリガニをイン。
(飾り用に何匹かは別でとっておきました)

パスタは固めに茹でて、仕上げはトマトソースでぐつぐつ。
ソースの旨みをパスタに吸わせて、アルデンテで調理終了!
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道場メンバーが育てたバジルやパクチーを豪快に散らし、
差し入れのポテトサラダも添えて、いただきまーす♪


これがね、もう、
唸るほど美味しかったんです・・・!!

旨みをしっかりパスタが吸っていて、
でもザリガニにも甘みと旨みがたっぷり残っていて。


懸念していた殻の固さですが、
全く問題なく食べることができました〜。

かつて秋に食べたときは固くてどうしても殻を食べられなかったのですが
春はどうやら、だいたいの個体が柔らかいみたい。


田植え中のザリガニ捕りを寛大に見守ってくださった
ブラウンズフィールドのみなさんに感謝です。
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(デコさんファミリーになぜか照れまくる息子)


最後のザリガニさんは、
ガツーンと塩と胡椒を強くきかせ、大人のおつまみっぽく。
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これまた美味しかったなぁ〜。


そうそう。

ジャンボタニシもいーっぱい、いたんですよ!
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ジャンボタニシ、昔は外来種のでっかいタニシという位置づけでしたが
今ではタニシとは別で、スクミリンゴガイというそうですね。

どぎついピンクの卵の塊、田んぼの用水路で見たことがある方も多いのでは。

捕った理由は、
私のおばあちゃんが「昔はよう食べよったよ」と言っていたから。
(それは日本のタニシで、もっと黒々として小さく、味も良かったみたいですが)

でも、目の前にあるのはジャンボタニシ。

ザリガニと違って壁面をどんどん登って脱走してしまうので(汗)、
泥抜きの間、タニシコーナーにはザルをかぶせていました。


ま〜、なんとか調理してみまっしょい!
と気合いを入れて、まずは少量のお湯で塩茹で。

お汁は味噌汁のダシに使いまわし、
下茹でしたジャンボタニシは爪楊枝でくるーりと身を出しました。

さすがジャンボタニシ、何匹かはパッションピンクの
“卵のもと”みたいなものがあります。

人にはそこまで毒がないらしいですが、
ピンクだけ取り除くと気持ちが楽になるかと。


フライパンにタニシの身とおろし生姜、醤油を入れて火にかけ、
ゆすりながら、火を通す意味も含めてどんどん煮詰めていくと・・・

ジャンボタニシの佃煮風、できあがりー!
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ツブ貝と言われたら誰も気づかないんじゃないかな?
というくらい、普通の貝のお味でした。おいしかったなー。

そもそもが食用として日本に持ち込まれ、養殖もしていたというのですから
ジャンボタニシを食べるのは間違いじゃないのでしょう。うむ。


豊かで美しい、ブラウンズフィールドの田んぼ。
(夫がつくばで最初にやっていた場所の田んぼに似ています)
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心地よい住みかと、庭と、畑と、田んぼ。
それらが木々に囲まれていて、静かな場所。

私がずっと理想としている空間が
ブラウンズフィールドで営まれていました。


田植えは子どもの世話で半分ほどしか参加できなかったのですが
とびきりおいしいお昼ごはんまでいただき、幸せいっぱい。

ブラウンズフィールドのみなさま、本当にありがとうございました!

そして、命をいただいた
たくさんのザリガニとジャンボタニシにも、感謝・・・!


「生き物を食べる」関連記事:
命を奪って食べている −生きたフナをさばく− ザリガニを食べる



* * * お知らせ * * *

もう直前ですが・・・夫より。

新月カフェVol.24 @ゆかりの森

ひきこもりの当事者、経験者(元当事者)のみ参加できる、安心な空間。
27日の午後に開催だそうです〜



今回はまかない日記はお休み^^
では、また〜♪

posted by miya at 22:05| Comment(2) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

みんなの子ども

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小さい頃は、地域のみんなに育ててもらった。

親は共働きだったし、
祖父母もまだ働いていたから、

谷あいの小さな集落の中、
みんなが子どもの保護者だった。

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(大地の再生講座を道場で。ブラウンズフィールドのキッズも来て大賑わい)


近所のおばあさんの家で
箒作りをずーっと見ていたり、

おじいさんに隠れて
田んぼの畦に穴をあけたり(で、𠮟られる)。

生きたカニを杵と臼で搗く(!)ところから、
カニ汁の一部始終を見物し、

橋から小川に鶏を吊るして絞める(!)のを、
近寄ったり逃げたりしながらこわごわ眺め。

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(穂高養生園ゆかりのメンバーも参加。憧れのスポットにまつわる人々が続々現れる毎日)


小さなたけのこ工場で、
大勢のおんちゃんおばちゃんが働く合間をうろちょろ。

田んぼに干してある藁の山にもぐって遊び
(で、向こうの山からおばちゃんに大声で𠮟られる)。

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知らない人が入ってきたら、
それとなく大人が寄ってきて
「あんた誰ぞね」「おまん誰ぜよ」
「どこから来たがかね」と確認。

見慣れない野良犬、
イノシシが出たこと、
倒木、落石、崖崩れ。

地域のいろんな危険は、
みんなが教えてくれたし、
声を掛け合って解決していく。

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(いすみの薪ネットに参加。チェンソーの手入れまで詳しく教わる)


小さな小さな夏祭りでは、
青年会の儀式があった。

中学にあがって青年団に入ったお兄さんたちを眩しく眺め、
いつか自分もと憧れる私たち小学生。

大人たちが地域のために、
仕事以外のたくさんの活動をしていることを
肌で感じながら育つ。

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4月から、
いきなり小さな村になっている
パーマカルチャーと平和道場」。

大きなお兄さんお姉さんに囲まれて、
かまってもらって、
子ども達は幸せいっぱい。


とはいえ、
ベッタリ甘えてくるとき、
ワガママなとき、
食べすぎなとき、
邪魔されるとき・・・。

困らされるときに、
我が家の子ども達にどう接すればいいのか?は、
ずっと、他の住人みんなの懸念ポイントだった。


 子どもなんて連れてくるんじゃなかった・・・

 きっとみんなすごくストレスがたまってる・・・

 どうして子連れで申し込んじゃったんだろう・・・


みんなの顔を見るのが怖くて
どんどん悪いほうへ
考えが膨らむこともしばしば。

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(小松ファミリーの小屋建設予定地)



だけど、ここからが道場のすごいところ。

もうダメー!限界!!というタイミングで、
必ず誰かが個人的に寄り添って対話していたり、
全員で無防備さをさらけ出して気持ちを共有したり、
共感のワークをしたりする。

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(私が苦手な女子的ヘアアレンジ。道場のお姉さんがやってくれる)


それだけで、
対話したり、共感し合うだけで、

あれほど絶体絶命と思えた状況は、
するするする〜っとほどけ、
あっという間に解決していく。


それは、
具体的な解決策を議論するとかではなく、

もっと根本的な、
心の叫びに寄り添うということ。

怖がらず、信頼して、共有するということ。

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(ギフトエコノミーの鉄板、ポットラック。双方に無理のない持ち寄りパーティーは、イベント時のお約束)


「小松家の子ども」じゃなくて、
「みんなの子ども」でいいんじゃない?

そんな言葉が出た。


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(背中はgreenzのなおさん。つみき設計のみなさんと障子貼り)



 子連れですみません

 うちの子がすみません

 迷惑かけてすみません

 大きな声出してすみません


私だけじゃなく、
都会で子育てしているお母さんたちは、
心でも言葉でも、謝ってばっかりだと思う。


昔ながらの子育て、コミュニティでの子育ては
きっと、「みんなの子ども」だから、育てやすい。

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「安心できる子育て」関連記事:
親愛 旅先の人々1 旅先の人々2 家庭保育とホームスクールの様子 −秋−



* * * お知らせ * * *

今年度より“自然農サークル”となったつくし農園
明日は5月の集合日です♪
(つくしBlog、まだ整理できていなくてすみません〜)

一家で早起きして、千葉からつくばに向かいます!

明日、畑でお会いできる方はよろしくお願いします^^



* * * まかない日記 * * *

大好きなスパイスカレーを作りました!
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偶然パクチーのおみやげが登場して、満足度アップ。

道場の畑も(夫が)スタートしたことだし、
パクチーの苗を植えたいなぁ。

今日はこれから、
次女のお誕生日パーティーに向け、
準備開始でございまーす。

ではまた〜^^


posted by miya at 11:30| Comment(2) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする