2018年02月16日

夜だけ『ゴム紐なし』生活 -暖房なし生活 発展編-

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◆ 暖冬じゃなかった ◆

この冬は暖かいなぁ〜、と思っていました。

1月の徹夜仕事で深夜に湯たんぽを出したのが4回。

来客時以外は本当にエアコンもストーブも出番がないばかりか、
家事をしていたらポカポカしてきて
必需品だった半纏を脱いで過ごすこともしばしば。

もう節分を過ぎたら春の陽気で、
なんて短い冬だったのかしらと・・・

でも、今年はすごく寒い冬だとあちこちで書かれていたので
どうやら、私や家族の代謝があがり、体温が高くなっているみたいです。
(体温計を使わないので、明確に体温が何度とはいえないんですが・・・)

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◆ ゴム紐が身体に悪い!? ◆

例年の暖房なし生活に加えて、今年取り入れたのは
ずばり、

 「 ゴム紐なし生活 」。

見元良平先生というお医者さんが提唱された『ゴム紐症候群』に、
我が家はすごーく納得したのです。
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健康であるために―ゴム紐症候群について

見元 良平【著】
※目次が見れるためリンクを貼っていますが、本は手に入りません


簡単に言うと、

・ゴム紐の入った衣類が日本に流入して以来
 様々な疾患が増えてきた

・じわじわと締めつけ続けることは体表の血流を妨げ
 人間の治癒力を低下させる

・入院患者にゴム紐なしの衣類で過ごさせると
 ゴム紐ありの患者に比べて治癒が非常に早かった
 (火傷の治りなど写真つきで記録がありました)

といったお話で、それをまとめた本が
1977年(!)に出版されていたそうです。
(高知のお医者さんだそうで、ここにも土佐の偉人が!と嬉しかったな〜)

詳細HP⇒「ゴム紐症候群」について 引用⇒ゴム紐症候群(1) (2)


つくば身体操法研究会小磯さんから教わるまで
この理論を全く知らなかったのですが、
これは今後の医療界&衣料界に革命を起こすんじゃないかなぁ〜。


◆ 体の表面がカギ ◆

「体表が本来の動物としての状態を保てているかどうか」
というのはここ数年来の我が家の大きな関心ごとでして。

野人むーさんの著書

の中でも、

・体表の微生物(常在菌)のバランスが取れていれば体臭はなくなる

・魚はもともとは生臭くなく、
 体表のヌルヌルが破壊された瞬間から生臭さを発する

といったお話があり、これは真実だなぁと納得したのが確か、4年ちょっと前
私たちが洗剤なし生活石鹸なし生活を始めるきっかけとなりました。


◆ 夜、全裸で寝始めた夫 ◆

話は戻って、『ゴム紐症候群』を知ってから
夫が全裸で寝始めました。

秋だったかな、冬になってからだったかな。

裸なんて、や〜め〜て〜!と思ったんだけど
(だって別にゴム紐なしの服で寝ればいいじゃん)、

 とにかく暖まるよ!足がポカポカだよ!
 冷え取り靴下なんかより絶対意味があるから!

と激推しされる日々が続きまして・・・

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(大寒波到来の1月下旬、大豆の脱穀。夫そういえば裸足でした)


◆ パジャマをやめてみた ◆

まずは、ぎゅーっと腰を締めつけていた
厚手の冬パジャマを脱いで布団に入ってみました。

と言っても、暖房なし生活の方針として
厚着で暮らし、布団にもやや厚着でもぐりこんでいたので
外側1枚を脱いだ程度なんですが。

薄手のマタニティスパッツ(=ウエストゆるゆる)1枚、
長袖シャツ1枚で2日ほど眠ってみたところ、

 ・・・冷え取り靴下が、イライラする。

 おーい靴下さん!
 あなた、かなり私を締め付けてるやん!
 もう、無理〜!

3日目には長年の冷え取り習慣だった靴下を脱いで
裸足で眠るようになりました。

冷え性を自覚する私が冬に裸足で眠るなんてアナタ、
冷え取りを始めたのが8年前ですから、実に9年ぶりのことですよ〜!!

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(11年前、姉が切迫早産で長期入院中に編みまくった赤ちゃん服。今になって我が家で流行中)


◆ ゴム紐なしで、朝は汗だく!? ◆

眠りに入るとき、まだ私は足先が冷たいことも多かったんですが
そんな時は指先をグッパーグッパー、60回くらい高速で動かしてました。

すると時間差でポポ・・・ッと、体内から温かくなっていくのを感じるんです。


驚くのは、朝。
布団の中で、足が汗をかいているんです〜!!

なので、毛布に直接触れて寝ることができなくなります。
(蒸れて気持ち悪いんです)

で、汗を呼吸してくれるタオルケットが肌に触れるようにしました。
そうなると静電気も起きないし、身体がすごーく気持ちいい。


暖房なし生活ゆえに毛布を2枚使ったりもしていた一年前と違って、
今は肌触りのいい薄手のタオルケットと毛布、そして掛け布団。

真冬、家のどこかの窓が一晩中あいたままになっていても
誰も気がつかないくらい、みんなの体温があがりました。

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◆ 日中も体温高め ◆

冒頭で書いたとおり、日中の服の枚数も減りました。

まず、高機能インナーがいらなくなりました。
汗を吸ってくれる綿の肌着だけでOK。

そして、真冬に車の運転(これも暖房なし)をするとき
以前なら冷た〜いハンドルを握るために手袋をしていたのが
今年は一度も手袋を使う必要がありませんでした。

真冬のひざ掛けも前は必須アイテムだったのに、
今年はドライブ中のひざ掛けをみんな持て余し気味。

運転中に体温があがってきてダウンを脱ぐ、
駐車中に暑すぎて窓を全開にして過ごす、
コートを忘れて出かけちゃう、
なんて場面が何度もありました。

どれも、真冬の話、暖房なし生活での話です。

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◆ 身体を修復する「夜」だけでも・・・ ◆

何も全裸にならなくても、例えば女性なら

 夏物の綿素材のワンピース(ゴム紐が一切ないもの)だけを着て寝るとか、
 ノーパンに抵抗があるならゴムが完全に伸びてる下着で寝てみるとか。

それだけでも劇的に身体が変わるので、おすすめです。


昼間の活動に比べて、夜は身体が自己修復する大切な時間。

その夜に「ゴム紐なし」で過ごすということは、
体表の血流を妨げないから、血行が良くなり、
体温を上げ、代謝を上げ、本来の治癒力を取り戻せる。


我が家ではそれを身をもって体験しましたので
暖房なし生活シリーズの発展編として、ここに記録しておきます。

来年はどこまで行くんだろう!?
楽しみです〜♪

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※今回、文中リンクが多くて読みにくくてすみません!
 自分のためのメモを兼ねているので、ご容赦ください〜 > <;



* * * お知らせ * * *

まもなくです♪
2月18日 第30回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座〜花粉も腰もまとめて体質改善! Blogはこちら

合宿の申込みは2月28日までだそうです!
180303-04open_labo.JPG
3月3日〜4日 身体と心を味わいつくす! 〜ヨガ、瞑想、心身治癒法、プチ断食etc〜

Blogはこちら

そして3月も予定が決まりました〜
3月25日 第3回 マインドボディ アドバンストコース〜心で治癒する日常へ Blogはこちら

自然体研究所のご案内ばっかり!? ハイすみません〜!
雑草屋系のご案内は、また、できるときに・・・^^;



* * * まかない日記 * * *

実家が柑橘の国に近いもので、やたらとミカンが届きます。

で、おやつに果物ばっかり食べると血糖値あがっちゃって
気持ちの乱高下により、興奮・ぐずりなど、子育てがとっても大変になるので、
できれば食事として消費しちゃいたいわけです。

3歳次女、もっぱらミカン係。ひたすら皮をむいてもらいます。
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半分に切ってお鍋に並べ、塩をパラ〜っと振って。
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弱火でぐつぐつ。
恒例のコンポート的な何か。
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パンケーキにのせてお昼ごはん。
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ごくろうさまでした♪
posted by miya at 22:15| Comment(0) | 身体を整える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする