2017年06月24日

よもぎの薬効と下処理について

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よもぎ餅、よもぎパンケーキ、よもぎベーグル、よもぎスコーン・・・
庭先のよもぎを見守り、田畑のよもぎに舌なめずりしている私。

昨年から始めた“華麗なるよもぎ生活”を、今年も楽しんでいます。
※昨年まとめた記事がこちら ⇒よもぎを食べよう、育てよう


自然療法の食養生では、よもぎがたくさん登場します。
手持ちの書籍からかいつまんでご紹介すると・・・
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ヨモギ
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モチグサの名で親しまれるヨモギは、たいへん強い草で、山野、道端、どこにでも生えます。

漢方でも、ほとんどの病気の調合に使われるほど、薬効の多い野草です。
お灸のもぐさの原料も、ヨモギであることはご存知でしょう。

整腸作用が大きく血液を浄化します。
草もち、青汁、お茶、エキスにして用います。

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= 薬効 =
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【痔出血、下血、子宮出血】
葉20g、ひね生姜5gを煎じて飲みます。

【切り傷】
生葉(なるべく若くやわらかいもの)をよくもんで、汁を傷口にたらしこみ、
その上に、もみかすをのせて包帯をしておくと治ります。
 
【神経痛、リウマチ】
葉15g、ハトムギの果実4g、カンゾウ2gを、4合(約720ml)の水で2合に煎じて飲みます。

【高血圧】
生葉の青汁を盃一杯ずつ、食前に飲むとよく効きます。

【腹痛、腰痛、ぜんそく】
青汁を食前に盃一杯ずつ飲んでもよく、葉15gを煎じて飲むのもよいでしょう。

そのほか、葉茎で薬湯をたてて入浴するのもよく、
腰痛・感冒・神経痛・リウマチ・こしけ・打ち身などにもよく効きます。
煎じ汁で腰湯にして入るといっそう効果があり、ニワトコを加えるとなおよいのです。

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= 食用 =
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お灸などで外用しても効果満点のこのもぐさですから、
食べたらもっとよいことを、昔の人は知っていたと見えて、
草もちをはじめ、佃煮や汁の実、よもぎ飯などにして利用してきました。

よもぎは夏には芯をつみ、秋には下の方から新しいよもぎが出てきますから
これをつんで一年中できます。

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若葉の頃の草もちを、玄米餅米で作ってみましょう。
便通を助け、お腹の調子がよくなって、体が軽くなります。
胃腸や肝・腎など内臓の働きのためにとてもいいのです。

また、ゆでて、まな板の上で細かくたたき切りをして、
小麦粉、ソバ粉、胚芽などを混ぜてダンゴをつくり、
黒砂糖蜜をまぶし、きな粉をつけて食べても、健康的でおいしいおやつになります。
小豆あんを入れて大福にしてもおいしいものです。

薄い衣に塩味をして、菊の葉を揚げるようにサッと揚げて天ぷらにすると、
パリパリしておいしく、佃煮や、みそ雑炊にきざみこんでもおいしくいただけます。

春になったら、この自然の恵みを大いに利用して元気に過ごしてください。
体が特に弱い方は、根ごと採集して洗って干しておき、
お茶の代わりに煎じて飲むとよいでしょう。

「家庭で出来る自然療法」「薬草の自然療法」「真心がつくる健康料理」-東城百合子著- より抜粋・引用)
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なんともマルチな存在!
ぜひとも生活に取り入れたい、重要食材です。
(実際、沖縄では野菜扱いだそうですし。)


この春、よもぎの下処理についての質問が多かったので
今日はよもぎの下処理にフォーカスして書いてみます。


●よもぎの収穫
よもぎは芯(穂先)から摘み、周囲の葉も軸を茎に残し気味にしながら摘みます。
硬い部分を摘まないほうが、後で刻むときに楽です。
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美しい、濃い緑色のよもぎ餅を作ろうと思ったら
大きなボウルに山盛り1杯は必要です。(写真は小さなボウルにちょこっと。少ないです)
ふんだんに入ったよもぎが、身体を浄化してくれるんですね〜。

●下茹で
たっぷりのお湯に塩を入れ、洗ったよもぎをさっと茹でます。
自然療法では、重曹は入れません。時間にして20秒〜1分くらいでしょうか。
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浮きやすいので菜箸で押さえるようにして茹でてください。

ザルにあけ、水に放ちます。
春先はさっと、熱が取れる程度でいいと思います。
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ただ、夏のよもぎを使う場合や、
子どもになんとか食べさせたい、好きになってほしい、という場合は
水に20分くらい浸ける、水洗いをしっっかり繰り返すなどして
よもぎのアクを減らします。

●包丁でたたく
絞ってザルなどに取り、まな板に載せて包丁でたたきます。
まずは少量ずつ刻んでいくのがおすすめ。
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ひととおり刻み終わったら、平らに広げて
ダダダダダダダーっと縦横に包丁でたたきましょう。
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●よもぎの保存
よもぎ摘みを頑張りすぎて、下処理が終わらない・・・
そんなこともあるかもしれません。

まず、生のまますぐに天ぷらや佃煮、雑炊などに料理するのも手です。
でも、後日のためにとっておきたいのであれば

「葉がピンとしているうちに洗い、
 下茹でだけは済ませ、冷凍で保管する」

ここまではなんとか済ませてしまいましょう。


刻むのは後でも構いません。

むしろ半解凍状態でザクザク刻んだほうが楽なこともあります。
刻まずにそのままスコーンやお好み焼きに入れても美味です。

もちろん、細かく刻んで冷凍すれば、何にでもすぐ使えて最高です。
パンなどに入れたい場合、刻みよもぎに分量の水を加えてジューサーにかけると
より鮮やかな緑ときめ細かな食感を実現できます。

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なお、沖縄料理でフーチバージューシーなどに使う場合は
よもぎをたっぷりの水でもみ洗いするだけに留め、下茹ではしません。
洗って冷凍し、早目に使うのがよさそうです。


よもぎの下処理については、以上でおしまい〜。
よもぎ団子のおすすめレシピについては、またいずれ・・・。


あ、大事な事ですが。

東城先生が本を書かれたころとはずいぶん変わって、
今や除草剤天国・ニッポン。

いつでもよもぎが手に入るという時代ではありませんので

・空き地の草刈りを申し出て、ヨモギを育てる
・ヨモギを株ごと庭に移植し、育てる
・ヨモギ畑(!)を作る

などなど、あの手この手でよもぎを増やすのがおすすめ^^;

孫の時代まで、身近な場所によもぎが残っているといいなと思います。


「よもぎを使った自然療法」関連記事:
虫さされ対策 副鼻腔炎(蓄膿症)を治す(下) 野草で青汁作り 喘息(ぜんそく)の治し方



* * * お知らせ * * *

7月最初の日曜日。
ゆったり、静かに、過ごしてみませんか。
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7.2(日) 自然体リトリート 〜身体と大地の自然体にシンクロする一日〜


私は裏方ですが、心をこめておにぎりを握ります。



* * * まかない日記 * * *

片道4時間以上の距離を、南房総までお出かけしたときのお弁当。
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雑穀小豆ご飯に、アスパラとにんじんのピクルス、空豆のグリルもどーんと入れて。

茶色いのは、鶏よりもおいしい、たけのこ×高野豆腐×しいたけの唐揚げ。
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ちょいと味濃くなってしまったけど、相変わらず美味しかったです。

6月の出来事で間違いなくダントツの思い出になった、南房総。
尊敬する一家の、開拓&自然農生活、かっこよかったな〜!!!
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SさんSちゃん、おもてなし&ご案内、ありがとうございました!
必ずまた行きまーす!
posted by miya at 03:31| Comment(0) | 自然療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

結婚記念日

明日は結婚記念日。
もう4年経ったなんて。
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(再婚が決まって、正式に娘を連れてご挨拶に行ったとき)


結婚することと、父親になることが
まとめてどぉーんと押し寄せた4年前。
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夫の圧倒的な寛容さと、忍耐強さとで
3人の生活は、どうにか軌道に乗っていった。(⇒なんじゃもんじゃ
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学さんに子どもが群がる率もあがったね。
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(甥っ子たちとうちの長女)


結婚式こそしなかったものの、
つくばのナチュカフェさんを借り切って、両家の顔合わせをしたし、
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自宅には夫の友人が大人から子供まで30人近く集まって
ホームパーティーを楽しんだし。

都内では大学時代のサークルの、大御所から若手まで集まっていただき
結婚パーティーをした。(⇒宴で歌う問題児たち
長女の小さい背中が懐かしい・・・

もう、あんなに大勢の人と集まる機会はないのか〜と思うと不思議な気分。
再婚だからって卑屈にならず、普通に結婚式もやったらよかったと、今なら思う。

3人家族が、今では5人家族。
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夫の写真を探すと、畑にいるか、子どもに囲まれているかのどっちか。
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生き方、暮らし方がどんどん変化してきて
出会う人、共に過ごす人も、ちょっとずつ変わってきた。


まだまだ過渡期の私たち。
結婚記念日には、何して過ごそうか。

写真を振り返ったり、動画を観たりして、
思い出話に花咲かせてみようかな。


「夫婦」関連記事:
記念日 しみじみバースデー 最期を選べるなら 幸福は砂のように 「20年後の私へ」 〜今、わたしは中2です〜 



* * * お知らせ * * *

女性限定、乳幼児同伴OKの企画をしてみました^^
身体の不調を感じている方、ぜひどうぞ。

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6.30(金)第18回 マインドボディヒーリング(心身治癒法)講座〜頭痛も腰もまとめて体質改善!




* * * まかない日記 * * *

もう畑ではすっかり豆類が固くなり、来年の種になりつつあります。
半月前くらいまでは豆ラッシュで、贅沢だったなぁ。
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空豆は莢ごとグリルでじっくり両面を焼くか、
薄皮ごと、ごはん(+日本酒、塩)と一緒に炊き上げて楽しみました。

グリンピース(えんどう豆)仕事は、3歳になった次女にお願い。
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まだ莢をまっすぐには割れないらしく、苦労しながら豆を出してました^^

少しのお酒と塩とを加えたお米に、えんどう豆を散らして炊きました。
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ゆきのしたのお浸しと、野菜スープの豆乳味。
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ごちそうさまでした!

さぁ、夏至は過ぎたけど今日は明るいから、キャンドルナイトやりまーす。
ではでは^^


ラベル:夫婦
posted by miya at 17:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

おむつなし育児(9〜10ヶ月)

先日に引き続き、おむつなし育児の近況です。


◆外出先ではまだ素直、家のおまるは困難に◆

<9ヶ月>
ずり這いがパワーアップ、身体も大きくなり
おしっこ・うんちのサインを発することが減ってきました。

ここへきてうんちのおまるゲット率が40%くらいまで低下。

本当の本当に「今、出る!」っていう直前にしか
素直に座ってくれなくなってしまったので、
特に家にいるとき、おまるのタイミングが難しい。

外出中はきちんと決まった場所(車の中)で、
適当なタイミング(到着したとき、出発するときなど)に座ってもらうと
割とちゃんと出してくれるので、助かっていました。

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◆春は「やり手水」にぴったり◆

暖かい4月を迎え、
久々に畑でも「やり手水(ちょうず)」が復活〜。

ぐずったときにおむつを外し(大概は濡れてない)、
下半身を草むらに向けて捧げて待っていると、
ちょろろろろろーっと見事な放物線を描きます。

待っているときに、大人が別の人とお喋りしているくらいの
プレッシャーない状態がいいみたい。

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◆うんちゲット率、ついに0%に◆

<10ヶ月>
絶対これから出るよね!という予感はあるので
おまるに座ってもらうものの、出してもせいぜいおしっこだけ。

とにかく、うんちは自分一人でやりたいらしい。
排泄に干渉されたくない時期が到来か!?


こんなとき、おまる上で全力でのけぞって暴れる息子に対して
大人が決してイライラしないように、面白がることにしていて

「うんこ自由党、うんこ自由党の新人、○○○でございますっ」
「うんこの自由を実現する社会へ!うんこ自由党をよろしくお願いします」

とかなんとか、まぁ選挙風に息子の気持ちを代弁?して(笑)
自分たち大人の気持ちも明るくなるように気を付けています。


一度にまとめておまるに出していた頃とは違って、
やっぱりお尻が気持ち悪いらしく、数回(3〜4回)に分けて
家にいる時間帯、朝に夕にと小出しになってきました。

ほらー!おまるにすればいいのにー!って、つい思っちゃいますが。。。
なんせ、うんこ自由党ですからね。仕方ないですよね。

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◆おまるは寝てる間だけ・・・◆

もうね、日中のおまる、ほぼ拒否です。
やり手水はよっぽど我慢した後だけ。

寝てる間のおまるは、授乳しながらあてがっていて
2〜3回に1回くらいしかおしっこしないようになりました。

きっと膀胱が大きくなってきたんでしょう、
夜におしめを濡らすことが減り、洗濯はずいぶん楽になりました。


◆トイレは怖がって無理、でも外出は楽◆

生後5ヶ月頃のおむつなし育児の振り返りで、
「これからはトイレでしてくれたらな〜」と書いたものの
トイレという空間を怖がってしまい、全くできませーん。

でもその代わりに、5〜6時間の外出ならほぼ何も出さないので
おしめを汚すこともほぼなく、お出かけが気楽になりました。

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◆夏は裸で!?◆

最近、忙しさにかまけて日中のおまるを完全に諦めてしまって
息子としても、夜以外は布おむつに出すのが慣れっこになっている印象。

せっかく夏に向かうので

・排泄の記録をつけて傾向を探る
・梅雨が明けたら裸で過ごさせる
・庭で自由に排泄させる

など目論んでいますが、はてさて。

せっかく夏だし、
いくら汚しても良くってよ!!と、太っ腹で見守りたいなぁ。


関連記事:「おむつなし育児」タグの記事はこちら



* * * お知らせ * * *

今週末、17日(土)から田植えスタート!
朝の30分が昼間の2時間に匹敵するので、ぜひ早起きを・・・。

つくし農園 ⇒ 朝5時半から!6月集合日のお知らせ
こぐま塾 ⇒ 7時から!【味噌】6月17日(土)集合日のご案内(田植え)

それに、同じ実習を3ラウンド行う夫、ファイト〜!



* * * まかない日記 * * *

お豆腐を水切りして、オリーブオイルで炒めながら塩胡椒すると
カッテージとモッツァレラの中間くらいのチーズ風になって、おいしい。
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先に自家製アンチョビとニンジンの葉っぱを炒めておき、
あとからお豆腐を崩し入れてじっくり炒めました。

しっかり塩をきかせて、ショートパスタとあえて。
おいしかったな〜〜!ご馳走様でした!!
posted by miya at 23:54| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする